時間割

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家で今1番流行しているのがインフルエンザです。先日の水曜日に三男が発症してから長男次男となり、隔離生活に付き合っていた妻もダウンしてしまいました。子ども達は回復傾向にありますが妻は今が1番辛い時だと思います。

変わってあげたいところですが、そうもいきませんので、食事の用意をしたり、普段は出来ていない家事をやること、そしてなるべく家族のそばにいるようにしたいと思っています。

改めて自分が日頃から家族に何が出来ているかを考えてみると何もしてあげられていないことに気付きます。家族と過ごす時間、仕事の時間、睡眠時間を振り分けて1日の生活を過ごす中で、もう少し自分が家事を行うことができれば妻が違うことに時間を使えることになりますので、これを機会に割り振りを考え直したいと思います。

仕事をしている時も様々な時間の使い方をします。先週の火曜日の午後は、Forward to 1985 energy life 北関東定例会に参加しました。我慢して省エネをするのではなく、賢く楽しく省エネすることを進めていくことを取り組みにしています。お誘いいただいたことがきっかけですが、その取り組みに賛同し、資格を取得してから1年間スキルアップの勉強会に参加し、昨年から中澤建設も拠点登録をすることができました。

3ヶ月に1度、拠点登録をされた北関東の工務店、材木卸業、建材流通業の皆さんが一同に集まり活動報告をするのが、先日行われた北関東定例会です。難しく書いてしまいましたが、僕のように家づくりに携わる方々が地球の未来を考え、省エネな暮らしの大切さをより多くの人に伝える為に会議を行っています。

家づくりを通してお客様にお伝えすることはもちろんですが、行政の方々にお話をさせていただき連携を取るような仕組みをつくることも行っていますし、地域のイベントに参加させていただきゲームを通じて省エネをお伝えしたりもしています。

家の中で家族が集まって生活することや窓の外に日除けをつけるなど、省エネの手法も様々ですが、省エネを伝える方法も様々であることを感じます。

この日は活動報告の後に一年半後に控える大きな事業の話し合いも行いました。本当にとても大きな事業ではありますが、省エネの大切さを伝えるという目的は一切変わりません。

話し合いの中で、一緒に参加されている群馬のお仲間工務店である(株)深澤の深澤健さんがお客様にお伝えしているインディアンの言葉を教えてくださいました。

それは、

「地球は先祖から授かったものではなく、子ども達から借りているもの」だということです。初めて聞いた言葉に衝撃をうけました。

深澤さんだけではありません。参加されている全ての方々から”子ども達の為”という言葉が何度も何度も出てきました。この場所にいる方々は、どうすれば子ども達に借りている地球を守っていけるのかを本気で考えているんです。

ここに集まる方々は、業務時間の合間に参加しています。僕も同じで、一緒に働く皆さんに業務をお願いできているから参加することができています。作業をしていれば、現場も捗りますし、現場を進めることが大切なのは承知しておりますが、目の前の仕事と同じくらいに未来を考えることも中澤建設として大切な業務だと思っています。

その役割は、自分にしかできないことですし、自分がやるべきことだと思います。この時間を大切に北関東の皆さんとしっかり取り組み、少しでもよい地球を未来の子ども達に返したいと思っています。

のりのお弁当

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

僕と修行中の松島くんのお昼ご飯は、妻の手づくり弁当です。いや、手づくりのお弁当です。毎朝4時起きの母親に続いて、5時に起きて洗濯機を回しながら、お弁当を作ってくれています。

僕が家づくりにこだわりがあるように妻もこだわりをもってお弁当をつくってくれています。そのこだわりは、出来のおかずを使わないことです。1年に2~3回は冷凍食品もあるかもしれませんが、それは無いに等しく、全てが手づくりです。

先日も朝起きるといつものようにお弁当の準備をしてくれていました。おはようと挨拶を交わしてから、

「今日はのり弁にしようと思います😊」

と発表がありました。ほっともっとのメニューでも基本のり弁を頼むのり弁好きの僕には、素直にとても嬉しいことだったので、

「ありがとう。そういうのいいなと思ってたんだよ」と伝えました。すると、

「何その言い方。もっと前からやればよかったのに!みたいな。このひと手間が大変なんだよ。」と少し怒られました。

確かにその通りです。ただでさえお弁当をつくってもらえることが有難いことなのだから、余計な言葉など言わずにただありがとうを伝えるべきだったと感じます。

毎日、お弁当の蓋を開けることが僕の楽しみのひとつです。この日は、のり弁だということがわかっていても、お昼に蓋を開けるのは楽しみな気持ちに変わりはなく、いつものようにあゆみちゃん特製お弁当を美味しくいただきました。

妻が日常生活で大切にしているひと手間は、お弁当だけではありません。会社に届く郵便物にも想いを込めた取り組みをしています。

中澤家の郵便ポストには仕事の書類や請求書など様々な郵便物が届きます。その郵便物のほとんどに付いているのが切手です。妻はこの切手部分だけをハサミで切り取り、何年も前から大切に保管していました。

と、その事は知っていたのですが実際にどんなことに利用しているのかは聞いたことがありませんでした。すると先日妻から、そのことについて話がありました。

妻が集めている切手は、封筒に貼ってあるものを切り取ったものでなくてはいけないようです。なので、ただ切手を集めればいいのではないそうです。そして切り取られた切手は、数量に合わせて全世界の様々な取り組みと交換できるということでした。

そんな様々な取り組みの中で、妻の切手は海外の医療現場でワクチンに代わるということです。とても素晴らしいことだと思いますし、自分も見習わなくてはいけないと感じます。

言うのは簡単なことですが、それを実行するのは、ひと手間がかかりとても根気のいる取り組みだと思います。ですが、しっかりと未来を見据えた国際貢献活動になるのだと思います。同じ家で同じ生活をしているのに、意識と知識の違いによって生み出すものが代わるということを妻から教えてもらいました。

