不思議発見

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

自分が嫁を好きなところは星の数ほどありますが、その中のひとつが、ご飯を美味しそうに食べるところです。「あ~おいしっ」と心の底から出る言葉には全く嫌味がなく、食レポでもやればかなりの腕前だと感じるくらいです。食べることが好きなのに、体型は昔から変わりませんので羨ましい限りなのですが、ここ最近嫁の様子が少し変わってきました。

少し前のことですが、テレビをみながら突然エクササイズをはじめだしたのです。ミーハーな一面も持ち合わせいますので、ビリーズブートキャンプ、TRFのイージーズダンスエクササイズなど巷で流行っている時なら話がわかりますが、今回はそのような事はありません。

見ているエクササイズも、

「ワン、トゥー、ワン、トゥー」というタイプのドラゴンボールで亀仙人が見ている以外に見たことないようなものです。妻の異変はそれにとどまらず、最近ではあれほど好きだったご飯を1食抜くようになったのです。

心配になり何があったのかたずねてみますと、

「胃腸を休めないとね。あたしは食べ過ぎていたんだよ。」と身体と健康のことを考えての行動だというのです。エクササイズに関しては、効果があるのかわからないくらいの頻度でしか目にしませんが、16時間空腹にして胃腸を休めることは毎日継続しているようです。朝なら我慢できると朝食を休み、お昼と夕食に朝食の分を取り返すように食べてしまうと気付いたようですが、身体の調子も良くなることを発見したみたいです。

先日のことですが、地域のお祭りが行われる際に母親がお赤飯を蒸してくれました。僕もお赤飯は大好きなので食べようと食卓に行くと、

「今回のお赤飯は今までのお赤飯とは違います」とかなりのドヤ顔で母親がアピールをしています。見た目はいつもと変わらず美味しそうな赤飯ですが、何が違うのかと食べた瞬間、

「いつもより、全然柔らかいでしょ」と僕が味わうのを待ちきれずに答えを伝えられました。そんな風に言われるとなんだか柔らかく感じてしまいますが、いつもの美味しいお赤飯とそれほどかわらない気がします。続けて母親が、

「白いご飯もあるけど、なんだかあゆみちゃんはお赤飯をお弁当にいれてたみたいよ~、そんなに美味しかったのかね~」

と先程よりも強めのドヤ顔で僕にお赤飯をアピールしてきます。

午前中の仕事を終え、お楽しみのランチタイムを迎えました。フタを開けると美味しそうなお赤飯弁当です。自分のイメージだと、お赤飯は炊飯器から出した盛り立ては柔らかくて美味しいですが、お弁当にすると美味しさはかわりませんが、少し固くなってしまうような気がしました。

しかし、食べてビックリです。柔らかさがそのままな美味しいお赤飯ではないですか。自信に満ち溢れた母親の表情の理由がわかりました。どうして柔らかくなったかの理由も、何か特別な調味料を入れた訳ではなくお米を研ぐときのひと工夫だそうです。

幾度となくつくってきたお赤飯ですが、少しの工夫でより美味しくつくれるようになって嬉しい発見だったようです。

中澤建設では、建物躯体に使う梁や桁などの大断面の材木を自然乾燥しています。木材の乾燥値である含水率に基準を設けて、その数値をクリアできたものを家づくりに使用するのですが、そのままの状態では墨付けや刻みと言う加工をはじめる事ができません。木材の表面を綺麗に削り、寸法を合わせる必要があります。

今まではこの削り加工を、車で片道45分のところにある業者さんに依頼をしていました。ですが、この度の家具、建具事業を始めることに加えて木材の加工を出来る機械も導入して自社で行えるような整備も行いました。

中古の機械ではありますが、中澤建設にとっては念願のマシーンです。この機械があることで、片道45分をかけて輸送する手間も省けますし、燃料も必要がなくなります。これはこの機械を入れる上で想像していたことですし、計画通りのことなのですが、実用してみると考えてもいなかったような新しい気付きがありました。

それは自然乾燥する前の段階、木を伐採して製材をお願いする時に必要なことだったり、これから中澤建設が大工工務店、家具建具事業を未来に残すことへの希望の光のような発見でした。思いがけないことでしたが、ひとつの行動から生まれたことだと考えると、勇気を出して一歩を踏み出して良かったと思っています。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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のりのお弁当

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

僕と修行中の松島くんのお昼ご飯は、妻の手づくり弁当です。いや、手づくりのお弁当です。毎朝4時起きの母親に続いて、5時に起きて洗濯機を回しながら、お弁当を作ってくれています。

僕が家づくりにこだわりがあるように妻もこだわりをもってお弁当をつくってくれています。そのこだわりは、出来のおかずを使わないことです。1年に2~3回は冷凍食品もあるかもしれませんが、それは無いに等しく、全てが手づくりです。

