こんばんわ!
中澤やすゆきです!
遠出した時の楽しみのひとつは、
やっぱり食べることですよね。
別に誰も何も言って無いのに、
「せっかくだからさっ😋」なんて言って、食べまくるのは、僕だけじゃないと思います。
高速道路のサービスエリアで食べるご飯もテンション上がりますよね。
少し前の話ですが、ショーケースのサンプルメニューを見ながら、
「かつ丼にしよ。いや、やっぱりカレー。いや、まてよ・・・よし、かつ丼にしよ。」と長男が悩んでいました。
その気持ち、すごーくわかります。
思わず長男と肩を組み、
「タオ(長男)、
実はカツカレーって言う夢のような食べ物があるんだよ。
贅沢過ぎてパパもしばらく食べてないんだけど、誕生日に食べに行こ。
それまでパパも仕事頑張るから、タオも色々と頑張って」
と男と男の約束をしました。
カツカレーは昔から大好きです。
これ以上の組み合わせを僕は知りません。
でも僕の中では、頻繁に食べないようにしています。
最高の組み合わせは、物事を達成できたときのご褒美にしています。
だからこそ、食べた時の美味しさも喜びも格別なものになります。
家の中で暑さや寒さを気にしないで快適に過ごせる家づくりをしています。
その為には、断熱・気密工事がとても重要になってきます。
断熱・気密はどちらか片方だけでは効果がありません。両方とも重要です。
真冬の服装で、ウールのセーターだけでは少し寒いです。Tシャツの上にコート1枚でも寒いです。ウールのセーターとコートを着るから暖かいんです。
中澤建設の家づくりも同じで、
羊毛断熱材と気密シートを組み合わせることによって、家の中で温かく快適に過ごすことが出来ます。
壁に入れた羊毛断熱材。
天井に入れた羊毛断熱材。
丸太を避けて気密シート施工。
シートを貼る前に体感していただきました。
現場でのヒトトキ✨
ちなみに、中澤建設で採用している気密シートは空気は入れずに水蒸気のみを通します。
それもガンガン入れる訳ではありません。
夏場の温度が上がった外壁から壁の中に伝わる熱とエアコンで冷やされた室内の壁との間で発生する逆転結露を防ぐ仕事をします。
逆転結露は冬場の室内に起こる結露と違い見えない壁の中で発生してしまいます。
中澤建設の使っている気密シートは、壁内で発生した水蒸気のみを室内側に調湿してくれる魔法のシートです。
結露する時に発生する水蒸気は断熱を濡らしてしまい性能を下げてしまうので、繊維系断熱材の天敵です。
羊毛断熱材も調湿性能がありますが極力発生させないことが肝心です。見えない壁の中でとても大切な仕事をしてくれているんです。
僕が家づくりをする上で、丸太梁や化粧梁や大黒柱も欠かせません。
木が本来持つ、ありのままの姿をお客様に感じていただきながら、木と共に過ごしてもらいたいからです。
丸太や化粧梁は、経年変化で必ず割れてきます。この割れは、乾燥している証拠です。木は乾燥しながら強度も出てきますので、この割れは良いことなんです。
しかしながら、この割れから空気が漏れることも事実です。
気密工事の事だけを考えたら、丸太や化粧梁は使わない方がいいです。
でも、僕は絶対に使いたいんです。
ならば、答えはただひとつ。丸太や化粧梁を使用した状態で気密工事をすれば良いんです😊
断熱材をしっかりと充填して、気密シートと気密テープ、様々な部材を使い隙間を埋めていきます。
この気密工事をきちんと施工出来ているかの答え合わせとして、
中澤建設では気密測定を2回行っています。
1回目は、断熱・気密工事終了時に行います。
気密測定は、日本住環境さんにお世話になっております。
人が行う手作業ですので、
「これでよし」ということはありません。この時点でしたら、漏気箇所の確認ができます。
2回目は、お引き渡し直前に行います。実際にお客様が生活される家の気密の数値を確認することができます。
測定中に丸太梁や化粧梁から風を感じますので、隙間があることは間違いありません。実際の測定値は、
相当隙間面積C値は、0.17㎠/㎡
わかりやすく言いますと、家全体の隙間が、
6cmx6cmくらいですね!
中澤建設の基本仕様は、0.5㎠/㎡以下ですので、十分に納得できる数値になりました。といいますか、まさか0.2を切る日が来ると思わなかったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。
どうしてもやりたいことがあって
それを譲れないのであれば、それをやった上で、目標を達成すれば良いんですね。
この目標達成は、商材を提供して下さった建材屋さんや技術を授けて下さったお仲間の皆さん、丁寧に現場作業をして下さった職人の皆さん、たくさんの方々にご協力いただいたおかげです。
丸太梁・化粧梁を使って、断熱・気密工事も結果を出せた瞬間は、
喜びも格別なものでした😊