こんばんわ!
中澤やすゆきです!
帰宅時間
生活意識の1つとして、妻と子供達が就寝する前に帰宅することを心がけています。仕事の内容や予定もありますので、決まりごとにはできませんが目安にはしています。
日によってテンションの起伏が大きな中澤家ではありますが、顔を合わせて今日の出来事を聞いたり話したりすることが、僕には心の落ち着く大切な時間になっています。
中学生になった次男と長男は就寝時間もそれほど早くありませんが、三男は規則正しく時間通りに早寝をするタイプです。なので9時ジャストに帰宅したのでは遅く、すでに寝ているのです。
ヘラクレスオオカブト
会話をすることはできませんが、居間のテーブルの上を見るとその日の様子を伺うことができます。国語や算数のテストから勉強を頑張っている事が伝わってきますし、お世話になっている学童で作った工作を見られることも楽しみになっています。

先日も僕の帰宅を玄関で迎えてくれたのは、三男作のカブトムシです。翌日にこの作品のことを詳しく聞くと、これはヘラクレスオオカブトだということです。お尻のところを動かすと角が連動する仕組みになっており、素晴らしいクオリティです。


そして、何よりたまらなく素敵なのが材料の選択です。胴体はダンボール、脚は使い終わったスプーンを洗ったものを再利用しています。学童の先生がアイデアをくださったのだと思いますが、このような材料を活用してつくることに、工作の醍醐味があるように思えます。
想像力
便利な世の中なので、必要だと感じたものが簡単に手に入ります。その便利さを頼ることも大切なことではありますが、似たものを探したり、身近にあるものでつくることで、想像力がかき立てられると思っています。ましてや、それが捨てられる前のゴミなのであれば尚更素晴らしいことだと感じます。
現に三男も帰ってきてから、更にアレンジをしてヘラクレスオオカブトを完成させたそうです。その作品を僕に説明してくれる様子が嬉しそうで、このヘラクレスオオカブトには、考えてつくるという、ものづくりの魅力が詰め込められえいるように思えます。
中澤建設の木材
中澤建設の木材置き場には、多種多様な木材が積み上げられています。全てが自然乾燥木材で、今この時も乾燥を進めながら、自分の出番を待っている状況です。
この中から、お客様に合う木材を探して、使い、木の素晴らしい魅力をお客様に感じていただくことが、中澤建設の家づくりです。
6月に完成お引渡しをさせていただきました倉渕町のお客様の家にも多くの木材を使わせていただきました。見てくださる方によって、ご興味をもたれる木材は様々ではありますが、僕にとって意外にも1番反応があったのが階段に使ったいちいの柱です。
いちいの木
建物を計画した時から、この場所にはいちいの木を使おうと考えていました。加工する前の断面寸法は、150mm×150mmほどありました。さらに、曲がりや反りを直していくと少しずつ小さくなっていきます。
そこまでは、考えの中にありました。しかし、予想していなかったのが、少し腐れが入っていたことです。
使い方を考えて構造上問題のないところに腐れの入った箇所をもっていくことにして、加工を進めてみました。
想定していない展開
生きている部分は残して、腐れの入った部分のみを削っていきます。すると、凹凸のある素晴らしい木肌に仕上がっていきます。当初は、木目の綺麗ないちいの木を感じていただきたくて選んだのですが、こうなることは想像していませんでした。


これも偶然のことで、たまたま部分的に腐っていたからこそ生まれた姿なのです。なので、僕も自信をもってこのいちいの木を、
「この木は少し腐れが入っていますが、問題ありません。むしろ、この腐れがあることで、この木の魅力が引き立っています」
と説明させていただきました。
腐れを生かす
でもこれは事実ですし、使えないほどの状態であれば使わない判断をしています。プロとして、充分使えると思い、このいちいの木が生きる場所はここしかないと思い使わせていただきました。
何よりも誰よりもお客様が、喜んでくださったことに喜びを感じましたし、たくさんの方がこのいちいの木に注目してくださったことを嬉しく感じました。
木の生きる道
自然乾燥木材を使うには、長期間による乾燥時間が必要になります。僕がこうして使えているのも、地元の製材所の方が話をくれて、父親が何十年も前から準備をしてくれているからです。
このいちいの木も、出会う人が違ったならば、気にも留められず、薪やチップとなっていたかもしれません。
しかし、生かしたいと考えた人が手にしたことで、お客様の暮らしの一部になり、見る人を感動させられる生き方になったのです。
自然乾燥することも予想できない動きや状況も、木が生きものだから向き合わなくてはいけないことです。
そして、その全てが木の面白さであり、その木を使い、魅力を伝えることが中澤建設の家づくりだと思っています。
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中澤建設は山に囲まれた群馬県高崎市倉渕町にあります。創業50年の大工工務店です。高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本にしています。新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしています。
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