残るもの

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

僕が小学校の低学年の時だったと思いますが、母親と姉の3人で高崎駅の周辺に買い物に行きました。今あるのは、高島屋と数年前にできたOPAですが、当時はまだダイエーやサティといったデパートがありました。

歳が離れていた姉は、自分の買い物をするので集合時間と場所を決めて別行動をすることになりました。僕は母親と行動をすることになりましたが、小学生の時に婦人服売り場ほど退屈な場所はありません。

そこで母親から

「やっちゃんはおもちゃ売り場で欲しいの選んでいていいよ。30分後にエスカレーターのところで集合しようね。」と素晴らしい提案がありました。

優しい素敵なお母さんみたいに書きましたが、こんな事はとても稀な出来事です。おもちゃなんて滅多に買ってもらえませんでしたので、おそらくここぞとばかりに着て行く服を集中して選びたかったのだと思います。

母親の理由はどうあれ僕にとっては願ってもないご褒美です。こどものパラダイスであるおもちゃ売り場で、当時大好きだったプラモデルを眺めながら至福の時を過ごしていました。

おもちゃも選べて時間になりましたので、母親との待ち合わせ場所であるエスカレーターのところへ行ったのですが、母親が見当たりません。小心者は昔から変わりせんので、とても焦ります。母親が買い物をしていた辺りを探しにいきましたが全く見当たりません。

つまり迷子になりました。田舎の小学生が街中のデパートで迷子になりますとこの世の終わりくらいの気持ちになります。パニック状態なので、店員さんに助けてもらう余裕もなくそのデパートを出て人混みの中を泣きながら姉との待ち合わせ場所に向かいました。

サティの入り口で姉と会うことができ、

「どうしたんやっちゃん、すごい恥ずかしいんだけど」と言われたことを覚えています。姉とデパートに戻ると母親が僕を探していました。集合時間になっても僕が来ない為おもちゃ売り場に探しに行ったようで、どうやら入れ違いになっていたようです。

小さな頃の出来事はポイントポイントではなんとなく覚えていることもありますが、頭の中に鮮明に残っているのは、こんな苦い記憶です。

先週から安中市松井田町で改修工事に入らせていただいております。築40年を過ぎた和風住宅で、外壁の塗替え、雨樋の交換、軒裏の張替え工事をさせていただきます。

中澤建設の木工事である軒裏の張替えが最初の工事になりますので、まずは既存で張ってある軒裏の撤去です。しかし状態も良く、この後に板張りを施工する時に下地として利用出来ると思いましたので、撤去せずに工事を進めることを考えました。

そうすれば、ひとつ工事が減り、お見積りよりも費用を軽減でき、お客様にも喜んでいたたけると思いました。しかし、雨による影響で少し心配なことがありましたので、そこだけは確認しないといけないと思い、中澤建設のスペシャルチームの1人である、雨から家を守る勝見板金さんに相談してみることにしました。

写真で状況を確認した勝見さんが、

「この場合は、雨水で軒裏を濡らす可能性がありますね。”水が走る”現象が起こるかもしれないから、そのことを考えると今ある軒裏は剥がしたほうがいいですね。」と教えてくださいました。

まさか屋根の裏側が濡れるなんてと思いますが”そのまさか”が起こるんです。勝見板金さんも想像でお話をしている訳ではありません。あくまで可能性の話ではありますが、このようなケースでお困りのお客様を何人も見てきた経験からお話をしてくださいました。

僕も雨による劣化で傷んだ場所を直す工事は何度もしてきましたが、屋根の専門業者である勝見さんとは場数が違います。僕1人では判断出来ないことでも、様々な状況を知るプロにこのように適切なアドバイスをいただけることは本当に有難いことです。

そうと決まれば、軒裏の撤去作業が始まります。剥がしやすいように施工されておりませんので、釘も細かく留めてあり、この家をつくられた工務店さんの丁寧さは解体からも伝わります。解体も残り半分くらいになった時に、屋根の裏側である小屋組の様子が目に入りました。

