7年というトキ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

最近になり、しばらくお休みしていた体幹トレーニングを再開しました。

お正月休みの暴飲暴食により体重が少し増えたからです。

通常生活になれば戻ると思ったのですが、

一向に改善出来ませんでしたし、運動不足でもありましたので、再開に踏み切りました。

そもそも、僕が痩せようと思ったのは今から7年前のこと。

その時はダイエットなんて考えてもいませんでした。

休日に家族で出かけた時に嫁が子供と僕の写真を撮った時のことです。

写真を見た嫁が、

「やっちゃん、たれパンダみたいでかわいいね」と笑っています。

「そんなにかわいい顔してる?」

と聞きますと、

「顔じゃないよ!おっぱいとお腹!笑」

どういう事かと思い見せてもらうと、なるほど!たれパンダです🐼

中澤やすゆき、当時32歳。これはショックでした。

そして、この瞬間から始まりましたダイエット生活。

急激に減らすとリバウンドする事は知っていましたので、その時良いと聞いていた体感トレーニングをひたすら行いました。

このダイエットは、なかなか結果がでないのですが、時間をかけて少しずつ減らす事が出来ました。

先日、ウッドデッキの修繕にお伺いしました。築7年の建物を購入されたお客様からのご依頼です。

とても素敵な建物で、中2階にリビングがあり、そのリビングからウッドデッキに出入りできるつくりになっています。

その為、ウッドデッキが地上から高い位置にあります。床が腐っていましたので、非常に危険な状態でした。

7年という月日は、木をこのような姿に変えてしまいます。

ウッドデッキはその名の通り木でつくります。

木は雨や風にあたることで変化をする、この変化は仕方のないことです。

僕たち人間だって、いつまでも若い時のように走れませんし、シワだって増えてきます。

木も生き物ですので、日々のメンテナンスが絶対に必要なことです。

それでも、なるべく長持ちをする木材を使う必要があります。

木ならば何でもいい訳じゃないんです。

経年で起こる変化をお客様にきちんと説明する必要があります。

これは、僕たちのつくる責任なんです。

今回のウッドデッキは、高所ということもありセランガンバツとウリンという東南アジアが産地の2種類の木を使うことにしました。

セランガンバツとウリンは非常に耐久性があります。

デメリットもありますが、耐久性を優先し

この2種の木材を使用しました。

細かい説明をさせていただいた時に、

「う〜ん、木にもいろいろあるんですね。

でも、わたしにはよくわからないからおまかせします😊中澤さんのいいようにして下さい!」とのお言葉をいただきました。 

とても嬉しく、身が引き締まる思いです。 

でも、それでいいんだと思います。

僕たちがきちんとした知識を持っていれば

お客様に安心していただけます。

それがプロの仕事なんです。

完璧や絶対なんて約束は出来ませんが、

未来を見据え、責任を持って

日々の仕事に望みたいと思います。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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二人三脚

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先日、地元消防団の活動で火防回りをしました。

火防回りとは、地域にお住まいの方の家に一軒一軒伺い、火の元注意のお願いをしたり、皆さんがお変わりなく過されているか危ない場所はないかなどの確認を行う消防団の活動のひとつです。

住み慣れた地域とはいえ、知らない場所もたくさんあります。

僕は13軒のお宅にお伺いしたのですが、初めてお会いする方々ばかりでした。

しかし、ほとんどの方から

「中澤さんだね!お父さんにお世話になったんだよ😊息子さんも頑張ってるね!」

と言ってもらえました。

帽子をかぶり、マスクをしていますので、本人を確認出来るのは、薄暗い中に見えるホリの深い目元だけです。

それだけで、中澤の息子だと気付いていただけるなんて驚きます。

こんな風に気さくに話しかけていただけることは嬉しいですね。

父親が若い頃からお世話になってきたように僕も地域の方々と繋がりをもつことができます。

僕の住む倉渕町は、高齢化が進んでいますが、地域の皆さんとお話しているとそんなことは忘れてしまいます。

皆さん元気いっぱいで、

「若いんだから、頑張ってね😊」なんてお尻を叩かれますと僕が励まされます。

地域に根差すということは、そこで生活することはもちろんですが、地域の方々と持ちつ持たれつの関係を築くことで生まれるのだと思います。

毎週日曜日に更新しており、皆様に読んでいただいております『中澤ブログ生活』ですが、普段より様々なことでお世話になっております、吉田登志幸さんに勧めていただきはじめました。

