こんばんわ!
中澤やすゆきです!
特別に調べた訳ではありませんが、
世の中の80%の家庭で、
こんな風景は見たことがあると思います。
誰が決めた訳ではないと思いますし、
冷蔵庫のメーカーが推奨している訳でもないと思うのですが、中澤家の冷蔵庫には子供達の学校給食の献立が貼ってあります。
給食は、学校生活の中でも毎日楽しみにしていたことのひとつです。
風邪をひいて休みの人がいる時に揚げパンとかヨーグルトとか余ったりして、前に出てジャンケンとかしてました。
美味しいのはもちろんの事、みんなで食べられることも給食の醍醐味ですよね。
僕が住んでいる高崎市倉渕町には、
商工会という団体があります。
僕は、その商工会の青年部で活動をしていて
地域のお祭りやイベントなどに参加し、お手伝いをさせていただいております。
そんな活動の中のひとつに、
地域と繋がることを目的としている
「絆運動」というものがあります。
毎年行っていて、今年は何をしようかと部員に相談しますと、
「子供たちが喜ぶことがいいよね。こんな世の中で一番我慢しているのは子供達。何か楽しんでもらえるような企画、子ども食堂はコロナで難しいから、子ども弁当なんて出来ないかな?」と意見がありました。
子供達を笑顔にするお弁当を届けるなんて
めちゃくちゃいい企画ですが、
僕たち青年部には飲食業の仲間がいません。
仮に出来たとしても、倉渕の子供達全員の手元に届けることは難しい。
悩んでいたところ、ふと給食のことを思い出しました。
みんなが大好きで、
誰一人として取り残さない、
安全で安心して食べてもらえる、
これしかないと給食案に決定です。
すぐにみんなで献立を考え、
こういう事はタイトルが大事なので、
「絆運動〜みんなの笑顔 青年部わくわくランチ〜」に決まりました。
すぐに企画書をつくり、いざ小学校と中学校へ伺いました。
コロナ禍ということや、学校給食の決まり事などで断られることも覚悟していましたが、結果は、快く受け入れて頂けました♪
しかも、学校側のご厚意で
青年部の僕たちも、当日試食に招待していただけることに😊
コロナ対策で子供達と一緒には食べられませんでしたが、校長先生と一緒にいただきました。
青年部わくわく献立
中学校のホームページで紹介して下さいました
生徒の皆さんが食べているタイミングに、放送室でインタビューを受けるという企画がありました。
給食中も会話禁止と聞いていましたので、笑いのひとつでも取ろうと思い、
「商工会青年部 BIG BOSSの中澤です」と渾身の一発を。
ただ、ここは放送室です。
反応はわかりません。
ひとつ覚えているのは、静まり返る放送室で校長先生が優しく笑っていた事です笑
インタビューも終わり、
帰ろうとした時に、放送委員の男子生徒が、
「BIG BOSSめっちゃ最高です👍」
と満面の笑みをもらいました。
無事に給食企画を終えた数日後に、
学校から素敵なプレゼントが届きました。
大きな模造紙にたくさん貼られた子供達からのメッセージです。
倉渕支所に展示していただいてます。
給食の時はお話出来ませんでしたが、いただいたメッセージにはいろんな感想が書かれていて、みんな給食が大好きなんだなって伝わってきてすごく嬉しかったです。
この企画は絆運動として行いましたが、絆って深い言葉だと思いますし、簡単に築けるものでもないと思います。
でも、少しだけ子供たちと心が繋がったように感じます。
これから大人になって、社会で活躍して未来を支えてくれるみんな。
「もしかしたら、中澤建設で僕と一緒に働いてくれるかもしれない」なんて想像してしまいますが、
「昔さぁ、面白いおじさん達来たよね〜」
なんて笑い話でもいいから頭の片隅に置いておいてくれたら嬉しいです。
そして、この愛するべき故郷を大切に思い守ってもらえることを願っています。