こんばんわ!
中澤やすゆきです!
子供のお弁当
長男と次男がクラブ活動のサッカーに持っていくお弁当は、妻がつくってくれています。遠征や練習など家を出発する時間は様々ですが、その1時間前には起床してキッチンに立ってくれています。
ここで僕に何が出来るかと言えば送迎くらいです。それも仕事の都合で、出来る時は限られてしまうのですが、先日はタイミングが合い行くことができたのです。
倉渕町からは、他にも次男の同級生が2人参加しており、送迎も交代で行っています。この日はチーム全体での練習だったので、4人を迎えに行きました。
コンビニショッピング
練習場所にもよりますが、帰りの移動時間が1時間ほどかかる時は、コンビニに寄って各自買い物をする流れがあります。
コンビニには、魅力的な品物がおいてありますし、帰るまでにお腹も減ってしまうので、寄りたいという子供達の気持ちはわかります。
1回の買い物は、数百円程度かもしれませんが、回数を重ねれば大きな金額になってしまいます。自分のお小遣いで買っているので、使い方は自由かもしれませんが、少しもったいない気持ちになってしまいます。
それもあって、帰り道にお腹が空かないように妻もお弁当の量を増やしてつくっています。僕が迎えに行ったこの日も、とりあえずコンビニには寄りました。そしてコンビニの誘惑と空腹から、おにぎりを買って食べているようでした。
夕食での出来事
その日の夕食の時です。子供がお弁当で持っていったはずの塩むすびをレンジでチンしているのです。この塩むすびは、お世話になっているサッカークラブの方針で、身体づくりの為に練習終わりに食べる塩むすびです。
これは、僕の母親、つまり子供達のばーちゃんがつくってくれているものです。そして、本来なら、もうとっくに消化されているはずのものです。
それを食べずにコンビニのおにぎりを食べていたということです。そのことを”母親が知ったらどう思うのか?妻が知ったらどう思うのか?”と考えてしまいます。
その場では何も言いませんでしたが、やはり少し気になりましたので、後で本人と話をすることにしました。
つくり手の気持ち
「あれはよくない、これもよくない」と伝えても仕方ないので、「お弁当やおにぎりを食べないで帰ってきたら、お母さんやばあちゃんは寂しいよ」と伝えました。
そして、
「たまには良いと思うけど、毎回コンビニで買い物したら、お小遣いがもったいないよ。俺がツナマヨおにぎりつくったら、それでもいいの?」
と聞くと、
「うん」
と言ったあとに、
「ウインナーおにぎりも食べたい」
とリクエストまでもらうことになりました。
おにぎり弁当
そんなことがあり、昨日からになりますが、僕がおにぎり弁当をつくることになったのです。初日は、リクエストにあったツナマヨとウインナーおにぎりです。
自分で食べる為におにぎりをつくったことはありましたが、誰かの為につくったのは初めてです。
ツナマヨもツナとマヨネーズを混ぜればよいかと思いましたが、そんな単純ではありません。鰹節をいれると水っぽさがなくなるなど、妻から適切なアドバイスをもらいます。
ウインナーおにぎりなんて、見たこともありませんが、焼いて、刻んで、真ん中に入れただけの至ってシンプルなおにぎりです。

やってみて気付くこと
自分でつくってみてよくわかりました。おにぎり1つをつくるのにも時間がかかります。お釜のフタを開ければご飯が炊けているのも、母親が前日から準備してくれているからです。
ツナマヨをつくって、ウインナーを焼くだけで、僕には大変ですが、妻はもう何年も前からお弁当をつくってくれているのです。
全てが、実際にやって見なければ気付けないことでした。だからこそ、今このタイミングでやれることができて良かったと思えるのです。
ブランディング道場
少し前の僕だったら、子供におにぎりをつくる選択をしなかったかもしれません。でも、そんな風に寄り添ってみようと思えたのは、ある方々と同じ時間を過ごせたからなのです。
それが、先週の火曜日に参加させていただきました、ブランディング道場での時間です。今回で、6期目になるブランディング道場ですが、企画や運営をされているは、建材や木材の流通店の皆さんです。
地場工務店が自社の家づくりをブランド化する為の道のりを、日頃からお付き合いのある流通店さんが伴走者としてサポートしてくれるのがブランディング道場なのです。
6期では、埼玉県、茨城県、群馬県から6社の工務店さんが参加されております。中澤建設は、ブランディング道場が始まる前に、同じ志しを持つ工務店の方々とブランディングをスタートしました。
目指すべき場所
今も尚、目指すべき場所に向かって進んでいる道中ですが、中澤建設をサポートしてくださっている軍師がブランディング道場を運営されている(有)オストコーポレーション北関東の吉田登志幸さんなのです。
吉田さんは、中澤建設に羊毛断熱材や木製窓、気密部材を納めてくれている建材屋さんです。吉田さんに出会うことができたのは、今から9年前のことです。
当時、僕は34〜35歳でした。家づくりの勉強をしなくてはいけないと思いながらも、毎日の業務に追われながら、自分の家づくり、中澤建設の家づくりがこのままで良いのかと、疑問と不安を抱える毎日を過ごしていました。
その時に窓メーカーのYKKの営業さんが、セミナーのチラシを持ってきてくれました。初めてのことでしたし、今まで僕はセミナーなんて行ったことがありませんでした。しかし、営業さんが熱心に誘ってくれましたので、行ってみることができたのです。
そのセミナーで講師をされていたのが吉田さんです。セミナーが終わった後に、中澤建設のことを気にかけてくれた吉田さんから連絡をいただきました。
それから吉田さんは、中澤建設が良くなるようにと、ずっと寄り添ってくださっているのです。これは、お金がかかるコンサルタントではありません。あくまで、建材屋さんと工務店という関係性です。
出会ってから数年間は、吉田さんが扱っている商材など使うことができませんでした。なので、吉田さんにしてみたら、中澤建設をサポートしても何にもならないのです。
中澤建設があるべき姿
しかし吉田さんは、地場工務店があるべき姿を提唱し、その為に支え続けてくださったのです。今回、お誘いいただきましたブランディング道場では、僕が大工になってから今に至るまでの自分自身と中澤建設の変化と道のりをお伝えさせていただきました。
あの日あの時にブランディングの道をスタートできたことで、
木材を自然乾燥し、自社で墨付け刻みを行う中澤建設の伝統を守ることを決断することができました。

地域貢献も、盛り上げるというカタチだけを考えるのではなく、子供の未来や地域の未来を意識することができました。

同業者の繋がりなどありませんでしたが、学び、悩み、苦しみ、喜びを分かち合い、一緒に涙を流せる、お仲間ができました。


変化
家族の支えの大きさに気付くことが出来、感謝の気持ちをもち、「ありがとう」を伝えられるようになりました。そして、子供におにぎりをつくれる時間を大切だと思えるようになったのです。
この変化によって、僕は自分の在り方を見つめ直すことができ、”自分がなぜ建築をしているのか”という自分の役割と向き合うことができたのです。
自分にとっても、中澤建設にとっても、未来に進む為の大きな変化ですが、1人では間違いなくできなかったことです。どんなことがあっても、寄り添ってくださる伴走者の方がいたから、そして、その道のりで出会えたお仲間の存在があったことで、進むことができているのです。
発表という機会をいただけたことで、大切なことをあらためて感じることができました。貴重な経験と新しい出会いをいただけたことに感謝しております。ありがとうございました。

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中澤建設株式会社
山に囲まれた群馬県高崎市倉渕町にあります。
創業50年の大工工務店です。
高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本にしています。
新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。
自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしています。
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