夢中

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家の子供たちは男子三兄弟です。僕は歳の離れた姉が2人の末っ子長男なので、昔から男兄弟には心底憧れました。しかし、実際に男兄弟の生活を目の当たりにすると憧れとは程遠く、呆れるくらいの小さな小競り合いが絶えません。

先日も宿題をしている次男にちょっかいをした三男が散々に怒られていました。仮に宝物を壊したとか、ゲームのデータを消したのでしたら怒られても仕方ありませんが、三男にしてみたらちょっとしたコミュニケーションのつもりだと思います。しかし、次男にしてみたら勉強の邪魔をされている訳ですから怒る気持ちもわかります。

これも家族という小さな社会で生活をするということなので、ヒートアップすれば止めますが、子供の成長には大切なことなのだと思いながら妻も僕も半分呆れながら様子を見ています。

そんな風に兄達を見て成長している三男なので最近では、ひらがなやカタカナが結構読めるようになってきました。今日も新聞のチラシを読みながら、

「ばあばりい」

「しえねる」

「るいびとん、ばあきん、いちじゅうせんまんじゅう、、、うわっ、たかっ」

と、寄りによって何ちゅうチラシを読んでるんだと妻と笑ってしまいましたが、僕達のことなど気にも触れずにひたすらチラシを読んでいます。

その他にも、テーブルの上を見ると事務仕事に欠かせないテプラで謎の暗号が打たれています。お馴染みのこどもが好きそうな言葉を使って適当に入力してあるだけだと思います。

紙の無駄使いは良くないことで、その事はきちんと伝えなくてはいけませんが、これは三男の成長で、文字や数字が読めるようになり興味を持ったことに夢中になれていることなので、僕は素晴らしいことだと思っています。その感情は大人になった時にも必ず生きてくると思うからです。

僕は数年前に自分の家づくりを見つめ直す機会がありました。それは、窓メーカーであるYKKさんが主催で行われたセミナーに参加したことがきっかけです。そのセミナーで講師をされていたのが、僕のそして中澤建設の恩人である吉田登志幸さんです。

吉田さんは、真っ暗闇をあっちに行ったりこっちに行ったりがただがむしゃらに走っている僕に1本の道を照らしてくださった方です。その道は、とても細い道ではありますが、中澤建設の特徴を最大限に活かした中澤建設らしい家づくりの道です。今思えば、他にもたくさんの道がありましたが、中澤建設を未来に残す道は吉田さんが照らしてくださった道しか無かったことを感じます。

その道を進むことが出来たお陰で、中澤建設の家づくりが高気密高断熱の高性能な住宅に変わることができました。そしてその性能を基本仕様にすることで、中澤建設でつくらせていただく新築住宅の全棟が高性能な住宅になります。高気密高断熱の家は住む人を健康で幸せにすることがわかってくると、新築に限らずに改修工事でも高性能な家を意識するようになります。

そんな時に中澤建設から車で3分のところにお住まいのお客様から相談をいただきました。その建物は、中澤建設が43年前に新築をさせていただいた建物です。お客様から、

「おじいちゃんが大切にしてきた家を新築と同じくらい快適に出来るのであれば残したい」

とお聞きして挑戦したのが、基礎と躯体だけを残して行った高性能住宅のスケルトンリノベーションです。

工事が終わった後に、吉田さんからご指導をいただきお客様の家の夏と冬の温度・湿度のデータをとり、そのデータをまとめて東京で行われている自立循環型住宅研究会という高性能な家づくりの勉強会で発表をする機会をいただきました。

その発表を今度は、forward to 1985 energy life が開催している1985アワードという全国の舞台で発表させていただくことになりました。その場所で、会場に来られていた新聞社の方とお会いできたことで、中澤建設の家づくりを新聞の記事にしていただきました。

それも一度ではなく2回に分けて載せていただきました。一回目は先月に新規事業について、

2回目は今月、スケルトンリノベーションについてと中澤建設が大切にしている”ヒトトキ”について載せていただきました。

記事を載せていただくにあたり、記者の方はわざわざ、倉渕までお越しくださり中澤建設が大切にしている家づくりのお話を聞いてくださいました。その時にボイスレコーダーで話の内容を録音することは大歓迎でしたが、写真の撮影はお断りさせていただきました。

何を俳優みたいなこと言ってるのと思われてしまいますが、そんな大層な理由ではありません。目も鼻も口も特徴的な僕の顔が新聞に出ても、有名サッカー選手やら偉大な教祖様やら、なんでんかんでんの社長やら、おいしいくらい皆様にイジられるだけですし、何より中澤建設の家づくりをしているのは、僕1人ではないからなのです。

中澤建設の社員はもちろんですが、修行中の松島くん、協力業者の皆さんの仕事と想いでつくられているのが、中澤建設の家づくりです。中澤家の三男が夢中になっているのと同じように、お客様の幸せを願い真剣に夢中に仕事している皆さんの顔を是非とも載せてほしいと思いました。

そんな無理なお願いを叶えてくださり、中澤建設の家づくりを素敵な記事にしてくださった新建新聞社の森さんには感謝しております。

そして、こうして記事にしてもらえたのも中澤建設が家づくりをさせていただいているお客様がいらっしゃるからこそだと感じております。お客様の幸せを願う家づくりも、お客様がわたしたちの仕事を理解してくださり、つくり手の幸せを想ってもらっているからだと思います。

このような機会をいただけたことで、今、中澤建設の家づくりが出来ていることは関わりのある全ての方々のお陰だと改めて感じることができました。

人の気持ち

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先週の日曜日は、久しぶりに次男のサッカーをゆっくり観戦することができました。小学1年生の時からお世話になっているサッカーも今年が小学生のラストイヤーになります。6年生となって仲間とプレーしている姿にたくましさを感じながら観ていますと相手チームの選手と接触して倒れている選手がいます。

ピッチに立っている選手を確認すると倒れているのは中澤家の次男です。なかなか立ち上がれない様子でしたが、しばらくして監督におんぶをしてもらってベンチに戻りました。心配な気持ちはありましたが、ここで気になるのは中澤家の次男は子供の頃の僕によく似て、とても大袈裟だということてす。

