こんばんわ!
中澤やすゆきです!
僕は地元倉渕商工会青年部に属しています。地元の先輩にお誘いいただき入部をしてから今年で12年、地域のお祭りに参加したり、群馬県の青年部の方々と交流したりと様々な活動をしてきました。その中でこれからも大切にしていきたいと思っているのが”絆感謝運動”です。
この活動は、青年部として地域貢献出来ることを考えて行動し、地域と青年部そして青年部員同士の絆を深めるものだと僕は解釈しています。僕が青年部に入った年は河川敷の草刈りを行い、昨年は地元こども園の屋根掃除や出入り口のスロープの修繕などを行いました。

コロナ禍で学校イベントが行えない時期は、倉渕の子どもたちの笑顔を少しでも増やせるようにと普段の給食に牛肉をご用意させていただいた”青年部ワクワクランチ”も絆感謝運動です。

これは倉渕だけで行っている訳ではありません。6月10日が「商工会の日」になっており、この日の前後3週間を目安に全国の商工会青年部員さんが様々な活動を行っています。そして今年の絆感謝運動も先日行うことができました。
今年は、倉渕町で人気の遊び場であるせせらぎ公園
https://www.city.takasaki.gunma.jp/page/22515.html
近くの河川敷の草刈りと吊り橋のコケ取りです。何を行うかを会議で決めている際に、僕のような年上がいることもあり、普段は遠慮して意見を出せない若手部員から、
「吊り橋にコケが結構あって、子供が足を滑らせて危ないと思うんです。」
と意見がでました。
あまり目に付く場所でもないので、「よく知っているなぁ」と思い話を聞くと、土木工事をする際に現地確認で近くを通り気になったとのことでした。その状況を目撃したのがもし僕だったら、
「コケがあるんだ」と見るだけかもしれません。それどころか目に入っても何も感じないかもしれません。だけど、若手部員さんはそのことに気付き子供にとって危ないと感じたのです。
青年部は様々な業種の様々なタイプのメンバーがいます。そうなれば感性もイロトリドリなので意見を出し合えば自分1人では思いつかないようなアイデアが生まれます。これが商工会青年部の良さであり、繋がりを持つ意義なのだと感じます。
この意見には全員一致で大賛成となり先日作業を行いました。集合時間は午後3時、1年で1番昼間が長い季節の為夕方までしっかり仕事ができます。そして部員は30~45歳で今まさに働き盛りの若手です。働く場所が倉渕町内の部員ばかりではありませんので、みんな仕事を切り上げて集まりました。
この場所に来ないで仕事をすれば、お金は稼げますし仕事も進みます。でもみんなが選んだのはお金にもならない、仕事にもならない時間です。
「なぜそんなことをするのか?」
一緒にやる仲間の為、そして地域の為だからです。
青年部と言えばお酒もたくさん呑みます。やっとの思いで帰宅して、着替えることも出来ずに朝まで寝ている時の前日は大概青年部の集まりがあった時です。でも、そんなお酒が楽しみなだけの集まりなら僕は青年部を続けていられませんし、妻も背中を押してくれないと思います。
1人ではなくみんなで力を合わせ、仲間と一緒に地域を想った活動をできるから続けていられるのだと思いますし、これこそが絆感謝運動であり商工会青年部の在り方だと僕は思っています。




先日は自立循環型住宅研究会関東ゼミ、2024年の第1回「空調の基礎を極める講座(基礎編)」に参加させていただきました。こちらの勉強会は中澤建設が高気密高断熱の家づくりをする上でとても大切な学びになりますので、お誘いいただいてから必ず参加をさせていただいております。
今回も講師の森こうすけさんに空気の中の水蒸気の量である”湿度”と空気が持つエネルギーの量である”比エンタルピー”について教えていただきました。
空気線図にある線と数字、様々な単位と向き合いながらの講義に身構えてしまいそうですが、森さんは自分のようなタイプにもわかるように例を使いながらわかりやすく丁寧に教えてくださいます。その為、少しずつではありますが前回よりも空気の世界が理解出来てきた感覚があります。
考えてみれば、森さんが丁寧に教えてくださることで、自分にとってお客様に対して空気の説明をする時に、きちんとした理由をお伝えする為の学びにもなることを感じます。
学んだ熱量が冷めないうちにと、翌日の仕事終わりの夜に中澤建設で修行中の松島君と講義の中で残した課題と復習を行いました。すると講義の中では疑問に感じなかったことや新たな疑問が生まれてきます。
「これはどうですか?」
「これはこのことを言っているのでは?」
と意見を交わす中で松島君が1つの仮説をたてました。その仮説は面白く、確かにそうかもしれないけど1つの数字だけ根拠がないことに気付きます。
「よし、森さんに聞いてみよう」
ということで、今松島君が森さんに質問をさせていただいております。

先月で42歳になった訳ですが、この歳になって学ぶことに面白さを感じております。これも、学ぶことができる環境をつくっていただいているお陰様だからですし、楽しめるように教えてもらえているからですので本当に有難く感じております。
夜の復習が終わり、片付けている時に
「今、めっちゃ面白いです」
と言っていた松島くんの表情は僕が見たことのない顔つきでした。修行生活も残すところあと1週間になったところで、松島君のエネルギー量が少しずつ上がり始めております。
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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。
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