階段

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

今、工事をしております、

みなかみ町の現場では、

大工工事も大詰めに

なってきました。

僕は、

現場と作業場を行き来しながら

階段の製作をしています。





以前、ブログでも書いたのですが、

1階と2階の架け橋となる階段、

これが繋がる瞬間がたまらなく、

気持ちが良くて、

階段づくりは、好きな仕事のひとつなんです。

階段づくりは、

木を削ることから始まり、

作業場で下ごしらえをしてから、

現場で組み立てます。

作業工程が多い上に、僕は

仕事が早い方ではありませんので、

時間がかかってしまいます💦

より多くの経験を積むことが大事かと思いますので、

「丁寧に、そして前回よりも早く」

って、自分に言い聞かせて仕事をしています。

外では、左官屋さんが、 

外壁仕上げの工事をしています。

作業してくれるのは、

大切な仲間であります、

松井左官工業さんです。

こちらの左官工事も、

作業工程がありますので、

すぐに仕上げ塗りという訳には

いきません。

最初は、建物や現場が汚れないように養生をしてから、





ダブル断熱の外断熱である

EPSボードを留めているビスの穴埋めです。




松井左官さんは、

親父さんと2人の息子さん兄弟の

3人で作業されているのですが、

この日は、親父さんの代わりに

若い方がいらっしゃいました。

お聞きしますと、

お兄さんの息子さんです。




おじいちゃんの代わりに

お手伝いに来られたそうです。

お父さんにやり方を教えてもらいながら、作業をしています。

お父さんや叔父さんが、

手際良く、

簡単そうに穴埋めをしている横で、

丁寧に何回も撫でながら、

時間をかけて、

1つの穴を埋める息子さん。




微笑ましくもあり、

感慨深くもありました。

初めての仕事をする時、

見様見真似でやってみて、

何回もやり直して、

時間がかかって、

誰にだってこういう時期が

あるんですよね。

最初から、

上手くできないですし、

効率なんかとても考えられない。

だけど、

それを温かく、時には厳しく、

見守ってくれる人がいるんです。





その人だって、こういう時期を、

しっかりと歩んで、

乗り越えて来たから、

今、こうしてお客様に必要とされて

仕事をしているんです。


僕は、しばらくの間、

じっと見ていて感じました。

これこそが、

『人材育成と技術の継承』

なんです。

中澤建設の協力業者さんは、

30代〜40代の方々が多いです。

業界でいえば、

若いチームだと思いますが、

『人材育成と技術の継承』を

することに、

まだ早いなんてことはありません。

家づくりを続けていく為に、

お客様の大切な家を守り続けていくために、

みんなで、取り組む大切な

共通の目的だと思います。

とは、言いましても、

中澤建設も男女問わずに、

若い大工希望者を募集しておりますが、なかなか見つからないのが、

現状です💦

松井左官さんの息子さんが、

作業されている姿は、

本当に嬉しかったです😊

期待しすぎも、

よくないと思いますし、

左官屋さんを続けていくのか

まだ、わかりませんが、

みんなが見守っています。

焦らずに、一歩一歩、

階段を登っていってほしいです。