味の違い

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

その日の仕事内容や現場の場所によって違いはありますが、毎朝6時くらいに自宅から50m離れた場所にある事務所に行きます。僕が事務所の鍵を開けることもたまにはありますが大抵は父親が先です。父親は、大切な差し歯を守るために、指に塩をつけて歯ぐきを磨き、その後に歯ブラシで歯を磨くといった入念なお口のメンテナンスをしています。

僕はと言いますと、冷蔵庫で冷やしてあるトマト🍅を丸かじりして、至福の時を過ごしています。事務所にあるトマトは、直売所から購入したものや売り物にならないと生産者の方からいただいたものなど様々ありますが、その全てが倉渕産のトマトです。

姿形は似ていても、育てられた人が違えば味も食感も全然違います。少し緑がかっているトマトも赤く熟したトマトに引けを取らないくらい甘かったりしますので、こればかりは食べてみないとわからないことです。

事務所の冷蔵庫に入っているトマトは、育て方が上手な生産者の方がつくられたものなので、全て美味しいのですが、スーパーマーケットに並んでいるトマトの味を見た目で判断することは、とても難しいことだと感じます。

こうなってきますと、

「あの人がつくったトマトが食べたい」

「あの直売所に行けば美味しいトマトがある」という気持ちになります。スーパーマーケットや道の駅に行くと、売り場に生産者の名前が書いてあったり、写真が置いてあったりすることもあります。消費者である僕たちにとってはとてもありがたいことですし、やっぱり作っている方の顔や名前が見れることでファンも増えていくのだと思います。

こんな風に事務所でトマトについて父親と語り合い、コーヒーを飲みながらその日の段取りや準備をしていると出発の時間が迫ってきてしまいます。一旦家にもどり、朝食を食べようと思うのですが、その時間が無くなることが多々あります。

時間の使い方が下手だとは認識しておりますが、こんな時は妻におにぎりをつくってもらいます。

「おにぎりだけじゃ栄養ないんだからビャッと食べちゃいなよ〜」

と言われ、

「トマト食べたから大丈夫」

と返すと、

「バカじゃないの?トマトだけじゃ栄養取れないよ」と言いながらおにぎりをつくってくれます。

現場に向かう道中につくってもらったおにぎりをいただく訳ですが、これがまた、なんとも柔らかくて旨いんです。少し前に同じようなシチュエーションで妻におにぎりをお願いしようと思ったのですが、なんだか頼みづらい空気感だったので、自分でおにぎりをつくりました。

多少味付けは違うかも知れませんが、妻がつくってくれるのと同じ見た目ですし、米も海苔も作った場所も同じです。ただひとつ、不思議なことに柔らかさと美味しさが全然違うんです。この感覚は食べた本人しかわからないかもしれませんが、人の手でつくられたモノはこういうことがあるのだと思います。

人の手でつくられるものは、その後に食べる人や使う人、人から人に渡る時に思いが込められるものです。その思いがあるかないかで当然出来上がるものも違ってきます。のろけになってしまいますが、つまり妻のおにぎりが美味しい理由はそうゆうことなんだと思いますので感謝しております。

改修工事でお客様の家に洗面カウンターやテレビ台に倉庫で自然乾燥をした木材を使用させていただきました。その際にどんな木の種類で、どんな型をしていて、厚みがいくつで、色が何色でなどの説明はしておりません。

お客様とお話をしていればどんな雰囲気がお好きはわかりますし、

「木のことはよくわかりませんから、おまかせします」と言っていただけます。

おまかせという言葉は、お客様が僕を信用してお伝えくださったとても責任のある重い言葉だと思います。それと同じくらい、いやそれ以上にお客様からのお気持ちに対する嬉しさを感じます。

ここから僕は倉庫に入って木材を見つけます。選び方に決まり事がある訳ではありませんし、目当てがあって探す訳でもありません。ただその時は無心になってお客様の家に合うものを見つけるのですが、この時間が僕には宝探しのようです。

「これだ」と思える木材が見つかりましたら、加工に進むのですが、これもまた決まり事がありません。目の前にある木の状態を見て、木目を見て、お客様にとっての使いやすさ、木が美しく見えることを考えながら進める作業は楽しみの瞬間です。

木を使う家づくりは、中澤建設のおおきな特徴です。だからと言って、木を使えればそれで良い訳ではありません。お客様には木と共に生活していただく訳ですから、お客様が木を見て木に触れながら、お客様と木が笑顔で暮らしている様子を思い浮かべながら、木と向き合いたいと思います。

謎解き

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先日、帰宅すると録画してあった名探偵コナンを子供たちが見ている横で、顔にパックをしながら丸い小道具を使って妻がストレッチのようなことをしていました。

時間の使い方を考えると非常に効率がよいのかも知れませんが、この時の妻の様子はとても公の場に見せることができないものです。住込み修行中の松島くんの目には、この姿がどのように映っているのか気になりますが、ひとつ屋根の下、ナチュラルプロモーションは家族になった証になりますので、微笑ましいことに感じます。

このストレッチが終わった後に、横を向きこちらを見ながら、

「ねぇ見て、お尻が少し上がったでしょ?」

と妻から僕と子供たちに質問がありました。じっと考える僕たちの応えを待たずに

「どう?昨日より少しあがったでしょ?」と誘導尋問のような質問攻めです。

僕と子供たちも、昨日の嫁の尻がどのくらい下がっていたのかもわかりませんので、これは超難問です。解答時間のリミットは刻一刻と迫ってくる中、みんなでじーっと妻のお尻を見ましたが、昨日との違いもそうですが、最も難しいのは質問に対する答え方です。