ユーモアも半分くらいはあると思いますが、擦り傷だって足を引きずる仕草をしますし、傷に少しでも触れようなものなら、

「痛い、痛い、たい、たい!」

とここは妻に似て俳優さんの演技を見せる時もあります。

試合が終わりベンチから待機場所であるテントまで戻ってくる時も次男は監督におんぶをしてもらっています。保護者の方々も

「たいらくん泣いてましたよ、大丈夫ですか?」

ととても心配してくださいます。

実は泣き虫まで僕に似てしまいました。昔から、

「やっちゃんすぐ泣くから、本当にムカつく」

と姉に何度となく言われてきましたし、

近所で築43年のスケルトンリノベーションをお世話になったひとつ歳上の先輩であるお客様からも、

「あの泣き虫だったやっちゃんがね~よくね~笑」

なんて言葉をいただいたこともあります。

恥ずかしい過去ではありますが、これは事実ですし、今でも涙もろい性格は変わりません。そんな自分自身を棚に上げることにはなりますが、次男を心配してくださる保護者の方に

「泣き虫なだけだから大丈夫ですよ。」

とお伝えすると、

「中澤さん、子供に厳しすぎですよ笑

あんなに痛がっているんだから、もっと心配してあげて下さいよ」

としっかり叱られてしまいました。

確かに、これは僕の悪いところです。次男の性格を理由に見た状況だけで物事を判断してしまいました。その日は様子を見て、翌日に病院で診ていただき、大事には至らずに1週間安静にすれば大丈夫だということで一安心です。今は復活してサッカーができているので結果的には良かったのですが、痛みと言うものはその人しかわからない感覚なので、様々な判断がとても難しいことを感じます。

今年から中澤建設では、大工に加えて家具建具事業を自社で行っています。家具建具事業をやりたいと思った理由は幾つかありますが、理由のひとつが家づくりで唯一木を使う者同士だということです。

今までは、家具建具は外注の業者さんにお願いをして、自社では大工工務店としてやってきました。けれど家具建具屋さんと大工、木を扱う者同士が同じ場所で業務を行うことで、木材を有効的に活用でき、仕事の効率と品質が上がると感じました。

その為に、家具建具職人として中澤知彦さんに入社していただきました。親戚などではなく、偶然にも同じ苗字なので”ともさん”とお呼びしております。

今まで、中澤建設の建具を外注さんとしてつくっていただいていましたので、何年もお付き合いしておりますが、一緒に働くとなると気を使うことだって出てきます。

ましてや、家具建具に関して自分よりはるかに知識と技術もセンスもお持ちなので、全てをおまかせする気持ちでいました。そして僕の中では、それがともさんにとって良いことだと思っていたんです。

そんな中、ともさんより

「もっと家具建具づくりに関わって欲しいし、手伝って欲しい。そうじゃないと一緒にやってる意味を感じられないよ」

とお話がありました。

驚きはしましたが、素直に嬉しかったです。

僕だって、もっと関わりたかったし、手伝って良いのならば手伝いたかったんです。でも、自分の意見を伝えると言わたことをやってもらうような仕事になりそうで抵抗があり、自分のやりたい気持ちを抑えていました。

ともさんの気持ちと自分のやりたかったことが同じだとわかった時は心が晴れるような瞬間でした。これも、一緒に仕事をしてみることでわかったことですし、お互いに言葉にして伝えることで知ることができたことです。気持ちも痛みもその人にしかわからないことですが、それならばお互いが分かり合えるように方法を考え伝えることが大切なのだと気付くことができました。

ハッピー サンデー

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

これがはたらき方改革と言えるかはわかりませんが、何年か前から中澤建設にとってゴールデンウィークの見方が少し変わってきました。そもそも、ゴールデンウィークという名前を考えた人はかなりのネーミングセンスをお持ちだと思います。日本国民の誰もが口にしますし、この言葉を聞けばワクワクする人が多いと思いますし、今ではシルバーウィークなどもありますがやはりゴールデンウィークに勝るものはないと感じます。

この長期休みを利用して、家族との時間を過ごしたり、趣味の時間を費やしたり、心と身体をリフレッシュしたりと好きな時間を好きな人と好きなように過ごすことがゴールデンウィークの在り方だと思っています。

とは言え限られた時間になりますし、どこに行っても混雑している為に何をするのかも考えものです。そこで、数年前から会社のみんなと相談をして世の中の休日に仕事をして、普段の平日に連休するといった中澤建設GW制度を取り入れることにしました。

もちろんお客様にご迷惑がかからないように、その年の状況にもよりますが、今年は作業場での加工業務をしておりますので、休日をずらすことができました。これも、会社で働いてくれる皆さんの生活スタイルやお子様の年齢に応じて変化してよいと思っています。肝心なのは、仕事に支障がでないように各自が責任をもって予定を組めることと、誰がいつ休むかを社内できちんと共有することだと思います。

僕はと言いますと、連休中はほとんど仕事をさせていただいたのですが、最終日だけ子供のサッカーも休みで家族の予定が空くということでしたので、会社の皆さんがお仕事をする中でお休みをいただくことにしました。

そうと決まれば家族会議を行い、どのように過ごすかを話し合います。様々な意見が出る中で、やる事を絞らなくてはなりませんが、全てがやりたいことなので話し合いは難航します。そして、家族みんなが楽しめる1日にしようという目的のもと、

“日本の中心で休日を楽しむ”ということになり、お隣の渋川市にお邪魔することにしました。

まずは、シブスカこと渋川スカイランドパークです。長男と次男が保育園の頃に行ったことはありましたが、当時は身長制限からあまり乗り物にも乗れなかったので、小さな子供向けのアトラクションで楽しみましたが今回は違いました。

倉渕町から車で40分くらいの場所にこれほどのクオリティの遊園地があるのですから驚きです。混み具合も程よい感じでしたので、お化け屋敷以外のアトラクションは全てを制覇することができ、中1の長男も小6の次男も、年長の三男も僕たち夫婦だって大盛り上がりです。

シブスカは午前の部の予定でしたので、お昼まで遊んで最後に記念撮影をしました。どんな時でもユーモアを大切にすることが中澤家の家訓でもありますので、一枚は”自由なポーズ”で、もう一枚は”なるべく裕福そうな家族に見えるように”をテーマに撮影をしました。