倉渕町で行っている、築130年の住宅修繕は外壁工事が完了しましたので、建具工事を残すのみとなりました。高崎市で特定歴史的景観建造物と名前が付けられていますので、景観を守りながら中澤建設のオリジナルをつくらせていただきます。

建物を雨風から守ってきた雨戸を見ると130年という歴史を感じることができます。木製雨戸は初めてつくると言っている建具屋さんは、どう手をつけてよいかわからずに大ベテランの建具職人さんにつくり方を教わったそうです。

新しい雨戸と古い雨戸を見比べるとつくり方が全く同じなことに気がつきます。古い雨戸を取り外して持っていき、同じものをつくった訳ではなく、80歳の建具職人さんに教えてもらいつくったそうです。古い雨戸はその方が生まれる50年前につくられたものになります。雨戸をつくるという技術が人から人へ継承され全く同じ形で今に残り、これかの未来に繋げるのですから、手でつくることの深さと尊さを感じます。

今回の工事で玄関の引違い戸も新しくつくらせていただきます。玄関建具も完成し、ガラスを入れたら納められる状態になっているのですが建具職人さんにとって、気になることがあり、このままじゃ納品出来ないと悩まれていました。

お話を聞くと気になっているのは建具の一部です。僕にとってはあまり気になることではありませんが、ご本人はとても気になるようです。別の建具をつくりながら何日か手を付けずに置いたのですがある時に、

「あの材料を持ってきてほしい」

と話がありました。

倉庫の中にあるその木を渡すと完成した玄関引戸にひと手間をかけて何やら作業をしています。少しして建具職人さんから

「これどう思います」

玄関引戸にひと手間加えたサンプルをみせてもらました。

どう思うかと言いますと、最高です。

そして、楽しみに待っておられるお客様が喜んでくださる表情が思い浮かびます。

妻がしてくれるひと手間も建具職人さんがしてくれるひと手間も、つくり手が想いを込める先に相手の顔が見えるからこそしてもらえることだとなんだと思います。その想いにこたえる僕は感謝の気持ちだけではなく、きちんと声が届くように”いただきます”と”ご馳走さま”を伝えなくてはいけないと感じました。

魔法

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

昨日は、半日ほど業務を休ませていただき消防団活動を行いました。消防団と聞くと色々なイメージをお持ちの方がいらっしゃると思います。今年で入団して15年になりますが、僕も入る前は、お酒をたくさん呑んで、騒いでいるイメージが強かったことを覚えています。

以前友人の家づくりをさせていただいた時に、友人の奥様より、

「やっちゃん消防団やってるんだ。へ~~^_^」と何か意味深な笑みを浮かべられたことがあります。

イメージとはその人が様々な情報から思い浮かべる想像だと思います。実際にどうかなんてことは、その場所に行ってみないとわからないことです。消防団はボランティアとはいえ、色々な職業の方々が様々な意識で活動していることなので、多種多様な見え方になるのかもしれません。

翌日、つまり本日、くらぶちでは”高崎HANABIコンクール”という若手花火師の全国大会が行われました。空気が乾燥したこの時期に花火を行うことは、火災のリスクを考えると大変危険です。今年で5回目の開催ですが、数年前の花火大会では小規模な野火火災が発生したこともありました。

大会当日には、消防署の方々と消防団の方々も待機はしますが、火災が起こらないことが望ましいです。その対策として、前日に近隣で火が燃え移りそうな場所に水撒きを行なうのが昨日の消防団活動です。

僕の分団は、防災ヘリが撒く水の補充を行いました。大きなヘリコプターの登場に興奮してじっくり見たいところですがそうはいきません。群馬県に一台の防災救助ヘリになりますので、いつどこで必要とされ出動になるかわかりません。緊張感のある中で、出来る限り最速でヘリに水を送ります。

ヘリによる水撒きは2回ほど行われました。その後は、会場で既に水撒き放水をしている他の分団のお手伝いをさせていただきました。火が燃え移る恐れのある竹林に放水するのですが、水が通るホースはとても重く、場所を少し移動する時もみんなで力を合わせないと動きません。

足元を選ぶことはできませんので、みんな泥だらけになり、風向き次第では水も返ってくる為濡れますので、冬季には非常に過酷な作業です。

ちなみに僕が写真を撮れているのはサボっている訳ではありません。僕は、水を送る機械を操作する役割があります。なので、操作に集中しながら皆さんの勇姿を記録することができたということです。

無事に水撒きを完了して、消防車両を置いておく詰所に戻ったのは夕方です。汚れたホースは、綺麗に洗い天日干しで乾かしてから消防車両に積み込みます。これは、次に使う時の為の準備です。

次に使う時というのは、起こってはいけない火災かもしれません。今回行った水撒きは、花火大会で火災が発生しない為に行いましたが、実際に火災が発生してしまった時の訓練にもなります。そしてその訓練は、地域に住む方々に少しでも安心してもらえる為に行っていることでもあるんじゃないかと思うんです。

これが、今僕が仲間の皆さんと行っている消防団活動です。消防団の皆さんは、お酒を呑まれる方もたくさんいます。もちろん僕もその1人です。昔はわかりませんが、今はお酒を呑まない人だっていますし、仕事最優先で無理なく地域を守る活動をしています。

消防団の活動に良くも悪くも様々なイメージがあるのも、この活動が見えない世界、知らない世界だからなのだと思います。そしてこれは家づくりも同じことが言えるのかもしれません。

今、高崎市で屋根の改修工事を行なっています。地域の保育所やたくさんの方々に美味しいお米を配達されているお米屋さんの店舗です。屋根改修ということもあり、雨漏りして機械が動かなくなってしまったら、こども達にお米をお届け出来なくなってしまいますので、天気と作業スピードがとても重要になります。