解答によっては、その先数日間の生活に影響も出てきます。この時は、子供たちとアイコンタクトをして、心の声と相談しながら平和的な答えを伝えることで、丸く納めることになりました。このように、これはどういうこと?と思えることは仕事をしていてもあることです。

現在高崎市中居町で改修工事をさせていただいている現場では、本棚など重たいものは移動しながら工事を進めています。移動が楽になるようにと本を出そうとするとこちらの本棚、「あれ?なんで?」と少し違和感を感じます。

これはつくられた人の遊び心なのか、デザイン性なのか、それとも間違えてしまったのかはわかりませんが、全体を見てみるとどうやら無垢の木で出来た手づくり家具のようでした。それが証拠に合板を使用した家具とは違いとてつもなく重たいんです。

遊び心や重さ、そして見た人にこのような疑問を感じさせることも、この本棚の魅力だと思いますし、永きにわたりお客様の暮らしに寄り添える手づくり家具の素晴らしさを感じます。

倉渕で外構工事をしております現場でも不思議な光景がありました。この日に行ったのは、道路から玄関までのアプローチを改善する為のアスファルト舗装工事です。

現場には大型トラックが入れるようなスペースがありませんでしたので、中澤建設の資材置き場で大型ダンプから3トンダンプに積み換えて現場に運ぶことになりました。

とは言え僕が何をする訳ではありません。僕の役割は現場監督なので、細かな納まりの確認や現場の写真撮影、作業されている方に飲み物を届けることが仕事です。

少し用事がありあしたので、会社に戻りながら、資材置き場の前を通ると驚きの光景が目に入りました。思わず二度見どころか三度見をするくらいでしたので用事を済ませてから、倉庫に行き僕なりに謎解きをしてみました。

しかしながら、なぜ大型トラックがこのような状態なのか僕には全くわかりません。現場に戻らなければいけませんから、いつまでも考えている訳にもいきません。謎解きはここで断念してトラックの運転手さんに答えを教えてもらうことにしました。

想像してない答えに驚きましたが、理にかなった方法になるほど納得です。とても面白い場面を見させていただくことができましたがベテランの運転手さんの経験と技術が必要ですし、一歩間違えば大きな事故に繋がります。

効率を求めることも大切ですし、次に待ってくださっているお客様の為に工事を円滑に進めることはとても大切なことです。ですが、安全第一が最優先で、怪我をしてしまうことを1番気をつけなければいけません。

これは、現場を管理する工務店の立場として、自分が誰よりも意識しないといけないことです。お客様の命を守る為の家づくりでもありますが、働く皆さんの命を守らなくては全てが意味のないことになってしまいます。現場で働く皆さんとそのご家族、お客様の笑顔を守る為にも安全に工事出来る環境づくりを心掛けたいと思います。

俺たちの地域貢献

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

今、中澤建設は安中市で改修工事をさせていただいております。こちらのお客様は、妻のご両親なので、僕のお義父さんとお義母さんでもあります。以前より様々な工事を頼んでいただけるのですが、今回はお母さんの念願でもあるキッキンの入れ替え工事です。

今までは、リビングに背を向けてお料理をしていたのですが、この機会に対面型にして、得意のお料理をしながら、大好きな韓国ドラマを見ることがお母さんの楽しみなのだと思います。

その他にも、お義父さんが希望されていた建物の性能を向上する為の窓の入れ替え工事や省エネルギーを考慮した高効率給湯器への入れ替え工事も行います。そして、お二人にとって大切な工事がコタツを堀コタツにする工事です。

腰が痛いことが多くなってきたお母さんは、コタツに座ることで腰痛になってしまう為、寝転がって韓国ドラマを見ています。これが堀コタツになれば、寝転がる必要がないから起きて韓国ドラマを見ることが出来る訳です。

そんな主張をするお母さんに対して、

「いや、堀コタツにしても絶対に寝る。足を橋渡しにしてでも絶対に寝る」

とお義父さんは言います。とは言え、堀コタツの方が腰の負担にならないことはお義父さんも納得した様子ですし、何よりお母さんに対してとても優しいので、堀コタツの工事もさせていただくことになりました。

このコタツには僕も思い出があります。以前もブログで書かせていただきましたが、妻とまだお付き合いしている頃に妻の家のコタツの上には罰金箱が置いてありました。当時、妻の実家では、両親と妻が毎日コタツで朝まで寝ていました。

四角いコタツの中で、人が三角の形になって寝転がるスタイルです。これならば、お互いの足がぶつかることなく寝ることが出来ます。四季問わずにこのスタイルで生活をしていましたが、このままでは電気代の無駄だと家族会議が行われ、罰金箱が用意されました。

ルールとしましては、コタツで朝まで寝た人は箱の中に500円玉を入れるということです。僕は第三者の立場で妻の家族を見守ることになりました。これが効果的面で罰金が発生するとコタツで寝ることがなくなりました。しかし、この生活も時間が経つにつれ、

「今日寝ちゃった💦

「私も寝ちゃった💦

と罰金箱の500円は日に日に増えていきます。この制度が始まりしばらくしてから、

「やっちゃん、罰金箱がいっぱいになったらみんなで焼き肉を食べに行こう」とお母さんからお話いただいた時は、衝撃的な気持ちでした。でも、家族で楽しく外食できる訳ですから素晴らしいことだと思いました。