吉田さんは毎回必ずブログを読んでくださり

「ブログいいですね〜」

「こんな内容のブログも書いてみるといいですよ」

「今回のブログの内容は、もっと深掘りしましょう」

と、

読んでいただけるだけでも本当に有難い事です🙏🙇‍♂️が

それだけではなく、始めた時からずっと、僕と同じ目線で見直しをして、いつでも僕に必要なアドバイスをして下さいます。

そのお陰で自分の書いたブログを見直すことが出来て、僕は更なる成長が出来ます。

先日も僕と嫁のような夫婦工務店を支えてくれるサポートteamの篠崎未歩子さん、北岡紀一さんがお越しくださいました。

同世代の夫婦工務店の小林和樹さんご夫婦もお越しくださりディスカッションの時間をつくっていただきました。

前回のミーティングから半年経ったのですが、小林さんご夫婦の家づくりへの想い、お二人のおもいやりの気持ちに圧倒されました。

普段は嫁と2人で話し合いの時間をつくっていますが、その中では気付けないことがたくさんあることを知りました。

僕達夫婦、二人三脚をするために同じ方向は向いているのに足並みが揃っていませんでした。

二人三脚といえば、

「初めの一歩は右?左どっちから?」と

“共有”することが何より大切です。

「相手はこう思っているだろう」

という”思い込み”がとても危険です。

お互いの気持ちや考えをお互いが理解していないと、そもそもスタート出来ません。

なんとかスタートしても、掛け声を出さなければ途中で転んでしまいます。

だったら1人で走ればいいじゃないの?

いえいえ、そんなことないんです。 

2人で走ることに意味があるんです。

1人では出来ないことが出来るし、気付けないことに気付けるんです。

やりがいもありますし、喜びも2倍、とにかく楽しいんです😊

日々僕達は、お仕事のお話をくださるお客様はもちろんのこと、生活の中でこうしてたくさんの方々に支えられて夫婦工務店として仕事をしています。

それも様々なやり方と様々なカタチがあるんです。

支えていただいている皆さんにどういった恩返しが出来るかわかりません。

スピードは少し遅いかも知れませんが、「いいね」って言ってもらえるように走り続けたいと思います。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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ベストタッグ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

