小さな工務店

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

僕は高崎市に住んでいますので、言わばシティボーイということになります。ですが、建築業界の極一部の方々、いや、かなり多くの方々から

「中澤さんの住んでるところは高崎市じゃないですよ。笑」と言われることがあります。

おそらくその理由は、

自宅から市街地まで、車で1時間ほどかかるということや、

同じ高崎市なのに、南の地域よりも気温が5°低いということ、

途中までなにもなかったのに、自宅周辺になると雪が降っていたり、

家の周りには山か田んぼしかないことだと思います。

でも、コンビニは町に2つもありますし、1時間に1本はバスだって通りますので、僕は十分シティボーイを名乗れると思いますが、なかなか認めてもらえません。

もしかしたら田舎のシティボーイと言えば納得してもらえるかもしれませんが、このような地域で小さな工務店を経営している僕も県内外の工務店の方々と勉強をする場所に参加させていただけることがあります。

先日は、福島、茨城、栃木、群馬のお仲間が集まり家づくりを深める勉強の場、『第3回すまいるLAB』が群馬で行われ、僕は今回初参加させていただきました。

スタートは、伊勢崎のお仲間”剛工務店さんのシェアハウス”にお伺いさせていただきました。もう何度もお邪魔しておりますが、いつお伺いしても外気温に左右されない快適な室内環境と伝統的な技術を生かした建物にほれぼれしてしまいます。そして、剛さんの柔らかくてわかりやすく、時に笑いを交えるお話には建物以上の温かさを感じさせていただきました。

そして、少し移動をしてインディゴピースホームさんが施工されたお客様の新築住宅を見学させていただきました。こちらの建物も安定の高気密高断熱住宅です。建物に使われている室内の木枠や見切り材は、中澤建設が加工をさせていただきました。同じタモ材でも、工務店さんの表現方法や大工さんの施工方法が違えば、また違った魅力が感じられることに気付きます。インディゴピースホームさんのコンセプトである”美しい装い”が建物の細部から自然と伝わってきました。

そのあとは、伊香保温泉に行き新年会となるのですが、その前に会議室をお借りして座学を行いました。講師の方がいる訳ではなく、福島県の安島工務店の安島さんと茨城県の鐵庄工務店の鐵さんが自社紹介をしてくださりながら、途中で建築に関する様々な議題に対して皆さんで意見を出し合います。

十人いれば、十通りの意見がでますので、それをどう解釈するのかも様々です。インプットとアウトプットの双方が兼ね備えられているこのような意見交換はとても貴重なものになります。これが出来るということが、この会の最大の強みのように感じました。

そして、先日2日間ほど会社を空けさせていただき、事例発表をする為に名古屋に行ってまいりました。発表内容は中澤建設で2年半前にお引渡しをさせていただきましたお客様物件です。

築43年のご自宅をリノベーションした工事内容とお住まいになられてから、室内の暖かさや涼しさといった温熱環境が変化する過程のことを発表させていただきました。

発表に使用する資料は、本を読んだり、ネットで調べて分かることではありませんし、1か月集中すれば出来るものでもありません。リノベーションを始める前から建物の温湿度を記録する必要があります。それも一度ではなく夏と冬のデータを毎年計測しなくてはいけません。それにはまず、ご協力していただけるお客様がいなければいけません。

それも何もせずにではありません。データを取る前には、必ず様々な試行錯誤を行います。ここで、大切なのはお金をかけて大きな工事は行わないことです。換気システムの運転方法を変えてみたり、エアコンの運転方法を変えてみたり、冬に洗濯物を室内干しすることや、大きな窓の外にホームセンターに売っている3000円のシェードを取り付けることなど、誰でも簡単に出来ることを行います。

きちんとつくられた高気密高断熱の家は、新築でもリノベーションでも、そんな少しの工夫で、快適な室内環境に変化をしていくということを研究し発表させていただきました。

ここで、一言に研究とは言っても僕1人で行ったことではありません。

リノベーション工事を始める前からになるともう4年ほど前からこの研究は始まっています。データをとる時期を指導してくださり、お引渡し後の資料づくりのことなど何から何までサポートしてくださった栃木県の恩人のおかげでここまでの資料をつくることができました。