自由なポーズ
裕福そうなポーズ

午後の部はカラオケなのですが、ちょっとその前に寄り道をすることにしました。この日お邪魔したのは日本の中心に位置する渋川市です。ということはその渋川市の中心におへそのお地蔵様がいらっしゃるということで、社会科見学をさせていただきました。

初めて行った場所ですが、おへそと言ったら生まれる前に母親と繋がっていた唯一の場所です。そう考えるととても神聖な場所に感じますし、その場所に家族で来られたことを嬉しく感じます。そんな日本の中心でお地蔵さまが見守ってくださっていることはありがたいことだと感じます。

そしてカラオケタイムに突入てす。目的のカラオケボックスは持ち込み自由ということもあり、スーパーで各々好きな食べ物や飲み物やお菓子をゲットしてカラオケパーティーがお約束です。好きな歌を大声で思いっきり歌えるのですから盛り上がります。あっという間の3時間を終えた頃には夕方になっていました。

最後に行ったのは、大切なお仲間の本陣である伊香保町です。夕暮れの石段はなんとも言えない風情があり心が癒されます。

子どもたちに「射的が出来るよ」なんて言ったものの、ほとんどのお店が18時までということで閉まっています。「やっちまったー」と思いながら歩いていると、灯りのついた射的屋さんがありました。

「まだできますか?」

とお聞きすると

「うちは9時までだよ」

と嬉しい回答をいただけました。

ホンモノの射的は僕だって子供の頃以来ですし、子供たちだって初めての体験です。まずは僕が父親たる威厳を見せる為にやった訳ですが、これがまた難しいんです。しかし、お店のご主人にアドバイスをいただくと不思議なことに上手くなっていきます。

妻にいたっては、高校時代に弓道部だったということもあり、その実力を発揮します。ご主人からもそのセンスを買われ、

「わたしが射てと言うからそのタイミングで射ってみなさい。必ず取れるから。」

と伝えられます。妻が銃を構えて、息を呑むような時間が少し流れてから、

「うて、うてーー!」

と鬼軍曹を思わせるご主人の発声に驚きながらも妻が射つと本当に高得点の的が取れたんです。この瞬間は家族で大興奮を飛び越えて大爆笑、この日1番の盛り上がりを見せます。

伊香保の石段を歩いて、軒並み射的屋さんが閉まっているときは、

「カラオケをもう少し早く切り上げればよかったかな~」と思いました。だけど、カラオケはカラオケで楽しかった訳ですし、もし仮にカラオケを早く終わりにしていたら、他の射的屋さんに入っていたと思います。そうしたら、こちらの射的屋さんでこの大爆笑がなかったことになることを考えると全ての選択が間違っていなかったことを感じます。

この日の予定を決める時に、僕はせっかくだから県外の遊園地にでも行けたらいいかなと思っていました。そんな僕に妻から

「やっちゃん、場所が大事なんじゃないよ。家族で過ごせることが大切なんだよ」

と伝えられました。本当にその通りだと思います。

県外に行っていたら、移動中はずっと車の中で家族が同じ方向を見ている時間になってしまいます。けれど、この日は一日中家族が笑っている顔を見ていることができました。

不思議発見

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

自分が嫁を好きなところは星の数ほどありますが、その中のひとつが、ご飯を美味しそうに食べるところです。「あ~おいしっ」と心の底から出る言葉には全く嫌味がなく、食レポでもやればかなりの腕前だと感じるくらいです。食べることが好きなのに、体型は昔から変わりませんので羨ましい限りなのですが、ここ最近嫁の様子が少し変わってきました。

少し前のことですが、テレビをみながら突然エクササイズをはじめだしたのです。ミーハーな一面も持ち合わせいますので、ビリーズブートキャンプ、TRFのイージーズダンスエクササイズなど巷で流行っている時なら話がわかりますが、今回はそのような事はありません。

見ているエクササイズも、

「ワン、トゥー、ワン、トゥー」というタイプのドラゴンボールで亀仙人が見ている以外に見たことないようなものです。妻の異変はそれにとどまらず、最近ではあれほど好きだったご飯を1食抜くようになったのです。

心配になり何があったのかたずねてみますと、

「胃腸を休めないとね。あたしは食べ過ぎていたんだよ。」と身体と健康のことを考えての行動だというのです。エクササイズに関しては、効果があるのかわからないくらいの頻度でしか目にしませんが、16時間空腹にして胃腸を休めることは毎日継続しているようです。朝なら我慢できると朝食を休み、お昼と夕食に朝食の分を取り返すように食べてしまうと気付いたようですが、身体の調子も良くなることを発見したみたいです。

先日のことですが、地域のお祭りが行われる際に母親がお赤飯を蒸してくれました。僕もお赤飯は大好きなので食べようと食卓に行くと、

「今回のお赤飯は今までのお赤飯とは違います」とかなりのドヤ顔で母親がアピールをしています。見た目はいつもと変わらず美味しそうな赤飯ですが、何が違うのかと食べた瞬間、

「いつもより、全然柔らかいでしょ」と僕が味わうのを待ちきれずに答えを伝えられました。そんな風に言われるとなんだか柔らかく感じてしまいますが、いつもの美味しいお赤飯とそれほどかわらない気がします。続けて母親が、

「白いご飯もあるけど、なんだかあゆみちゃんはお赤飯をお弁当にいれてたみたいよ~、そんなに美味しかったのかね~」

と先程よりも強めのドヤ顔で僕にお赤飯をアピールしてきます。

午前中の仕事を終え、お楽しみのランチタイムを迎えました。フタを開けると美味しそうなお赤飯弁当です。自分のイメージだと、お赤飯は炊飯器から出した盛り立ては柔らかくて美味しいですが、お弁当にすると美味しさはかわりませんが、少し固くなってしまうような気がしました。

しかし、食べてビックリです。柔らかさがそのままな美味しいお赤飯ではないですか。自信に満ち溢れた母親の表情の理由がわかりました。どうして柔らかくなったかの理由も、何か特別な調味料を入れた訳ではなくお米を研ぐときのひと工夫だそうです。