作業に必要な足場の設置も隣地との境界が狭い為にお隣の敷地をお借りして、道路の一部に使用許可をとらないと掛けられない状況です。小学生や中学生の通学路にもなっており、歩行者や車の通行を考えると1日でも早い工事の完了が望ましいことです。

最善の工事を安全に行う為に、足場にメッシュシートを張ることで、この中でどんな人がどんな仕事をしているのかは見ることができません。それは安全管理をしている建設現場では当然のことですが、ならば別の方法でその中身を伝えればよいと思います。

そこでSNSを通じたブログや現場日誌を発信することが大切になってくるのだと思います。妻が何年も前から発信してくれている”嫁あゆみ”の投稿のお陰で先日嬉しい再会を果たす事ができました。

今から1年10ヶ月前に、倉渕中学校の生徒さん2人が、職場体験に来てくれました。その内の1人は、生まれも育ちも倉渕町の生徒さん。もう1人は、山村留学でくらぶち英語村で生活している生徒さんでした。基本的には、英語村の生徒さんは毎年入れ替わりますので、1年だけ倉渕で生活をします。

中澤建設に来てくれた太郎君も昨年度まで倉渕中学校に在籍し、職場体験の課外授業があったから中澤建設に来てくれて出会うことができました。

英語村にくる子供たちは、全国から集まってきます。そんな中で太郎君が高崎の出身だということは知っていました。でも高崎市のどの町に住んでいるのかは知らなかったのですが、先日嫁が屋根改修の現場をインスタで投稿したところ、

「僕の家から見えます」

とメッセージをくれたのです。そしてその翌日、学校終わりになんと現場に遊びに来てくれたんです。誘わないと来てくれないかと思っていましたが、来てくれるのですから嬉しいです。

松島君は初めて会いましたが、親父も原田さんも会った瞬間に顔を見るなり笑顔が溢れます。卒業間近の太郎君は、受験のことや部活のこと、学校のことなど色々なことを楽しそうに僕たちに話してくれました。ひとまわりもふたまわりも成長しているけど、あの頃と変わらない真っ直ぐで素直な太郎君のままです。

職場体験は2日間の課外授業でしたが、それだけでは終わらずに、こんな風に繋がれることはとても喜ばしいことです。太郎君とはSNSで繋がることが出来ましたし、再会させてくれた妻の投稿に感謝しかありません。

SNSは、人と人を繋げる、見えないものを見えるものに変えてしまう魔法のように感じます。

こんなに素晴らしい出来事が起こるのですから、これからも中澤建設のありのままの姿を妻と協力して発信していきたいと思います。

進む

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

サッカーの練習が終わった子供を迎えに行った時に、

「じゃあ、30分後に集合ね」

「オッケー」

という会話が耳に入りました。今練習が終わったのに、どこに集合するのかというとそれはゲームの世界です。ネット環境が充実している現代では、会わなくても友達とゲームが出来るのですから驚きです。

きちんとやる事はやった上で、夜遅くならないように時間を決めてやっているのでよいとは思いますが、自分が子供の頃には想像出来なかったことです。

自分はゲームが苦手なので、やるはやりましたがそれほど好きにはなれませんでした。どちらかというと、ゲームは友達と遊ぶ手段のひとつだったのだと思います。

なので、テレビゲームよりは外で遊ぶ方が楽しかったですし、人生ゲームやドンジャラなどのボードゲームの方が好きでした。中学高校時代もテレビゲームはやりましたが、どちらかと言うと麻雀や花札でこいこいをする方がたまらなく楽しかったです。

友達とゲームをすることに変わりはありませんが何が違うのかと考えると顔が見えるか見えないかなのかもしれません。テレビゲームは、みんな画面を見ているので同じ方向しか見ませんが、ボートゲームや麻雀、花札などは、一緒に遊んでいる友達の表情が見えます。だからこその駆け引きも面白いですし、そこから生まれるたわいも無い話もまた面白いのだと思います。

中澤家の三男も今すごろくにハマっているようです。絵本のすごろくを図書館で借りてきて楽しかったのか、先日はお手製のすごろくをつくっていました。

4ヶ所あるスタートから、舟に乗ってひとつのゴールに向かって進むコースになっています。サイコロもお手製です。ブロックを四角にして、シールを貼って数字を書いてと、僕なら買ってくることを考えますが、無いのならつくる発想は子供の素晴らしい感性だと感じます。

ゴールに着くまでに様々な障害があるのがすごろくの醍醐味です。もちろんお手製すごろくにも障害があり三男が考えたことを妻が代わりに書いていました。

この妻が書く文字ですが、子供が書いているのに似せて書いている訳ではなく普段からこの字体です。ちなみに妻は先生と名がつく書道8段の腕前です。いまだかつてその実力は見たことがありませんが、このすごろくの文字も達筆の部類なのかもしれません。

三男のすごろくには、

「ふなよいした1回休み」

「サメにおそわれたスタートにもどる」

「にんぎょにプロポーズされた1回休み」

など書いてあります。絵本に書いてあることを参考にしているのだと思いますが、よく考えるなと思います。僕だったらにんぎょにプロポーズされたら、”5こすすむ”くらいでもよいかと思いますが、そこは価値観の違いなのかもしれません。

このすごろくは、スタート地点がバラバラですが、同じ場所から始まるすごろくもあります。しかし、どんなすごろくもゴールはひとつです。前回のブログでも書かせていただきましたが、中澤建設の家づくりをブランドにする為に現在行っているブランディングは、すごろくにとても似ているように感じます。

先日参加させていただきました、田村工業株式会社の田村社長の「田村工業道」のセミナーでは、田村社長が経験されてきたリアルな実体験をお話いただきました。

全てのお話が田村さんご夫妻が歩まれてきたことです。建築に携わられて30年、ご夫妻での家づくりをはじめられて17年、実体験だからこそ、その道のりの厳しさが伝わってきますし、言葉のひとつひとつに重みを感じました。