このように全国の皆さんの前で発表させていただくことは、もちろん初めてでした。1人で行くのは心細いだろうと、群馬の工務店のお仲間と同じく群馬の流通建材店のお仲間が僕と一緒に名古屋まで、着いてきてくれました。

僕にとって高気密施工の師匠である茨城の工務店さんは、「ZOOMで応援してますよ」と言っておきながら、発表当日にサプライズで現地に応援に来てくれました。

建材でお世話になっているメーカーの営業さんは、笑いで僕の緊張を和らげてくれる為に静岡からきてくれました。

茨城、栃木、群馬の北関東ネットワークの皆さんもZOOMで応援してくれながら、発表前も発表後も温かいメッセージで支えてくださいました。

出発の前日には、会社のみんなの前で発表させてもらいました。2日間会社を空けて自分が何をしてくるのかを伝えるつもりでしたが、それどころか発表の練習に付き合ってもらい、様々なアドバイスをしていただきました。

家族のみんなも、ここ数日は資料準備に没頭していても温かく見守ってくれ、僕の負担を減らす為に駅まで送迎もしてくれました。最後に降りる駅を寝過ごすヘマをして迷惑をかけてしまいましたが、この支えは大きなものだと感じました。

ご協力してくださったみなさん、

本当にありがとうございました。

高崎市の最北端にある小さな工務店が、全国の大舞台で発表できるのも、これだけ多くの方々に支えられているから成せることだと思います。

結果的に優勝には手が届きませんでしたが、僕にとってはそれ以上に大切なものを手にできたと思っています。

帰りのお疲れ残念会。
帰りのお疲れ残念会2次会

そして、今回発表させていただいた研究も、まだ進化の途中です。次の1年で、またどのように変化をするのか心から楽しみにしています。

共同作業

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家にはトヨタのライトエースがあります。こどもたちの成長に合わせて、自転車を積むこともありますし、サッカーの送迎のことなども考えて、荷物がたくさん積めることを優先し、数年前にお手頃な中古車を購入しました。もともと作業車に使われていた為、少し傷が目立ちましたので、オリジナルカラーに塗装してもらい、妻が乗用車として乗っています。

今まではトランクを開けて平面上に荷物を置いていたのですが、昨年末に長男が

「ちゃんと棚をつくって、綺麗なものと汚れたものを分けて置けるようにしようよ」

と言い出しました。

確かにサッカーをした後の荷物は、砂が付いていたり、芝生が付いていたりして決して綺麗だとは言えません。それに加えてサッカーをした直後のシューズの香りは、まともに嗅いだら気を失ってしまうようなものです。

そんなサッカー終わりの帰り道に買い物をした際に食材などを同じ場所に置くのもいかがなものかと思います。妻にも以前から頼まれていたのですが、「いつかやろう、いつかやろう」と思うだけで、出来ていなかったことでした。

何を思ってなのか、長男から一緒に棚をつくろうと誘いがありましたので、休日に中澤建設の作業場にこもって2人で棚づくりを行いました。

どんな棚が良いか長男に相談したところ、

「置くものによって、場所を分けたほうがいいよね」と提案がありました。買い物の荷物やサッカーの荷物は、その度に積み下ろししますが、傘や椅子、妻の現場掃除グッズは常時車に積んでおく必要があります。

僕もお客様に暮らしの提案をさせていただく時に納戸のような部屋ではなく、洗面、脱衣、衣服、キッチン、トイレのようにその部屋のために必要な収納を部屋毎に計画しております。なので、長男の提案には大賛成なので、

「下の段は部屋を分ける収納にして

上の段は、自由に荷物が置けるようにつくろうか」となり作業をはじめました。

材料はどうしようかと考えていると、作業場においてある箱収納が目に入りました。この箱収納は、10年以上前に中澤建設でつくらせていただいたものです。そのお客様の家を昨年リフォーム工事させていただきました。