聞く人が聞けば、なんて意味のないことをやっているのかと思うかも知れませんが、仲が良くてユーモアのある皆さんのことが僕は大好きで大切な家族です。

僕は住んでいる高崎市倉渕町で、消防団、商工会青年部、法人会青年部、その他にも様々な活動に参加をさせていただいております。そのなかで地元の仲間で集まり有志で行っているのがやままつり実行委員会です。

メンバーは倉渕出身だったり、結婚がきっかけで倉渕に移住してきたり、環境は様々ですが倉渕を愛してやまないメンバーの集まりです。

発足したのは今から10年前です。無名の団体ですし、経歴も経験もない僕達は誰からも信用されない、ただの友達の集まりのような存在でした。

まずは地域の方々に僕達のことを知っていただく為に、誰でも参加できるフリーマーケット「KURAICHI」を行いました。

フリーマーケットであれば簡単に出来ると思ったのが大間違いで、ひとつのイベントを実行するのにやることがたくさんありますし、多くの方々の助けが無ければ出来ないことを痛感しました。その他に倉渕で行われるお祭りごとにも参加させていただきながら、自分達の活動をアピールさせていただきました。 

そして、真夏に行う水のお祭りウォーターマン フェスティバルを開催させていただきました。台風の影響で中止になった年もありましたが、子供から大人までずぶ濡れになるお祭りを5年間続けさせていただきました。

その後から流行り病の影響でイベント開催が難しくなり今に至ります。世の中が通常に戻りつつある中で、僕達“< /span>やままつり実行委員会もイベントの再開を考えました。しかし、何も出来なかった3年間は頭で考える以上の足かせになりました。

単純に全員が歳を重ねました。仕事や子供のこと、その他の地域活動でも立場が変わり、役割も変わりました。その為、メンバー全員が時間を取りづらくなりました。

そして何より大きいのは気持ちの部分かもしれません。開催出来ずに3年間空いたことで、気持ちが切れてしまったことは間違いありません。その為、これを機にやめる選択肢ももちろんあります。このまま何もする必要がありませんので、その分仕事もできますし、家族との時間もとれるし、趣味を楽しむことに時間を使えます。

僕達がやままつり実行委員会を発足したきっかけは地域貢献の為です。自分が子供の頃に行われたお祭りのほとんどが今ではなくなってしまいました。身近に遊べる川も公園も減ってしまい、駄菓子屋さんもほとんどなくなってしまったのが倉渕の状況です。

今の子供たちは家でゲームばかりしているのではなくて、家でゲームすることしか出来ないのです。ゲームが良くないとは言いません。でも、倉渕ではなくてもできますし、倉渕の魅力ではありません。

せっかく素晴らしい環境の倉渕に生まれ育っている訳ですから、子供たちには倉渕町で楽しい思い出をつくってあげたいんです。例え1人でも2人でもいいから、生涯忘れられない思い出になって、自分の生まれ育った町は最高だと思ってもらえるようなことをしたいのが僕達の想いです。

その思い出の中に40歳くらいのおっさん達が、がむしゃらに楽しんでいる姿が残ってくれていればよくて、それがやままつり実行委員会のあり方なんです。この活動は僕1人では出来ません。やままつり実行委員会だから出来ることです。そして、ご協力してくださる多くの方々に助けていただけるからこそ出来ることです。

そして、僕達やままつり実行委員会は、今年の秋、1021()にイベントを開催することになりました。

その名も『やままつり』です。

以前より計画はしておりましたが、いよいよ開催の告知を出来る準備が出来ました。今回はキャンドルを使用したイベントです。夕方には照明器具の使用を最小限に抑えて、キャンドルの灯りでコンサートを行います。

もちろんそれだけではありません。やままつり限定の飲食店さんもとても豪華な顔ぶれになっております。心強い各種団体様も僕達と一緒に会場を盛り上げてくださる予定です。お越しいただいたお客様も参加してくださる皆様も会場にいる人全員の方々と最高のヒトトキを過ごしたいと思っております。

僕たちの活動はやらなくても良いことかもしれません。しかし、やる事によって未来が少し変わるなら、そこには大きな意味があると信じています。

ヒトトキ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

ブログでも何回か書いているのですが、僕には歳の離れた姉が2人います。僕が小学6年生の時には長女が20歳で次女が17歳でしたので、夏休みに家族で旅行に行くことは、ほとんどありませんでした。

姉のアルバムを見ると小さい頃に色々と旅行にいった写真がありますので、両親は旅行嫌いではなかったと思います。僕のアルバムは姉に比べて一冊少ない現実はありますが、僕は僕で夏休みを楽しく過ごしていました。

毎日のように友達と遊び、川に行ったり、泊まりにいったり記憶に残る楽しかった思い出から充実した夏を過ごしていたことがわかります。

僕の数少ない家族旅行の中で、東武動物公園に行って物凄く楽しかった記憶があります。細かなことは覚えていないのですが、とにかくすごく楽しったことから、数年前より僕は東武動物公園の大ファンです。

プールあり、動物園あり、そしてレトロな遊園地は見て、乗って五感で楽しめます。コロナ禍でしばらく行けなかったのですが、先日友人家族と一緒に数年ぶりに遊びに行ってきました。

この日はお盆休みの台風の最中です。天気予報と睨めっこをして、行くかやめるか悩みましたが、一か八かにかけた結果が大当たりです。向かう道中は雨に降られましたが、着いたら気持ちいい晴れ模様です。

プールで楽しみ、程よく身体を冷やしたら一旦プールから出て、動物園と遊園地に移動します。施設全体を端から端まで楽しめる、これが東武動物公園の魅力のひとつです。気温も上がり身体が熱くなってきたら、またプールに戻りクールダウンです。夜の遊園地もレトロな雰囲気がまた最高で、朝から晩まで家族みんなで全身全力で遊びました。