幾度となくつくってきたお赤飯ですが、少しの工夫でより美味しくつくれるようになって嬉しい発見だったようです。

中澤建設では、建物躯体に使う梁や桁などの大断面の材木を自然乾燥しています。木材の乾燥値である含水率に基準を設けて、その数値をクリアできたものを家づくりに使用するのですが、そのままの状態では墨付けや刻みと言う加工をはじめる事ができません。木材の表面を綺麗に削り、寸法を合わせる必要があります。

今まではこの削り加工を、車で片道45分のところにある業者さんに依頼をしていました。ですが、この度の家具、建具事業を始めることに加えて木材の加工を出来る機械も導入して自社で行えるような整備も行いました。

中古の機械ではありますが、中澤建設にとっては念願のマシーンです。この機械があることで、片道45分をかけて輸送する手間も省けますし、燃料も必要がなくなります。これはこの機械を入れる上で想像していたことですし、計画通りのことなのですが、実用してみると考えてもいなかったような新しい気付きがありました。

それは自然乾燥する前の段階、木を伐採して製材をお願いする時に必要なことだったり、これから中澤建設が大工工務店、家具建具事業を未来に残すことへの希望の光のような発見でした。思いがけないことでしたが、ひとつの行動から生まれたことだと考えると、勇気を出して一歩を踏み出して良かったと思っています。

記憶と記録

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家が暮らしている家から歩いて1分、距離にして50mくらい離れたところに中澤建設の作業場があります。パソコンは自宅の事務スペースにありますので、事務仕事や木材の加工など会社で仕事をする時は自宅と作業場を行ったり来たりしながら過ごしいます。

先日も朝の時間に自宅に戻っていると前方から傘とゴミ袋がこちらに向かってきました。

「あれはなんだろう?」とよーく見てみると中澤家の三男が登園前にゴミ出しのお手伝いをしているところでした。

思わず、

「お手伝いすごいですね」

と伝えますと、

「1人で、できますので大丈夫です」

と年長になったたくましさを全面でアピールしている様子です。頑張っている姿を最後まで見届けて一緒に家に戻ると途端に、

「ママー、ゴミ出し完了です!パパは見ているだけで何のお手伝いもしてくれませんでした」

と妻に伝えています。

僕の問い掛けをほとんど聞き入れてなかった三男からの突然の誤報に、「おぉーい!」とツッコミを入れ三男がニヤリと笑う、最近ではこんなショートコントも中澤家の日常になってきています。

いつ何時でも笑いに貪欲でなければいけないというのが中澤家の家訓ではありますが、6歳になる三男もこんな冗談が言えるようになったことを嬉しく感じました。

この出来事を文章に残すときに、細かな説明が無かった場合、決して面白い話には伝わらず、子供のゴミ出しを黙って見ている冷たい父親の話になってしまいます。そして、三男の言葉も感情があり言葉で発するから冗談だとわかりますが、これが文章になると間違った伝わり方になってしまうと思います。

文字は言葉と違い記録として残るため便利ではありますが、後で見る人がわかりやすいように書き込まなくてはいけないことが難しいのかもしれません。

先日は、自然乾燥木材を扱う大工工務店として大切な業務である棚卸しを行いました。中澤建設の倉庫には様々な木材が在庫してありますが、全ての木材が直ぐに使えるものではありません。立木を伐採し、製材所で角材に挽いてもらった後に自然の風にあてながら乾燥する必要があります。

床板に使う板材でも、1年以上は乾燥時間が必要になりますので、太い角材になれば家づくりに使えるようになるまで何年もの乾燥時間が必要になります。そうなりますと、木材を在庫することは当然のことになり、その管理が棚卸しということになります。

自然乾燥木材の活用は父親が始めたことです。その素晴らしさを理解して、僕もその意志を引き継いでいる訳ですが、倉庫にある木材を父親が生きているうちに使い切ることは出来ないと思います。もっと言えば、僕が生きているうちにも難しいと考えています。

だからこそこの棚卸しは重要な業務で、きちんと在庫管理をすることにより、誰が見てもわかるような資料でなければいけないと感じています。今年は中澤建設で修行中の松島くんにも手伝ってもらい前年度よりもわかりやすく、より正確な資料かできるように棚卸しを行いました。

僕が木材の材種、品名、寸法、数量という順番で伝え、松島君がメモをとるという作業を1日行う中で

「杉、柱、3000×250×250が2」

「栗、柱、3000×200×200が1」

と最初はいい調子なのですが次第に、

「杉、300×300、あっ、3000で柱ね」や

「杉いや桧、やっぱり杉」と僕も木ばかり見ていて頭が混乱し樹種がわからなくなってしまいます。

こんな僕に付き合う松島くんも大変です。杉と書いてから消して桧と書くも、また消して杉と書くのですから訳がわからなくなると思います。

お昼休憩の際に、松島君をいつものように”さとちゃん”と呼ぼうと思ったら、

「スギちゃん、午後もこっちで、、、」と言ってしまい、

「僕はマツちゃんですよ」と松島くんからのいいツッコミをいただきました。後々考えるとこういう時こそ笑いに貪欲でなければいけませんので、

「俺はマツちゃんだぜ~」が良かったな~と感じます。

棚卸しの業務は、しっかりと確実な記録をとり、次年度以降の在庫管理にはとても大切なことではありますが、こういう面白い出来事も僕の中で生涯忘れられない大切な思い出として記憶に残ることだと思います。

特撮ヒーロー

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

最近、中澤家の子供たちと妻の中で仮面ライダーブームが到来しています。このブームは久々で、前回は次男が保育園に通っていた頃になりますので7年ぶりのブームになります。見ているのは、今テレビで放映しているものではなく過去のシリーズをレンタルして鑑賞しております。

レンタルDVDは、車での移動時間には欠かせないお供になっておりますので、唯一ハマっていない僕も目にする機会はちょこちょこあります。なんて、クールぶっておりますがもともと僕も特撮が大好きなタイプでした。これには理由があり、母親がドラゴンボールは少しエッチだという解釈から、周りの同級生がドラゴンボールにシフトチェンジする中で、僕にとっては人より少し長く特撮ヒーローが憧れの存在でした。