今までは、箱収納がリビングとキッチンを仕切る役割をしていたのですが、今回のリフォーム工事は、対面キッチンになる為この箱収納の置き場所がなくなることになります。

お客様は、「せっかくつくってもらったから」とおっしゃってくださったのですが、リフォーム工事によって暮らし方が変わるのですから、その部屋に置くものが変わることも仕方のないことです。

そもそも、10年前にこの箱収納をつくらせていただいた理由も、

「本当は対面型キッチンにしたいけど、今はまだ出来ないから」ということで、この箱収納をご提案させていただきました。

その経緯もありますし、このリフォーム工事でお客様の夢が叶った訳ですから、箱収納が必要なくなったことも喜ばしいことになります。なので、こちらは中澤建設が責任をもって引き取りさせていただきました。

そんなストーリーがある箱収納が、ちょうど目に入り、長男と僕の目的にマッチしましたので、車にこの箱を活用することにしました。

まずは後部座席を倒した時に、全体がフラットになったら少し大きな荷物も積めますので、その高さに合わせる為に箱収納の高さを変える作業をします。

僕が箱を1つ解体して、その次の作業の準備を進めていると、長男がなにやら作業をしています。様子を見に行くと、別の箱の解体作業を始めていました。この作業は、決して簡単な作業ではないので、長男にはできないと思い、頼むこともしませんでした。

思わず、

「えっ?よく出来るね。」と言いますと、

「パパの真似してるだけだから、誰でもできるでしょ。」と応えます。

「そりゃそうだけど、それがよく出来るね。って聞いてるのに、何このクールな感じ、、、これがZ世代かよ」と心でつぶやきます。

「じゃあ、これは出来る?」とその次の工程をお願いするとそれも淡々と作業してくれます。小6になるとなんか、急にたくましくなることに正直、驚きました。

その後も僕が変なこだわりを出してしまうことにも、

「そこまで、やるの〜。まぁ、わからなくもないけど。」と方向性も意外に合います。こうなってくると、作業は捗りますし、何より楽しくて仕方ありません。

午後から始めたので、この日に終わらないと思いましたし、長男は飽きると思っていましたが、全ての予想を裏切り2時間ほどで棚は形になりました。完成した棚に寝そべって、

「結構いいね〜♪」と長男も嬉しそうな顔をしています。

車の収納棚を一緒につくるわずかな時間を長男はどのように感じたのかわかりません。楽しく感じたのは僕のだけだったかもしれませんが、それはそれでいいと思います。

仕事は”何を”やるかも大切ですが、”誰と”やるのかが同じくらい、いや、それ以上に大事なことだと僕は思っています。だからこそ、長男と過ごした2時間は、僕にとって忘れられないヒトトキになりました。

DVD

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

今中澤家では、レンタルDVDブームが到来しています。僕の住む倉渕町は高崎市の一角とは言え市街地に行くまでに、20分、30分、40分、いや50分くらい車を走らせないと行けません。その道中は、こどもにとって退屈な時間になってしまいます。

そんな移動時間に、今までは手持ちのDVDを鑑賞して過ごしていました。それが、なんのタイミングか覚えておりませんが、ふらっとレンタルDVD屋さんによる機会があり、そこに並ぶ魅力的な作品を見たこども達が、

「これ見たい」

ということになりました。1人が借りることになれば、「俺も俺も」となりますし、僕達夫婦も「あたしも、おれも」と借りたくなってしまいます。

一度レンタルにハマりだすと見終わったら別のを見たくなりますし、シリーズものなら次が気になるものです。そこで、よく行くレンタル屋さんは、定額で一度に5作品まで借り放題という中澤家に丁度いいサービスがありました。

この時代ですと、ネット配信の動画サービスなども便利ですが、お店に並んだ作品を見ながら、過去に見忘れていたものやパッと目に入った面白そうな作品を手に取ったり、妻と若い頃に映画で見た作品を懐かしく感じてみたりと、実際にお店に行って見て選ぶことも中々楽しいものです。

お正月休みに友人家族と一緒にお隣の栃木県那須日光旅行に行ってきました。長時間移動にはなりますが、こんな時にレンタルDVDが旅を盛り上げてくれます。各々がどんな作品を借りたのかといいますと、