墨付けの真っ直ぐに引かれた線の美しさ、印の通りに加工された納まりの綺麗さに思わず見惚れてしまいました。そして、さらに驚いたのは使っている材木です。割れの入らない芯さり材が使用されており、その材木の木目の細かさには圧倒されました。

これは目には見えない屋根裏なので、僕が軒裏を剥がさなければ見られることが出来なかった場所です。その他にも仕事の内容や材料から、この家をつくられた工務店さんが丁寧に大切に家づくりをされた様子を見られることができました。

今工事をさせていただいているお客様の家も40年以上前からカタチとして今に残ったものです。そしてこの工事で、何十年も先の未来に残るものになります。

時間はとても貴重で仕事に効率を求めることは大切なことだと思いますが、お客様と先人の方々、いつの日か中澤建設を受け継ぐ人に恥じないような仕事をしたいと思います。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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記念写真

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

最近の中澤家ではニンテンドースイッチのスイカゲームが流行っています。僕はスマートフォンのゲームも全然やりませんし、そもそもゲームがあまり得意ではありません。

同じく普段ゲームなどやらない妻ですが子供と一緒になって珍しくゲームを楽しんでいます。

「騙されたと思ってやっちゃんもやってみなよ。」と言われ、やらず嫌いは良くないと思いましたので挑戦してみることにしました。

簡単に説明すると様々なフルーツを揃えながらスイカを作るパズルゲームです。やり方は簡単なのですが、なかなかスイカを作れません。と言いますか、僕はスイカの手前のメロンまでしか作れたことがありません。

上手くフルーツを揃えればいいのですが、欲しい時にお望みのフルーツが落ちて来ないのがこのゲームの難しく面白いところです。子供と過ごすこんな時間を楽しみながら、いつの日かスイカを作りたいと思います。

先日、23日の祝日に中澤家三男の七五三のお祝いをしました。インフルエンザの流行により体調不良の家族もいて心配されましたが、何とか無事に行うことができました。

兄達がサッカーをしているので、最近では家族全員が時間をとれる休日が中々ありません。この日もサッカーは休みでしたが、三男が地域のお祭りで太鼓を叩く予定がありましたので、太鼓を終えた午後から七五三を行いました。

七五三でやることは長男の時から変わりません。袴をネットでレンタルして、母親がマダムカットでお世話になっている美容室で着付をしてもらいます。その後はご夫婦でやられている写真館さんで記念写真を撮っていただきます。

こちらの写真館さんには友人との思い出があります。アルバイトの履歴書に使う写真は普通だれでも、ボックス型のスピード写真を利用すると思います。しかし学生時代に友人と2人で

「あれ恥ずかしいから」

とこちらの写真館さんに転がりこんで証明写真を撮ってもらいました。

そんなお世話になったことがあり、家族の記念写真はこちらでお願いしています。いつでも変わらないご夫婦の温かいお人柄と最高の一枚を撮ってくださろうとする姿勢にはプロの仕事を毎回感じさせていただいております。

写真撮影の後は家づくりの地鎮祭や樹木伐採のお祓いでお世話になっている小祝神社様で、七五三の御祈祷をしていただきました。昨年、長くお世話になった前宮司さんがお亡くなりになったのですが、その後を息子さんご夫婦が受け継がれている素晴らしい神社様です。ここに来ると、前宮司さんにもお会いできて、心が洗われるような気持ちになりますので僕にとって特別な場所です。

その後に夕食まで時間がありましたので、高崎市役所の展望台にいきました。夕陽が綺麗な高崎の町を子供たちと眺めていたら、修行時代にお客様から聞いた話を思い出しました。

それは旧高崎駅があった頃の話です。とある親子が倉渕から高崎駅までバイクに乗って行ったそうです。駅の高台から初めて見る高崎の町を眺めて、

「とうちゃん、日本て広いんだね」

と子供が言ったことに対して、

「馬鹿ヤロウ、この倍だ!!」

と父が言ったというなんとも愉快な倉渕の親子がいたという話です。

修行時代にお話を聞かせてくれた方は、1つの笑い話として話をしてくれましたが、決して馬鹿にしていた訳ではなく、”知らないということは、こういう事”だということを教えてくれました。