しかしどんな時でも道からそれることなく、ひたすら進まれてきたお姿、そして田村ご夫妻の家づくりをサポートされてきた吉田登志幸さんとのやりとりのお話には、胸が熱くなりました。そしてその一本道を進まれた先にあるお客様と田村さんご夫妻の幸せは、写真に写る皆さんの笑顔とお客様からのお言葉でしっかりと感じさせていただきました。

田村さんとは、別の勉強会やお酒を交わす意見交換の場でもご一緒させていただいております。田村さんは以前より、ご自身の体験をお伝えくださった後に

「自分はこうしたけど、みんなは俺と同じことをしなくていいんだよ。ただ自分の言葉で伝え続けること、失敗してもいいから、遠回りになってもいいから、一生懸命に進み続けなくてはいけないよ」と言ってくださいます。

厳しくも温かい、温かくも厳しい言葉だと思い受け取らせていただきました。誰も行ったことがないゴールに向かって進んでおられ、ありのままの姿を僕達に見せてくださり、先の見えない道の向こうに希望の光があることを身をもって教えてくださっています。

このセミナーは、主催された結めぐる(株)篠崎未歩子さん、講師の(有)オストコーポレーション北関東 吉田登志幸さん、田村博さんがわたし達の為に時間を割いて企画してくださいました。このような機会にお誘いいただき、伝えてくださっているのですから、自分が何をやるべきかは決まっています。

三男が考えたすごろくが、自分の進むべき道と照らし合うように思います。でも、一回休みやスタートに戻ることはあまりマイナスなイメージではありません。道を間違えないようにやり直すことも大切なことですし、一回休みは教えていただく学びの時間になるのだと思います。与えていただいたそういう時間に感謝をして自分だけの道を歩き続けようと思います。

本気

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

小さな頃に始めて1人で買い物に行ったのは、家から50mほど離れたお店です。何を買いに行ったのか覚えていませんが、母親からお小遣いをもらい、そのお小遣いを握りしめて行きました。

わずか50m、車の通りが少ない田舎道を母親と手を繋いで何度も通ったから、1人で行くことができたのだと思います。でもこれが、行ったこともない場所であれば、行った先がどんな場所なのかわかりませんし、通る道が広いのか狭いのか、登りなのか下りなのか、そもそも人が歩けるような道なのかすらわかりません。

数年前から中澤建設の家づくりをブランドにする為に歩き始めました。この道に導いて下さったのが吉田登志幸さんです。当時は自分の家づくりが正しいと思う反面、心のどこかで不安をかかえながら毎日を過ごしていました。

そんな時にYKKさんが主催のセミナーで吉田さんのお話をお聞きすることができました。その内容は、中澤建設のような地場工務店の目を覚まし、応援してくださるものでした。お話の内容は信じられないような、信じがたいような内容です。戸惑いを隠しきれないでいたところ、お声掛けをしていただき、背中を押していただくことでブランディングをスタートすることができました。

この道こそ、今まで通ったことがありませんのでどんな道だかわかりません。吉田さんがおっしゃっているのは”天国への地獄道”だということそして、この道をブレることなく、真っ直ぐに進んでいる人がすでにいるということです。その方が、先日ご自身が歩まれてきた道のりを教えてくださった田村工業株式会社の田村社長です。

田村さんのお話、お言葉は数年前も半年前も1週間前も昨日も今日も変わらないことを感じました。これは、田村さんが同じお話をしているという意味ではありません。田村さんの言葉がいつ何時でも全くブレていないということです。そして、その言葉には計り知れない重みがあるということも感じることができました。

僕がこのように語っておりますが、ブレないことの本当の辛さも田村さんが伝えてくださる言葉の本当の意味も自分はまだまだ理解出来ていないのだと思います。だからこそ、田村さんは問いかけ続けてくれるのだと思います。

この日の帰り道は、松島君の運転する車に田村さんと丸山工務店の丸山さんとあいのりをして帰りました。道中田村さんからセミナーでもお聞きできなかったことを伝えていただきました。その内容は、

「まずは1回でいいから、本気で仕事してみなよ。命かけて仕事して、情熱を注いでみなよ」ということです。

心に魂に響くような言葉でした。これは命をかけて本気で仕事をしている人しか口な出来ない重みのある言葉だと感じます。それと同時に進むべき道の険しさも感じることになりました。

しかしどんなに厳しい道だとしても、遥か前方を田村さんが進んで下さっています。初めてひとりで買い物に行った時、母親から道を間違えないように教わったり、横断歩道を渡る時に周りをよくみるように伝えてもらったのと同じように、僕達が進む道から外れることがないように、ブレないことの大切さや歩き方を教えてくださっているのだと思います。

あらためて、田村さんからいただいている愛情の深さを感じさせていただきました。大変貴重なお時間と貴重なお話をありがとうございました。

ドラマ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

僕が住んでいるのは高崎市の最北端で、森林と田畑の中にポツポツと家があるような場所です。生まれ育ったこの環境が大好きだから僕はこの町で生活をしているのですが、車での移動距離が少し長くなることも事実です。

でもこの移動時間は、コーヒーを飲んだり、好きなラジオを聴いたり、運転に集中することは大前提ですが、僕にとって毎日の大切な時間になっています。

この時に仕事のことや私生活のことを考えていると頭の中がスッキリと整理できたりして、良いアイデアも浮かぶこともありますので、とても有意義な時間でもあります。

夕方に信号待ちをしていると小学生や中学生が帰宅している姿を目にすることがあります。座り込んで楽しく話している様子を見ると懐かしく感じ、昔の記憶が甦ることがあります。

思い出したのは小学生の頃です。学校から帰ってきたら、マーガリンとジャムを塗って、トースターで焼いたヤマザキのダブルソフトを食べながら16時半からフジテレビで放送されるドラマの再放送を見るのが僕の楽しみでした。