長男・・名探偵コナン

次男・・君の膵臓を食べたい

三男・・キョウリュウジャー

妻・・ももの手紙

僕・・海猿

5人いれば、5通りの好みがあるように選ぶ作品も様々です。自分では絶対に選ばない作品もあり、「面白いの?」と思うものもありますが、そこはさすが映画です。どの作品もタイプは違えどそれぞれに素晴らしい魅力を持っていますし、色々と考えさせられる場面もあり、とても勉強になることを感じます。

特に次男が選んだ、君の膵臓をたべたいは印象的でした。普段テレビをあまり見ない為、時代から遅れをとっている僕は、浜辺美波さんをはじめて知りました。

中澤建設のホームページの自己紹介欄に記載されている”好きな俳優”がもしかしたら、変わるかもしれないくらい衝撃的でした。そして浜辺美波さんの魅力もさることながら、内容も面白く考えさせられるものです。もし機会がありました是非是非ご覧になっていただきたいです。

そして、この時に見た全ての作品に共通して言えることは、”助ける”ということだと感じました。ストーリーも思いも作品ごとに違いますし、登場人物によっても違いますが、助けたい、助かりたいという思いは、見ている人の心を熱くするものだと思います。

先日は、オストコーポレーション北関東の吉田さんが倉渕までお越しくださいました。吉田さんは、中澤建設に羊毛断熱材や木製窓などの商材を卸してくださる建材屋さんです。

吉田さんは、数年前に建築業界の中にある道に迷っていた僕と妻に進むべき道をしるしてくださり、助けてくれた僕達夫婦の恩人です。それだけではなく、中澤建設のブランディングをサポートしてくださる、軍師様という存在です。

商材を購入する以外に一切の費用などもかかっておりませんが、中澤建設が地場工務店として地に足付けて仕事ができるように何年も前からサポートをしてくださっています。

この日も、商品のおすすめや案内などは何もなく、中澤建設がリニューアルするホームページに関してのアドバイスをする為に栃木県から遠路はるばるお越しくださいました。

ホームページは僕達夫婦に変わって、ネットワークの中で24時間働いてくれる優秀な営業さんです。それだけにホームページに記載されている内容はとても重要になります。それをしっかりとつくり上げる為に細かな部分のアドバイスをしてくださいました。

中澤建設が良くなる為に、第三者の方から意見をもらえることは中々していただけることではありませんので、本当に有難いことだと感じます。感謝してもしきれずに何の恩返しもできておりませんが、まずは自社が期待に応えられる存在になることが第一だと思いますので、目の前にある課題をしっかりと取り組みたいと思います。

その翌日は、お仲間であり、建築業界の先輩であり、心の中では友だと思っているインディゴピースホームの薗田社長と会食を行いました。

薗田さんのSNS投稿で気になったことがあったことも事実ですが、僕からのお願いごとと相談がありましたので、前日に電話をさせていただきました。

あれこれとわちゃわちゃと30分くらい電話で話をしていたら、

「もう明日、会おうよ」ということになり、夕食をご一緒することになりました。

昨年の初めは、1週間の内5日くらい会っていたこともありました。そのことで、妻にその関係を疑われるくらいでしたが、お互いに仕事が充実しておりとても久しぶりにお会いすることになりました。僕は正直、顔を見た瞬間に幼馴染に会うときのような安心する気持ちになりました。

中学2年生みたく、他愛もない話に盛り上がっていたと思うと、お互いの会社の内情や未来のことを語り合い、それは他社に話す内容ではないようなことでも、お互いに全てをさらけ出します。そんな本音を話せる関係が僕にはすごく有り難いものです。

会話の中で、薗田さんから様々なアドバイスをいただきました。そのアドバイスは中澤建設の未来を案じたものです。

薗田さんは僕に

「俺が大事なのは、やっちゃんだから

大切な仲間の為なら出来ることはなんでもするよ」と言ってくれることがあります。

普段は笑って冗談ばっかり言っている方ですが、こんな素敵なことを言ってくれるんです^_^

同業者としての様々なアドバイスをくださることで、僕の心配事を軽くしてくれて、助けてくれる本当に頼もしいお仲間なんです。

そしてここには書ききれないほど、たくさんの方々に助けられて自分が生きていられることを感じます。もちろん、受け取るだけではいけません。自分に出来ることをしっかりと考えながら、助けてもらったのと同じくらい、受けた愛情と同じくらい、自分も大切な人を助けられるようになりたいと思います。

