倉渕町の若者

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

やままつりを終えて

やままつり2025を開催することができ、何事もなく1週間を過ごすことができました。仕事でも段取りが大切であるように、イベントでも準備がとても重要になってきます。

その準備と同じくらい、終わった後も大切だと思っています。この1週間は実行委員のみんなも様々な心境で過ごしていたと思います。

まだ、みんなでの共有は出来ておりませんが、

「来場してくださったお客様に楽しんでいただけたのか?」

「協力してくださった方々に喜んでいただけたのか?」

と思っていることは間違いありません。

そんな心配な気持ちは当然あるわけですが、今年も自分達らしいやままつりを行うことができました。

ボランティアスタッフ

その運営を支えてくれたのが、ボランティアスタッフの皆さんです。

今年は5人の方が手伝ってくれました。

萩ちゃん

萩ちゃんは、やままつり実行委員会が結成して最初に開催した「KURAICHI」というフリーマーケットに出店してくれました。その時から今に至るまで、僕達の活動を並走するように手伝ってくれているのです。

「あのつまらないイベントにはもう行かない」

と毎度冗談を言いながらも、ずっと変わらずに助けてくれています。僕達を近くで見ているからこそ、的確なアドバイスも貰えるので、本当にありがたい存在です。

さとちゃん

続いて、中澤建設で修行をしていた松島さとちゃんです。修行期間中は、否が応でも手伝わなければいけない空気を僕が漂わせていたので参加をしてくれました。

しかし修行を終えた後は、僕も無理強いは出来ません。それでもさとちゃんは、栃木県との県境から長野県との県境まで、群馬県を横断してきてくれるのです。

直接聞いた訳ではありませんが、彼の心境は1年半の期間、苦楽を共にした僕が1番分かっています。それは、

「僕の第二の故郷の力になりたい」

「やすゆきさんの素敵な姿から男を学びたい」

「こんな素晴らしいイベントに参加できるなんて夢のようだ」

であるに決まっています。ボランティアスタッフとして手伝ってくれることを、いつも快く引き受けてくれることに感謝しています。

倉渕町の若者

そして今年から、倉渕町の若者がやままつりのお手伝いをしてくれました。倉渕町で生まれ育ち、高校を卒業して、次のステージで未来に向けて勉強をしている、むっちゃん、せきちゃん、まーちゃんの3人です。

むっちゃんとせきちゃんは、中澤家の子供達と同じサッカーチームでしたので、昔から良く知っています。まーちゃんは、倉渕の少年野球チームで活躍していたので、名前はよく知っていました。

とても勝手な思い込ではありますが、僕はこの3人の倉渕愛はとても強いのではないかと思っています。その理由は、進学してからも倉渕に関わってくれているからです。

中澤家の三男は学童クラブにお世話になっています。夏休みも妻がつくったお弁当を持って、学童に行くことが楽しみでした。

その学童で、夏休みの期間、アルバイトをしていたのがこの3人なのです。三男が3人に遊んでもらって楽しかったことを話している様子が印象的でした。

高崎市とはいえ、倉渕町は最北端の田舎町です。車の免許を取り、自由に動けるようになれば色々なアルバイトがあるはずです。

その中で、生まれ育った町の学童クラブを選択するなんてとても素晴らしいことだと思うんです。そして3人は小学校の運動会にも遊びに来てくれていました。

こうなりますと、もうこれ以上の言葉なんていらなくて、これを倉渕愛と言わずなんて表現すれば良いのでしょうか。

3人はやままつりでも大活躍をしてくれました。僕達がお願いしたことだけでなく、自分達の判断でその時に必要な仕事をしてくれたのです。その細かな配慮は、僕には到底、真似出来ることでは無かったのです。

そしてとにかく、悔しいほどにフレッシュで爽やかなのです。僕達にも彼らと同じ時代はありました。その時にこれほどフレッシュでは無かったと思いますし、何より地域には向き合えていなかったように思えます。