内容こそ覚えていませんが、教師びんびん物語、愛しあってるかい、君の瞳に恋してると僕の歳より少し先輩世代のドラマですが、楽しく見ていたことを覚えています。

僕がドラマを好きになったのは姉達の影響です。中澤家のチャンネル権を持たない僕は自分の好きな番組を見ることができずに8歳と5歳上の姉たちが見ているテレビドラマを一緒に見ていました。

恋愛ものから青春ものまで、いろんなドラマを見ていましたが、同じものは2つとなく様々な登場人物が繰り出す、様々な人間模様があるからこそドラマは面白いのだと思います。

僕も人生というドラマで主人公をしています。家づくりのストーリーの中で、色々な壁にぶつかり、もがきながら毎日を過ごしていたのですが、ある1人の方との出会いによりその人生は大きく変わることになります。そのきっかけがヒロインである妻あゆみのSNS投稿だったということを、先日、ブランディング道場にお誘いいただき4期生の皆さん、サポートされる運営側のみなさんの前でお話させていただきました。

一緒に発表させていただいたのは、日頃からとてもお世話になっている伊香保と前橋のお仲間工務店さんです。家づくりの仕様も違えばテイストも全く違いますが、同じ志しを持ち数年前から共に勉強をさせていただいております。

今回で3回目の発表の場です。発表の資料をつくる時は、過去を振り返る良い機会になっています。数年前から行っている会社を未来に繋げる為の取り組みは、自分自身の仕事への向き合い方を大きく変えることになりました。

お客様の家づくりをするということに変わりはありませんが、会社のロゴを変えて、企業理念を持ち、家づくりのコンセプトを決めたことで自分の気持ちは変化をしました。発する言葉も意識するようになりましたし、挨拶ひとつとっても気持ちの入れ方が変わりました。

そうすることで、仕事への意識も大きく変化したことを感じます。自分が大切にしている家づくりをすることにより自分と家族の幸せを考えられるようになりました。お客様の幸せを思う気持ちも同じです。その気持ちも強く持てるようなりました。

 

過去を振り返り、自分が感じてきたそんな気持ちの変化を発表させていただいた訳ですが、今自分がこのようにいられるのも進む方向を正してくださり、自分が立ち止まった時でも、見捨てることなく温かく見守り続けて下さった恩人がいてくださったからです。

悩みを相談できるお仲間の存在がなければ、進むどころか今立っていることすら難しかったと思います。

そして、どんな時でもすぐ隣りで支え続けてくれている妻がいなければ、家族もお客様も幸せにすることができないことを感じます。

自分が好きな場所で、好きな人たちと好きな仕事を続けていられるのは、

“どうしてなのか?”

をしっかりと考えながら、支えていただいている方々に感謝をしながら、これからも歩いて生きたいと思っています。

日課

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

日々の生活で日課にしていることは、朝コーヒーを飲むことや風呂で左手から洗うことなどいくつかあるのですが、今年に入ってから毎日続けていることが読書です。今まで全く本を読まずに生きてきた訳ではありませんが、成人してからの20年で10冊も読んでこなかったと思います。

やりたいことを実現するにあたり、気になることがありましたので、それを調べる為、年末に書店にいきました。いざ本を探してみますと同じテーマでも様々な表現がされていて、どの本が良いのかわかりません。少し立読みさせていただき、読みやすそうだと感じた本を手に取り読書がスタートしました。

本と同様に漫画でも同じことが言えるのですが、僕はとにかく読むのが遅いです。若い頃に妻と漫画を読んでいたことがあったのですが、妻が一冊読み終わる頃に僕はまだ半分も読めていないことがありました。

「やっちゃん、まだそこなの?」

と、ウサギとカメのウサギ並みに言われたことがありますが、僕にとって見れば、

「本当にきちんと読んでるの?」

と疑問に感じていました。

ちなみに僕は、ドラゴンボールの漫画を読む時に「ザザッ、スッー」といった効果音も読むタイプです。そして、読解力が非常に低いと言いますか、よく言えばストーリーに入り込み、その場その場で理解しながらページを進めるタイプです。

それに比べて、文系女子の妻はさすがです。読むことも早いですし、読み聞かせも上手です。こどもが学校からもらってくる学年だよりを声に出して読みながら、途中に相槌を入れて感情を表に出している様子を何度も見たことがあります。内容次第では、どこぞの女優並の表現をすることだってあります。これは、文章の読み取る力があるからこそできることなので関心します。

読解力も欠けている上に、読めない漢字も登場してくるとそれを調べてから進みますので人に比べると時間がかかっていると思いますが、国語が苦手な僕もこの歳になって読書の面白さを感じています。

内容はもちろんですが、表現方法や文章の切り替え方、言葉尻、展開など書いている人によって違いますし、読みやすさや伝え方など、日々の会話や文章に結びつきますので、本を読むことはとても勉強になることを感じます。

自分のペースで読書をしている訳ですが、今は過去にサボってきた国語の授業をしているような感覚でその魅力を感じています。読み始めると時間を忘れてしまうので、1日30分以内と決めて毎日の楽しみのひとつになっています。

現在、車で5分ほどのお客様の家を施工させていただいております。こどもの頃からよく目にしたこちらの建物は、”特定歴史的景観建造物”と高崎市から名付けられている住宅です。

外壁と建具を修繕させていただくのですが、築120年以上の歴史に手を加えることは貴重な経験であり、緊張感もあるものです。

家は経年変化をしますし、築年数を考えると建物に使われている材料の寸法も様々です。外壁を施工するにも下地をきちんと決めなくてはいけませんし、その下地もどこを基準にして、何から手を付けるべきかなど悩むところです。

こんな時は、重力を活かして垂直を確認する「さげふり」という道具の出番です。今の時代だとレーザー墨出し器が一般的ですし、レーザを上手に使う良い方法があるかもしれませんが、僕の経験上このような修繕には「さげふり」が適任だと感じています。

アナログな道具を使ったアナログな方法ですが、確実な仕事をすることがベテラン大工の原田さんと僕の共通認識です。例え少し時間がかかったとしても、その時にできる最良をやるべきだと思っています。

目の前にある状況にしっかりと向き合い、お客様のことを想い、人として自分に誇りを持てるような仕事を未来に残したいと思います。

体験

こんばんわ!