遠出した時の楽しみのひとつは、

やっぱり食べることですよね。

別に誰も何も言って無いのに、

「せっかくだからさっ😋」なんて言って、食べまくるのは、僕だけじゃないと思います。

高速道路のサービスエリアで食べるご飯もテンション上がりますよね。

少し前の話ですが、ショーケースのサンプルメニューを見ながら、

「かつ丼にしよ。いや、やっぱりカレー。いや、まてよ・・・よし、かつ丼にしよ。」と長男が悩んでいました。

その気持ち、すごーくわかります。

思わず長男と肩を組み、

「タオ(長男)、

実はカツカレーって言う夢のような食べ物があるんだよ。

贅沢過ぎてパパもしばらく食べてないんだけど、誕生日に食べに行こ。

それまでパパも仕事頑張るから、タオも色々と頑張って」

と男と男の約束をしました。

カツカレーは昔から大好きです。

これ以上の組み合わせを僕は知りません。

でも僕の中では、頻繁に食べないようにしています。

最高の組み合わせは、物事を達成できたときのご褒美にしています。

だからこそ、食べた時の美味しさも喜びも格別なものになります。

家の中で暑さや寒さを気にしないで快適に過ごせる家づくりをしています。

その為には、断熱・気密工事がとても重要になってきます。

断熱・気密はどちらか片方だけでは効果がありません。両方とも重要です。

真冬の服装で、ウールのセーターだけでは少し寒いです。Tシャツの上にコート1枚でも寒いです。ウールのセーターとコートを着るから暖かいんです。

中澤建設の家づくりも同じで、

羊毛断熱材と気密シートを組み合わせることによって、家の中で温かく快適に過ごすことが出来ます。

壁に入れた羊毛断熱材。

天井に入れた羊毛断熱材。

丸太を避けて気密シート施工。

シートを貼る前に体感していただきました。

現場でのヒトトキ✨

ちなみに、中澤建設で採用している気密シートは空気は入れずに水蒸気のみを通します。

それもガンガン入れる訳ではありません。

夏場の温度が上がった外壁から壁の中に伝わる熱とエアコンで冷やされた室内の壁との間で発生する逆転結露を防ぐ仕事をします。

逆転結露は冬場の室内に起こる結露と違い見えない壁の中で発生してしまいます。

中澤建設の使っている気密シートは、壁内で発生した水蒸気のみを室内側に調湿してくれる魔法のシートです。

結露する時に発生する水蒸気は断熱を濡らしてしまい性能を下げてしまうので、繊維系断熱材の天敵です。

羊毛断熱材も調湿性能がありますが極力発生させないことが肝心です。見えない壁の中でとても大切な仕事をしてくれているんです。

僕が家づくりをする上で、丸太梁や化粧梁や大黒柱も欠かせません。

木が本来持つ、ありのままの姿をお客様に感じていただきながら、木と共に過ごしてもらいたいからです。

丸太や化粧梁は、経年変化で必ず割れてきます。この割れは、乾燥している証拠です。木は乾燥しながら強度も出てきますので、この割れは良いことなんです。

しかしながら、この割れから空気が漏れることも事実です。

気密工事の事だけを考えたら、丸太や化粧梁は使わない方がいいです。

でも、僕は絶対に使いたいんです。

ならば、答えはただひとつ。丸太や化粧梁を使用した状態で気密工事をすれば良いんです😊

断熱材をしっかりと充填して、気密シートと気密テープ、様々な部材を使い隙間を埋めていきます。

この気密工事をきちんと施工出来ているかの答え合わせとして、

中澤建設では気密測定を2回行っています。

1回目は、断熱・気密工事終了時に行います。

気密測定は、日本住環境さんにお世話になっております。

人が行う手作業ですので、

「これでよし」ということはありません。この時点でしたら、漏気箇所の確認ができます。

2回目は、お引き渡し直前に行います。実際にお客様が生活される家の気密の数値を確認することができます。

測定中に丸太梁や化粧梁から風を感じますので、隙間があることは間違いありません。実際の測定値は、

相当隙間面積C値は、0.17㎠/㎡

わかりやすく言いますと、家全体の隙間が、

6cmx6cmくらいですね!

中澤建設の基本仕様は、0.5㎠/㎡以下ですので、十分に納得できる数値になりました。といいますか、まさか0.2を切る日が来ると思わなかったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。

どうしてもやりたいことがあって

それを譲れないのであれば、それをやった上で、目標を達成すれば良いんですね。

この目標達成は、商材を提供して下さった建材屋さんや技術を授けて下さったお仲間の皆さん、丁寧に現場作業をして下さった職人の皆さん、たくさんの方々にご協力いただいたおかげです。