倉渕での生活ではこんな高い場所にエレベーターで行くことはありませんし、倉渕の景色にはこんなに家やお店が密集している場所はありません。僕もそうですが、中澤家の子供達だってまだまだ知らないことだらけです。

これから成長する過程で、出会う人にお世話になりながら、自分の目で見て肌で感じて様々な経験をしながら多くのことを知っていくのだと思います。

展望台から見える景色に何を思ったのかはわかりませんが、今は倉渕だからこそ感じられるものを名一杯吸い込んで、素直さと笑顔を大切に毎日を過ごして欲しいと願います。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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未来にたすきを繋げること

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

コンビニやスーパーで買い物をしている時にどうしても足が止まってしまう売り場があります。四季を問わずに僕のことをいたずらに誘惑するアイス売り場です。

夏に食べるアイスも最高ですが、寒い冬に温かいコーヒーと一緒に食べるアイスなんて最高の贅沢です。食べ物を決める時には、さほど迷わないのですが、アイスに関しては別です。売り場に並んでいるアイスは味も特徴も様々でどれも魅力的な為、選ぶ僕としては甲乙をつけがたく大変迷ってしまいます。

中澤ランキングの上位の中には雪見だいふく、アイスの実、チョコモナカジャンボなどが顔を揃える中、今まで手を付けずにいたのがバニラモナカジャンボです。チョコモナカジャンボというビッグネームが目につき気にならなかったのですが、チョコモナカジャンボの隣りに必ず並んでいる存在であることに気付き、無性に気になりましたので食べてみることにしました。

チョコモナカジャンボからチョコを抜いただけだと思っていましたがとんでもありません。モナカとバニラの間にホワイトチョコレートがコーティングされていました。ホワイトチョコの美味しさはもちろんですが、バニラとモナカの間に入って僕達消費者がモナカのパリパリ感を食べ終わるまで味わえるように働いてくれているのです。バニラと同じ色をしていて一見わかりませんが、とても大切な役割だと感じました。

僕は地元の商工会青年部に所属しています。青年部に入ってからもう10年以上経ちますが、業種は違えど先輩達に、地域に根ざすということ若手経営者としての在り方を教えていただきながら、45歳までと決められている青年部活動もあと4年になりました。

商工会青年部は群馬県で8つのブロックに分けられていて、僕が所属する倉渕は安中・高崎地域の西部ブロックになります。僕は今この西部ブロックの副ブロック長をやらせていただいております。これは僕が選ばれた訳ではありません。

周り番で偶然にも今倉渕が担当になり、その倉渕の部員の中で年齢や条件を考えると僕しか該当者がいなかっただけの話です。とは言え、もう1人のブロック長と一緒に西部ブロックの代表になって、群馬県商工会青年部の会議や活動をする訳ですから責任の重さは常々感じております。

その商工会青年部が開催する、商工会青年部全国大会が先週の15日、16日に群馬県で行われました。さらっと書いておりますが、これはとても大変なことなんです。全国47都道府県の青年部員総勢3600人の方々が群馬県高崎市に集結する大きなイベントです。そんな大会が行われる記念すべき年に副ブロック長をやらせていただくなんで大当たりということになります。

この大会を運営されているのは、大会の為に商工会青年部から選ばれた運営委員の方々と前年度に県の理事をされていた方々です。そこに僕達現役の理事が入り、群馬県の青年部員さんと一緒にスタッフとして大会を運営します。

僕達西部ブロックの仕事はステージ周りの舞台転換と主張大会の係です。主張大会とは、青年部員が青年部活動に対しての想いを発表する大会です。全国大会には、県大会から始まった予選を勝ち抜いてきた7名の方々が優勝を目指して発表するというものです。

僕は発表者の方を控室から舞台袖まで案内させていただいたのですが、これから3600人の前で発表するその緊張感は、舞台袖で待たれる様子から伝わってきます。発表される方とこんなに近くにいるのですが、実際の発表を僕達が聞くことはできません。

僕達はスタッフなので仕事をしなくてはいけません。ステージ周りの担当をしている僕達は会場の雰囲気を間近に感じられますが、ステージだけが全国大会ではありません。

全国からお越しになる部員さんを高崎駅や駐車場から案内する担当部員さんがいます。会場に来られた方々の受付をして、会場まで案内する部員さんがいます。出展される店舗さんをサポートする部員さんや大会グッズを販売しながら広報活動をして大会を支えてくれる部員さんがいます。

