四葉のクローバー

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

今工事をしております、

みなかみ町の現場では、玄関の顔でもあります、上がり框の施工が完了しました。

この上がり框の施工ですが、僕は大工工事の花形だと思っています。

納めるのは、僕と一緒に仕事をしている社員大工の原田さん。

仕事に対してめちゃくちゃ頑固で、とにかく腕が良く、どんな木も自在に操る僕が尊敬する人の1人です。この日も原田さんが納めた上がり框を見て思わず、

「綺麗に納めるな〜」と言ってしまいました。それが聞こえると

「次はお前がやれよな笑」と照れながら言うんです。





物心ついた頃から知っていますし、子供の頃作業場で

原田さんが仕事しているとよく遊びにいったもんです😊

本当に父親のような存在です。

穏やかでとても優しい人なのですが

現場に入ると真剣な仕事モードになり、シャイな性格からお客様から難しい人に思われていなければいいなぁと思ってしまいます。そんな思いから、最近では工事が始まり、1番最初にお客様にお会いする時に名刺を渡して挨拶をしてもらうことにしました。中々慣れないことだとは思いますが、お客様との距離を縮めてもらう為に。

お客様の奥様とお子様は、帰宅時間になりますと、アパートにお帰りになる前に現場に遊びにに来てくれます😊

この日の夕方も、原田さんと僕が片付けを終えたところに、現場に来てくださいました。

「あ〜、しなびちゃったな〜笑」

と言いながら、原田さんが車から何かを持ってきました。

手に持つのは、

四葉のクローバー🍀です。

どうやら、奥様とお子様に渡そうと昼休みに見つけたようです。

「これじゃダメだ」と捨てようとしたので、

「いいんです。大丈夫。しなびていてもいいですよ。それは絶対に渡した方がいいです!」と説得してプレゼントしてもらいました。

お客様も、

「えっ!良いんですか笑

どこで見つけたんですか😊」と

とても喜んでくださいました。

そして、みんなで四葉のクローバー🍀探しです。


こういうのがいいですよね。

僕はこういうのが好きです。


“高価なニットをあげるより、下手でも手で編んだほうが美しい”僕の好きな歌がBGMで流れてきます😊

家づくりはお客様と工務店、特に打ち合わせをさせていただく、僕との間で行われていると思われます。

確かにお客様の気持ちを1番感じることが出来て、お客様と1番近い場所にはおりますが、実際につくっているのは様々な職人さんだったり、建材屋さん、メーカーさんと多くの人達です。

そして、お客様は携わる皆さんにとってのお客様なんです。そのことを言葉で上手に伝えることが出来ませんので、僕は中澤建設のホームページに職人さん紹介をつくりました。

どんな人が家づくりに携わっているかも大きな目的ですが、お客様と職人さんの距離が縮まるようにと願いを込めて。


以前、電気屋さんに

「仕事していて、どんな時が1番嬉しいですか?やっぱり、電気が通って、照明器具にあかりが灯った時ですか?」と聞いた事があります。

そしたら、

「いや、それよりも、灯ったあかりを嬉しそうに見ているお客様を見た時が1番嬉しいですね。中澤さんと一緒ですよ笑」とおっしゃていました。

みんな同じ気持ちなんです。この思いこそが、家づくりそのものなんです。

“それが大事”なんです!


だから、

僕は家づくりが好きですし、

一緒に仕事する皆さんが好きです。


これからもお客様と仲間といい家づくりを続けていきたいです。

宝探し

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

子供の頃、地域の育成会などで色々なイベントがありました。

僕の地元では、夏休みに一泊二日でキャンプをしたり、花火、肝試しなんかもやったことがありました。

そんな中で、お楽しみのひとつにあった「宝探し」、

僕は大好きでした。

どこかに隠してあるお菓子を探したり、暗号やヒントを解いて、宝物を見つけるなんてたまらなく楽しかったです😊

先日、自社の倉庫で、半日ほど探しものをしていました。みなかみ町の新築現場で使用する玄関の「上り框(あがりかまち)」です。お客様にお好みをお聞きして、僕と同じくらい木が好きな人と材料調達です😊


積んである材木の中から、お客様に合った逸品を探すのは、中々難しいのですが、目利きのベテランと一緒に探します。

ようやく見つかった、良さそうなものは、1番奥の下の方です。フォークリフトで手前から出していると時間がかかり過ぎますので、人力で上の材木をどかしていくことにします💦