先日も、長男と車での待ち時間に仮面ライダーを見ていますと、主人公の仮面ライダーの前に謎の仮面ライダーが敵として登場し戦うシーンがありました。

「これ、絶対このあと謎のライダーが仲間になるパターンじゃん」と僕がいうと、

「それな」

と長男が笑って応えます。このパターンは王道だと思いますし、案の定仲間になった訳ですが、これがわかっていても面白くて見ている子供たち大人たちの心を鷲掴みにするのだと思います。

他にも僕の好きなヒーローのパターンは、サンダーバードのようなタイプです。基地の中に空、陸、海に対応できる様々なヒーローと乗り物が待機していて、問題発生時にその時の事態や状況に応じて指令室から指示があり各ヒーローが出動する的なものです。

今回は1号機のみ、ある時は2号機と5号機、時には全員で出動なんてことがあると大興奮でしたし、とてもカッコ良く感じていました。おそらく、僕の気持ちをわかっていただける人も少なくないと思います。

このヒーローの魅力は、各自得意な分野のスペシャリストであり、自分がやるべきことに100%、120%のチカラを発揮して困っている人を助けるところだと思います。時には、自分1人では解決出来ないこともありますが、信頼できる仲間とチカラを合わせてクリアするその姿が僕の目には、とてつもなくカッコよく映りました。

先日、仕事でもそんなヒーロー達の姿を目にすることがありました。お客様からいただいたお問い合わせは住宅ではなくお客様のご先祖さまが眠られているお墓です。この建物は、いくつかのご家族と共同で使われているものだそうです。

前々から雨漏りをしているということで、お困りになられご相談をいただきました。この建物がつくられた経緯がわかる方が健在しておらず、どのように維持をしてよいかもわからない中で、まずは雨漏りを止める方法があるのかということ、この建物を未来に残せるのかというお悩みを教えていただきました。

僕1人では判断する事ができませんでしたので防水の専門であるコーエイの須永さんに確認していただきました。須永さんが現地を見て感じたことは、僕と同じ考えでしたので、雨漏りを止められるという判断になります。

しかし、防水をするにあたり崩れた部分の成形をする必要がでてきます。そこで須永さんより、松井左官さんのチカラが必要だということになりました。後日、松井さんと現場を見に行くと、「この状態であれば出来る」と笑顔で応えてくれました。

そして松井さんより、水道設備の佐藤さんにこんなことをお願いできないかと提案がありました。佐藤さんには後日に現場で確認をお願いするのですが、各分野の専門的な知識と技術を持たれている皆さんの姿が素晴らしく、誇らしく感じました。

お客様からご相談をいただいた段階で僕は、防水屋さんの工事で完結できる問題だと思っていました。しかし、現場を確認すれば様々な問題がありその問題は協力業者さんが持てる知識と技術を120%発揮することで少しずつクリアでき、自分達が出来ないことは仲間に頼ることで解決に向かうことができます。

これは僕が子供の頃に憧れたヒーローと全く同じ姿です。この流れですと僕は皆さんに指示を出す指令室になりますが、実際のところは全く違って、何もできない肩書きだけの指令室長です。しかし、責任だけは誰よりも感じなければいけませんので、施工方法が確実であることを認識し、お客様にこの建物を残す方法をしっかりとお伝えしたいと思います。

そして中澤建設の倉庫でも、出番を待っているヒーロー達が出動の準備をしています。5月から始まる新築工事で使用する杉材を自然乾燥の倉庫から出す作業を行っています。

大小長さ様々な材木がある中で、奥から出てきたのは、令和3年からこの場所で自然乾燥をしながら、出番を待っていた倉渕産の木材です。梁や桁になりますので建物の骨組みとしてお客様の命を守る役割になります。

この後、こちらのヒーローは中澤建設の基地で様々な変身をするのですが、それは次回のお話です。

こんな次回予告も特撮ヒーローの醍醐味になりますので、是非ともお楽しみにしていただけると嬉しいです。

四字熟語

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先日、帰宅すると次男が国語辞書を開いて短冊になにやら書いていました。僕の中では、短冊に何か書く時といったら七夕を思い浮かべますが、それにしては時期がまだ早いので次男に聞いてみると、

来週の日曜日に近所の諏訪神社で行われるお祭りのお飾りになる短冊を書いているということでした。

「ママに四字熟語を書いてって言われたんだ」と鮮やかな色合いの短冊に難しい漢字を並べています。

妻から

「あたしもめっちゃ書いたから、やっちゃんも書いてね」と僕にも要請がありましたので、ペンを握りながら何て書こうかと考えていると、妻が書いた短冊が目に入りました。

「いやいや、四字熟語じゃなくていいんかい」と思わずツッコんでしまいましたが、中澤家のみんなも様々な漢字を書いていました。

お祭りのお飾りに文字を書くということがどんな習わしかわかりませんが、七夕の短冊に願い事を書くように、心の中で思っていることを書き、気持ちを整理しているのかもしれません。

先日の金曜日は、工務店、建材流通業のお仲間の皆さんと定期的に開催される集まりに参加させていただきました。この会は”利根ヨットスクール”という名のもとに集まった6人で意見交換をする場所になっています。

今回は高崎開催ということで、僕が幹事をやらせていただきました。ミシュラン審査員並の味覚をお持ちの皆さんをご案内するにあたり、おすすめしたいお料理屋さんはいくつかありましたが、やはり僕の大親友が作る料理を食べていただきたいと思いアルカロカさんをご案内させていただきました。

いつ来ても変わらない美味しく美しい料理と素晴らしいサービスは、業種は違いますが学ぶことばかりだと感じます。

写真を見て気になる方もいらっしゃるかと思いますが、かしこまった奴が1人います。これは、お笑いの賞レース帰りの芸人ではなく、次期選挙の活動をしている人でもありません。僕です。

実はこの日が、地元商工会青年部の総会と懇親会が行われる日でした。利根ヨットスクールの日程は1月に決まっていましたので、先に決定していた方を優先する必要があります。商工会青年部の行事も大切ですので、事情をお話させていただき総会だけ出席し利根ヨットスクールに参加させていただくことにしました。