若者

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

能登半島地震で被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

今こうしている中でも、心が落ち着くことがなく、寒さも厳しい中で眠れない夜を過ごされていることと思います。

被災された皆様が、1日でも早く平穏な日々を過ごせるようお祈り申し上げます。

そして、自分に出来ること、やるべき事を見誤らないよう行動したいと思っています。

中澤家の新年は、家族みんなで寝室の窓から初日の出を拝むことで始まりました。

新しい年を迎えて、最初に顔を合わせるのはひとつ屋根の下で暮らす両親です。

最初の挨拶はパジャマではなく、出掛けられるくらいの服装にきちんと着替えて行います。全く目覚めない三男は寝かしておいて、妻と長男、次男と一緒に居間に行き、正座をして手を床に付き、頭を下げて挨拶を行います。

新年初めての食事の用意は男が行います。お餅を焼きお雑煮にすることも、年末に母親と義母が作ってくれたおせち料理を盛り付け、配膳することもすべて男が行います。詳しく調べたことはありませんが、「年男」という僕が物心ついた時から行っている中澤家の習わしのようなものです。

このようにお伝えしますと、

「中澤さんの家、ガチガチで窮屈そうな家族だな〜」と思われるかもしれませんが、このような事は元旦だけなんです。居場所さえ伝えてあれば、人様に迷惑をかけたり、人の道を外れるような行動をしなければ、どこで何をしようと自由でした。

結婚するまでは年末年始だって、基本的に家にいる事なんてありませんでしたし、家に居ても友達と過ごしていました。けれども、元旦のこの習わしはいつでも頭の片隅にあって、いつからか

「元旦の朝は家族と過ごそう」という気持ちになっていました。たとえ2日には遊びに出かけてしまうとしても元旦だけはこの気持ちになるんです。とても不思議に感じますが、自由だと感じる暮らしの中で両親から受けた教育なのかもしれません。

最近、服装や髪型に興味が出てきた長男が、服が欲しいと言ってきましたので、家族で買い物に出かけました。欲しい服を親に伝えればよいのですが、年頃ということもあり上手く話してくれません。

僕もちょうど長男と同じ頃に姉から強制的に買わされたファション雑誌を見てファッションに興味が湧き始めましたので、気持ちがわからなくはないのですが、色々なお店をフラフラしているだけで、何が欲しいのかわかりません。

長男が言うわずかな好みから良さそうなものが見つかり、やっと本人からも笑顔が出ましたので、購入するためにレジに並ぶことにしました。僕達の前に若い男女と母と男子(20歳くらい)の2組が並んでいます。

見た目は少し話かけずらそうな今時の若者で2組とも男性は少し強がっているようなイメージです。少し後ろから、今年42歳になるおっさんがじーっと観察してる中で先にレジに並んでいる若い男女に店員さんが品物を渡します。すると、

「すいません!ありがとうございます!」

と、それはそれは丁寧にしっかりとした声で品物を受け取ります。

あっけに取られているとそのあとに親子でレジに並んでいる男性も、

「はい!ありがとうございます!」と同様に丁寧にしっかりとした声で品物を受け取っていました。

予想外の展開に正直驚きましたし、何より人を見た目で判断してしまった自分自身に呆れました。僕は見た目も中身も未熟者ですが、見た目だけは立派で、礼儀を知らない大人達はたくさんいます。この2人の若者と話をした訳ではありませんし、挨拶を聞いただけで、どんな性格かはわかりませんが、とても素直で素晴らしい存在だと感じました。

僕のように色メガネで世の中を見てしまっていたら、本当に大切な人の心を見誤ってしまうと思います。人と人は向き合って心を通わす必要がありますし、それは人と人しか出来ない事だと思います。

それは見た目でわかるものではなく、時間を積み重ねてこそ感じられるものだと思います。繋がりの中で、年齢性別などは関係なく、出会った方々と過ごすヒトトキを大切にしたいと、2人の若者をみて感じる新年の出来事になりました。