丸太梁・化粧梁を使って、断熱・気密工事も結果を出せた瞬間は、

喜びも格別なものでした😊

おもいやり

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家には、ニンテンドーのスイッチが一台あります。

子供にしてみたら、家での過ごし方ランキングの中でゲームをする事は

一位、二位を争うことは間違いありません。その気持ちもわかりますし楽しいことは時間を忘れてしまいます。


決して悪いことではありませんが、宿題をしたり、家族と会話したり、ばあちゃんとみかん食べながらテレビを見ることも家で過ごす大切な時間ですので、家族会議をしてルールを決めることにしました。親が決めても意味がありませんので、子供達に考えてもらいました。




ルールを決めたものの、兄弟でどっちが先にやるなど、

ゲームを取り合うモメ事は毎日のように行われます。

先日の夕方に子供の髪を切ってもらいに行きました。

帰りが遅くなったので長男、次男、僕の3人で夕食を食べることに。

子供たちは同じものを注文して待っていますと、

先ず1人分が来ました。

「先にいいよ!」と長男、

「いいよいいよ、俺は後で」

と次男。

2人が譲りあっていました。

それを見たお店の女将さんが、

2人は優しいんだね〜

僕が先僕が先じゃないんだね。

こういうやりとりは嬉しくなるね😊」とおっしゃってくれました。

女将さんに言ってもらわなければ、僕は聞き流していたと思います。

普段、子供達に対して気になることばかりを注意してしまいます。

肝心な良さに気付いてあげられない自分に反省しました。

仕事と勉強会でお世話になっております、お仲間の薗田仁志さんに先日お越しいただきました。


現場での様子を直接見たことはありませんが、SNSの投稿を拝見しますと、現場の雰囲気とその場にいる人の気持ちをとても大切にされていることが伝わってきます。

勉強会などでご一緒させて頂き、背中にも目があるんじゃないかと思うくらいの目配りと気配りが半端じゃないんです!

お会いする度に勉強させていただいているお仲間から、テーブル製作のご依頼がありました。


板割れをとめる「蝶千切り」

ケヤキのテーブル



そのテーブルを取りに来ていただいたのですが、久しぶりにお会いしましたので、時間を忘れて語らいのヒトトキになりました。


色々なお話をさせていただく中で、薗田さんが接しているお相手へ対するおもいやり“の気持ちを強く感じました。おもいやる気持ちを常にお持ちなので僕には見えないものや、気付けないことが、薗田さんには分かるのだと思いました。

お相手がどうしたいのか?

何を思っているのか?

自分は何が出来るのか?