そして、出てきたこの一枚。


多くの人が、

「こんな木をどうするの?ゴミでしょ?」と思うかもしれませんが、

僕達2人は、

「こりゃ、かなりいいな〜」と思わず笑いました。

かなりの重さですので、この場で切断します。



そして、これをいつもの製材屋さんに持っていき、

挽き直し(乾燥して曲がった木を平らにしてもらうこと)をしてもらいます。

製材屋さんに持っていく前ですと、埃を被っていて

よくわかりませんが、挽き直してもらうと木目がよくわかるようになります。

この挽き直して帰ってくる材木を見ることはめちゃくちゃ楽しみなんです。

そして、帰ってきた姿がこれです。



いや〜、美しいですね笑

横を見ると👀僕と同じ顔の人も同じように笑っています。

どんな風に成長すれば、こんな木目とこんな木肌になるのか、本当に不思議です。

この材木も切って、すぐに使えるわけではありません。

この倉庫の中で、1020年と時間をかけて、ゆっくり自然乾燥してきたものです。

立木を切った人がいて、その木を使わないかと父に話をいただき、

いつ、どんなお客様のお家で使うかもわからない、倉庫の中でただただ置いてあったもの、それがこの目の前にある材木なんです。

植樹した時から、今日この日まで、誰一人として、この木を粗末にした人がいないんです。皆さんがこの木を「宝物」だと思っていたんだと思います。倉渕で育ったこの木は、これから、

少し離れたみなかみ町で生きていくんです。

こんな風に木を見ていますと、木が生きているってこと、木に宿る命を感じます。だからこそ、木は面白いですし、大好きです😊

この木が玄関に納まったところを、お客様がご覧になられる時が本当に楽しみです。

そして、これから先何十年とお客様の大切な宝物になることは、僕の喜びです。

夫婦

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

ブログを通して、僕の日常を書かせていただいているのですが、

「嫁」には、ドラマでいうところのヒロイン並に登場してもらっています。ブログだからですとか、少し面白くする為とかではなく、

あくまで、ありのままの日常を書いています。

今朝も僕が靴下を探していまして、

嫁がちょうど洗濯カゴを持っていましたので、

「靴下入ってる?」と聞きますと、

「あるよ。はい。でも、やっちゃん言っておくけど、これ冬用だよ」と言われました。

出ました、これです。

僕だって、夏にしては厚手の靴下だなと疑問を感じながら毎日履いていました。それにそもそも、この靴下は春先に嫁が買ってきてくれたものです。

それを伝えますと、

「そうゆうことは覚えてるんだね笑」と一言。

こんなやり取りの毎日を過ごしている嫁と結婚して11年が経ちます。

当時は今みたいに一緒に仕事をするなんて、2人とも1mmも思っていませんでしたが、僕達の結婚式をプロデュースしてくれたウェディングプランナーさんに当時嫁が、僕のつくる家具の魅力を熱弁してくれたそうです。嫁はそのことをすっかり忘れておりましたが、

11年の時を超えて、その話を覚えていてくれたプランナーさんが、家具のご相談に僕達に会いに来てくれました。久しぶりの再会に僕も嬉しかったですが、嫁がすごく嬉しそうで、2人の様子を見ていると、あの頃に戻ったようでした。

本当にあの頃は、嫁が中澤建設の仕事をしてくれるなんて思っていませんでしたので、今のように夫婦工務店であることは驚きです。ましてや、中澤家はひとつ屋根の下での日常です。この中で夫婦で仕事をすることは、家庭のことも仕事のことも全てを共有することの大切さを感じます。

今日はどこでどんな仕事をするのか?

昨日は誰とどこのお店でお酒をのんだのか?