だからこそ、今の僕達が彼らから学ぶことが大きかったように思えるのです。

「来年は、彼女をつくって6人できます!」

なんて、ユーモアまで備わっていて、心の底から頼りになる3人でした。

高浪師匠

そしてもう1人、やままつり終了後の片付けを手伝ってくれた方がいます。それが、お仲間工務店である茨城県神栖市の高浪工務店の高浪さんです。

高浪さんは、僕も所属しているforward to 1985 energy lifeのブースでやままつり2025に参加してくださいました。茨城県からお越しくださり、イベントを盛り上げてくれただけでも、ありがた過ぎることなのですが、終了後の片付けまで手を貸してくれたのです。

高浪さんとは、お仲間工務店という関係だけではありません。中澤建設の家づくりでとても重要になる気密工事のことを教えてくれた、僕の師匠です。

わからないことがあれば、いつでも相談にのってくれますし、気密工事の施工をSNSで発信した際には的確なアドバイスをくれるのです。

遠く離れた場所からアドバイスをもらえることはもちろんですが、いつでも師匠が見てくれているという程よい緊張を持てることが、僕にとって大変ありがたいことなのです。

そんな高浪さんとは、気密工事では師弟関係ではありますが、それ以外ではお仲間であり、大切な友人なのです。やままつりの片付けは、開催日当日と翌日に行います。高浪さんは、当日だけでなく中澤家に一泊して翌日の片付けも手伝ってくれるのです。

実行委員も仕事の都合で全員が片付けに参加することができません。そんな様子を見た高浪さんは、

「時間はあるから手伝いますよ。気にしなくていいですから😄」

とお伝えしてくださいます。でもそれは違います。

忙しい中で、やままつりの片付けも出来るようなスケジュールを組んできてくれているのです。そんな粋な姿に甘えながら、僕もその姿を見習わなくてはいけないと毎度感じているのです。

前回のブログでも書かせていただきましたが、やままつりは多くの方に助けられて行えることを改めて感じることになりました。そしてそれは当然のように家づくりも同じなのです。

構造見学会を開催しました

昨日は、高崎市倉渕町で新築工事をしているお客様のお家をお借りして構造見学会を開催させていただきました。構造見学会は、完成してからでは目にすることが出来ない、工事途中の現場を見ていただく見学会です。

家の骨になる柱や梁といった木構造や、床下の断熱材の方法、天井裏や壁の中は、このタイミングでしか見ることができないのです。

構造見学会の裏側

だからこそ重要なのですが、現場の職人さんにとっては、大変なことだと感じています。見学会の日に合わせて工事を進めなくてはいけません。そして、来場されるお客様が安全に見学できるようなセッティングも必要になってきます。

その準備を僕も手伝えればよかったのですが、今週から始まる解体工事の準備があり、それは難しいものでした。

その為、原田さんと渡部てっちゃんに現場のことをお願いすることになりました。僕が現場に行けたのは見学会の当日です。

妻と一緒に玄関の引戸を開けてとても驚きました。工事中の現場にも関わらず、資材は綺麗に整頓してあり、脚立も気持ちが良いほど綺麗に並べてられています。

そして、気密シートの施工もたわみなど見当たらない、惚れ惚れするようなとても美しい施工でした。その様子は、お施主様にもお客様にもいち早く見ていただきたいという気持ちにさせてくれるものでした。

現場をつくりあげること

この現場をつくりあげてくれているのは、原田さんであり、渡部てっちゃんであり、現場に携わってくれている協力業者の皆さんです。

そんな皆さんの仕事と想いを背負って、構造見学会を行っています。だからこそ、自分の発する言葉には、責任があり、魂を込める必要があるのだと思えることができました。

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中澤建設は山に囲まれた群馬県高崎市倉渕町にあります。創業50年の大工工務店です。高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本にしています。新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしています。

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