大胡町Y様邸

目的の先

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

毎年恒例で、人気沸騰がすぐそこまで来ている中澤家初笑い年賀状も無事に完成し、郵便局に投函することができました。例年は、お客様や恩人の方、お仲間の皆さんには、書店で購入した本からデザインを選んで、年賀状をつくらせていただいておりました。

しかしこの初笑い年賀状に使う写真は、家族一同で相談して撮影した魂の一枚であり、ありのままの中澤家の姿になりますので、今年からは全ての年賀状に写真を使わせていただきました。

年頃の長男と次男は、

「またやるの〜。もういいよ〜。

こんなことする家族、他にいないよ〜」と言っています。子供達が言っていることは僕と妻にとって、もはや褒め言葉にしか聞こえない為、全く響きません。とは言え、気持ちがわからない訳ではないので、なるべく顔を出さない配慮をしての参加で撮影の許可をもらいました。

この年賀状写真は、1年を振り返りその歳に中澤家や世間で流行したものや、その歳を思わせるような内容の仮装をします。そしてルールは、お金を掛けず、作り込み過ぎず、家にあるものを使い30分程度で完成できるような内容にします。

持ち時間を一杯まで使い、かなり高いクオリティで仕上がった僕と妻を見た長男が、

「この家族なんなの〜笑」と笑いながら頭を抱えました。来年から中学生になる長男には変わった親に思えるかもしれませんが、これが父親と母親であり、飾らない家族の姿なんです。

自分が大人になった時に真似をする必要はありませんし、尊敬などしてくれなくてもいいです。今はまだ理解できないかも知れませんが、僕と妻は人生を楽しんでいるだけですし、そんな姿を見せることができれば十分なんです。

    ※2023年の初笑年賀状です。

先日、長男と次男がお世話になっている地元サッカークラブの監督とプチ忘年会をさせていただきました。監督は、倉渕で子供にサッカーを教えることなってから今年で30年になるそうです。という事は、20歳の頃から地域に根差しスポーツ少年団を通して地域貢献をされていることになります。

指導してくださる様子を見てもわかりますし、ご本人も日頃からおっしゃっているのですが、子どもを1番に考えた指導をしてくださいます。それは、サッカーに限らずサッカー以外での子ども達との関わり方で、僕達保護者にも伝わってきます。そして何より子ども達に愛されていることがその答えだと思います。

そんな監督が先日おっしゃっていた言葉が印象的でした。

「サッカーは勝敗を決めるものだから、勝つ事が目的でそれは大切な事なんだけど、俺は勝ちよりも楽しいと思う気持ちを大事にしたいんだよね。小学生の時に勝つ事だけを考えちゃうとサッカーがつまらなくなっちゃうよ。サッカーが楽しいと思ってもらえれば、中学、高校と好きなサッカーを続けられて、その中に勝負の楽しみがあればいいと思う」とおっしゃっていました。

もちろん監督も試合では、勝つことを目的としています。けれど、サッカー全体で考えた時に勝ちにだけこだわる訳ではなく、子どもたちがスポーツ少年団を終えた後のその先を常に考えてくれているのです。子ども達の未来を思うことが監督の言う「子どもファースト」なのだと思います。本当に素晴らしい想いですし、倉渕の子ども達がこんな素敵な監督にサッカーを教えていただけていることを幸せに感じます。

僕も大工工務店として、お客様の家づくりをさせていただいております。工事の規模に大きさなど存在せず、お客様と過ごさせていただく時間の大切さを強く感じています。この時間の先にはお客様の暮らしと幸せがあることに責任と喜びを感じ、家づくりが地域貢献、社会貢献になるように未来をしっかりと見据えていきたいと監督からのお話から気付かせていただきました。

今年もブログを読んでいただきありがとうございました。これからも、日常で感じたことをありのままの気持ちでブログに書きたいと思いますので、中澤ブログ生活をよろしくお願いいたします🤲