相手がある話は、僕の心に留めておきますが、自分のことや仕事のことは、ほとんど全て話しています。

そして、これからの家づくりを、

お客様が喜びや幸せを感じていただける家づくりを、考え日々共有しています。

そんな生活していますと、

喜びも2人分ですが、悩み事ももちろん2人分です。こんな僕達をサポートしていただく勉強会を先日、

開催していただきました。

サポートしてくださるのは、日頃より仕事でお世話になっております、篠崎未歩子さんと北岡紀一さん。

一緒に悩みを共有させていただくのは、隣町で同じく夫婦工務店をされております小林さんご夫婦です。

小林さんが住まいての健康を考えてつくられたモデルハウス

『KOBAYASHI』は衝撃的でした。

こだわりの無垢の素材を活かし、目にやさしい光の空間は、まさに健康住宅そのものでした。

そんな心地よい中で

私生活や仕事の楽しみや悩みを共有させていただきました。お互いに環境や生活は違いますが、考えていること、悩みはとても似ていることを感じます。それだけに解決に向けて色々と相談出来る環境は本当にありがたいです。

サポートしてくださるお二人は、これからの建築業界を支えてくれる志しの高い方々です。

僕達の夫婦工務店経営が少しでも楽になってくれたらと、応援して下さいます。本当に感謝です😊

偶然にも、僕と嫁と同じ年齢のお二人。同級生です。見てきたドラマも聞いてきた音楽も流行も同じ世代です。

まずは、夫婦工務店の土台をしっかりつくって、サポートしてくださるお二人や、お世話になっている方々に恩返し出来るようになり、

今までのお客様、これから出会うお客様に家づくりを通して、喜びと幸せをご提案できるようになれたらいいなと思います。

探しもの

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

夏の始まりのことです。

嫁が

「やっちゃん、あったあった!

