こんばんわ!
中澤やすゆきです!
今中澤家では、WBCで盛り上がっています。
子供がサッカーをしていることもあって、野球の試合をテレビで見ることはほとんどありませんが、僕も含めてミーハーな家族なのでこの時ばかりは、日本国民として代表の皆さんを応援しています。
試合を見ていますと、
画面には”ヌートバー先制打”や
解説の人も”ヌートバー、ヌートバー”と言っています。聞きなれないフレーズでしたので、
「ヌートバーって何のことなの?」
と家族に聞いてみますと、
長男「パパ、ヤバいね。」
次男「知らないの?」
妻「やっちゃん、この人知らないなんて時代に取り残されてるよ。タキ(4歳の三男)だって知ってるよ」
と家族から言われました。
ヌートバーさんは日本代表の選手だとこの時知りました。しかも相当活躍されていますし、チームのムードメーカーみたいな紹介もされています。
自分の情報量の少なさに恥ずかしくなります。流行に乗ることは、好みや考え方もあるのでどちらでも良いことだと思いますが、旬な出来事などの情報を得ることは必要なことだと思います。
洋服のトレンドも色などを少しでも取り入れるとオシャレになりますし、自分で自分を素敵にする意識は何歳になっても大切なことだと思います。それも、無理な若作りや背伸びはしないで、今の自分に合わせて、自然体であることが大事だと感じます。
現場では、床板の施工が進んでいます。
材料は中澤建設の基本仕様になっているクリの床板です。
今回使うクリ材は、およそ2年前から僕の住む倉渕で四季折々の風を感じながら時間をかけてゆっくりと自然乾燥させた一品です。
クリ板ですが、自社の加工場で原板を1枚1枚チェックしながら仕分けすることからはじめます。この作業は、中澤建設で誰よりも木に詳しい父親と修行中の松島くんで行いました。
桟積みしたクリの板は、全てが床になる訳ではありません。曲がりやねじれの影響で全体の1割くらいは床板になりません。床板に出来ない板は、薪ストーブで中澤家の燃料になるので、決して無駄にはなりませんが、床板にする目的で桟積みから自然乾燥したことを考えると、クリ板がいかに貴重なものだということがよくわかります。
なので床板を張る時にも使える部分は最大限に生かした施工をしています。床板の継ぎ目もランダムになりますし、短い板が入ることもありますが、急所をおさえてきちんとした施工をすれば何の問題もありません。
僕にとってみたら、規則正しく継ぎ目を合わせるよりも不規則な継ぎ目の方がクリの床板が持つ木目や木肌が活かされて良いと思います。
床板はお客様が生活する中で、足の裏や手のひらで1番触れている場所です。その場所に
クリの特徴である堅すぎず柔らか過ぎない丁度良い肌触りを感じていただきたいことも僕がクリの床板を使っている理由です。
特別なメンテナンスをする必要もなく、時間が経つにつれて色も濃くなり艶と味わいが出てくる、こんな経年変化の美しさもクリの木の魅力のひとつです。
流行などの新しいものを楽しむこともとても大切なことですが、好きなものが変わっていく様子を楽しむことが家づくりの素晴らしさだと僕は思います。
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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。
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