こんばんわ!
中澤やすゆきです!
賑やかな中澤家
中澤家は、家族7人がひとつ屋根の下で暮らしています。その為、家の中はいつでも賑やかです。笑いと笑顔があっての賑やかさではありますが、子ども同士の小競り合いや妻と子どもによるバトルも中澤家の賑やかさだと感じます。
しかし昨日から家の中に少し変化がありました。長男と次男はサッカーの合宿に行き、妻も友達との予定があり家にはいません。つまり、一時的ではありますが家の中に4人しかいない環境になったのです。
三男と留守番
メンバーは、父親、母親、三男と僕です。昼間なら三男と公園に遊びに行ったりしますが、夜なので家の中で過ごすことになります。この顔ぶれだと静かな夜を想像してましたが、その予想は外れました。
ゴールデンタイムにやっていたクイズ番組で、結構盛り上がるものです。僕も久しぶりにこの時間にテレビを見ましたが、気がついたら母親と三男と一緒にテレビにくぎ付け状態になっていました。

実はこの時、僕はクイズだけでなく画面に映る新木優子さんに気を取られおりました。今まで、新木さんは実写版キングダムでの印象しかありませんでした。しかし、こうして俳優以外の様子を見るとその魅力に惹かれてしまいます。

クイズ番組を見ているのに、クイズに集中していないことを悟られたのか、三男から
「俺たちも絵しりとりをしよう」
と提案がありました。新木さんの虜になっていた僕も我にかえり、三男との絵しりとりを楽しむことにしました。
絵しりとりは、相手が描いた絵を当てて、その絵をもとに自分も絵を描き相手に伝えます。絵心も大切ですが、表現力と相手の絵を読み取る力も試されます。
この絵しりとりも非常に盛り上がりました。
「え〜、何これ?笑」
と悩んでも、お互いにヒントを出し合ったりして、もはや勝負というよりは楽しいゲームです。
そしてこの絵しりとりのもうひとつの楽しみが、最後に行う答え合わせです。自分なりに理解して進めた絵しりとりですが、実際に相手は何の絵を描いていたのかは、答え合わせしないとわからないものです。

最初に描いたのは三男です。

僕は「ダンス」だと思い夏を代表するあの食べ物を描きました。しかし、三男が描いた絵は
“B型インフルエンザウィルス”
だと言うのです。偶然語尾が「す」でしたので、繋がりましたがまさかの解答です。
「わかる訳あるかー!笑」
と思わずつっこんでしまいました。しかし、三男は大まじめに、
「頭にBのウィルスが入って熱が出ている様子だよ」と説明するのです。
最初から難問だとは思いましたが、僕の読み解く力が不足していることも間違いありません。そして自分が物事を簡単に考え過ぎていることも感じます。
その為、語尾が同じだったから、しりとりとしては繋がりましたが、三男が伝えたかったこととは全く違う理解になった訳です。
高崎市倉渕町の現場では、断熱工事が完了しましたので、これから気密工事が始まります。中澤建設は屋根断熱を行っており、垂木間に断熱兼気流止めとしてネオマフォームを入れ、その室内側に羊毛断熱材を入れています。厚みは300mmで、満遍なく充填できるように互い違いの2層構成で施工しています。

壁断熱は外断熱と内断熱のダブル断熱になっており、外断熱にはEPSボードを60mm、柱と柱の間には羊毛断熱材を120mm充填しています。

このような断熱構成にしていることで、UA値は0.23w/㎡・kの断熱等級7の建物になっています。中澤建設の新築での基準値を十分に上回った値ではありますが、大切なのはその数値通りに断熱材が働けるような施工ができているのかだと思っています。
それが断熱工事なのです。気密工事をしてからでは見えなくなってしまいますし、完成してからでは直すことなんてできません。今現在、実際に施工している段階で全てが決まることになるのです。
断熱工事は、ベテラン大工の原田さんと訓練校での厳しい課題と現場に全力で向き合っている渡部くんが行ってくれました。
断熱材は断熱欠損が無いように隙間なく入れること、そして気密シートに密着することが鉄則です。それを理解している2人の丁寧な手仕事は見ていて安心できる素晴らしいものでした。
高気密高断熱住宅の勉強をしていると様々な情報が入ってきます。その中には、壁の中で生じた結露によって躯体を劣化させてしまう恐れがあるという話しも聞くことがありました。
自然な現象として、湿った空気が壁体内に入ってしまうことは仕方のないことです。ならばその湿り空気が壁の中でそのまま停滞しないよう動かすべきだと思っています。そして必要以上に部屋の中に入れないことも重要なことです。
ここで、働いてくれるのが調湿性能が高い羊毛断熱材です。羊毛断熱材は、湿度の高い環境では水蒸気を吸収することができ、乾燥期には蓄えた空気を放出することができるのです。つまり壁体内で空気をコントロールする働きがあるのです。

そして中澤建設が強みとしているのが緑の柱です。
基礎に緊結する土台・大引きと建物を支える柱に緑の柱を使用しています。シロアリに対する対策はもちろんですが、この緑の柱を使用する大きな目的は別にあります。
それが、壁体内の湿気や腐朽菌による腐れを起こさせないことです。許容応力度計算による耐震等級3の家づくりをしていますが、それは新築時の話です。経年変化により、壁体内の湿気や腐朽菌などの影響を受けて、構造躯体が少しずつ劣化することが心配されます。

そこで、新築時の状態を10年、20年と持続する為に緑の柱が必要だと判断をしました。その結果、緑の柱と羊毛断熱材は壁の中で働いてくれる最強のタッグになったのです。
三男とした絵しりとりも答え合わせをしてからもう一度見ることで、その絵の内容をよく理解することができました。それと同様に、見えなくなってしまう建物の構造も実際に見学していただき、理解していただくことが大切だと思っております。
そこで、高崎市倉渕町のお客様に建築中の建物を貸していただき、構造見学会を開催することになりました。お客様が選ばれた自然豊かな倉渕町の素晴らしい環境と、お客様の命を守る建物の構造を是非ともご覧になっていただきたいと思っております。
ご予約、お問い合わせをお待ちしております。
中澤建設構造見学会
日時 10月25日(土)
10時〜16時
場所 高崎市倉渕町
※詳しい住所はお問い合わせ時にお伝えします
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中澤建設は山に囲まれた群馬県高崎市倉渕町にあります。創業50年の大工工務店です。高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本にしています。新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしています。
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