 見つかったよー」と喜んでいました。

何が見つかったかと言いますと、

僕が大切にしていたショートパンツ🩳です。

ちょうど一年前に、嫁が断捨離したと思っていた疑惑の品です。

2020年10月4日投稿「愛着」より

https://hitoto-ki.com/2020/10/04/%e6%84%9b%e7%9d%80/

「ほらね、やっぱり捨ててないでしょ」と、前々から感じていたのですが、どうやら嫁は探しものを見つける事を特技としているように思います。

先日も

お客様がお見えになるということで

お土産に「みょうが」をもっていってもらおうということになり

庭のみょうが畑で収穫することにしました。

みょうがの収穫ははじめてでしたが

「収穫しておくから、何か違うことしてていいよ」と言いましたところ

「フッ笑、やれるもんならやってみなよ😎」と不適な笑みを浮かべていましたので、

ここは冷静に収穫へ。

恐らく、根本付近にあると思ったのですが、中々見つからず奮闘していますと、背後に嫁の気配。

「やっちゃん、何個取れた〜?」

と半笑いでのコメントです。

ひとつも収穫できない僕を見かねた嫁は、茂みに入って行きました。

そして数分、どうだと言わんばかりにこれです。

みょうが探しも、かなりの自信と腕前です。

物をしまうことだったり、

片付けたものに対しての探す時間は

ロスタイムになってしまいますので

収納の仕方などが、とても重要になりますが、

同じ探すことでもその時間が

とても貴重なものになることを感じます。

現場の休憩時間に、みんなでお茶を飲みながら🍵話していますと、

屋根工事に来ていた板金屋さんが

こんなことを言ってました。

「自分たちの仕事は、ほとんどの職人が、雨漏りがしなければそれでよいと思っているんです。

でも、それじゃいけないと思うんです。

雨漏りしないなんて、あたりまえだし、自分はとにかく結露が心配なんです。」とおっしゃっていました。

板金屋さんは、今まで屋根修理に行った先で、雨漏りではなく結露で傷んだ躯体をたくさん見てきたそうです。

「自分の仕事をした家は、

お客様が一生、安心して住めるようにしたいんです。中澤さんも結露を心配しているから、今度一緒に勉強しませんか!?」と言っていただきました。

現場でこんなことを言われたのは、

初めてですし、びっくりしましたがこんな気持ちの仲間と仕事、勉強出来るなんて、すごく嬉しかったです😊

そして、頼もしかった‼️

きっと、正解のない答えをみんな探しているんだと思います。その中に学びがあって、悩みがあって成長があるのだと思います。

探しものは、人それぞれで、

色々なカタチがあるんですね。

僕の探していたショートパンツ🩳ですが、1年前にあれだけ探して見つからず、

どこにあったのか、嫁に聞いてみましたら、

「避難時用に用意して置いた、

こどもの防災リュックの中に入っていたよ」と。

防災リュックに僕の分も入れておいてくれたんですね。助かりますし、

確かにお気に入りだけど、これじゃなくて他に無かったのかな〜😅

姿勢

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先日、僕は驚愕の事実を

知りました。

少し離れた場所にある

現場でしたので、

少し早起きをして、

少し早く家を出たら、

少し早く到着しましたので、

少し時間を潰してみました。

行った先は、


茨城県のかすみがうら市です。

初めて見る霞ヶ浦は、

地図上でも大きいですが、

本物もそれはそれは壮大でした。

群馬の片田舎から来ましたので、

まずは、その土地の空気を吸って、

身体に取り込まないといい仕事が

出来ませんので、思いっきり深呼吸😊

と、目に入ったのは、一面に広がる

里いも畑です。



「こりゃ、これだけ作っていれば、

日本一の生産量だな〜」なんて自慢気に思っていましたら、

ポツンポツンと花が咲いていました。

僕の母も里いもを少しだけ作っていますし、昔はお小遣い欲しさにお手伝いをしたこともありましたので、

里いもにこんな花が咲かないことは

知っています。

背中には霞ヶ浦、

目の前には、謎の里いも畑に

誰もいない堤防で、キョロキョロと

動揺を隠しきれません。

そこで、花をよ〜くみますと、



蓮の花じゃありませんか‼️

「そうかそうか、蓮の花畑かー」

と問題解決したと思い現場に向かいますと、今度は

レンコン直売の建物がちらほら出てきました。

「レンコンも作っているんだな〜、

 どこで作っているんだろ」と

思っていたのですが、

「ちょっと待って、レンコン?

 ・・・蓮根? えっ、そういうこと‼️

お恥ずかしい話です!

僕はこの瞬間に気付いてしまいました💦

この日の目的は、レンコンではありません笑

普段より、勉強会やセミナーでご一緒に学ばせていただいている、お仲間の

大竹工務店さんの

お手伝い(僕にとっての武者修行)にお邪魔しました。

ただいま建設中のモデルハウスの

木製トリプルガラス窓🪟の取り付けのお手伝いです。

作業が始まる前に、現場見学をさせていただきました。

地産材である無垢の杉がふんだんに使われており、それにはきちんとした根拠もあり、その建物は僕の持つ常識を飛び越えていました。

そして、ひとつひとつの材料(材木)を大切にして、ご自身で手刻みをされたというところから、

こだわりと強い魂を感じました。

建物のお話をお聞きして、お腹一杯になっていましたら、いよいよ作業開始の時間になりました。

僕は木製サッシの取り付けは、初めてでしたが、お集まりの大工さんは

経験値も高く、

手際の良さはもちろんのこと、

少し悩みの箇所が発生しても、

「大丈夫、大丈夫。

 ここをこうしてやってみよう。」

と、焦りなく作業を進める姿こそ、

「スーパー大工さん」と呼ばれる理由なんだと感じました。




木製サッシを確実に取り付けるという課題でしたが、

取り組む姿勢と意識が同じ方向を向いていることで、本当に心地よく効率よく仕事が出来ることがわかりました。

そして、取り付けられた木製サッシですが、あまりの格好良さと重厚感に言うことありませんね‼️



今回のかすみがうら市の武者修行、

大きな学びの時間になりました。

お伺いさせていただき、

本当によかったです!

木製サッシの取り付け方法を

知ったこと、色々な道具の使い方を知れたことは、もちろん大切な学びでしたが、

仕事に対する姿勢、

学ぶことに対する姿勢、

物事に向き合う姿勢の大切さを

共に一日を過ごさせていただいた

皆様から教えていただきました。



働く場所

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

今、群馬県の北部にあります、

みなかみ町月夜野で家づくりをしています。

こちらの新築工事ですが、

社員大工の原田さんと僕で、

ただいま、

木工事を進めております。



その新築工事現場のすぐ近くで、

もうひとつの大きな工事を行なっております。

みなかみ町のお施主様は、

今年の3月まで高崎市に住んでいらっしゃいました。

そしてご主人様は、

昨年末まで高崎駅近くで、

素人包丁 居酒屋 炉場(ろば)