その翌日、半日仕事をして午後は中澤の三男と家の近くの広場で遊んでいました。三男が「川を見に行こう」と言いすぐ横の田んぼの畦道に流れている水路を見にいきます。そこで水路に葉っぱを流して2人でレースをすることにしました。

「タキがこの舟で、パパはこの舟ね。」と葉っぱを舟にみたてたレースが始まります。自分も子供の頃の学校帰りにこういうレースをやりました。何か特別なものを用意する訳ではなく、目の前に流れている水路に葉っぱを流すだけの遊びです。でも、こういうのがたまらなく楽しいんです。

葉っぱも大きいから強い訳ではないし、小さいから速い訳でもありません。全てが自然の中にあるものですから何が起こるかわかりません。だからこそ面白いのだと思います。


葉っぱのレースは、子供と向かい合い、お互いの笑顔を見ながら楽しめる良さがあるように感じます。遊園地の乗り物は同じ進行方向を見て、同じ事を体感する楽しさです。楽しむ方法は様々ありますが、大切にしたいのは同じ時間を過ごすことなのだと思います。

僕は中澤建設のロゴにヒトトキの言葉をいれました。家づくりはもちろんですが、私生活も含めた、生きることの全てにおいて大切にしている言葉です。

このヒトトキですが、数年前には胸の内にしまっておいた言葉です。中澤建設の恩人である方から背中を押していただき、今では自分の分身となる言葉になりました。

僕の仕事は家づくりなので、お客様の家をつくることが仕事です。家とは目に見えるカタチのあるものですが、目には見えないたくさんの想いによってつくられているものなんです。

お客様がご家族の幸せを考え、家をつくりたいという想いを僕や妻にお話してくださいます。僕と妻も中澤建設が大切にしている家づくりの想いをお話させていただきます。

僕達にとって家づくりのお話をお客様とさせていただく時間は幸せを感じる時間です。そんな時間の中で、家づくりの話から脱線して、ご家族のことや趣味のことなど、お客様のことをたくさんお聞きしながら、楽しく過ごさせていただく時間があります。

家をつくらせていただくことは、お客様と家族になることと同じことです。ならば僕達つくり手は、お客様のことを知ることが大切ですし

お客様にも僕達を知っていただき、お互いに理解しあい、好き同士になることが家づくりには大切なことなんです。その為に、お客様と過ごさせていただく、この時間がとても大事なことなんです。

僕の役割は、そんなお客様の想いを現場の職人さんや家づくりに携わる方々にお伝えすることです。そして、お客様にも出来る限り現場に来ていただき、現場で作業をする方々に会っていただき、お話しをしてもらうように心がけています。

お客様の家づくりをさせていただく中で何よりも大切なのが人と人が関わり合うこの時間です。この時間が、かけがえのないヒトトキなんです。ヒトトキとはわずかな時間ではなく尊い時間です。家づくりとは、この尊い時間がつみかさなって、出来上がるものです。

ひとときをつなぎ

かけがえのない

ひとときを

つみかさねる

家づくり

これが中澤建設の大切な想いです。

簡単な仕事

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

8月の上旬ですが、妻と3人の子供たちは妻のお父さんお母さんと一緒に二泊三日で旅行に行きました。実家のご両親は、

「やっちゃんもお休みとって何とか行けないの?」と言って下さるのですが、業務上平日の3日間を空けることは大変難しく、僕は留守番をすることにしました。

僕の気持ちをよそに出発前の荷物を準備している子供たちはテンションが高めです。ふとその荷物に目を向けると

必要の無さそうなものでバックがいっぱいになっています。

「もっと考えて荷物を入れた方がいいんじゃないの?」と言ってはみますが、

「全部大事なんだよ笑」の一点張りです。

たしかに旅行に出発する前に気持ちが高揚し色々と持って行きたくなります。考えてみれば、こんな準備も含めて旅行の楽しさなのかもしれません。

お留守番をするにあたり、妻から僕に重大なミッションがありました。それは最近妻が我が子のように大切にしている植物の水やりです。植物によって水のやり方が違うようで事前に妻からレクチャーを受けました。なかなか細かな内容でしたが、何とかなるだろうと思い

OKOK、まかせてよ」と軽い気持ちで任務を受けました。

家族が旅行に行った翌日の朝から水やりを始めました。早速ここでピンチをむかえます。教えてもらった作業は出来るのですが、どのくらいの量をあげれば良いのかわからなくなってしまいました。妻は僕に伝えてくれていた気がしますが、僕が妻の話をなんとなく聞いていたので、全然頭に入っていませんでした。

この時は早朝だったので、ゆっくり休んでいるところに電話をしてもわるいという思いと、電話して聞いたら、

「あたしの話をきいてなかったでしょ?ちゃんと言ったのに〜」と怒られると察しましたので、Google先生にお聞きしてなんとかその場をクリアしました。

当然ですが、これは僕に大きな問題があります。妻が毎朝していることを僕の中で、

植物に水をあげるだけの簡単な作業だと決めつけていました。妻の話も半分くらいの何となく聞いていましたので、頭の中にも入っていません。その為、誰にでも出来る簡単な作業だと思っていたことを僕は1人でやることが出来なかったということです。

妻が「絶対忘れないで水をあげてね」と何度も言っていた様子から、下手をしたら枯らしてしまう恐れだってありました。植物が今も元気でいることが救いなのですが、自分のだらしなさに深く反省をしました。