運営委員会の皆さんはこの日の為に何ヶ月も前から準備をされてきました。僕自身は参加できない日が多くありましたが、現役の理事も先月からは毎週のように会議に参加して大会の準備をしてきました。

皆さん今1番動ける若手の経営者です。本来ならば、自分の仕事をしたくてしたくて堪らないはずですが『群馬大会を成功させる』という想いのもと時間を割いて会議をしているんです。

度重なる会議はひとつの会議室で行われますが本番は違います。広い会場内では、あれほど会議を共にした皆さんと中々会うこともできませんが、これほど大規模なイベントでは当然のことかもしれません。

この全国大会を群馬県に誘致されたのは、4年前に会長をやられていた方です。本当ならば前年度に行われる予定でしたが、流行り病の影響で今年の開催になりました。

僕がこうして、全国大会の運営に携わらせていただいたのは偶然かもしれたせんが、そのおかげで多くの方々と出会い、ひとつの目的に向かって共に肩を組み走ることができました。

群馬大会は無事に終了しました。大成功であったかは、来場者された方々が感じることだと思います。課題や反省点はもちろんあると思いますが、みんなで力を合わせて行えたことはとても素晴らしいことだと感じました。

大会が終わった後の締めの場で、群馬大会誘致をされた方が涙を流しながら言った

「いつか自分の子供たちが大人になったときに商工会青年部が誇れるものであってほしい」という言葉に胸が熱くなりました。

群馬大会の開催によって、群馬県の商工会青年部員みんなのチカラで、未来に襷を繋げることが出来たと思います。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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被写体

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

カメラを向けられて「はい、チーズ」と言われれば、僕は自然にピースサインが出てしまいます。いつ、だれに教えてもらったことなのかは分かりませんが、余程落ち込んでいなければどんな状況でもピースサインをすると思います。

これはきっと僕だけに言えることではないと思います。「はい、チーズ」とカメラのレンズが向けば、個性を活かした様々なポーズで被写体になると思います。

そして大事になってくるのが写り方です。ずっと残るものなので、写真写りが少しでも良くなるように、瞬きの瞬間になることを避け少しくらい目が乾いてもしっかりとまぶたを開かなければいけません。

僕の母親世代の集合写真を見ると皆さん軒並み斜め45°、顎はしっかりと引いて、笑顔というよりは真顔で被写体になられています。

僕がまだ若かった頃に、なぜこのようにポーズをするのかと母に聞いたことがあるのですが、なにも応えてもらえなかったことを覚えています。

今になって自分がなんて野暮なことを聞いてしまったのかと思います。美しい姿を写真に残したいという気持ちは、いつの時代でも変わらないことを感じます。

先日も倉渕の山道を車で移動していると、まさに今見頃を迎えた紅葉の景色が目に入りました。思わず車を停めて、写真を撮ったのですが本物の素晴らしさを写真におさめることが本当に難しいことを感じました。

もちろん写真だって綺麗な景色が撮れているのですが、リアルでしか感じられないその場の空気、360°の臨場感に勝るものは無いように感じます。

先日、お仲間工務店さんが新築されたご自宅を見学させていただきました。太陽と上手に暮らすことを大切にされている工務店さんの家は、外観からもその様子か伝わってきます。「道草の家」と名付けられたように、玄関ドアを開けた瞬間についついフラッと寄っていきたくなるよう空間はお仲間工務店さんしかつくり出せない特別な場所だと感じることができました。

見学させていただくにあたり、もう一つ大きな目的がありました。それは、一緒に見学
に伺ったお仲間工務店さんと建材流通業者さんとご新築のお祝いの品をお届けしようということでした。

お相手に必要なモノを聞いてお渡しするのもひとつの方法ですが、それではサプライズプレゼントになりませんので、何をお渡しすることがよいのかをみんなで話し合いました。

「何をプレゼントしたら喜んでもらえるのか?」と悩みましたが、相手の喜んでいる様子を想像することは、お客様の家づくりをしている時と同じものだと感じます。そして、想いを込めた手づくりがわたし達らしいとなり、製作がスタートしました。