さんという、

飲食店を経営されていました。


家づくりのお話をさせていただくまで、僕も存じ上げなかったのですが

予約をしないと入れない、

超人気店です。

僕も、お店に寄らせていただいたのですが、ご主人がカウンターに立ち

お客様の目線で、

お客様の表情を見ながら、

会話をしながら、ご自身でお料理を提供されていました。

何を食べても、本当に美味しくて

ご主人の立ち振る舞い、

お客様とのやりとりや、

お店の雰囲気、店員さんの接客と

何をとっても惚れ惚れしてしまうようなお店です。

家づくりのお打ち合わせの時に、

お店の移転のことを伺いました。

そのなかで、

生まれ育った町への思い、

ご家族への思い、

お客様への思い、

お店への思い、

様々な熱い気持ちを

お聞きしました。

そしてご主人様より、

「店舗の工事ですが、中澤さんに協力してもらって、自分でやってみたいんです」とご相談をいただきました。

そして今、

ご主人様の熱い思いに心を打たれ、

新築工事現場より、100m程離れた

場所で、新築工事と同時進行で、

「月夜野見晴らしcafé炉場様店舗改修工事」を全面的にご協力させていただいております。


こちらは、築80年の古民家である

蚕屋をお店にする工事です。

決して、
簡単な工事ではありません。

僕達のような本業の大工がやっても

難しい作業もありますし、

根の詰まるような作業もあります。

このような工事になりますと、

この人の力が必要です。

本当に頼りになります。

「大人の夏休みリアル工作ですね!めっちゃ楽しいです😊

と少年のような笑顔のご主人様。


お店をご自身でつくりあげらることは

とても意味のあることなのだと思います。

お店でつかう食材も、

ご自身で作られた、

無農薬のお野菜と

お米を使用されるようです。

お店に関連もあるようで、

山林の勉強もなさっています。

ご主人様にとってのお料理は、

僕の知っている「食」の

ずっとずっと

深いところにあるものだと感じました。

そしてそれは、極めるということなのだと思います。

お施主様のお姿を拝見していますと、

自分自身の未熟さを感じます。

僕はまだまだ、建築の深いところに

いけていませんし、

極めるなんて、ほど遠い未来かもしれません。

常に学ぶ姿勢を大切に

どんなことにも日々、挑戦、

向き合うことで、自分にとって

更なる進化をしていきたいと思います。


リノベーション

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

この家は、ご夫婦とお子様2人の

4人の家族が暮らしています。

(写真上 改修前)

(写真下 改修後)