それを常に考えていらっしゃることを感じました。


これは私生活ではもちろんのこと、

お客様と家づくりをさせていただく上でとても大切なことです。


ご用意させていただいたテーブルをお渡しした後に、

「これは布石ですよ😊」と一言。

聞いた瞬間に胸が熱くなりました。

薗田さんと僕にしか分からないことかもしれませんが、

「応援してるから、必ず夢を叶えろよ!」という薗田さんの心の声が聞こえました。

僕の心の中が見えてるんじゃないかと思うくらい驚き、嬉しかったです😊

目には見えないものが気持ちです。

相手を思う気持ち、おもいやりの大切さを学ばせていただきました。

技術

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

年末年始は、

本当によく食べました。

朝起きて、朝食にお雑煮とおせちを食べ、その後はこたつに入ってみかん🍊を食べる。


お昼に親戚の家に挨拶に行きますとご馳走を出してもらえます。

「まだお腹空いてないからいいよ」

なんて言いますと、

「そんな事言って〜、うちのだって美味しいから、ちょっとだけ食べてよ😊」と、モチが3枚入ったお雑煮を嫁と各1杯ずつ。横を見れば、子供はお菓子を食べまくっています。


夜に嫁の実家に挨拶に行きますと、

またまた嫁のお母さんが腕によりをかけたごちそうが並んでおります。

「今さっき、モチ3枚食べたんで、まだ食べられないです」

なんて言いますと、

「何〜?また、ダイエット😊

いいな〜、わたしも痩せたい。

どうにやったら……..」となりますので、美味しくいただきます。


「俺たち、食べ過ぎでしょ?」と嫁に言いますと、

「何言ってるん笑。

国民の9割がこういうお正月を過ごしているんだよ。

これが日本のお正月だよ」と、

まるで国民を代表するようなコメントが返ってきました。


年末年始の暴飲暴食は特別かと思いますが、生活によって体型が変化することは当然の事だと思います。


体質もあるとは思いますが、食べ方や生活環境や季節によって、人間の体は変化します。その体型を維持することが結構大変で、僕も食べ過ぎに注意しています。


木でも同じことが言えます。

木も生き物ですので、


丸太の状態でも


製材された角材でも、



薄い板材でも、




時間が経てば変化します。

曲がったり、反ったり、

膨らんだり、縮んだりと

湿度や環境、季節によって様々な変化をします。


木が生きている証ですし、これが自然素材である木の醍醐味だと思います。

変化するから見ていて飽きない、

香りがするから落ち着きますし、

手の平や足の裏で凹凸を感じるから

心地良いのだと思います。


中澤建設の家づくりは、

木の変化を五感で楽しんでいただくことをオススメしますが、極端に反ってしまうなど生活に支障が出ることは防ぐ必要があります。

ダイニングテーブルは、幅の広さを必要としますので、1枚板でご用意することは難しいです。

そこで、23枚の板を合わせて1枚の板をつくります。



この時に、板が反り過ぎないように細工をしています。

これを「吸い付き桟」と言います。

昔から伝えられてきた技法です。




板の反りを抑える為に、加工した桟を差し込みます。



板に桟を差し込む為の加工をします。

差し込む前の板と桟です。



差し込みながら、少しずつ固くなるように微調整をします。



釘やネジを使わずにピッタリ差し込みます。


反対側から、もう一枚の板を差し込みます。



ビスや金物を使うことも良いのですが、木が反る力には勝てない事があります。

そんな時に吸い付き桟が力を発揮します。木には木をですね。

この先の未来に技術が進化して、強い接着剤や便利な金物が出てくるかもしれません。

ですが、吸い付き桟のような先人達が考え、残してくれた技術を未来に繋げていく事、技術の継承を僕は大切にしたいと思います。


完成間近のテーブルは、

僕の住む倉渕から、山をひとつ越えた伊香保の地にお嫁にいきます。

それまで、故郷くらぶちの風を感じてもらいたいと思います😊

場所

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

年末の大掃除🧹など、片付けの気持ちがONになりますと、モノの見え方も変わってきます。


僕が大切に保管していたものなのですが、いよいよ出番が来ましたので一旦家の廊下に置いておきますと、

「何これ?薪?」と嫁が言っています。


冬になりますと、中澤家の薪の消費が早いなんてものではありません。

給湯器がありませんので、お湯を沸かすにも薪。暖房も薪ストーブですので、部屋を温めるのも薪。嫁にとって目に映る木は全て薪になるようです。


「なんでも薪にしないでよ!