良いお年をお迎えください😊


価値観

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

現在中澤家は、父親、母親、妻、長男、次男、三男、さとちゃん(修行中の松島君)と僕のひとつ屋根の下、8人で暮らしています。

食事は、母親と妻が別々に作ってくれますので、様々な料理が食卓に並びます。それは、カレーとおでんの時もありますし、天ぷらとシチューの時もあります。組み合わせは様々ですが、2人がつくってくれた料理を家族みんなで食べられているということは、中澤家が平和である証拠なので、いつも有り難く美味しくいただいています。

食卓に並んだおかずの中には数に限りがあるものも出てきます。こんな時に子供達は食べる前に1人何個まで食べて良いかを計算するのですが、これはとても大切なことです。

僕も子供の頃は姉たちとおかずの取り合いをしていました。当時は、数が割り切れなく1つだけ残る時には、そのひとつをカットしてまで分けたことを覚えています。

その時は何も思いませんでしたが、今考えれば8つと5つ離れた姉なので、少し大人になって可愛い弟に譲ってくれてもよかったのではないかと思いますが、好きなおかずを目の前にすればこうなるのも当然かもしれません。

先日、家で食事した時のことですが、みんなが食べおわり修行中の松島くんと僕だけがまだ食べているタイミングがありました。あと少し残っているおかずがありましたので、

「さとちゃん、食べちゃっていいよ」と伝えました。それを聞いていた妻から

「やっちゃん、さとちゃんに強引に食べさせるのはパワハラだよ」

と言われました。しかし、これは誤解です。

僕だってまだまだ食べらますが、「自分はいいからその分食べていいよ」というむしろ優しさを出しているつもりです。

しかし言われてみれば、それはただの自分の価値観であって、松島君にとって嬉しいとは限りません。

僕が松島くんと同じ年齢の時には言われて嬉しかったことですが、世代が変わればそれが逆の意味合いになってしまうこともあるということです。年齢による価値観の違いは本当に難しく感じます。

先週の火曜日は、前橋市が主催で行われた異業種の交流会に前橋市SDGsパートナー企業として、Forward to 1985 energy lifeの一員として参加させていただきました。会場である臨江閣には、普段は接点がない様々な業種の方々が集まっていました。

交流会では、現在の自分が働いている職場環境や働く人の様子を振り返りながら、これから先の働き方と会社の在り方について5〜6人のグループに分かれてディスカッションをするという内容です。

“働き方改革から5年が経つ”という内容から交流会は始まりました。中澤建設ではどんな風に変われたのかと振り返えると、大きな改革は出来ておりませんが、残業はせず、年間の最低法定休日の105日をクリアする為に隔週で土曜日を休んでいることくらいです。

しかしこれでは、まだ不足していることを感じます。職人の世界では難しいと思ってしまいますが、完全週休2日制はなるべく早く実現しなければいけない課題です。そして休日だけでなく、仕事のやり方、社員同士が接する方法、関わり方がこれからの社会で重要になってくると交流会の中で議題になりました。

僕たち世代は、建築業界で言えば若手の方だと思いますが、これからの時代を担う若手を育てる立場でもあります。自分達が経験したことをそのまま伝えたいところですが、僕達が社会人になりたての頃から、時間は15年以上経過しています。あの頃とは、考え方や価値観も変化しています。ならば、伝える言葉も向き合い方も時代に併せて変えなければいけないことを感じます。

交流会ではライフ(生活)とワーク(仕事)が今の自分の中でどんなバランスなのかを円で描くグループワークがありました。そこで僕はこんな円を描きました。

この円を描いた理由をグループ内で発表するのですが、「家族で過ごしている時を除いては、仕事の事、仕事に関係することばかりを考えている」ことを伝えさせていただきました。

そして、「それが自分にとってストレスなど全くなくて、仕事が楽しくて仕方がないです。僕にとって仕事は生活と一緒なんです」と続けさせていただきました。

しかし、これは会社を経営している人にとって当たり前のことかも知れません。自分だけではなく、一緒に働く皆さんにも、

「仕事が楽しい」と思ってもらえるような会社にしていかなければ、会社を次世代に繋げることは出来ないと気付かせていただきました。

前橋市とご縁が繋がるのですが、お知り合いの方からお話をいただき、市の施設内にあるレストランの床修繕にお伺いさせていただきました。

床に貼ってあるフローリングが、冷蔵庫の漏水により剥がれしまったことにお困りとのことでした。平でなければいけない床がこのような状態では大変危険です。

このフローリングを隠すように、この上からクッションフロアを貼る計画があったそうですが、わずか2mmクッションフロアの厚みが弊害になってしまうということで、フローリングの貼り替えになったようです。