材料の準備が完了し組み立てる時は、お渡しする工務店さん以外の5人で集まり、夜な夜な作業を行いました。一点もので他に変えがない緊張感の中、組み立ての最終段階で僕の目の前に素晴らし過ぎる景色が映りましたので、作業中でしたが思わず写真をとってしまいました。

これは緊張からの表情ではありません。家づくりと一緒で、大切な人に想いを込めたものづくりをしている時の表情です。皆さんとお話をする中で、ということが家づくりに最も重要なキーワードであるという会話になりました。もちろん僕もそう思います。は大切で、僕にとっても家づくりでも生きる上でも最重要事項であると思います。

しかし、”笑”が重要であるということの大前提に、ものづくりに対してどんな時でも真剣に向き合えているかが大切なんです。プレゼントを手づくりに決めたこと、製作する現場での皆さんが取り組む姿勢からそのことを教えていただきました。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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家づくりはお客様と家族になること

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

早朝に会社の事務所で、父親と会話をしながら行うトマトの丸かじり品評会もこの時期になるといよいよ終盤に差し掛かります。と言いますのも、地元の生産者さんが収穫されるトマトが終わりになるからです。

スーパーに行けば、一年中トマトは売り場に並んでいますが、地元の直売所に並んだ旬なトマトを丸かじりすることが品評会の醍醐味なので、この時期までとしています。

秋も終わりに近づき、大好きなトマトも食べられなくなってしまうなんて、なんだか寂しい雰囲気に感じますが、決してそんなことはありません。この時期からトマトとライバル関係になるくらい大好きな柿が食べ頃を迎えます。

トマトと同様に僕は柿にも目がありません。食べ始めると止まりませんので、制限が無ければ何個でも食べられます。この柿ですが、渋柿も天日干しによって干し柿として生まれ変わる優れ物なところも好きな理由です。

先日も数年前に新築をさせていただきましたお客様より、

「今年も柿が豊作だからいつでも取りに来てね」と連絡をいただきました。こちらのお客様は僕の高校からの友人のご両親です。お仕事柄、たくさんのお付き合いがある中で、

「息子の友人だからじゃなくて、家づくりの事は、中澤君を信用してるから」と、どんな事でもお声掛けいただいております。

僕が大の柿好きだということもご存じなので、毎年この時期に連絡をくださり、遠慮なくいただきに伺います。今年は連絡をいただいてから中々伺えずにいたところ、

「中澤君、忙しくて来れないけど、柿が食べたいだろうから今から倉渕に持っていくよ」と連絡をいただきました。

仕事や様々な活動の会議などが重なり、時間の使い方が上手く出来ない為にお客様に気を使わせてしまう自分自身に反省をしました。

車で1時間ほどかけて、ご夫婦でお越しくださったお客様に、

「上がってお茶でも飲んでいってください」

と言うと、

「お茶なんていいよ。中澤君の元気な顔見れただけで十分だよ。忙しいのは良い事だけどさ、自分のことも大切にしてやれよな。家の近くに来たら、珈琲だけでも飲みによりなよ」と温かいお言葉を残して早々に帰られていきました。

お客様からいただいたお言葉と立ち振る舞いからとても大きな愛情を感じました。僕は数年前にお客様の家づくりをさせていただいただけなのです。それ以外特別なことはさせていただいてないのですが、息子でもない僕の顔を見に来てくださり、身体の心配までしていただけることが嬉しくてたまりません。

家づくりは、お客様と家族になることだと中澤建設に入社した時に父親から伝えられました。この言葉は、作り手である僕達がお客様を想う気持ちかと思っていましたが、それだけではないことに気付かせていただきました。お客様にも、僕達つくり手を家族だと想っていただける、お互いの想いがあって初めて家族になれるのだと思います。

そして、僕にとって現場で同じ時間を過ごす中澤建設の従業員さんも協力業者さんの皆さんも大切な家族だと感じます。このことに気が付けたのは、協力業者さんからいただいている日常の思いやりです。