まあさ、見てなって」と僕がドヤ顔で言いますと、


「こんなところに置いておかないでよ」と呆れ顔です。

嫁の気持ちも分かります。

年末の大掃除をしていて、廊下にこれがありましたら、「なにこれ?」と思います。


この木だって、なかなかあるものではないんです。

端と端が同じ太さで、

そこそこまっすぐなものでも、

1メートルくらいの長さを見つけることも大変です。


ちなみにこれは、どんどん焼きでお馴染みの繭玉の木こと、

やまぼうしです。





この枝は、以前お客様のお店のパーテーションをした時の余りをとって置いたものです。




僕は素材そのものを活かすことが好きです。この自然な曲線も加工してつくることが出来ないから面白いんです。


なので、素材が活かされて、つくり手の思いの込められたこの場所に手を入れる事に少し抵抗がありました。


嫁と結婚をして、子供が生まれることをきっかけに同居生活が始まりました。

その時も空間はそのままに、洗濯室をつくり、キッチンを少しアレンジしました。その時に僕が知恵をしぼってつくったものです。




以前より嫁が、

「子供の顔が見えるところで、料理がしたい」

「子供がお手伝いしやすいキッチンがいい」

「素敵な食器を置く棚がほしい」

とずーっと言っていました。


先月、嫁の誕生日にケーキをつくった時に嫁の気持ちがよくわかりました。

この空間は、嫁の〜したいがどこにもないんですね。


お客様は、家族の幸せを思って家をつくるのだと思います。家をつくる僕が家族の幸せを考えることも大事なことです。


この空間は、そのままでも素晴らしい。

なので、最大限素材を活かして、これから自分達の思いを込めた新しい場所にリノベーションしたいと思います。


予定をさせていただいている工事もありますので、仕事の合間合間に行います。


その手初めとして、年末に2人の事務スペースに手を入れました。

「やっちゃんの脱ぎっぱなしの服が気になる」とのことでしたので、

こんな感じに。

階段を降りて最初に広がる景色もリニューアルです。




興味深々の嫁と三男も手伝ってくれましたが、傷だらけ💦







名誉の負傷ということで😊


僕達の思いを込めた場所にしますので、どうぞ楽しみにしていてください!!

