こんばんわ!
中澤やすゆきです!
過去のブログでも何度か書かせていただきましたが、僕はトマト🍅が相当好きです。どのくらい好きかと言いますと、現場終わりの帰り道に、帰ってから冷蔵庫に冷やしてあるトマトを食べることを想像して、ヨダレがでてしまう程です。
食べ方にもこだわりがあり、丸かじりに勝る食べ方はないと思っています。冷蔵庫で冷えたトマトを頬張れば一日の疲れなど何処かへいってしまい、もうひと働きするぐらいの体力は回復します。
丸かじり派の僕と違い母親は6等分カット派です。カットすることを否定はしませんが、僕以外の家族が食事を終えた時点で、6カット以上のトマトがお皿にあると
「いやいや、切りすぎでしょ~」
と思ってしまいます。カットしなければ丸かじりで食べられるのにと思いながらもカットしたトマトを食べる訳ですが、丸かじりを楽しみにしている僕としては少し残念ではあります。
母親には、
「今度からは、食べる分だけカットして俺の分は切らなくていいからね」
と伝えました。母親は、
「たくさん採れたから残ったら肥料にするからいいんだよ」
と言いますが、そういう問題ではありません。お皿に残ったトマトを食べ残しにしたくはありません。けど、トマトは丸かじりで食べたい、僕のこんな小さなこだわりを母親だから伝えられることができます。しかし、自分のこだわりを言えないことの方が多いことを感じます。
とある団体の集まりでの一コマなのですが、自分で吸ったタバコの吸い殻を持って、
「ゴミどこに捨てていいですか?」
と言っている方がいました。そのあとに続けて、
「いいやこの中で」
と飲み終わった空のペットボトルの中に吸い殻を入れて、またペットボトルを元に戻したのです。
自分には信じられない光景でした。例えどんなゴミでも自分が出したゴミであれば、自分で持ち帰ればいいと思います。その時に邪魔であればカバンでもどこでも一時的に置いておけばいいのです。ペットボトルに入れたら、それを片づける人がペットボトルを洗う時に大変な思いをするだけです。と言いながら僕はそのことを注意することはできませんでした。
自分が良くないと思っていることを伝えられない、これが僕の弱さだと思います。ならば、こうなる前にこちら側でゴミ箱や灰皿を用意して置けばよかったと思ってしまいますが、それはその場凌ぎで直接的な解決にはなりません。未だにどうすれば良かったのかと考えてしまうと同時に自分の未熟さを痛感しています。
内容は少し違いますが、先日参加させていただきましたセミナーで、同じく一緒に参加されていた若手の方の行動で少し気になることがありました。しかし、この件に関しては僕が気になっているだけで、必ずしも僕の考え方が正しいとは限りません。しかし、自分の思いをその方に伝えるべきなのか?
場合によっては恥をかかせることにもなってしまう?
自分は偉そうに言える立場なのか?
伝えたことで嫌われたくはない。
など、自分の中で葛藤しているうちに時間が過ぎてしまい伝えることができませんでした。
「自分は何がしたいのか?」
情けなさに呆れてしまいました。自分が悩んだことの答えなど簡単で、自分が言える立場なのか、など関係なくて、思ったのであれば伝えるべきだったのです。その場で恥をかかせると心配するなら終わったあとに伝えれば良いことです。お相手は素晴らしい好青年です。注意されたくらいで相手を嫌うような方ではありません。
それを教えて下さったのが、同じ会場にいらした大先輩工務店の社長様です。そしてその方は、僕が言えなかったことをしっかりと若手の方にお伝えしたとのことでした。
僕に出来ないことを、当然のように実行されている先輩工務店さん、いつもは近くで様々な時間をご一緒させていただいておりますが、人として、工務店の代表者として大きな差を感じます。
しかし、こうしてその姿を僕達に見せて下さっているのですから、その姿からしっかりと学ぶことが礼儀だと思っています。追いかける背中は、まだまだ遥か遠くにありますが、自分の生き方を確固たるものにして進んでいきたいと思います。
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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。
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