中澤やすゆきです! 

ここ最近は、長男と次男のサッカーの送迎をして、遠くから試合観戦を楽しむ休日を過ごしています。一緒に何かをする訳ではありませんが、子供が頑張っている姿を見れますので、充実した時間を過ごしています。

こんな時、身体を動かしたくて仕方ない三男とは妻と交代で遊んでいます。三男が公園に行きたいと言うと、

「あたしと公園行ってもつまらないからやっちゃんお願いします」と必ず僕に託されます。そもそも公園が楽しめる場所なのに妻と公園に行くと、つまらないというのはどういうことなのか謎なのですが、いつからか僕が公園担当になりました。

先日も同じような流れから、三男と一緒に公園に遊びに行きました。様々な遊具を見て、

「よし、全部コンプリートするぜ」と気持ちは非常に男前ですが、実際はとても慎重にヒィーヒィーピーピー言いながら挑戦しています。

しかしながら、前回は出来なかった遊具もこの日は出来るようになっていたりと、小さな身体で高いところに登る姿を見ているとすごいなぁと感じます。

公園の中を散策していると、名前がわからないのですが、離れた場所でパイプを使って話をする遊具がありました。

三男が遊具の前に立つと、

「こんにちわ」

と女の子の声が聞こえます。少し戸惑っていましたが、三男も

「こんにちわ」

とあいさつを交わします。その後もお互いに名前を聞いたり、年齢を聞いたりと初めて会ったお友達と会話を楽しんでいました。この遊具の遊び方が離れた場所で話しをすることなので、直接顔を合わせる事も無く

「じゃね、バイバイ」

となりましたが、三男はなんだかご満悦です。

その日の夜に公園であった事を妻に説明した後に、

「パパ、今度の日曜日とその次の日曜日も今日行った公園に行こう」

と僕に言いました。

「楽しい公園は他にもあるから違うとこ行こうよ」

と僕が言うと、

「今日のとこ行けば、また会えるかもしれないでしょ」

と三男が言いました。

妻と目を合わせ、「恋だね~」と思わず言ってしまいました。まぁ、それは僕たちが焚き付けているかもしれませんが、三男にとっては初めて会ったお友達と会話をすることが楽しかったのだと思います。

そしてこの気持ちは、そこで話をした三男にしか分からない心情なのかも知れません。

先日は、お仲間工務店さんと建材流通業者さんと定期的に開催される意見交換会に参加させていただきました。今年初めての開催ということと今中澤建設で住み込み修行中の松島君が一級建築士に合格したこともあって、合格祝い&新年会という企画で開催されました。

参加させていただく度に、皆さんの建築への想いが熱くなることがわかりますし、自分自身の気持ちを整理し、想いを奮い立たせることができます。建築人として生きること、男として生きることを深く学び、厳しさと楽しさがしっかりと感じられるこの会は僕にとって大切な場所になります。

松島君のお祝いということもあり、僕はお酒を控えて安全運転で帰宅しようと思っていました。そこで、ご一緒させていただきました田村工業の田村さんから、

「夜の運転は大変だから家に泊まって、朝帰ったほうがいいよ」と温かなお声掛けをいただきましたので、この日は田村工業さんのモデルハウスに宿泊させていただくことになりました。

以前より、勉強会やお食事に誘っていただいたこともあって、何度もお邪魔させていただいたことはありましたが、宿泊させていただくのはこの日が初めてでした。

到着したのが夜中の11時にも関わらず、奥様が笑顔で

「いらっしゃい😊遅くまで疲れたでしょ。」

とお出迎えしてくださいます。お布団も用意していただき、冷蔵庫の飲み物からタオルのことまで、僕たちのこともお客様と同じように接してくださいます。

どの部屋にいても温度差がなく、心地よく過ごさせていただきながら、せっかくの贅沢な時間なので、ゆっくり見学させていただくことにしました。

田村さんとは、数年前に出会わせていただきました。様々なお話を聞かせていただきながら、僕が目指す目的の道標として、背中を追わせていただいております。

熱く、真っ直ぐで、厳しい方ですが、その厳しさは、誰よりもご自身に厳しく、愛情に満ち溢れた方です。田村さんご夫婦の家づくりの想いが、モデルハウスに込められていることを建物の隅々から感じさせていただきました。

そして、温もりのあるお布団で横になって、しばらく天井を眺めながら、

「田村さんのお客様はこういう気持ちなんだ」と感じました。それは、言葉では上手く言えませんが、この場所生活したら家族を幸せに出来る、この家に住みたいという感覚です。お世辞などではなく、本当に感じました。今まで何度となくお邪魔させていただいた時には気付けませんでしたが、宿泊させていただくことで感じることができました。

翌日も早朝の6時に出発する僕たちに、5時半から朝食をご用意していただき、来場させていただいた時と同じ笑顔で送ってくださいました。同業者の後輩である僕たちにこのような対応をしていただきありがとうございました。田村さんご夫婦にしていただいたご恩を決して忘れることなく、いつか恩返しが出来るようにと思っております。

中澤建設では今、少し作業場を増設しています。建築の勉強をしている学生の頃からいつか出来たらいいなと思っていた夢が、数年前に絶対にやりたいと思えるようになって、妻に相談して、父に相談して、恩人に相談して、会社のみんなと支えていただいている方々に助けていただきもう少しでカタチになるところです。