倉渕の現場では、車椅子用の出入り口を新設する工事を行っています。この日の作業は、雨が降っていてもお客様がゆっくり家の中に入れるように、車椅子用の昇降機が雨に当たらないようにする為、玄関引戸前に屋根をつくらせていただく内容です。

ポリカーボネートの波板を使用した屋根になるのですが、もともと既存である屋根との取り合いがあり施工するスペースにも限りがあります。なんとか作業を進めていたのですが、様々な道具を使用してもどうしてもビスが止められない場所が出てきてしまいました。どうにもならずに悩んでいると、ベテラン大工の原田さんから、ひとつの提案がありました。

早速その方法で準備をして作業をしてみますと、見事にビスをとめることができたんです。

「原田さん、すげぇなぁ〜」と心底感じました。道具を使ってなんとか解決しようとしていた僕に対して、原田さんはちょっとした工夫で解決をしました。これは、僕が何時間考えても思いつかない方法ですし、原田さんが長い年月をかけて経験したことで生また発想です。

原田さんが居てくれたから工事を終わらせることができましたが僕1人では、たった一本のビスをとめることができませんでした。波板はりと僕は少し簡単に考えていたのかもしれません。その気持ちの甘さは、どんな仕事に対しても真剣に向き合っていたら現れない感情です。


簡単そうに見える作業や短い時間で終わる作業はありますが、実際に簡単な仕事なんてたった1つもないことを感じることができました。

目的

 

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

 

世の中の小学生と同様に中澤家の子供たちも夏休みになりました。夏休みになる前日の夜は、

「明日宿題を終わらせて、あとは好きなことをして過ごす」と意気込んでいました。その気持ちはとてもわかりますし、この子供の親だけあって僕自身も過去に同じことを言っていました。これは中澤家に限らずに誰でも一度は夢見て発する一言だと思います。

 

しかし、現実はそんなに甘いものではありません。というか、宿題はそんなに簡単に終わるように考えられていません。翌日の2人は、

 

昨日の意気込みはどこかに行ってしまいましたが、こうなる気持ちもよくわかります。夏休みの小学生らしさはこういうものですし、夏の風物詩のようにも感じます。

 

先日、お客様から

「これ息子さんが書いたものじゃないですか」

と写真を見せていただきましたのは、倉渕の道の駅に飾られた七夕飾りの短冊の写真です。

 

一般的には77日が七夕だと思いますが、倉渕の七夕は87日です。短冊に書かれているのは中澤家の次男が将来の夢を書いたものでした。「今どきっぽいな〜」と思いますが、ユーチューブ大好きな次男が、好きなものを職業にしたいと思う気持ちは大切なことだと思います。でも、もっと大事で素敵だなと感じたのがその下に書いてある言葉でした。

 

将来の夢、どんな仕事をしたいとか、何になりたいとか、世の中にはたくさんの職業がありますし、これから新しい職業も生まれることを考えると、これから大人になる子供達の未来もとても楽しみに感じます。

 

大人になった時に何をするのかはもちろん大事な事ですし、好きなことを仕事にしてほしいと思います。そして、大切にしてもらいたいのはその後です。自分がやりたいことをやって、その場所で何をするのかという『目的』が夢と同じくらい大事なことだと思います。

 

倉渕で施工させていただいております、外壁修繕の現場では、シーリング工事でコーエイの須永さんが入ってくださいました。いつお会いしても穏やかなお人柄で、仕事も惚れ惚れするくらいの仕上がりなので、中澤建設の防水工事には欠かせない方です。

 

仕事が終わったあとに少しお話をしたのですが、最近健康の為に大好きな晩酌をやめたと発表がありました。お酒が好きな方にとって晩酌は1日を締めくくる楽しみだと思いますので、それを無くすのは大変なことです。

 

しかし須永さんは、お酒をやめる訳ではなく1日に飲む量を適量に減らすことを目的にしたそうです。まずは、自分が美味しいと思えるノンアルコール飲料を見つける為に売り場に並んでいるものを全て飲んだそうです。口に合うものを見つけ、晩酌の時にそのノンアル飲料を飲んで、最後に適量のお酒を飲むようにしたそうです。

 

続けているうちに「これなら今日は飲まなくていいか」と思えるようになり、晩酌をしていた時間に家族で映画鑑賞をするようになったそうです。その生活の変化からお酒よりもこっちの方が楽しいと感じたようです。体重も減り、身体も調子が良くなって「あとは次回の健康診断の結果ですね😊」となったようです。

 

須永さんが、

「これはお酒の話しになってしまいましたが、目的を持つことはいいですよね。それも最初から厳しくならずに、まずは自分に無理のない目的がいいと思います。目的を持って楽しむことは、達成する為には大切なことですよね。」

と素敵な話を聞かせてくださいました。

 

仕事だけの話ではなく、進学でも同じ事が言えると思いますますが、一流企業や一流大学に就職することはとても素晴らしいことだと思います。かといって中澤建設のような知名度の低い小さな工務店や聞いたことのない学校からでも得られるものはあるのではないかと思います。

 

どこで仕事をする、どこで勉強するは大きな問題ではなくて、その場所で自分が何をするのかが何よりも1番大切なことだと思います。

 

一流企業にも一流大学にも行ったことがない人間ですが、僕がずっと心の中に置き生きる上で大切にしていることです。

 

 

 

 

 

自分

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先日、家族でテレビを見ていると女優の永野芽郁さんが出演していました。僕のタイプですし、話をした事はありませんが絶対に性格も良い筈ですし、とにかく面白い人だと思い、人知れずに気になる存在でした。テレビを見ながらの流れの会話として、

