高崎市S様邸
築43年 中澤建設主軸である社員大工の原田さんが下積み時代に、弊社創業者の中澤宣夫(父)と施工しました。このお宅は元々は、父の親方の家です。
リノベーション前まで、親方のお孫さんご家族が住まわれていました。建て替えるか直すか、と悩まれていましたが、
「おじいちゃんが大切にしてきた家、もし、新築と同じくらい快適な家になって、この家を作ってくれた大工さんに工事をしてもられるならば残したい!」
とお話を頂き、建物と骨組だけを残したリノベーションを行う事になりました。
この先、何十年と住まわれるお客様の命を守る家ですので、耐震改修も行い、建物の性能も新築と同じ基本仕様にする事は、弊社にとって大きな挑戦でした。
建てさせていただいたのは43年前の中澤建設で、その時の大工が今も2人いて、その建物を大切の思っておられるお施主様がいらっしゃるという事が嬉しくて、
この大きな挑戦をお受けさせて頂きました。
このお宅は、ご夫婦とお子様2人の4人家族です。
ピアノ教室をしている奥様。放課後になると、たくさんの子ども達がこの場所に集います。
ピアノ教室は、普段の生活の場と共有しています。
家族4人で食事をする事は少ないから、、とダイニングテーブルではなく小さなカウンターをご希望でしたが、
「このテーブルがあるから、家族4人で食事をするようになりました。そうしたら、子どもが洗い物を手伝ってくれるようになって、この場所で過ごす時間がとても多くなりました☺」
とお客様より言っていただきました。
大工工事が終わるころ、
「工事が始まる前は木に対してあまり興味がなかったけど、見ているうちにどんどん好きになりました!木ってとても良いですね!」
とお施主様に言って頂きました。
木は、見て触って感じる事で惹かれて行くんです♩
良い事ばかりではありません。
割れたり、曲がったり、痩せたり、膨らんだり、日々動く事もありますが、生き物ですから当然です。人と同じなんです。
それを全部ひっくるめて僕は木が好きですし、木と共に過ごす生活をお客様にご提供しています。