先日妻が、

「皆さんが、中澤建設のことを自分のことのように考えてくれていて、色々な面で助けてくれていて本当に有難いよね。」と何気ない会話の中で言っていました。

本当にその通りなんです。協力業者の皆さんは、中澤建設のこと、中澤建設のお客様のことをとても大切に思ってくださいます。そんな皆さんの姿を妻からの言葉が無ければ気付くことができませんでした。

想いだけで家づくりが出来る訳ではありませんが、想いがなければ中澤建設の家づくりは完成することはありません。どんなに忙しく過ごしていてもその事だけは忘れずにいたいと気付かせていただきました。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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積み重ね

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

 

昼間は暖かい日がまだありますが、夜は少しずつ寒さを感じるようになってきました。この時期から、空気の乾燥によって唇や肌がカサカサになり、リップクリームが手放せなくなります。

 

先日も風呂上がりに顔が乾燥しており、保湿するようなものをまだ買っていませんでしたので、嫁が使っているクリームを少し借りることにしました。

 

翌朝、

「昨日、保湿クリームみたいの少しもらったよ」と伝えると、

「どれ使ったの?」と聞かれました。

僕はてっきり、「全然いいよ」の反応を予想していたのですが、妻の反応は違いました。

妻の反応に少し違和感を感じましたので、

「ほんの少しだよ。一滴か二滴くらいかな〜」と実際に使ったより少ない量で報告しました。化粧品のことはよくわかりませんが、どうやら僕はやらかしてしまったようです。

 

ここで思い出したのが僕が高校生の頃のことです。自分の洗顔フォームが無くなってしまい、8個歳上の姉が使っているものをこっそり使っていました。今は姉と仲良くしておりますが、当時は僕に対してとても厳しかったことを覚えています。

 

日常の会話で

「やっちゃん、絶対にあたしより先にお風呂にはいらないでね」と言われていたことを覚えています。このような関係性の中、姉の洗顔フォームを堂々と使うことはできませんので、こっそりそして少しずつ使っていました。

 

すると、ある時姉が、

「最近、洗顔の減りが早いんだよね〜」とぼやいていました。背筋が凍るような瞬間でした。1回に使う量はほんのわずかでしたが、回数を重ねれば当然大きなものになります。この真実を姉に話すことは出来ませんでしたが、その日から使用をやめたことは言うまでもありません。

 

まさか、この歳になって同じような境遇になるとは思いませんでしたが、夫婦とは言え私物を無断で使うことはよく無いと気付くことができました。

 

先日は自立循環型住宅研究会関東ゼミに参加し、昨年に引き続き事例発表をさせていただきました。

 

 

発表のモデルになるのは、2年前にお引渡しをさせていただいた住宅リノベーションのお客様です。倉渕のお客様で、建物の基礎と骨組みだけを残し、断熱や耐震性能は中澤建設の新築での基本仕様で施工をさせていただきました。

 

 

昨年は、改修工事前と工事後にとった室内の温度と湿度データを元にお客様の住まいで起こっている様々な状況を発表させていただきました。実際に工事をしてみますと、リノベーションということもあり予定通りという訳にはいきません。その為、データをとった室内の環境も予想していないような状況になってしまいます。

 

ここで基本仕様であるHEAT20G2の断熱性能と0.5/㎡以下の気密性能の住宅は力を発揮するように感じます。外皮性能がよいので、換気や冷暖房の設定に少し手を加えることで室内の環境が改善されます。そのことを昨年の発表後に行われたディスカッションでグループの皆さんからアドバイスをしていただきました。

 

事例発表やディスカッションは自分にとって工事後の様々な状況に対しての改善策を学べる場として大変貴重なものです。いくら性能の良い家ができたとしても、使い方に間違えがあれば家の能力を100%発揮することができません。

 

僕が必死で考えても1人分の考えしか浮かびませんが、様々な専門家の皆さんが集まるこの勉強会では、10人いれば10通りの意見を出していただけます。そしてその意見全てが、お客様の生活をより良くする為の貴重なものなんです。

 