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

あけましておめでとうございます🎍


「笑う門には福来る」や「福笑い」と言えば、お正月を代表する言葉だと思います。


以前のブログでも書いたのですが、

僕は小学生の頃から、友人に送る年賀状でその年の初笑いを狙っています。





当時は、隣に住む幼なじみのひー君と12月になると2人で作戦会議をしてネタを考え、写真を撮り、それを年賀状に貼り付けて送っていました。


それは39歳になった今も続けています。

メンバーは嫁と子供達の中澤家になりましたが、志しはあの頃と変わらず、見てくれた人の初笑いしか考えておりません。




なんでそんなに初笑いにかけているのか?と言いますと、この年賀状を作る過程がとても面白いんです。

作戦会議では、

新年の干支を絡めるのか、それともその年に話題になったことを使うのかと想像して大笑いして、それを見た人が笑っていることを想像して気持ちが高ぶってまた大笑い🤣


恐らく、自分達が1番楽しんでいるのではないかと思います。でも、この

「自分達が楽しむこと」ってとても大切なことだと思います。


見てくれる人に笑ってもらったり、

誰かに思いを伝えることはとても難しいことだと思います。その為には何よりも「自分達が楽しむこと、自分達の気持ち」が1番大切だと思います。


家づくりも同じことだと思います。

お客様の大切な家。

つくり手である僕達が、思いを込めて、楽しみながらつくることで、必ず素敵な家が出来上がります。


思いというものは、見えないものです。この世にたったひとつしかない家づくりの思いをお客様にお伝えすることも僕の大きな仕事です。

昨年末のブログでも書かせていただいたのですが、お仲間との勉強会と忘年会の時に軍師さまが、

「楽しいから笑うのではない、

笑うから楽しいんですよ」

とおっしゃっていました。


中澤建設の事務所には、




父親が書いた言葉があります。


僕の尊敬する人は、「笑」ということを大切に考えているんです。

日々の生活は楽しいことばかりではありません。

そんなときも、思考をプラスに切り替えることが大切です。

無理につくられたものではなく、自然体で笑っていられる毎日を今年も過ごしたいと思います。

最後になりますが、いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

これからも、変わらずに仕事の事、

日常のことを書きたいと思いますので、お時間のある時に読んでいただけると嬉しいです😊

今年も1年よろしくお願い致します🙇‍♂️

嫁の誕生日

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家の朝食にはよく卵焼きがでてきます。

嫁が作ることが多いのですが、

「今日は、タオが作ったんだよ〜」

なんて、子供たちも卵焼き作りに挑戦をすることがあります。

ある日、僕が家族の中で1番最後の朝食でした。いつもは12カットしか残っていない卵焼きですが、この日は半分以上残っていました。

嫁から、「残しても仕方ないから全部食べちゃって」と煽られました。

「いや、卵食べ過ぎでしょ。

このサイズだと3個くらい入ってるでしょ。俺は11個と決めてるの!」

なんて、誰の教えなのかわかりませんが、世に言う卵11個説を信じている僕が言いますと、

「何言ってるん笑。毎日食べるわけじゃないんだから、大丈夫だよ〜」と嫁が言いますが、さすがに全部は食べ過ぎですので、半分はお昼に親父に食べてもらうことにしました。

朝、学校に行く前においしい卵焼きを作ること、ママへのお手伝いの気持ちでやっていると思いますが、本当にすごいことだと思います。

そんな子供達に負けていられないと思い、12月の一大イベント

嫁の誕生日にケーキを作ろうと考えました。

かつて、20代の頃にも同じことを思い本を見て、嫁に作ったことがあるのですが、全然上手くいきませんでした。

同じ失敗はしたくありませんので、

今回は、2人の先生に相談してみました。

そしたらなんと、前日にZOOMで教えていただけることになりました。

しかも、サプライズでやろうということで、嫁と子供が寝静まる深夜11時のレッスンです。

普段料理はしない僕ですので、とても苦戦しました。

決して広くなく、収納も少ないキッチンに改めて立ち、

料理を作る人、キッチンを使う人
がどういう気持ちなのか、見ているだけでは決してわからない不便さ、改善しなければいけないことがよーくわかりました。

2人の先生のレッスンは、丁寧で優しくて、食材のことを大切に考えていて

僕の想像していたお料理とは全然違って、とても楽しいものでした😊

無事にケーキも焼き上がり、片付けです。サプライズですので、何も無かったかのように道具を戻します。

こういうのは得意ですので、我ながら完璧な現状復旧です。

誕生日当日は、日曜日でしたので恒例の朝ヨガです🧘‍♂️

嫁も何も言っていないので、よしよしと思っていましたら、

「やっちゃん、昨日の夜卵を3個食べたんだ。おかず少なかった?」と言われました。やってしまいました💦

ゴミも全て片付けたのですが、卵の殻だけ忘れました。


あれ程、強がって卵を11個と決めていた奴が、

夜中に3個食べるなんて不自然です。

話をそらしなんとか誤魔化しました笑


何はともあれ、夕方に子供達と盛り付けして、いざサプライズです♪





とても嬉しそうでしたし、

ケーキを作ったことに驚いていました。お味はもちろん👍👍喜んでいただけました。

今回、クッキングをすることで、

家の中でキッチンがもつ役割が今まで以上に分かった気がします。料理をつくることはもちろんですが、この場所から家族の表情が見えて、家族と話をして、キッチンは家の中でとても大事で、生活の中心にあるべき場所なんだと感じました。そして、そこに立つ人にとって輝ける場所なんですね。

ケーキを作ることで、大切なことを学ぶことができました。

最初から最後まで、親身になって協力してくださったお2人のお師匠様👩‍🏫

のお陰です♪

ありがとうございました😊

カウントダウン

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

カレンダーに予定を書き込むこと

こんな感じの様子は、日本の家庭でしたらよくありますよね。

中澤家では、嫁と母親が解読できないくらい達筆な文字で予定を書き込んでいます。

僕は手帳に書いてしまうので、

このようにカレンダーには書きませんが一目で嫁と子供の予定がわかりますので、とてもよい手段だと思います。これをマネして子供たちも楽しみなことがある日に○をつけて、

「あと何日だね」ってその日を待ち侘びています。

みなかみ町のお客様は、今から3年前のまだホームページもない中澤建設に電話をかけてくださいました。

その日から、

数えきれない時間をご一緒させていただきました。

たくさんある工務店の中で、弊社のような小さな工務店を見つけていただき、中澤建設の家づくりをご理解していただいたことで、家づくりをはじめることができました。

中澤建設の家づくりは、とても時間がかかります。作業スピードが遅いかもしれません。効率を上げることも考えていますが、それ以上に見えなくなるところも、見えるところもこだわりたい気持ちがありますのでどうしても時間はかかります。