着替えることも考えましたが、違和感だらけのスーツ姿とは言え、僕にとってはありのままの姿になりますのでそのままの姿でお伺いさせていただきましたのでこのような格好になっています。

この日は、若き2人のお仲間が近況報告をしてくださいました。この会では、建築施工などの技術的なお話はしませんし、断熱・気密・耐震などの住宅性能の話も一切交わされません。

人として生きることで大切な想いを語り合う場所だと僕は感じています。その想いは、毎日の行動に繋がり、家族を幸せにすることに繋がり、お客様の幸せを想う家づくりに繋がることになります。

それが僕にはとても大切な学びになりますので、この会に参加させていただけることに心から感謝しています。

丸山工務店の丸山さんと中澤建設で修行中の松島君が前回の開催からまだ2ヶ月程しか経過していない中で様々な心境と行動の変化を発表してくれました。普通に考えれば2ヶ月の間に気持ちと行動を変えることなんて簡単に出来ないことですが、お2人は大きな変化をしていました。

それぞれ仕事内容も環境も違いますので、変化に大小はありますが大切なのは変化をすることはもちろんですが、変わる必要があることに気が付けることだと思います。そのことを教えてくださるのが、お仲間の先輩工務店さんである田村工業の田村さんです。いつどんな時も変わらずに熱い想いを伝えてくださいます。

松島君は中澤建設で修行中ということもあり、田村さんのお言葉を借りながら、僕も厳しい言葉を伝えさせていただきました。松島君には苦い言葉で悔しい思いをしたと思います。

誰にでも言えることだと思いますが、皆んな若い頃には散々怒られた日々を送ってきました。僕の時代も言葉の前にゲンコツが飛んできましたし、道具が飛んできた人だってたくさんいると思います。

厳しい言葉が嬉しい人なんていませんし、誰だって

悔しくて、悔しくて堪らない思いをしてきました。それが嫌だから、必死になって一生懸命に仕事をして、仕事を覚える努力をして、自分を変える努力をしたのだと思います。

ここで思うのは、そんなことを言っている僕自身が今どれだけ変化し成長というカタチで変わることができているのかということです。若いお2人の状況を聞いているだけではダメで、お2人のとてつもない勢いに負けないように、お世話になっている方々にアドバイスをいただきながら進んでいかなくてはいけません。

利根ヨットスクールは厳しいだけではありません。厳しさに負けないくらいの楽しさとお仲間のことを想う喜びのある場所なんです。その中の厳しさが、今は辛く感じてしまうかもしれませんが、10年後か20年後に、

「あの時があって良かった」

と思える日が必ずきます。その時に、この場所とこの時間を大切だったと感じられるように、僕自身も毎日を一生懸命に過ごしたいと思います。

頭の中

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

拡大家族の中澤家では、毎年3月の後半に次男、4月に長男、三男、父親、5月に松島君、僕といった感じで誕生日フィーバーがやってきます。

先日も長男が無事に誕生日を迎えることができ、13歳になりました。中学入学前の春休み中の為、のんびりゴロゴロと過ごしている長男に、同じく春休みで遊びまくっている次男が誕生日プレゼントをあげていました。

プレゼントといったら形のあるものを想像しますが、時代は令和です。次男は、従兄弟とお金を出し合ってスマートホンで使用できる商品券をプレゼントしたとのことでした。

僕はこのことを長男から教えてもらい知ることができました。年頃ということもあり、最近ではあまり感情を表に出さないのですが、めずらくし「弟と従兄弟からプレゼントもらったんだよ」と嬉しそうに教えてくれました。素直にすごく嬉しかったのだと思います。

兄弟愛の素晴らしい様子を聞いて、幸せを感じていたのも束の間、その日の夜に次男が長男の事をもの凄く怒っていました。なんてせわしない家族なんだと思いましたが、次男に聞くと、あげた商品券の一部で長男が友達にLINEスタンプをプレゼントしたということでした。

次男は、

「何で人にあげるんだよ。タオ(長男)に使って欲しくてプレゼントしたんだから、自分で使うのが普通だろ」と言っています。

長男だって悪いことだと思わずやったことだと思いますし、実際のところ貰ったものをどのように使うのかは貰った人の自由だと思います。もしかしたら、幸せのお裾分けだと思ってプレゼントしたのかもしれません。そう思うくらい、プレゼントをもらった長男が嬉しそうだったんです。

とは言え、プレゼントをあげた次男にしてみたら残念な気持ちになりますし、怒る気持ちもわかります。長男も「やっちまった~」と反省した様子でしたし、人の気持ちは様々あることを知ることができ同じ事がないように今度は気をつけるのだと思います。

一緒に生活していても、相手の頭の中を見ることができませんし、その人がどんなことを思い、何を考えているのか分からないから、楽しい反面難しいこともあるのかも知れません。

だからこそ、人には感情があり、言葉があり、仕草があって、様々な手段を使い相手に想いを伝えられるのだと思います。

中澤建設では、約半年の期間を使い作業場の増設と既存建物の改修工事を行いました。この工事は大工工務店である既存事業の整備と建具・家具の製作を自社で行う新規事業の為に行いました。小さな工務店にとっては大きな計画でしたし、お客様からご依頼をいただいた工事の合間に行いましたので長期間に渡る作業になりました。残すのは工場トイレスペースの仕上げになりますので完成まではあと少しです。

今回行った計画には工場内に数多くの木工機械を入れる必要がありました。いままでは倉渕で自然乾燥した木材を外注先の業者さんに加工していただいておりましたが、輸送にかかる時間と燃料を減らす為に自社で加工できるよう整備をしました。この機械の導入により、加工による安全面も大幅に良くなりました。

家具・建具事業では、業種が木を扱う者同士なので、使う機械が同じものもありましたが、中澤建設にあるものだけではことが足りず、その他の機械を導入する必要がありました。人手不足の中、機械を増やして人の仕事量を増やすなんて、時代とは逆を行く方法だとは思いますが、中澤建設の皆さんには賛同をいただき、協力してもらえたことで計画を進める事ができました。