お客様の承諾をいただき、昨年の冬に1階の天井とその真上の2階の床に穴を開けさせていただきました。わずか10センチの穴ですが、その効果として冬、夏共に室内の環境は改善されました。この天井と壁に穴をあける大胆な策もディスカッションでいただいた意見です。その他にもエアコンの運転方法など、お客様の生活に取り入れていただきました。

 

 

 

 

お客様も

「小さな穴ひとつで、今までより過ごしやすくなるとは思わなかったですし、エアコンの運転方法を変えただけで、前より過ごしやすくなって、電気代が減るなんて驚きました。ありがとうございます。」と喜んでいただけました。

 

今年の発表後も、ディスカッションを行い新たな課題に対して様々な意見をいただきました。1年目よりも2年目、2年目よりも3年目と住みながら快適な暮らしに変わってゆくことが本当に素晴らしいことだと思います。

 

 

 

このような素晴らしい勉強会に誘ってくださり、データを取ることから、資料づくりまでアドバイスをいただいたのは、中澤建設の恩人である吉田登志幸さんです。貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

そして、様々な改善策にご協力してくださったお客様には心から感謝しております。

ありがとうございました。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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RPG

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

 

僕は昔からゲームというものが苦手でした。誰もが知っているスーパーマリオや戦闘機で敵や的を打つグラデュースなど、1番簡単な最初の方はクリアできますが、敵が多くなったりして難易度が上がるとものすごく焦ってすぐにゲームオーバーになってしまいます。

 

結果的に不得意なことから逃げる形にはなりますが、ゲームよりも外で遊ぶ方が断然楽しかったです。小学生の頃は暇をもてあましてましたので友達と集まって、

「今日は何やるか?」とその時その時の思いつきで楽しんでいましたので、つまらない退屈なんて感情はなかったように感じます。

 

ここで重要なのは、自分で考えたことを実行することにあるように思います。誰から頼まれたことをやる訳でもなく、勉強のようにやらなければいけないことでもなくて、あくまで自主的で自分の好きなことを思いのまま出来るから楽しくなるんだと思います。

 

昨日は僕が地元有志の仲間とやっているやままつり実行委員会のイベント、『やままつり2023』を無事に開催することができました。

このイベント、構想2年と言いたいところですがとんでもありません。そろそろ活動を再開しようとコロナで出来なかった会議を4年ぶりに行ったのが5月の半ばです。

 

その時にあがった企画が『やままつり2023』の原案である、「キャンドルの灯りでコンサートをしよう」というものでした。僕達実行委員は10人に満たないメンバーで、企画、運営、実行、会場の準備、設営、片付けのすべてを行います。メンバーにプロがいる訳ではなく、イベントに関して素人の集まりです。

 

 

この限られたメンバーでイベント運営の全てを行うことは、簡単なことではありませんがこのメンバーだからこそ出来ることでもあるのように感じます。

 

人数は少なくても、個性豊かでみんな揺るがない頑固な自分自身をもっています。面白いと思えないことには全く動きませんが、それが面白いと感じた時には、自分の得意を活かして、チカラを発揮する本当に頼もしい仲間です。

 

しかし僕達が出来ることは企画・開催をすることです。この日の為に寝る間も惜しんで、ステージを飾る280本のキャンドルをつくることはできません。

 

 

 

焙煎機を自分で作って、その焙煎機を使って自家焙煎した珈琲豆をその場で粉にして、ハンドドリップで美味しい珈琲を淹れることはできません。

 

 

僕達のイベントの為に、お知り合いの飲食店さんに声をかけてくださり、やままつりの飲食部門を陰で支えてくれながら、周りのお店と被らないようにメニューを考えて、美味しい料理を提供することはできません。

 

 

安心安全な自家栽培のお野菜やお米を使ったお料理や、口の中でとろけるようなシフォンケーキ、子供が大好きな揚げパンをその場で揚げて提供することも出来ません。

 

 

僕たちの荒々しい手では、心地よい雰囲気でハンドマッサージをしながらお客様を癒すことはできません。

 

お客様のお口に入るものだからと、使用する食材を全てオーガニックにこだわり、子どもが食べられるような優しいスパイスカレーをつくれません。

 

 