「永野芽郁ちゃん、かわいいよね」と言いますと、

妻「やっちゃん、気持ち悪いよ。」

長男「そういうの言わない方がいいよ。」

となぜか非難されました。

何が悪いのでしょうか?別に僕は誰にも迷惑をかけている訳ではありません。ただ素直に思ったことを口にしただけですが、ここまで非難されるとは思いませんでした。そんなことを言い出せば、永野芽郁さんに限らず、恥ずかしくて人には言えない自分好みの有名人はたくさんいます。

もう二度と言うまいと心に決めた訳ですが、物事を人に伝えること、大切な人に気持ちを伝える時、自分の持っている悩み、こんな事をしたいと思っている望みや夢など、自分の感情を誰かに伝えるということは簡単ではありません。恥ずかしい気持ちもありますし、聞いた人がどんな事を思うのかという不安から上手に伝えられないものです。

先日の事ですが、お仲間工務店さんと中澤建設の共同で、「住育セミナー」を開催させていただきました。この住育セミナーは、住育キャラバンということで、栃木県を出発して埼玉県のゴールまで関東を移動しながら行う暮らしのセミナーです。

僕がこのセミナーを聞いたのはこの日で3回目です。住まいを通じた子育てのお話でもあるのですが、住育セミナーの中で講師の田村美奈子さんが大切だと話してくれるのは自己肯定感のことです。

自己を肯定することなので、自分に自信をもつことが自己肯定感だと思いますが、僕は自分の気持ちを大切にすることだと思っています。自分勝手になってはいけませんが自分の考えや感じた思いは素直に持っていていいと思うんです。

今回の住育セミナーでは、中澤建設から2組のお客様がご夫婦で参加してくださいました。セミナーの後半に付箋に自分の想いを書き綴り夢マップに貼り付けていくワークショップを行いました。これが言葉にして伝えることが難しい自分自身についてを表現出来るワークショップなんです。

言葉ではなく、付箋に書くことで何度でもその想いを確認することができ、その想いを大切な相手と共有することができるんです。

夢も悩みも色々なことが付箋に書き綴られています。いい事も少しネガティブなこともあるかもしれませんが、これがありのままの自分自身なんです。

自己肯定感を持つ為には、自分の事を大切に思い、自分自身を好きになることが必要です。自分を知り、自分を理解し、自分を認められることで、初めて自分の気持ちに向き合えるのだと思います。

参加してくださった中澤建設枠の2組のご夫婦ですが、1組は僕と一緒にお客様の家づくりをしている協力業者さんです。

「自分の仕事はお客様を幸せにできているのかな〜」と僕に電話をくれて、仕事のことだけ1時間も語り合えるような大切な仲間です。

梅雨時期の貴重な晴れの日に、奥様と2人で参加してくださいました。

もう1組は、家づくりのお話を進めさせていただいているお客様です。

「家族を幸せにする為に家がほしいです。」と初めてご相談を受けた時にご主人様からお聞きした一言が忘れられないお客様です。

セミナー後に奥様から、

「家づくりをしながらこんなに素敵なお話を聞けるなんて、本当に幸せなことです。」と嬉しいお言葉をいただきました。

2組のお客様が口を揃えて、

「夫婦で聞くことが出来て良かった」とお話してくださいました。毎日顔を合わせていても伝えられないことがたくさんあります。でもそのほとんどが伝えなくてはいけないことだと思います。

参加されたたくさんの方々からの感想からも様々な気付きをいただくことができました。

お越しくださりありがとうございました!

生き物

こんばんわ!
中澤やすゆきです!

お引越しを済ませて、新居にお住いになられている伊勢崎のお客様のお宅ですが、外構工事も大詰めになり、先日はお客様が大切に育てられた樹木の引っ越しをさせていただきました。

“引っ越しをした”などと偉そうなことを言っていますが、正確には造園屋さんが行う引っ越しのお手伝いになります。中澤建設の造園工事をしてくださるのは、高崎市の坂本庭園さんです。

坂本さんが愛情をもって木を扱う姿を見ていると、造園業とは、”木を生かす”仕事だということが良くわかります。坂本さんの魅力は技術や知識だけではなく、樹木を美しく魅せる芸術的センスや優しいお人柄、そして絶妙なユーモアです。少し前まで中学校で美術の先生をやられていた奥様も現場に入ってくれるので、今はご夫婦でお仕事をされています。

奥様も優しさに満ち溢れた素敵な方です。植木の根回しをする前に根本にあるプランターの移動をしたのですが、そこにミツバのような雑草がありました。良かれと思い抜こうとした瞬間に、
「それも素敵な植物ですね。プランターに植え替えましょう」と坂本さんの奥様から提案をいただきました。するとお客様の奥様が、
「ありがとうございます。名前はわからないですけど私もかわいいなぁと思い大事にしていたんですよ😊嬉しいです。」とおっしゃっいました。

昨年、自宅の周りにある雑草と一緒に母親の大切にしている花を抜いてしまった事を思い出しました。この時は、
「私が大事にしてるお花を全てダメにして!今度は私の番か〜!!」
と40歳にもなってこっ酷く怒られました。そこまで怒らなくてもいいんじゃないかと思いましたが、母親がそれほどまでに大切にしていた植物になりますので反省をしました。

そんな経験があるにも関わらず今回の出来事です。中澤やすゆき、間一髪のところで助けていただきました。僕みたいな無知な人間は余計なことはしてはいけません。

造園屋さんだからだとも思いますが、坂本さんの奥様の”女性の目線”に助けられたのだと思います。本来の目的である植木の移植たけではなく、雑草に見えるような小さな植物にも目を配り、プランターに植え替えて生かすことなど、中々出来ることではありません。それがいい事なのか必要のない事なのかは、その様子を見ていたお客様の嬉しそうな表情を見ていれば鈍感な僕でもわかります。