僕達が日常の仕事で使う工具のことで言えば、今は充電式の電動工具が主流ですが、中澤建設ではコード式の工具が多数あります。

「まだそんなの使ってるの?いい加減買いなよ」

なんて言われることもありますし、言わずに思っている方はいると思います。そりゃ新しい工具で仕事をしてみたいですし、持ち運びも楽になるし、コンパクトな設計になっているし、線が邪魔にならなくて良いことはわかります。

周りが充電式を使い始めていることを見て、

「うちも買い替えますか?」

と以前相談したことがあります。

しかし、原田さんも父親も

「使えるんだから、無理に買わなくていいよ」

と言ってくれました。多少古くてもある物を活用すること、その積み重ねがあったからこそ今回、木工機械を購入することができたのだと思います。

修行中の松島君も養生板などの再利用できる資材には気を遣ってくれますし、木材もなるべく無駄にならないように加工してくれています。

家具・建具職人のともさんも、そんな中澤建設の想いに賛同してくれたから入社を決断してくれました。

工場の整備と家具・建具事業の計画は、10人に聞けば9人が選ばない道だと思います。もっと言えば100人中99人が反対することかもしれません。けれど、中澤建設で働いてくれている皆さんは賛成してくれました。つまり、僅か1%の人達が今一緒に働いてくれている皆さんということです。

そんな中澤建設で働く皆さんのありのままの姿と、工場の整備と新規事業にかける想いを、高崎市倉渕商工会様が移住促進の動画としてまとめてくださいました。倉渕の未来に絶対に必要だと思い、この計画を進めている中澤建設の頭の中を是非ともご覧になっていただけたらと思います。

https://kurabuchi.life/2024/02/26/%e3%81%8f%e3%82%89%e3%81%b6%e3%81%a1%e3%81%ae%e3%83%88%e3%82%ad%e3%82%92%e5%88%bb%e3%82%80/

命を守る授業

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

家の前にある道を100メートルほど北に行ったところに中澤家のご先祖様がいらっしゃるお墓があり、今日の午後は家族みんなでお墓参りに行ってきました。空気が乾燥している時期で草木に囲まれた場所なのでお線香には火を付けずに、いつも見守ってくださっていることへの感謝の気持ちを伝えさせていただきました。

お花を供える時に茎を切りますのでハサミを持って行ったのですが、そのハサミを使って帰り道に三男が野に咲くナズナをチョキチョキと切っていました。それを見た次男が、

「やめろよ。植物だって生きているだから可哀想だろ。」

と三男を注意していました。

怒られた三男が僕に

「なんでダメなの?」

と僕に聞いてきましたので、

「パパだって、タキだって、身体をハサミで切られたら嫌でしょ?だから、理由もなく切っちゃいけないんだよ」

とは言ってみたものの、この説明はとても難しいことだと感じます。

先程お供えした花も植物を切ってきたものですし、もう少し暖かくなれば草刈り作業は絶対に必要なことになります。植物を食べることで僕達は栄養を身体の中に入れることが出来て生きている訳ですから、植物を切ってはいけないなんて言えないことです。

しかし、次男の優しい気持ちには生き物への思いやりを感じましたので、どうにかそのことを三男に伝える必要があります。大切なのは心の持ち方である『気持ち』だと思いますが、それを5歳の子供にわかりやすく伝えることはとても難しいものです。

でも考えてみたら、上手に言葉を伝えられなくてもよいのかもしれません。5歳とは言え、もう心の痛みだってわかりますし、色々なことを吸収しながら成長をしている時です。次男から言われたことだって、自分なりに噛み砕いて頭の中にインプットされているはずです。

なので大事なのは、良いタイミングで命の大切さを教えてもらえた環境なのだと思います。それは心の底から出てくる言葉であれば伝わりますので表現の上手い下手ではないのだと思います。

金曜日に参加させていただきました、木構造マイスター準1級更新講座も建築従事者として、家づくりをする工務店として、命と向き合うセミナーだと感じさせていただきました。

今年の初めに発生した地震でも大きな被害があり、いまだに大変な生活をされている方々がいらっしゃいます。そしてまた、いつどこで地震が発生するかもわかりません。

僕自身は、災害の現場でお力になれずにおりますが、講師である佐藤実先生はセミナーの前日まで現地に行っておられました。倒壊してしまった建物の被害状況を写真で見せていただきながら、佐藤先生は何度も何度も住宅の耐震等級の重要性をお話ししてくださいます。

その内容は、家は住む人の命を守ることができるということです。それも一度だけ守るのではなく、複数回の地震にも耐えて住み続けることができる家をつくらなければいけないということです。その為には、建築基準法で定める耐震等級1ではなく、その1.5倍にあたる耐震等級3の家にしなけばいけません。それも簡易的な計算方法ではなく、許容応力度計算による耐震等級3にする必要があります。

それをできないのであれば、建築をやめた方がよいということです。つまり、お客様の命を守れる家をつくれないのであれば、家づくりをやるべきではないということです。

おっしゃる通りだと思いますし、僕もその思いがあるからこそ、中澤建設がつくらせていただきく家は許容応力度計算による耐震等級3にすることを家づくりの憲法にしています。

資格の更新講座ではありましたが、改めてその重要性を確認させていただけるとても貴重なお話を聞かせていただきました。

その翌日は、『第4回住まいるLAB in 福島』に参加させていただきました。まず初めに末永木材さんにお伺いさせていただき素晴らしい木材を見学させていただきました。木材は家づくりで様々なカタチで活用されますが、基礎と力を合わせて家を守る骨になるものです。その木材を見極めて、我々工務店に提供してくださるのが材木屋さんのお仕事です。

末永木材さんの置き場には、年輪が細かく、1年1年をゆっくりしっかり育ってきた素晴らしい丸太が置かれていました。そんな木材を取り扱っていることは、工務店にとってとても頼もしい存在であることを意味します。

見学の後に行われた座学では、日本ボレイドさんによるホウ酸の授業を受けさせていただきました。ホウ酸は家の骨である木を白アリと腐れから守ってくれる役割があります。

耐震等級3で地震に耐えて住み続けられる家をつくってもそれは新築時の話です。住み続ける中で、白アリに侵入されて木を食べられてしまったら全てが意味のないことになってしまいます。