わずか2mmと思いますが、ここは福祉に関係する施設です。たくさんの方々が利用されますし、2mmの段差に対する価値観だって一つや二つではありません。床を剥して見なければ分からない不安はありましたが、お話をいただいたご縁と自分に与えられた使命だと思いお受けさせていただきました。

修繕箇所の床ですが、いままでと同じものを貼ってしまうと今後また同じことになる恐れがありますので、無垢板で施工させていただくことにしました。

着色しないで、既存の床となるべく色を合わせる為に自然乾燥倉庫の中から、ラオス檜の板をご用意させていただきました。外出から戻られたお客様が、貼られた床をじーっとご覧になられながら、

「素敵な木ですね」としみじみとおっしゃっていたことが印象的でした。

木は経年で表面が変化をしますので、今はまだ床の色が違いますが、そのことは全く気になさる様子は無く、使われている木の価値をわかっていただけることを嬉しく感じます。

職場環境、人と人の接し方、仕事への向き合い方など、時代に合わせた意識をすることも絶対に必要なことですが、自分が好きなものを同じように好きと言ってもらえる人と一緒に生きていくことが、中澤建設を未来に繋げる為に大切なことだと気付かせていただきました。

愚痴

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

現在中澤家では、インフルエンザが大流行しています。こちらのウィルスも全員が一度にかからないように気を遣ってくれる優しい一面をもっています。今は子供達が時間差で発症していますので、僕たち大人も時間の問題かもしれません。

インフルエンザから復活し、翌日から学校に行ける次男が、お昼ご飯を食べた後に自分の食器を洗っていました。僕も愛妻弁当を食べ終わり、弁当箱を洗い場に出すタイミングでしたので、

「パパのもお願いできますか?笑」

と次男に伝えてみました。

「え〜〜〜、、、、、」と最初は少し嫌そうでしたが、

「冗談、冗談🤭いいよ!」と言って一緒に洗ってくれました。

“ついでにお願い”という気持ちで次男に頼んだのですが、それは僕の考えであって次男の都合を何も考えていないことになります。

洗い物をしたあとに何かやろうとしていたとすれば、わずかな時間かも知れませんが予定が変わってしまいます。

次男は普段からよくお手伝いをしてくれます。なので僕が言わなくても

「パパ、俺が洗うから置いておいて」と言ってくれたと思うのですが、

“言われてからすること、自分からすること”

“伝える人と受け取る人”では、考えていることや感じていることが180°変わってしまうことがあると思うんです。

先日ラジオを聴いていると、社会人が居酒屋で会話する内容のほとんどが、上司から部下、部下から上司への愚痴だということでした。仕事を伝える上司と受け取る部下では感じ方が全く違う為にそれが愚痴になってしまうということです。

もちろん気持ちはわかりますし、これは永遠のテーマなのですが、これにはお互いに問題があり、お互いに考え方を変えていく必要があると思います。

伝える方は、相手が自分と同じ考えを持っているとは限りませんので、相手がどのように感じるかを考えた上で、理解できるように話をする必要があります。

受け取る方は、言われたことをそのままやるような受け身にならず、与えられた情報を具体化して、自分にしかできない仕事だと認識する必要があると思います。

そしてこれは、大人子供関係なく、会社でも学校でも家族でも同じで誰でも双方の立場になるということです。これは、伝えることが下手で、理解力も欠けている僕が常に自分に言い聞かせていることです。

僕は家づくりで、お客様からの想いを受け取りその想いを家づくりを共にする仲間と共有し、一緒にカタチにする立場です。その中では、受け取ることも伝えることもたくさんあります。

身の周りのどこかで愚痴がこぼれそうになったら、それを意見に変えられるような強い人になりたいと思います。