でも、これで夢が叶う訳ではありません。夢を叶える為にスタートを切ることができるのです。その為には、金融機関さんのご協力も必要になります。

金融機関さんとのやりとりは、数枚の用紙にサインをすることですが、金融機関さんが中澤建設の為に走り回り、様々な動きをしてくれていることは、お話をしていればわかります。

用紙に名前を書き、印鑑を押す瞬間に

「これがお客様が経験される想いなんだ」とその重みを感じさせていただくことになりました。家づくりに住宅ローンは必ずと言っていいほど必要になってきます。それは仕方のないことですが、僕たちつくり手はそれを当然のことと思ってはいけません。そこには、お客様の想いがあり、これほどの重みがあるのです。自分自身この経験することで、はじめて知ることができました。

ひとつ屋根の下で両親と同居暮らしをしていますので、僕には自分の家がある訳ではりません。本当ならば、妻だって子供たちだって自分の家が欲しいと思います。ですが、僕が生まれて初めて受ける融資は、住宅ではなく作業場の増設です。この増設は、中澤建設を未来に繋げ、地域の未来を守っていく為に必要なものになります。この想いに賛同してくれる家族に心から感謝をしております。

小さな工務店

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

僕は高崎市に住んでいますので、言わばシティボーイということになります。ですが、建築業界の極一部の方々、いや、かなり多くの方々から

「中澤さんの住んでるところは高崎市じゃないですよ。笑」と言われることがあります。

おそらくその理由は、

自宅から市街地まで、車で1時間ほどかかるということや、

同じ高崎市なのに、南の地域よりも気温が5°低いということ、

途中までなにもなかったのに、自宅周辺になると雪が降っていたり、

家の周りには山か田んぼしかないことだと思います。

でも、コンビニは町に2つもありますし、1時間に1本はバスだって通りますので、僕は十分シティボーイを名乗れると思いますが、なかなか認めてもらえません。

もしかしたら田舎のシティボーイと言えば納得してもらえるかもしれませんが、このような地域で小さな工務店を経営している僕も県内外の工務店の方々と勉強をする場所に参加させていただけることがあります。

先日は、福島、茨城、栃木、群馬のお仲間が集まり家づくりを深める勉強の場、『第3回すまいるLAB』が群馬で行われ、僕は今回初参加させていただきました。

スタートは、伊勢崎のお仲間”剛工務店さんのシェアハウス”にお伺いさせていただきました。もう何度もお邪魔しておりますが、いつお伺いしても外気温に左右されない快適な室内環境と伝統的な技術を生かした建物にほれぼれしてしまいます。そして、剛さんの柔らかくてわかりやすく、時に笑いを交えるお話には建物以上の温かさを感じさせていただきました。

そして、少し移動をしてインディゴピースホームさんが施工されたお客様の新築住宅を見学させていただきました。こちらの建物も安定の高気密高断熱住宅です。建物に使われている室内の木枠や見切り材は、中澤建設が加工をさせていただきました。同じタモ材でも、工務店さんの表現方法や大工さんの施工方法が違えば、また違った魅力が感じられることに気付きます。インディゴピースホームさんのコンセプトである”美しい装い”が建物の細部から自然と伝わってきました。

そのあとは、伊香保温泉に行き新年会となるのですが、その前に会議室をお借りして座学を行いました。講師の方がいる訳ではなく、福島県の安島工務店の安島さんと茨城県の鐵庄工務店の鐵さんが自社紹介をしてくださりながら、途中で建築に関する様々な議題に対して皆さんで意見を出し合います。

十人いれば、十通りの意見がでますので、それをどう解釈するのかも様々です。インプットとアウトプットの双方が兼ね備えられているこのような意見交換はとても貴重なものになります。これが出来るということが、この会の最大の強みのように感じました。

そして、先日2日間ほど会社を空けさせていただき、事例発表をする為に名古屋に行ってまいりました。発表内容は中澤建設で2年半前にお引渡しをさせていただきましたお客様物件です。

築43年のご自宅をリノベーションした工事内容とお住まいになられてから、室内の暖かさや涼しさといった温熱環境が変化する過程のことを発表させていただきました。

発表に使用する資料は、本を読んだり、ネットで調べて分かることではありませんし、1か月集中すれば出来るものでもありません。リノベーションを始める前から建物の温湿度を記録する必要があります。それも一度ではなく夏と冬のデータを毎年計測しなくてはいけません。それにはまず、ご協力していただけるお客様がいなければいけません。

それも何もせずにではありません。データを取る前には、必ず様々な試行錯誤を行います。ここで、大切なのはお金をかけて大きな工事は行わないことです。換気システムの運転方法を変えてみたり、エアコンの運転方法を変えてみたり、冬に洗濯物を室内干しすることや、大きな窓の外にホームセンターに売っている3000円のシェードを取り付けることなど、誰でも簡単に出来ることを行います。

きちんとつくられた高気密高断熱の家は、新築でもリノベーションでも、そんな少しの工夫で、快適な室内環境に変化をしていくということを研究し発表させていただきました。

ここで、一言に研究とは言っても僕1人で行ったことではありません。

リノベーション工事を始める前からになるともう4年ほど前からこの研究は始まっています。データをとる時期を指導してくださり、お引渡し後の資料づくりのことなど何から何までサポートしてくださった栃木県の恩人のおかげでここまでの資料をつくることができました。

このように全国の皆さんの前で発表させていただくことは、もちろん初めてでした。1人で行くのは心細いだろうと、群馬の工務店のお仲間と同じく群馬の流通建材店のお仲間が僕と一緒に名古屋まで、着いてきてくれました。

僕にとって高気密施工の師匠である茨城の工務店さんは、「ZOOMで応援してますよ」と言っておきながら、発表当日にサプライズで現地に応援に来てくれました。

建材でお世話になっているメーカーの営業さんは、笑いで僕の緊張を和らげてくれる為に静岡からきてくれました。

茨城、栃木、群馬の北関東ネットワークの皆さんもZOOMで応援してくれながら、発表前も発表後も温かいメッセージで支えてくださいました。

出発の前日には、会社のみんなの前で発表させてもらいました。2日間会社を空けて自分が何をしてくるのかを伝えるつもりでしたが、それどころか発表の練習に付き合ってもらい、様々なアドバイスをしていただきました。