だからこそ、新築の時にしっかりと対策をする必要があるのです。それも人体に全く害の無い自然素材であるホウ酸であれば身体にも環境にも優しいということです。

中澤建設では、新築は別の方法で対策をとっておりますが、改修工事ではホウ酸を使います。今回の座学では中澤建設が今までやっていた対策にホウ酸を利用することで、今まで以上の対策が出来ることを教えていただくことができました。

金曜日、土曜日と現場作業からは少し離れることになりましたが、学ばせていただいた全てが、お客様の命を守る内容になりました。伝えてくださった方々の魂の言葉をしっかりと受けらせていただき、家づくりの責任を今一度確認したい思います。

はじまりの合図

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

3月22日の金曜日、中澤家の長男が無事に小学校を卒業することができました。自分の時は、父親が卒業式に来ることはありませんでしたが、6年生の皆さんの晴れ姿を見たいと思い、僕も出席させていただきました。

後方にある保護者席に座り、会場を見渡すとその厳かな雰囲気に自然と背筋が伸びる感覚です。卒業生が入場する前に在校生が、

「起立、注目、礼」や卒業生に贈る歌の練習をしている様子を見ていますと30年前の自分の卒業式を思い出し懐かしさを感じます。

子供の頃から泣き虫ではありましたが、年齢のせいもあり最近はちょっとした事で涙腺が緩みます。息子の卒業式となれば恥ずかしいくらい男泣きしてしまうだろうと、相当な覚悟でのぞみました。

式も始まり、入場してくる卒業生のたくましい姿に早々から感動ボルテージもあがる中、僕が座る席の前にまだ卒業がしばらく先になる低学年の子供たちが何やら小さな声で会議をしています。手で口を抑えて、笑いをこらえながら、友達と楽しそうにしている姿が可愛いくて微笑ましく感じます。

僕も昔は、親の居ないところでふざけていましたし、卒業する息子だってこの子達の頃は同じような感じだったと思います。この子達にしてみたら卒業式は特別な日ではなく、友達とケラケラしているのが楽しい学校生活の1日です。盛り上がるのは当然で、それに乗っかってくる友達もいれば、注意してくる友達もいて、先生に叱られて、こういう時はふざけちゃダメなことを知る、この学びによって人は成長していくのだと思います。

学校では勉強もたくさん教えてもらえますが、勉強と同じくらい社会で生きていく為に必要なことも教えてもらえます。それも1人ではなく仲間と一緒だからいいんです。相手がいるから思いやる気持ちも生まれます。こう考えると小学校で過ごす6年はとてもかけがえのない時間であることを感じます。

所属するサッカーチームでも昨日、卒団式を行っていただきました。本当ならば親子サッカーで締めくくる予定になっていたのですが、空も雪というカタチで祝福してくれましたので、体育館で親子ドッチボールを行いました。親子ドッチボールと言えば聞こえがいいですが、言うならばおじさんとおばさん対フレッシュな若者がボールをぶつけ合う戯れです。

子供が投げるやさしい球をキャッチする訳でもなく、避ける訳でもなく、

「ギャー!キャー!」と背中で受け止めてばかりの妻はドッチボールをどんな競技だと思っているのか不思議に感じます。

少し慣れてくると、ドッチボールらしくなってきて、レクリエーションとはいえ笑顔の中にもチカラが入ります。僕のような運動不足のおじさんとは違い監督やコーチはさすがの動きです。普段は子供がサッカーをしているところを見守っている保護者、指導をしてくださる監督とコーチが子供たちと一緒になって1つのことで楽しめる環境は素晴らしいことだと感じます。

夜は会場を変えて、カラオケボックスのパーティールームで卒団式です。長男も含め、卒団する4人の選手を様々な企画で楽しく盛り上げてくれました。

長男は1年生から入部させていただきました。試合に出させてもらっても、何をしてよいかわからずに走り回っていた低学年、それから流行り病で活動ができなくなり、ようやく活動再開できると思えば選手の人数が減少してきたことで、隣り町のチームと合同チームになったりと様々な環境の変化がありました。

環境の変化は、長男に限らずその場に携わる皆さんに直面し、それは大変なことだったかもしれません。しかし、その変化によってプラスになったことが必ずあると思うんです。それは、共に戦う仲間が増えたこと、指導者の方が増えたことによりサッカーの見方が変わること、知らない世界を知れること、悩み苦しむ時間もあると思いますが、全ての経験が自分の成長に繋がります。子供達だけではなく、保護者も同様で本当にたくさん学ばせていただきました。

この経験は、これから先にある人生のステージで大きな支えになるものです。だからこそ、積み上げてきた時間がすごく大切で尊いものになるのだと感じました。

中澤建設にも、長年働いてきた会社を卒業した職人さんが3月1日から入社してくれています。中澤建設は大工工務店ではありますが、その方は大工さんではありません。設計士さんでもなければ、現場監督さんでもありません。

中澤建設で家具と建具を専門につくってくれる木工職人の中澤知彦さんです。苗字は偶然一緒なので、みんなで『ともさん』と読んでいます。家づくりにおいて、僕達大工と同様に木に触れて、木を加工し、木と共に仕事をする唯一の職を生業としている方です。

家具建具職人さんなら誰でも良かった訳ではありません。ともさんでなければいけませんでしたし、どうしても一緒に仕事をしたいと思いました。それは協力業者さんとしてではなく、同じ会社で、同じ目的を持ち、同じ夢を追いかけたいと思ったんです。

正直に言いますと、口説くのに3年かかりましたし、フラれた回数も一度や二度ではありません。しかし、諦めの悪い男中澤、そう簡単には折れません。中澤建設にとって絶対に必要な人財でしたので、恩人の方にも協力していただき、想いが伝わる結果となりました。

学校も会社も卒業することは、ひとつの区切りだと思います。これはつまり、始まりの合図だということです。これから新しい環境で新たな出来事が起こる時に一緒に乗り越えてくれるのが仲間の存在なのだと思います。だからこそ、誰とどう過ごすのかが大切なのだと皆さんからいただいた贈る言葉と贈る想いから気付かせていただきました。