こうなりますと、坂本さんの作業に対して自分に出来ることは伐採した枝葉を片付けることだけです。お客様に確認したところ枝葉は70㎝にカットすれば、市のクリーンセンターで焼却してくれるとのことでした。

木をカットする業務となれば、僕の日常が活かされる時がきたという事です。今までお力になれなかった分を取り返すかのように坂本さんの植木バサミをお借りして、無我夢中にカットをしました。トラックいっぱいになった枝葉はクリーンセンターに運搬します。

受付では女性の職員さんから
「暑い中、ご苦労様です。お手数なのですが、ゴミの情報とお客様の情報の書込みをお願いします。」と丁寧な対応をしてくださいます。
枝葉を下ろしたあとの出口では、別の女性が
「たくさん出るんですね。外での作業は暑くて大変ですよね。気をつけてお戻り下さい。ありがとうございました。」とこれまた驚きです。

実際には”ありがとうございます”はこちらのセリフです。枝葉は家庭で出たゴミと言えばそこまでですが、市の可燃ゴミとして受け入れてもらえることは本当にありがたいことです。そして、業務的になりがちな受け入れ側の方もこうして人と人との繋がりを大事にするコミュニケーショをとってくださるなんて本当にすごいことだと感じました。

植木も坂本さんの手により、お客様と一緒に新居に引っ越すことが出来ました。土は違えど新たな場所でお客様と同じ時間を過ごすことになります。今までは木と木が少し狭い間隔でしたが、適度に離れて植えられたことによりこれからは今までよりも伸び伸びと生きる事ができます。

梅雨明け間近のこの時期になりますと、
「子供達に見せてあげて」
とクワガタをいただくことがあります。今年はミヤマクワガタとノコギリクワガタが届きました。

やはり男の子のロマンでもあるクワガタのかっこよさには子供達も大興奮です。
例年ならば、クワガタの家をつくってクワガタ観察をしているのですが、僕も含め中澤家の家族はきちんと面倒を見れません。

「誰がエサを替えるの?」なんて無責任な言葉が飛び交うこともよくありますし、とにかく小さな部屋がクワガタにとって過ごしやすい環境だとはどうしても思えません。

せっかくいただいたクワガタですが、家族で相談して今年からはすぐに自然に帰すようにしています。その方が大自然の中で思いっきり生きることができますし、クワガタらしく生きられると思います。

人間だって限られた狭い環境の中で過ごしていたら息苦しく窮屈なものです。自分勝手に自由に生きることは良くありませんが、たくさんの方々に支えられている感謝の気持ちと、人やモノに対する思いやりの気持ちを忘れずに、自分らしくいることがすごく大切なことだと思っています。

モノの例え

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家では、鬼滅の刃ブームが再び訪れています。と言いましても鬼滅の刃はいつ読んでも面白いので、流行りものとは違いますが、中澤家の三男がどハマりしています。好きなキャラクターがたくさんありますので、変幻自在に日替わりで様々なキャラクターを演じています。

三男の相手をする敵役ですが、妻と兄達は塩対応なので主役の三男にとっては戦い甲斐がありません。

その点、宣夫(親父)聖士(修行中)康之の演技力は素晴らしいものです。家にいるタイミングと年齢による体力のバランスを考えながら交代で敵役を演じるのですが、主役を気持ちよく勝たせるという心構えは皆同じです。

このようにハマってくると、兄達同様に衣装にもこだわりが出てきます。ここで登場するのが、20代の頃休日に一日中ジグソーパズルを楽しめた、インドアタイプの愛弓()です。

「あたしだって色々やることあるんだからね」と言いながらも、こだわりの細かな作業はクオリティも高く、主役を満足させるあたりは流石だと思います。

ここで気になるのが、三男が背中に背負っている人形です。この人形は僕の1番上の姉が生まれた時のものなので年齢は48歳です。三男は人形を手に取り、

「たとえばこれが禰󠄀豆子だとするでしょ」と説明をしてくれました。たとえばの使い方は少し違うのかも知れませんが、三男は僕達がわかりやすいように自分の知っている言葉で説明してくれたのだと思います。

先日は自立研関東ゼミ「目からウロコの温熱学」という住宅の勉強会に参加させていただきました。講師は森こうすけさんで、去年に引き続き目には見えない空気の世界水蒸気について講義をしていただきました。

空気中にある水蒸気とは、湿り空気のことを言いますので、僕たちが生活する中で快適かそうではないかを身をもって体感できる湿度のことになります。

四季のある日本でお客様の大切な家づくりをする建築従事者として、湿度について正しい知識を持つことは当然のことです。とても難しい内容なので、頭の中で整理をしながら自分の中に落とし込んでいるのですが、今回は難しいながらも不思議と理解が深まり楽しさも感じる感覚がありました。

関東ゼミには毎回参加させていたたいていますので、その積み重ねによるものかと思いましたがそうではありません。森さんのわかりやすい説明のおかげだとわかりました。

森さんは水蒸気が熱を持っていることについて、空気中の水をこどもに例えて説明してくださいました。この例えが僕には非常にわかりやすく、お話してくださる内容がストレートに自分の頭の中に入ることを感じました。

1つのことがわかると、

「そう言うことか!」と謎解きのように今まで少し理解しきれなかった水蒸気のことがわかるようになってきます。こうなってくると勉強は楽しくなるものです。こんな風に思えるのもお話をしてくださる講師森さんのお力のおかげだと思いますので、本当に有難く感じます。