家族のみんなも、ここ数日は資料準備に没頭していても温かく見守ってくれ、僕の負担を減らす為に駅まで送迎もしてくれました。最後に降りる駅を寝過ごすヘマをして迷惑をかけてしまいましたが、この支えは大きなものだと感じました。

ご協力してくださったみなさん、

本当にありがとうございました。

高崎市の最北端にある小さな工務店が、全国の大舞台で発表できるのも、これだけ多くの方々に支えられているから成せることだと思います。

結果的に優勝には手が届きませんでしたが、僕にとってはそれ以上に大切なものを手にできたと思っています。

帰りのお疲れ残念会。
帰りのお疲れ残念会2次会

そして、今回発表させていただいた研究も、まだ進化の途中です。次の1年で、またどのように変化をするのか心から楽しみにしています。

共同作業

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家にはトヨタのライトエースがあります。こどもたちの成長に合わせて、自転車を積むこともありますし、サッカーの送迎のことなども考えて、荷物がたくさん積めることを優先し、数年前にお手頃な中古車を購入しました。もともと作業車に使われていた為、少し傷が目立ちましたので、オリジナルカラーに塗装してもらい、妻が乗用車として乗っています。

今まではトランクを開けて平面上に荷物を置いていたのですが、昨年末に長男が

「ちゃんと棚をつくって、綺麗なものと汚れたものを分けて置けるようにしようよ」

と言い出しました。

確かにサッカーをした後の荷物は、砂が付いていたり、芝生が付いていたりして決して綺麗だとは言えません。それに加えてサッカーをした直後のシューズの香りは、まともに嗅いだら気を失ってしまうようなものです。

そんなサッカー終わりの帰り道に買い物をした際に食材などを同じ場所に置くのもいかがなものかと思います。妻にも以前から頼まれていたのですが、「いつかやろう、いつかやろう」と思うだけで、出来ていなかったことでした。

何を思ってなのか、長男から一緒に棚をつくろうと誘いがありましたので、休日に中澤建設の作業場にこもって2人で棚づくりを行いました。

どんな棚が良いか長男に相談したところ、

「置くものによって、場所を分けたほうがいいよね」と提案がありました。買い物の荷物やサッカーの荷物は、その度に積み下ろししますが、傘や椅子、妻の現場掃除グッズは常時車に積んでおく必要があります。

僕もお客様に暮らしの提案をさせていただく時に納戸のような部屋ではなく、洗面、脱衣、衣服、キッチン、トイレのようにその部屋のために必要な収納を部屋毎に計画しております。なので、長男の提案には大賛成なので、

「下の段は部屋を分ける収納にして

上の段は、自由に荷物が置けるようにつくろうか」となり作業をはじめました。

材料はどうしようかと考えていると、作業場においてある箱収納が目に入りました。この箱収納は、10年以上前に中澤建設でつくらせていただいたものです。そのお客様の家を昨年リフォーム工事させていただきました。

今までは、箱収納がリビングとキッチンを仕切る役割をしていたのですが、今回のリフォーム工事は、対面キッチンになる為この箱収納の置き場所がなくなることになります。

お客様は、「せっかくつくってもらったから」とおっしゃってくださったのですが、リフォーム工事によって暮らし方が変わるのですから、その部屋に置くものが変わることも仕方のないことです。

そもそも、10年前にこの箱収納をつくらせていただいた理由も、

「本当は対面型キッチンにしたいけど、今はまだ出来ないから」ということで、この箱収納をご提案させていただきました。

その経緯もありますし、このリフォーム工事でお客様の夢が叶った訳ですから、箱収納が必要なくなったことも喜ばしいことになります。なので、こちらは中澤建設が責任をもって引き取りさせていただきました。

そんなストーリーがある箱収納が、ちょうど目に入り、長男と僕の目的にマッチしましたので、車にこの箱を活用することにしました。

まずは後部座席を倒した時に、全体がフラットになったら少し大きな荷物も積めますので、その高さに合わせる為に箱収納の高さを変える作業をします。

僕が箱を1つ解体して、その次の作業の準備を進めていると、長男がなにやら作業をしています。様子を見に行くと、別の箱の解体作業を始めていました。この作業は、決して簡単な作業ではないので、長男にはできないと思い、頼むこともしませんでした。

思わず、

「えっ?よく出来るね。」と言いますと、

「パパの真似してるだけだから、誰でもできるでしょ。」と応えます。

「そりゃそうだけど、それがよく出来るね。って聞いてるのに、何このクールな感じ、、、これがZ世代かよ」と心でつぶやきます。

「じゃあ、これは出来る?」とその次の工程をお願いするとそれも淡々と作業してくれます。小6になるとなんか、急にたくましくなることに正直、驚きました。

その後も僕が変なこだわりを出してしまうことにも、

「そこまで、やるの〜。まぁ、わからなくもないけど。」と方向性も意外に合います。こうなってくると、作業は捗りますし、何より楽しくて仕方ありません。

午後から始めたので、この日に終わらないと思いましたし、長男は飽きると思っていましたが、全ての予想を裏切り2時間ほどで棚は形になりました。完成した棚に寝そべって、

「結構いいね〜♪」と長男も嬉しそうな顔をしています。

車の収納棚を一緒につくるわずかな時間を長男はどのように感じたのかわかりません。楽しく感じたのは僕のだけだったかもしれませんが、それはそれでいいと思います。

仕事は”何を”やるかも大切ですが、”誰と”やるのかが同じくらい、いや、それ以上に大事なことだと僕は思っています。だからこそ、長男と過ごした2時間は、僕にとって忘れられないヒトトキになりました。