特撮ヒーロー

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

最近、中澤家の子供たちと妻の中で仮面ライダーブームが到来しています。このブームは久々で、前回は次男が保育園に通っていた頃になりますので7年ぶりのブームになります。見ているのは、今テレビで放映しているものではなく過去のシリーズをレンタルして鑑賞しております。

レンタルDVDは、車での移動時間には欠かせないお供になっておりますので、唯一ハマっていない僕も目にする機会はちょこちょこあります。なんて、クールぶっておりますがもともと僕も特撮が大好きなタイプでした。これには理由があり、母親がドラゴンボールは少しエッチだという解釈から、周りの同級生がドラゴンボールにシフトチェンジする中で、僕にとっては人より少し長く特撮ヒーローが憧れの存在でした。

先日も、長男と車での待ち時間に仮面ライダーを見ていますと、主人公の仮面ライダーの前に謎の仮面ライダーが敵として登場し戦うシーンがありました。

「これ、絶対このあと謎のライダーが仲間になるパターンじゃん」と僕がいうと、

「それな」

と長男が笑って応えます。このパターンは王道だと思いますし、案の定仲間になった訳ですが、これがわかっていても面白くて見ている子供たち大人たちの心を鷲掴みにするのだと思います。

他にも僕の好きなヒーローのパターンは、サンダーバードのようなタイプです。基地の中に空、陸、海に対応できる様々なヒーローと乗り物が待機していて、問題発生時にその時の事態や状況に応じて指令室から指示があり各ヒーローが出動する的なものです。

今回は1号機のみ、ある時は2号機と5号機、時には全員で出動なんてことがあると大興奮でしたし、とてもカッコ良く感じていました。おそらく、僕の気持ちをわかっていただける人も少なくないと思います。

このヒーローの魅力は、各自得意な分野のスペシャリストであり、自分がやるべきことに100%、120%のチカラを発揮して困っている人を助けるところだと思います。時には、自分1人では解決出来ないこともありますが、信頼できる仲間とチカラを合わせてクリアするその姿が僕の目には、とてつもなくカッコよく映りました。

先日、仕事でもそんなヒーロー達の姿を目にすることがありました。お客様からいただいたお問い合わせは住宅ではなくお客様のご先祖さまが眠られているお墓です。この建物は、いくつかのご家族と共同で使われているものだそうです。

前々から雨漏りをしているということで、お困りになられご相談をいただきました。この建物がつくられた経緯がわかる方が健在しておらず、どのように維持をしてよいかもわからない中で、まずは雨漏りを止める方法があるのかということ、この建物を未来に残せるのかというお悩みを教えていただきました。

僕1人では判断する事ができませんでしたので防水の専門であるコーエイの須永さんに確認していただきました。須永さんが現地を見て感じたことは、僕と同じ考えでしたので、雨漏りを止められるという判断になります。

しかし、防水をするにあたり崩れた部分の成形をする必要がでてきます。そこで須永さんより、松井左官さんのチカラが必要だということになりました。後日、松井さんと現場を見に行くと、「この状態であれば出来る」と笑顔で応えてくれました。

そして松井さんより、水道設備の佐藤さんにこんなことをお願いできないかと提案がありました。佐藤さんには後日に現場で確認をお願いするのですが、各分野の専門的な知識と技術を持たれている皆さんの姿が素晴らしく、誇らしく感じました。

お客様からご相談をいただいた段階で僕は、防水屋さんの工事で完結できる問題だと思っていました。しかし、現場を確認すれば様々な問題がありその問題は協力業者さんが持てる知識と技術を120%発揮することで少しずつクリアでき、自分達が出来ないことは仲間に頼ることで解決に向かうことができます。

これは僕が子供の頃に憧れたヒーローと全く同じ姿です。この流れですと僕は皆さんに指示を出す指令室になりますが、実際のところは全く違って、何もできない肩書きだけの指令室長です。しかし、責任だけは誰よりも感じなければいけませんので、施工方法が確実であることを認識し、お客様にこの建物を残す方法をしっかりとお伝えしたいと思います。

そして中澤建設の倉庫でも、出番を待っているヒーロー達が出動の準備をしています。5月から始まる新築工事で使用する杉材を自然乾燥の倉庫から出す作業を行っています。

大小長さ様々な材木がある中で、奥から出てきたのは、令和3年からこの場所で自然乾燥をしながら、出番を待っていた倉渕産の木材です。梁や桁になりますので建物の骨組みとしてお客様の命を守る役割になります。

この後、こちらのヒーローは中澤建設の基地で様々な変身をするのですが、それは次回のお話です。

こんな次回予告も特撮ヒーローの醍醐味になりますので、是非ともお楽しみにしていただけると嬉しいです。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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好き勝手

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

日常で交わす会話の中で、

「飲み物を何か買ってくるけど、

何がいい?」と聞きますと、

「何でもいいよ。」なんて言う

やりとりって結構ありますよね。

そうすると、

「何でもいいが1番困るんだよ」

なんて反応がよくありますし、

気持ちも、すごくよくわかります。

僕も、

そう感じていたこともありますが、

最近では、全然困りません。

どちらかと言いますと、

嬉しいですね。

『何でもいいよ』ということは、

『まかせるよ』と言われていますので、僕の好きなものでいいということです。

「あの人は、炭酸だな〜

あの人は、微糖コーヒーだな〜

この謎の飲み物はあの人に渡すといい反応してくれそうだな」と

それだけで、

買い物を楽しめてしまいます。

少し前になるのですが、

中澤家に遊びに来てくれた嫁の友人より、

「やっすん、木でお料理プレートをつくって〜」

とご依頼がありました。

「どんなのがいいですか?」

とお聞きしますと、

「う〜ん、お料理をさぁ、のっけたいの笑  どんなんでもいいよ〜」と微笑ましいご要望です😊

それから、

しばらくしたある日の夜。

現場から帰って来て、

次の日の準備をしていた時に、

一枚の板が、目に入ってきました。





「そういえば、

これ、お料理プレートにいいな〜」

と思い、気が付いたら、

つくり始めていました。

ものづくりは、

サイズやカタチがとても大切なのですが、

そのことは、全然頭になくて、

夢中になってつくりました。


と言いましても、

僕がしたことは、少しの作業で、

一枚の板を3枚に切っただけなんです。

とにかく素材が素晴らしいので、

きれいなカタチにする必要もなくて

その素材が100%生きるカタチにしました。

捨てるとこなんてありません。

きれいに聞こえかもしれませんが、

こういう時って、つくりながら、

喜んで使われているところを

本当に想像しちゃうんですよ笑


だかこそ、モノづくりは楽しくて

時間を忘れてしまうんです。

出来上がった、お料理プレートですが、お渡ししたその日に使ってもらえました。




その翌日も、

「自然塗料のリボスを

塗装してから、

盛り付けしましたよ〜」と

写真を送ってもらえました。

こういうモノづくりが、

良いことなのか、

そうではないのか、

わかりません。

ですが、

僕はとても楽しかったです😊

自分が思いを込めて、

自信をもって、つくったモノを

喜んでもらえること、

大事にしてもらえること、

本当に幸せに感じます。