ピアノ教室をしている奥様。

放課後になると、

たくさんの子供達が

この場所に集います。

ピアノ教室と私生活は

共有の場所です

家族4人で食事することは、

少ないからと、ダイニングテーブルじゃなくて、小さなカウンターをご希望でしたが、

それでもと思い、

出来る限り大きくしたダイニングテーブルをご用意しました。

「このテーブルがあるから、

家族4人で食事するようになりました。そしたら、子供も洗い物を手伝ってくれるようになって、

この場所で

家族で過ごす時間がとても多くなりました😊」とお客様より。

完成を待ちきれないお子様が

現場に遊びに来たことも

ありました。


このステンドグラスはお客様にご用意していただきました。

『子供達がピアノを上手に弾けなかった日も、この絵を見たら明るい気持ちで帰れると思うから』と、

先生の優しい気持ちが

こもっています。


『頭の中で思い描いていた通りの

家になりました。

住んでみたら、それ以上の家で

すごく嬉しい😊』と、

お客様よりいただいたお言葉は、

言葉にならない

気持ちになりました。

表情

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先日、朝現場に向かっていますと

登校する小学生が

道を歩いていました。

毎朝のことなので、

いつもと変わらない

景色なのですが、

いつもですと、少し眠そうに一列で歩く子供達ですが、 

この日はなんだか

様子が違いました。楽しそうといいますか、テンション高く

ワイワイしています。

考えてみますと、この日は終業式でした。明日から夏休みということでしたら子供たちのこの気持ちすごくわかります。

意図していなくても、感情が表情やしぐさに出てしまうことありますよね。

先日完成しました、リノベーション現場で完了の気密測定を

行いました。

お客様も家にいらっしゃいましたので、立ち会っていただきました。

気密測定は、毎回緊張の瞬間なのですが、お客様のお立ち合いもあり

なんだか不思議な緊張感です💦

それが表情に出てしまったのか、

「緊張しますね〜」

と気を使って、

声を掛けていただきました💦

静まる空気の中、

結果は、


なんとか目標達成できました。

お客様と測定の紙を見て、

そのあと目が合って、

『ニッコリ』😊

気密の数値がすべてではありませんし、基準のひとつですが、

気密がよいことがどういうことで、

どんな良い点があるのかを、

改めて確認していただくことができました。

引越しに向けて、家にいらっしゃる事も多くなってきたお客様。

お会いする度に、

「いい家ですね😊」とおっしゃられ、

小物などを色々と探していらっしゃる様子で、

「家に合うものにしたいから、

 悩むけど、楽しい‼️」と嬉しそうです。

こんなお客様の喜びのお声をお聞きすることができ、笑顔を見させていただける瞬間は本当に幸せに感じます。

しかし、この幸せは僕だけのものでは

ありません。この家づくりに携わる全ての方々に感じていただきたい喜びです。

皆さんにその喜びのお声をお届けすることも、

僕の大切な役割だと思います。

ブログを通して、言葉を通じて、

伝えていきたいと思います。



完成見学会のご案内です。

大切な建物を貸していただき、

お客様には、大変感謝致します!

築45年の建物を

これからもお客様を守ることが出来るように、

思いと技術を込めた、

リノベーションです。

骨組みをスケルトンにして、

耐震改修工事、

断熱改修工事を行い、

建物性能は出来る限り

新築同等にしました。

その空間には、

中澤建設らしさも忘れておりません😊

これから、住われるお客様とこの場所でピアノを

弾くたくさんの子供たちが幸せなヒトトキを感じてもらえることを願った家づくりを、

是非ご覧になってください😊

おかげさまで、ご予約の空きも、残りわずかとなりました‼️

詳細は、下記の内容になります!

お問い合わせをお待ちしておりますので、お気軽にご連絡ください!

日時 731()10時〜16

場所 ご予約時にお伝え致します!

