バトン

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家は、夜9時頃になると子供たちがコタツで横になり始めます。

「コタツで寝ないで、布団に行きなよ〜」と僕や妻が言うのですが、コタツでゴロゴロするのが好きな僕と妻から言われても説得力がありません。

この後少しコタツで寝てしまうことがあるのですが、寝ぼけてなのか浅い眠りだからなのかわかりませんが、先日長男が寝ながらした動きを見て驚きました。

突然の出来事に実際の写真はとれなかったのですが、

こんな感じで自分の手を優しいタッチで撫でながら往復する動きをしていました。なぜ驚いたかと言いますと、この動作と全く同じような動きを僕も昔からしているからなんです。

眠い時に半分意識がある中で行う時もありますが、完全に眠っている時もしています。初めて妻に見られた時は、とても気持ち悪るがられましたが、無意識でやっていることなので仕方ありません。

そしてこんなことを長男に教える筈ありませんので、僕と同じ動きをしている長男を見た時は驚きました。いつどのタイミングで僕の変な癖がうつってしまったのかはわかりませんが、生まれてから毎日一緒にいるのですから言い方とかリアクション、行動などが自然と似てきても不思議なことではありません。

倉渕の現場では、大工工事が大詰めになってきました。中澤建設の社員大工チームは、伊勢崎の現場で作業しておりますので、こちらの現場は助っ人の大工さん、小池建設の小池さんにお願いしております。

小池さんは、中澤建設に25年間勤めてくださり、一昨年に独立された大工さんです。僕よりも現場経験、中澤建設経験が豊富ですし、大工としての腕前もとても適うものではありません。そんな小池さんが中澤建設の現場に応援に来てくれることは本当に有難いことなんです。

一緒に仕事をしている時はこんな風に素直に感謝することが出来ませんでしたが、助けてもらえる立場になったことで、このことに気付くことができました。

お世辞抜きで、もともとすごく丁寧なことは知っていましたし、13年間一緒に仕事をして苦楽を共にしてきましたので、どういう仕事をされるのかはよくわかっています。重要で細かな納まりもお互いに「これがいい」という感覚が似ているので、どんな仕事も安心しておまかせ出来るとても大切な存在です。そんな小池さんの大工工事ももう少しで完了します。

伊勢崎の現場では、外壁工事が仕上げ間近になっております。外張り断熱材のEPSボードに外壁表面の強度となるベースコートとメッシュシートを使用した下地の施工が松井左官さんの手で進められています。窓や配管周りに関しては左官だけでなくシーリングを使用した防水処理を行います。施工をしてくれるのは、中澤建設の防水工事をしてくださいます、コーエイの須永さんです。

左官屋さんと防水屋さんの連携がまた素晴らしくて、いつも変わらないメンバーで行う工事ですので、打ち合わせをしなくても次に作業する人が作業をしやすいように丁寧に作業を繋げてくださるところも中澤建設の最高チームの強みです。

コーキング工事の前日に松井左官さんから、「明日は須永さんが来るの?」と聞かれましたので、

「明日は須永さんから独立した佐藤さんが来ます」とお伝えしました。すると松井左官さんが、

「コーエイさんは、親方が丁寧で上手だし、熱心に教えていたから、どちらの人が来ても安心だよね」とおっしゃっていました。

本当にその通り、全く同感でこの話をきいた時には嬉しくなってしまいました。シーリング工事をしてくれるコーエイさんの仕事は、仕上がった現場を見ただけでは、どちらの方が作業されたのか分からないくらい惚れ惚れしてしまう綺麗な仕事です。

このシーリング工事もこの後に松井左官さんが作業しやすいように施工されていることろがまた素晴らしいんです。

思いやりをもって作業したこの仕事も、仕上げた後には見えなくなってしまう今しか見ることのできないものです。目に見える家づくりの裏側では、職人さんが丁寧に確実にバトンを繋いで作業が進んでいくことを改めて感じることができました。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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