少しずつ高い山に

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

「新年になったら、何かしたいよね」と年末から友人家族と相談をしていました。

昨年のお正月は、お互いの仕事や家族の都合を考え、

「子供が小さいうちのお正月くらいしか遠くに行けないよね」ということで、思い切って23日で大阪京都旅行に行ってきました。

しかし、今年はスケジュール的に泊まりは厳しいとなり、1日だけでも充実したお正月を過ごせる計画をたてることにしました。

色々な話しをする中で、

「山でも登って、山頂でカップラーメン食べようよ🍜」という面白い意見が出ましたので、こちらで計画を進めることになりました。

と、言いましても普段山登りなどしていないメンバーです。中澤家の三男が年齢が1番下なのですが、4歳でも登れる山でなければいけません。

昨年秋に、僕と長男次男は地元消防団の親睦イベントで、妻は友達と一緒に同じ山を登ったことを思い出しました。

その山は浅間隠山という、倉渕が誇る名山なのですが情報収集をしていたら、今は積雪があり雪山専用の靴などそれなりの装備が無ければ厳しいとのことでした。

何か事故が起こってからでは遅いので、泣く泣く断念し、それでも一度計画したことですので、山に登り、山頂でカップラーメンを食べたい気持ちがおさまりません。

そこで、榛名富士登山案が上がり妻による入念な下調べの結果なんとかなるんじゃないかということで、

榛名富士の家族登山計画を実行することになりました。

登るペースに個人差はもちろんありますが、小学生高学年男子は、どんどん登って上から

「お〜い!!」と声をかけ、小学生高学年のお姉さんは、妹にペースを合わせる流石の優しさを見せてくれます。

僕達大人は、中澤の三男に負けないように後をついて行くのに必死です。

「ぜぇぜぇ」言いながらも、一歩一歩踏み締めながら登るのは、苦しくも気持ちいいものです。ノンストップで登り続けて30分、ようやく山頂に到着しました。

山頂からは、本家富士山も見えましたし、憧れの東京スカイツリーも拝むことが出来て、望むその景色は本当に素晴らしいものでした。

そしてお楽しみのランチタイムです。

登った後にみんなで食べる温かいカップラーメン、両家では滅多に口に出来ないご馳走ということもあり、全員が嬉しそうに

「おいしいね😊」って食べる様子は、何にも変えられない素敵な時間だと思います。

今回の登山計画の中で、

「ただ登るだけではなく、目に入ったゴミを拾いながら登りたいね」と話していました。

山頂へ向かう道中、基本的にきれいな山道なのですが、たまにはゴミも落ちています。落ちているゴミも誰かがわざと捨てたものだけではなく、僕達のように山頂でご飯を食べていて風に飛ばされたものもあるかもしれません。

目に映る景色がきれいになれば気持ちいいですし、ゴミを拾うことは山を登りながら、無理なく出来ることですので、ゴミ袋とハサミをもってクリーン作戦も実行しました。

家族で初めて登った榛名富士の登山ですが、山頂まで頑張って山を登るということはもちろん大切な目的ですが、本当に大事なことはそこではないのだと思います。

少し早いペースで先を行き、危険な場所があれば後から登ってくる仲間に伝えること、

仲間のペースに合わせて一緒に登ったり、

大変な時は手を貸して協力すること、

声を掛け合い励まし合うこと、

小さな発見に感動すること、

同じ目的を達成したことを皆で喜ぶこと、

山登りも日々の生活も仕事も同じことが言えると思いますが、その道中で、

自分が誰と何をするのかということが1番大切なことだと思うんです。

山の高さも関係なくて、

どうやって登ったのかがすごく大事なことなんです。最初から高い山なんて登れるはずがありませんので、低い山から少しずつ高い山に挑戦すればいいんです。

16日の仕事始めから、同業者である工務店さんの若き後継者さんが研修ということで、自社を離れて、中澤建設の1人として働いてくれています。

半年前のことですが、僕の中で思うところがありまして、お誘いさせていただきました。

長い間、共に同じ時間を過ごすことになります。楽しいこともたくさんあると思いますが、お互いに苦しい時間を過ごすこともあると思います。

長期間とはいえ限られた時間です。11秒を無駄にせず、お互いにとってこの時間が生涯忘れられないような大切なものになるように、意味のある毎日を過ごしたいと思います。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・