先週のことですが、所属する高崎市法人会青年部の活動で、倉渕小学校の6年生に向けて租税教室という税金の授業を行ってきました。地元の先輩達と行き、授業の進行は僕がさせていただきました。他の地域では、税理士さんが行うところも多いそうですが、倉渕町では9年前より税理士さんではなく、僕のような一般の経営者が行っているそうです。


先輩達の

「専門の方々が説明するのもいいけど、地元の人が笑いを交えながら話をすれば小学生とも交流がもてるし、自分達の勉強にもなるから頑張ろう」と言う素晴らしい思いをお聞きしました。


この経験は僕にとっても初めてのことです。人に説明出来るような税金の知識はありませんし、特別な勉強をしてきた訳ではありません。

台本はありますが、40分の授業時間をオーバーする訳にはいきませんし、早口になってもいけません。聞いてくれている6年生の皆さんに、自分の言葉でわかりやすく伝えられなければこの授業の意味がありませんので、内容を把握しながら練習をして授業にのぞみました。

中澤家の長男もいる19人の6年生と3人の先生の前で行う税金の授業は、初めての経験の為冒頭は少し緊張しましたが、無事に終える事ができました。しかし、もう少し笑いを交えて楽しくわかりやすく伝えられたんじゃないかと課題が残りました。

適当なことは言えませんし、台本が話の軸ではありますが、ニュアンスや伝え方など方法を変えることで、聞く人の理解の深さもまた変わると思います。次回に向けて知識とユーモアに磨きをかけなければいけません。

関東ゼミの森さんのお話から、水蒸気のことそして、伝えることの大切さを教えていただきました。このような機会をいただきありがとうございました。

お風呂

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

その日の仕事が作業場だったり、現場が会社から近い時は早朝に子供とサッカーの練習をしています。110分程度の合計20分という少ない時間にはなりますが、僕にとっては楽しい時間を過ごしています。基礎練習の手伝いをしながらボールを蹴る子供の足を見ると傷だらけの膝がみえました。

サッカーをしていることも理由のひとつだと思いますが、そもそも子供の頃は転がって、膝が擦り剥けるような怪我をよくします。こんな時何よりも1番嫌なのがお風呂です。

僕が子供の頃は、今と変わらずにヘタレでしたので、擦り剥いた膝にはなるべくお湯をかけないように、湯船につかる時も膝だけ出して、傷口を痛みという恐怖から守っていました。ちなみに中澤家の子供たちも怪我をした時は教えた訳ではないのに僕と同じようにしています。顔はあまり似ていませんが、こう言うところは親子だなぁと感じます。

先日お引渡しをさせていただきました、お客様の家にはお風呂を2か所つくらせていただきました。1つはユニットバスですが、もう1つは中澤建設のオリジナルです。設計の段階で天井・壁・床と仕上げは決まっていましたので、その通りにお見積りもしましたし、その通りに工事を進める予定でした。

しかし、どうしても気が進まずに2つ目のお風呂には手をつけずに工事を進めました。建物の一部分が進まないとその他の箇所との関連もあり、現場で働く職人さんは大変やりづらいものです。工事管理者の立場としたら失格だと思いますが、このまま予定通りにこの部屋の工事を進める気持ちになれませんでした。

悩んだ末に、自分のやりたいことを設計者の掛川さんにお伝えし、ご理解をいただきましたので、設計の変更をお客様にお話させていただきました。お客様からも、

「全ておまかせします」とありがたいお言葉をいただきましたので、ようやくもう1つのお風呂工事を進めることになりました。

考えていても、図面上で描けていても、実際に現場で納められる訳ではありません。僕にはそのくらい難しい工事内容でした。床の下地づくりでは、ベテラン大工の原田さんにお願いしました。この床はお風呂の床になりますので、水が流れるようにつくらなくてはいけません。この作業を広い場所でやることはそれほどではありませんが、限られたスペースでは大変な作業になります。

防水工事では、コーエイさんに何度も現場に来ていただき、これ以上はないと思える方法をご提案していただきました。水を使う場所だからノンスリップ仕様にするのが普通ですが、お客様のことを考えたらノンスリップにしない方が良いということも教えていただきました。

排水金具を取り付けてくれたサトウ住設さんには、一度取付けた後により良い方法が考えられた為、床下にもぐっていただき、納め直しをしていただきました。

部屋とお風呂を繋ぐ役割である引戸は、防水との取り合いが難しくとても悩みました。ここでは、トヨタトーヨー住器さんの知識と技術に助けていただきました。

図面と電話だけで、簡単な判断をされた方は1人もいませんでした。皆さん現場に来てくれて、状況を1番近くで確認する為に、膝を付き「こうしたらどうか?」「この方がいいこともある」と最善の方法を一緒に考えてくれました。

家づくりの素晴らしいところは、こういうところなんだと思います。先日妻が、

「家づくりで1番大切なのは、お客様とわたしたちが思いやりを積み重ねられる関係であることだよね」とふとした会話の中で言っていました。

妻が言ったからとかではなく、本当に心から共感しました。今日に始まった訳ではなく、中澤建設の家づくりに携わってくださる皆さんはずっと思いやりの気持ちをもって仕事をされていました。もう1つのお風呂の床はそのことを改めて気付かせてくれました。

思いやりの先には必ずお相手がいます。

みんなでつくらせていただいたお家で暮らすということがどんな気持ちなのかをお聞きして、一緒につくらせていただいた皆さんにお伝えしたいと思います。