こんばんわ!
中澤やすゆきです!
日々の生活で日課にしていることは、朝コーヒーを飲むことや風呂で左手から洗うことなどいくつかあるのですが、今年に入ってから毎日続けていることが読書です。今まで全く本を読まずに生きてきた訳ではありませんが、成人してからの20年で10冊も読んでこなかったと思います。
やりたいことを実現するにあたり、気になることがありましたので、それを調べる為、年末に書店にいきました。いざ本を探してみますと同じテーマでも様々な表現がされていて、どの本が良いのかわかりません。少し立読みさせていただき、読みやすそうだと感じた本を手に取り読書がスタートしました。
本と同様に漫画でも同じことが言えるのですが、僕はとにかく読むのが遅いです。若い頃に妻と漫画を読んでいたことがあったのですが、妻が一冊読み終わる頃に僕はまだ半分も読めていないことがありました。
「やっちゃん、まだそこなの?」
と、ウサギとカメのウサギ並みに言われたことがありますが、僕にとって見れば、
「本当にきちんと読んでるの?」
と疑問に感じていました。
ちなみに僕は、ドラゴンボールの漫画を読む時に「ザザッ、スッー」といった効果音も読むタイプです。そして、読解力が非常に低いと言いますか、よく言えばストーリーに入り込み、その場その場で理解しながらページを進めるタイプです。
それに比べて、文系女子の妻はさすがです。読むことも早いですし、読み聞かせも上手です。こどもが学校からもらってくる学年だよりを声に出して読みながら、途中に相槌を入れて感情を表に出している様子を何度も見たことがあります。内容次第では、どこぞの女優並の表現をすることだってあります。これは、文章の読み取る力があるからこそできることなので関心します。
読解力も欠けている上に、読めない漢字も登場してくるとそれを調べてから進みますので人に比べると時間がかかっていると思いますが、国語が苦手な僕もこの歳になって読書の面白さを感じています。
内容はもちろんですが、表現方法や文章の切り替え方、言葉尻、展開など書いている人によって違いますし、読みやすさや伝え方など、日々の会話や文章に結びつきますので、本を読むことはとても勉強になることを感じます。
自分のペースで読書をしている訳ですが、今は過去にサボってきた国語の授業をしているような感覚でその魅力を感じています。読み始めると時間を忘れてしまうので、1日30分以内と決めて毎日の楽しみのひとつになっています。
現在、車で5分ほどのお客様の家を施工させていただいております。こどもの頃からよく目にしたこちらの建物は、”特定歴史的景観建造物”と高崎市から名付けられている住宅です。
外壁と建具を修繕させていただくのですが、築120年以上の歴史に手を加えることは貴重な経験であり、緊張感もあるものです。
家は経年変化をしますし、築年数を考えると建物に使われている材料の寸法も様々です。外壁を施工するにも下地をきちんと決めなくてはいけませんし、その下地もどこを基準にして、何から手を付けるべきかなど悩むところです。
こんな時は、重力を活かして垂直を確認する「さげふり」という道具の出番です。今の時代だとレーザー墨出し器が一般的ですし、レーザを上手に使う良い方法があるかもしれませんが、僕の経験上このような修繕には「さげふり」が適任だと感じています。
アナログな道具を使ったアナログな方法ですが、確実な仕事をすることがベテラン大工の原田さんと僕の共通認識です。例え少し時間がかかったとしても、その時にできる最良をやるべきだと思っています。
目の前にある状況にしっかりと向き合い、お客様のことを想い、人として自分に誇りを持てるような仕事を未来に残したいと思います。
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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。
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