仕事帰りにお子様と一緒に現場に立ち寄ってくださる奥様、現場の進みが遅い時にも、

「あれがついたんですね」と小さな変化を喜んでくれました。

職場でも、家づくりをされてる方が多いようで、

「みんなで、写真を見せ合って盛り上がってるんですよ〜」と嬉しそうにされていました。

ご家族の思いのこもった家ですので、とてもとても待ち遠しいことだと思います。

先日、現場でご主人とお話しをしていますと、

「嫁が本当に楽しみにしてますよ。

子供にあと何日でお引越しだよ〜って嬉しそうなんですよ😊」とおっしゃっていました。

そんな風にご家族のことをお話ししているご主人がとても嬉しそうで、本当に幸せな気持ちになりました。

家づくりはつくることだけじゃないんです。お客様の幸せを感じさせていただけることが、僕にはとても大切なんです。

みなかみ町新築工事。完成です!!

道標

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先日の木曜日ですが、

みなかみ町の現場を少し離れて、

勉強会に参加してきました。

以前より参加させていただいている勉強会です。

同じ志しを持つ工務店さんの集まりで、はるか先を走る先輩工務店さんが塾長です。

同じ工務店とは思えない、

僕にはまだまだ経験出来ないような

想像を超えたお話を聞かせていただけます。


今回の勉強会は、それぞれの志しの進捗度を発表して、その状況をみんなでディスカッションする内容でした。


この日に発表する資料を数日前よりつくったのですが、

この資料づくりをすることもとても勉強になります。

1年を振り返り自分はどう変わることができたのか?

自分という軸はブレずに目標に向けて進んでいるのだろうか?

やるべきことをやれたのか?

こうやって、改めて自分自身の内面を見つめますと、反省点がはっきりと見えてきます。

その反省点から改善策を考え発表に望みました。




その内容は本来、誰かにお話するような事ではない弊社のことです。とても恥ずかしい内容でもあります。でも、この勉強会ではそれが言えるんです。

「なにそれ?笑」

なんて笑う人は誰1人としていません。


皆さんが真剣になって、悩みや課題の解決策を考えてくれます。時には、

「そこを変えないといつまでたっても進まないよ」などの厳しいご意見もあります。ですが、教えてもらえなければ改善もできませんので、とてもありがたいことです。


他社の悩みを、まるで自分の悩みのように考えていただける、こんな素晴らしい勉強会はそうそうあることではありません。

僕の発表と同じように、集まったお仲間の皆さんも同じように発表ディスカッションをします。

同じ工務店でも、様々な悩みがあり

それはいつか自分も直面することですので、本当に勉強になります。

軍師様が最後に

こんなことをおっしゃいました。

「楽しいから笑うのではない、

笑うから楽しいんですよ。」

とても深い言葉に、

胸が熱くなりました。

目標に向かうことは

とてつもなく大変なことです。

軍師様は

天国への地獄道とおっしゃいます。

僕にはどんな道なのかも

想像できません。

わかることは、

平坦なアスファルトでないこと。

そんな地獄道を笑って進むこと。

そうすれば

自然と楽しい道中になることを

教えてもらいました。

そして

塾長もこうおっしゃっています。

「近道なんてないんだよ。

地道に決して止まることなく

自分だけの道を歩くんだよ。」

このお二人は僕の道標です。

こんなにも丁寧に

僕の進むべき道を

記していただきました。

あとは僕が、

決してブレずに前進するのみです。


そしてその道のりを、

お仲間の皆さんと

ご一緒する事ができる、

この場所にいられることに

感謝の気持ちでいっぱいです。