こんばんわ!
中澤やすゆきです!
仕事で帰りが遅くなった時の帰り道に眠くて仕方なくなる時があります。
どうしても我慢出来なくなりますと、コンビニに車を停めて仮眠をとるのですが、なるべく家に帰る為に頑張ります。
と言いましても運転中の睡魔はとてつもなく手強いですので、そんな時はとっておきの秘策“チョコモナカジャンボ“を食べて目を覚ますようにしています。
眠い時に食べると更に眠くなるのはわかっているのですが、食べた瞬間に目が覚める効果を利用して睡魔と戦います。食べ方としましては、一気に食べ切ることはぜず、とりあえず1ブロックを食べます。そしてまた眠くなってきたら1ブロック食べるという繰り返しの味わい方です。
なぜ僕がチョコモナカジャンボを選んでいるかと言いますと、美味しいからとか大好きなアイスを食べる為の理由付けでは無く、アイスがモナカという断熱材に挟まれていますので、外気温の影響を受けづらく溶ける速度がゆっくりだからです。倉渕までの長い帰り道には最適なアイテムということなんです。そしてわかりやすく食べやすい、全部で18ブロックに分かれていますので、2分置きに食べる計算ですと36分間の運転が可能になります。
それでも家に到着できなければ、大声で歌ったり、自分で自分の顔をビンタしたりしながら睡魔と闘います。
そのくらい夜はめっぽう弱く、普段も妻から
「やっちゃん、本当にのび太くんだよね」と言われるように、布団に入って10秒くらいの時間をいただければ眠れるくらい寝付きがいいんです。しかしこんな僕でも、なかなか寝付けないことが稀にあります。
先週末から始まった伊勢崎市の新築現場では、土台の敷き込みが始まりました。つまり、中澤建設の『現場での』大工工事が始まったことになります。
この土台敷きは、建物の高さの水平精度や壁の通りが真っ直ぐになることに直結するとても大切な作業ですので、慎重にしっかりと時間をかけて行います。
土台敷きを行うということは、建て方の日程も近いことを意味しますので、この頃からスマートホンの週間天気予報を頻繁にチェックします。建て方は、クレーン車を頼んだり応援の大工さんにお願いしている都合がありますので、天気の行方がとても重要になってきます。
少し雨マークでも出ようものでしたら
変わることを期待して1時間置きに天気予報をチェックするくらい気が気じゃないんです。
この建て方前のソワソワする気持ちは、心配症でビビりの僕はなかなか慣れることができません。気を張っていることもあり、疲れも感じませんし、布団に入っても寝付くことができません。よく眠れない時にひつじを数えるといいますが、この時の僕は柱を数えながら眠りつきます。
構造材を組み上げる『建て方』は高所で行う危険が伴う大工作業です。作業に携わって下さる方々が怪我なく無事に組み上がるまでは一瞬たりも気を抜くことはできません。
そして、中澤建設では構造材の加工はプレカットではなく手刻みで行っています。
人の腕による作業ですので絶対に間違いがないとは言い切れません。間違いは直せば良いのですが、建て方が進まなくなる可能性も十分にありますので、棟木が納まり屋根の下地が終わるまでは、常に張り詰めた緊張感があるものです。
手刻みは中澤建設が新築工事で行う最初の仕事です。それは、天然乾燥した材木を倉庫の中から選ぶところから始まります。
今注目されている効率化を考えた、これからの家づくりと比較すると時間をようするこの作業は時代の逆方向に向かっているのかもしれません。
工場で墨付け・刻みをしている途中でお客様に見学に来ていただき、
「今目の前で加工している材木が実際に使われるものなんです。」と説明させていただきます。
材木一本一本に思いを込めた家づくり、大工が木と向き合う、手仕事と向き合うという中澤建設が大工工務店として大事にしていることをお客様にお伝えし、見ていただく時間を大切にしたいんです。
特別な緊張感の中、無事に建て方が完了して明日上棟式を行います。
完成まで気を抜くことはありませんが、程良い緊張感を常に持ちながら工事を進めていきたいと思います。
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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。
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