見学時間 1時間程度

お問い合わせ先メールアドレス

nkz@hitoto-ki.com

自然体

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

人によく見られようと思うことって

ありますよね。

僕も面白いと思われたくて、

狙ってみたり、

オシャレに思われたくて、

コーディネートしてみたり、

そりゃ誰だって考えると思いますし

決して悪いことでもありません。

ですが、

僕がPRADAって書いてある

Tシャツを着ていたら、

「合ってないな〜」って思われてしまうと思います。

実際、とてもとても買えませんが、

その人に合ったものってあると思います。


家づくりも同じで、

僕は数年前に

流行りのもの使って、時代に遅れをとらないようにと、

もがいていた時期がありました。

そんな時に僕にとって運命的な出会いがありました。


先日、嫁と2人でその方にお会いしてきました。



日頃より、とてもお世話になっております、

(有)オストコーポレーション北関東の吉田登志幸さん。

吉田さんのご自宅兼モデルハウスにお邪魔させていただきました。

中澤建設の基本仕様でもある、

木製玄関ドア、羊毛断熱材、珪藻土などの自然素材をご用意していただいている建材屋さんでもあり、

地場工務店を支えていただきながら

環境問題を通して、

様々な活動をされておられます。

倉渕にお越しいただいた時に、

「ここ、高崎市じゃないでしょ笑」

とよくおっしゃっておりますが、

そんな倉渕によく似ている、

自然に囲まれた、栃木県佐野市にあるとても素敵な場所でした。

この日は、同じく栃木県の材木屋さんで営業をされている関口さんとご一緒させていただきました。

関口さんは、

北関東の建材業界を担う

三銃士の1人と呼ばれ、

お話していると、

温かくて優しい眼差しの奥に

熱い志しを感じる、とっても誠実な方です。

この日は、朝からなんだか緊張して

いたのですが、伺った瞬間に

緊張から、高揚する気持ちに変わりました。

大自然の中に違和感なく存在していて、家の中でもまるで森の中にいるような心地良さ、そして築15年の歴史は

経年変化の美しさが味わい深くなってします。

中澤がきれいに表現しているように思えますが、本当に言葉では表すことが出来ない空間でした‼️

そして、尊敬する大先輩もかつて

座ったという椅子に

座らせていただきながら、

ここに至るまでのお話や

かつての様々な体験談を

お聞きしました。


そして、お話のひとつひとつに

繋がることが、

「自然体」であるってことでした。

取り扱われている自然素材は、

素材そのものが素晴らしいもので、

それぞれにきちんとした理由があるから、何も着飾る必要がないんです。

そのものに対して、

「20年間、自分が信じて、

自分がよいと思ったものしか

お客様にご提案しませんよ」と

おっしゃる吉田さん、

それは、自然そのものの中で、

生活されているからこそ、

その言葉に重みがあります。

数年前に、悩みもがいていた僕に、

「何も飾らなくいいですよ。

 ナチュラルでいい、

 今までやってきたことを

 大切にしながら、どんどんよくなって行けばいいんですよ」と、

おっしゃっていただき、

立ち止まりそうな僕の背中を押していただきました。

そして今回、ご自宅にお伺いして、

とてつもなく大きなパワーを、

いただきました。 

このパワーを自分に落とし込み、

自分のつくる家に愛情を持ち、

その愛情をきちんとした言葉にして、

お客様に伝えていきたいと思います。

らしさ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

数回前のブログにも書かせていただいたのですが、

5月で、39歳になりました。

その僕が生まれる数年前に

この建物は完成しました。


僕の父の親方のご自宅です。

施工したのはこの2人、

中澤建設でつくらせていただきました。

親方は大工なのに、

なぜ自分でつくらなかったのか?

と思いましたが、

当時はもう引退していたようです。

今は大ベテランで、

中澤建設の主軸の原田さんが、

まだ下積み時代に父と一緒に

つくった建物なのですから、

歴史を感じます。

それから43年の年月が経ち、

今住んでいるのは、

父の親方のお孫さんご家族です。

数年前に、家のご相談をいただきました。

建て替えるか直すか。

と、悩まれておりましたが、

「おじいちゃんが大切にしてきた家、もし、新築と同じくらい快適な家に

なって、この家をつくってくれた大工さんに工事してもらえるのならば、

残したい!」

とお話をいただきました。

建物を骨組みだけを残しての

リノベーションです。

この先、何十年と住われるお客様の命を守る家ですので、

耐震改修も行い、

建物の性能も新築と同じ

基本仕様にすることは、

中澤建設にとって大きな挑戦でした。

当時、

建てさせていただいたのは中澤建設で

その時の大工が今も2人いて、

その建物を大切に思っておられるお施主様がいらっしゃる

という事が嬉しくて、

この大きな挑戦をお受けさせていただきました。

工事の序盤から中盤は、

耐震補強工事と断熱・気密に力を

注ぎました。

これは、お客様に安全安心で

快適な生活を過ごしていただく為の

大切な工事です。不安でたまらなくなった時には、スーパーヒーローの大工さんに助けていただきました。


大工工事も終盤のころです。

「何か足りないな」と

少し違和感を感じました。

そして、あることに気付き、

居ても立っても居られずに、

お客様に身勝手なお願いをさせていただきました。

お客様より、

「よくわからないけど😅

そんなにオススメするのなら

良いですよ👍」と許可をいただきましたので、すぐさま作業に移りました。

「何か足りないもの」

それは、「どうしても必要なもの」

中澤建設らしさです。

それがつくり手の思いでもあり、

楽しみでもあり、僕が大工をやっている理由なんです。

お客様が喜んでくれることを想像しながら、どこにもないようなただひとつのものをつくることです。

大工工事が終わるころ、

「工事が始まる前は、木に対して

あまり興味がなかったけど、

見ている内にどんどん好きになったよ!

木って、めっちゃいいね!」と

お客様より、お話がありました。

嬉しいですね😊 

そうなんです。

木は、

見て、

触って、

感じることで

どんどん惹かれていくんです♪

良いことばかりではありません。

割れたり、曲がったり、痩せたり、

膨らんだり、日々うごくこともありますが、いきものですから当然です。

人と同じなんです。

それを全部ひっくるめて

僕は木が好きですし、

木と共に過ごす生活を、

お客様にご提供しています。

そんな人と木の思いがこもった家の

完成見学会のご案内です!

高崎市倉渕町S様邸で、

完成見学会を開催させて頂けることになりました。

引越し前の大切な建物を貸していただき大変感謝致します!

感染症対策をしっかり行い、

完全予約制で行ないたいと思います。

46年の建物を、骨組み残しの

スケルトンにしたリノベーション。

中澤建設らしさ。

是非、ご覧になってください!

詳細は、下記の内容になります!

お問い合わせをお待ちしておりますので、お気軽にご連絡ください!

日時 731()10時〜16

場所 ご予約時にお伝え致します!

見学時間 1時間程度

お問い合わせ先メールアドレス

nkz@hitoto-ki.com