こんばんわ!
中澤やすゆきです!
お客様との家づくりのお話です。
出会いは幼稚園の頃、35年の長いお付き合いになる友人に、今から13年前、
「俺の家をやすにつくってほしいんだよね」と声をかけてもらったことが始まりです。
当時の僕は5年間という大工の修行を終えたばかりで、やっと鋸で木を切れるようになったくらいです。家づくりの右も左もわからない今よりもっと半人前でしたので、すべてがはじめてのことばかりでした。
どんな家にしようかと打ち合わせをして、はじめて描いたプランニングを見てくれた時も、
「やす、いいじゃん!」とご夫婦で喜んでもらえたことがすごく嬉しくて、今でもプランニングが好きな理由のひとつです。
お打ち合わせは、お住まいのアパートで行っていました。現在は中学3年生息子さんが、当時は2歳くらいだったでしょうか、僕のことを「やちゅ(やす)」なんて呼んでいて、洗濯カゴに乗っけてした飛行機ごっこ、子供が得意な終わりのない
「もっかい(もう一回)」のエンドレスコールもこの時初めて経験しました。
お打ち合わせは何回、何十回と行いました。
でもその中で、家の話は半分か半分もなかったんじゃないかと思います。家のことを話していても、話はすぐに脱線してしまうのですが、それがまた楽しいんです。
この雑談も楽しいだけではなくて、雑談の中にはお客様の好きなこと、日常生活、僕達がお手伝いできる幸せな暮らしのヒントが隠れているものです。
上棟してから少し経ったころ、ご主人が
「仕事帰りに現場によって、2時間くらいねっ転がって色々想像しちゃったよ!
いい家だね笑」と連絡を下さったことがありました。
周りも囲われていない、骨組みだけの家に寝そべって、自分の家を見上げ、家族の幸せを思うこと、これが家をつくるお施主様の気持ちなんだとしみじみ感じた瞬間でした。
僕にはじめての家づくりをさせてくれた友人ですが、友達だから家づくりを頼んでくれたのだと思います。でも、友達だからと言って簡単に頼めることではなくて、すごく勇気のいることだと思います。
この一棟のおかげで、家づくりを学ぶことがてきましたし、家づくりを好きになる事ができました。
僕にとってはじめての一棟、この家をつくらせてもらえたことは僕の人生においてものすごく意味のあることなんです。
「俺たちよくわからないからまかせるよ」と
僕のことをなんでも信じてくれたことも、
一緒に積み重ねた時間も、この家づくりがあったから僕は今家づくりを好きでいられるんだと心からそう思います。
これからも末永くよろしくお願い致します。
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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。
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