先日も朝起きるといつものようにお弁当の準備をしてくれていました。おはようと挨拶を交わしてから、

「今日はのり弁にしようと思います😊」

と発表がありました。ほっともっとのメニューでも基本のり弁を頼むのり弁好きの僕には、素直にとても嬉しいことだったので、

「ありがとう。そういうのいいなと思ってたんだよ」と伝えました。すると、

「何その言い方。もっと前からやればよかったのに!みたいな。このひと手間が大変なんだよ。」と少し怒られました。

確かにその通りです。ただでさえお弁当をつくってもらえることが有難いことなのだから、余計な言葉など言わずにただありがとうを伝えるべきだったと感じます。

毎日、お弁当の蓋を開けることが僕の楽しみのひとつです。この日は、のり弁だということがわかっていても、お昼に蓋を開けるのは楽しみな気持ちに変わりはなく、いつものようにあゆみちゃん特製お弁当を美味しくいただきました。

妻が日常生活で大切にしているひと手間は、お弁当だけではありません。会社に届く郵便物にも想いを込めた取り組みをしています。

中澤家の郵便ポストには仕事の書類や請求書など様々な郵便物が届きます。その郵便物のほとんどに付いているのが切手です。妻はこの切手部分だけをハサミで切り取り、何年も前から大切に保管していました。

と、その事は知っていたのですが実際にどんなことに利用しているのかは聞いたことがありませんでした。すると先日妻から、そのことについて話がありました。

妻が集めている切手は、封筒に貼ってあるものを切り取ったものでなくてはいけないようです。なので、ただ切手を集めればいいのではないそうです。そして切り取られた切手は、数量に合わせて全世界の様々な取り組みと交換できるということでした。

そんな様々な取り組みの中で、妻の切手は海外の医療現場でワクチンに代わるということです。とても素晴らしいことだと思いますし、自分も見習わなくてはいけないと感じます。

言うのは簡単なことですが、それを実行するのは、ひと手間がかかりとても根気のいる取り組みだと思います。ですが、しっかりと未来を見据えた国際貢献活動になるのだと思います。同じ家で同じ生活をしているのに、意識と知識の違いによって生み出すものが代わるということを妻から教えてもらいました。

倉渕町で行っている、築130年の住宅修繕は外壁工事が完了しましたので、建具工事を残すのみとなりました。高崎市で特定歴史的景観建造物と名前が付けられていますので、景観を守りながら中澤建設のオリジナルをつくらせていただきます。

建物を雨風から守ってきた雨戸を見ると130年という歴史を感じることができます。木製雨戸は初めてつくると言っている建具屋さんは、どう手をつけてよいかわからずに大ベテランの建具職人さんにつくり方を教わったそうです。

新しい雨戸と古い雨戸を見比べるとつくり方が全く同じなことに気がつきます。古い雨戸を取り外して持っていき、同じものをつくった訳ではなく、80歳の建具職人さんに教えてもらいつくったそうです。古い雨戸はその方が生まれる50年前につくられたものになります。雨戸をつくるという技術が人から人へ継承され全く同じ形で今に残り、これかの未来に繋げるのですから、手でつくることの深さと尊さを感じます。

今回の工事で玄関の引違い戸も新しくつくらせていただきます。玄関建具も完成し、ガラスを入れたら納められる状態になっているのですが建具職人さんにとって、気になることがあり、このままじゃ納品出来ないと悩まれていました。

お話を聞くと気になっているのは建具の一部です。僕にとってはあまり気になることではありませんが、ご本人はとても気になるようです。別の建具をつくりながら何日か手を付けずに置いたのですがある時に、

「あの材料を持ってきてほしい」

と話がありました。

倉庫の中にあるその木を渡すと完成した玄関引戸にひと手間をかけて何やら作業をしています。少しして建具職人さんから

「これどう思います」

玄関引戸にひと手間加えたサンプルをみせてもらました。

どう思うかと言いますと、最高です。

そして、楽しみに待っておられるお客様が喜んでくださる表情が思い浮かびます。

妻がしてくれるひと手間も建具職人さんがしてくれるひと手間も、つくり手が想いを込める先に相手の顔が見えるからこそしてもらえることだとなんだと思います。その想いにこたえる僕は感謝の気持ちだけではなく、きちんと声が届くように”いただきます”と”ご馳走さま”を伝えなくてはいけないと感じました。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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ランチタイム

こんばんは!
中澤やすゆきです!
食べることって、生きていく中でもとても大切なことですが、楽しみなことでもありますよね!
僕も食べることは大好きです!
朝食、昼食、夕食、間食とありますが、嫁さんが作ってくれるお弁当は毎日の楽しみのひとつです!
フタを開けるまでメニューがわからない、日替わり特製弁当です!

現場でたべることが多いですが、移動中に車を止めて食べたり、会社でパソコンに向き合いながら食べたり、場所はその日によって違いますが、お弁当があるお陰でランチタイムは1日の楽しみです!
子育てをしながら、仕事をしながら、
夜更かしした次の日も、ケンカをした次の日も毎朝4時に起きて、家事をしながらお弁当を作ってくれます!
カラダのことなども考えてくれて、栄養バランスのいいご飯を作ってくれているんですね!
嫁さんのお陰で、集中して仕事に専念できていることを感じます!
子供が生まれたときから両親との同居を受け入れてくれて、今でもひとつ屋根の下で生活をしながら、家庭を支えてもらってます!

高崎北高校1年1組の同級生。
考えてみたら、人生の半分以上一緒にいて、人生の半分以上支えてもらっています!

ただ、感謝しかありません!
この場をかりて、
『ただ、ありがとう』
と伝えたいと思います!

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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