何ヶ月も前から、試作と試食を重ねて、やままつり限定のメニューを考えて、何日も前から夜遅くまで仕込みをして、お客様にその日だけの特別な料理を提供することはできません。

 

 

射的ゲームで子どもたちを楽しませながら、家庭でできる省エネのやり方を伝える為に群馬・栃木・茨城の方々がくらぶちに集まってくれることはとても嬉しいことですし、自分もそのメンバーでいられることを嬉しく思います。

 

 

くらぶちの子どもたち、近隣の地域のこども為に、大人になっても記憶に残るようなこども縁日で様々な企画を用意してくれたことに感謝しております。

 

サッカーと野球、競技は違えどひとつのコートで、子どもたちを楽しませていただきました。これもスポーツのチカラだと感じます。

 

 

 

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僕達に出来ることには限りがありますので、そんな中で、ボランティアとして仕事を休んで、お手伝いしてくれたスタッフの皆さんにはたくさん助けていただきました。

 

子どもたちを、引き連れて行進をしながら会場を盛り上げてくださったり、大自然の中で僕達のリクエスト曲をピアノで演奏してくださったり、幻想的なステージでの歌声は本当に素晴らしいものでした。

 

 

 

 

 

 

 

開催までの準備でも、本当に多くの方々に協力していただきました。僕達実行委員にとってはとても大きな企画でしたが、参加していただいた皆さんと一緒に作り上げたことで、事故などなく『やままつり2023』を無事に開催できたのだと思います。

 

皆さん、本当にお疲れ様でした!

そしてご来場いただきました皆様、

大変ありがとうございました!

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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人の想い

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

 

僕は地元高崎市倉渕町の地域おこしを目的としてやままつり実行委員会という有志団体の活動をしています。10人に満たない人数ですが、僕のように倉渕に在住していたり、倉渕出身だったり、結婚をきっかけに倉渕に移住してきた倉渕町を愛してやまないメンバーの集まりです。

 

一言に地域おこしと言っても、やり方やカタチはそれぞれだと思います。僕達が行っていることは、イベントを開催して地域の方々や近隣地域の方々に楽しんでいただきながら、倉渕の魅力を発信することです。参加される方々を楽しませることや子供達が嬉しそうに笑っている様子を見られること、その場所に普段はない異世界を作ることが僕達にとっての楽しみです。

 

「くらぶちでこんなことできたらいいな」から始まった小さなお祭り、やままつり2023″1021()、開催日が今週末に迫ってまいりました。準備も大詰めになってきており、僕もなかなか手を付けられずにいたステージづくりをはじめました。

 

今回のやままつり2023″は、今年がはじめての開催です。どこまでのイベントを開催出来るかわかりませんでしたし、いただいた協賛金を有効に使えずにご迷惑をおかけしてしまうことを危惧し、たくさんのお声掛けをいただきましたが企業様からの協賛金をいただかずに行うことにしました。

 

とは言え、僕達やままつり実行委員会に自己資金がある訳ではありません。通帳に残っているわずかな資金で今回のイベントを開催しなくてはなりません。地元企業様に資材を貸していただいたり、たくさんの方々のご協力と地元高崎市倉渕商工会様と高崎市役所倉渕支所地域振興課様からご支援をいただけたことに感謝致しております。

 

ステージづくりは最初から木造で考えておりましたが、まず問題は材料の調達です。中澤建設の倉庫には木材がたくさんありますが、こちらは商品ですし、僕1人の会社ではありませんので自由に使う訳にはいきません。そこで、お世話になっている木材屋さんに何か商品はないものかと相談させていただいたところ、

「少し欠点があって放置された木材があるから、一度見てみませんか」とお話をいただきました。

 

確認に行くと、なるほど確かにお客様の家に使うことは難しい木材です。曲がりや傷、大きな割れがあったり、部分的に腐れが入っている為、はじかれた木材です。しかし、木が悪い訳ではなく問題は見た目の話です。この木材も家づくりで使われる木材と一緒に山で育ったものです。

 

今住込み修行に来ている松島君のお父さんが経営されている松島匠建(株)さんが企画をされた山林伐採見学会が昨日開催されましたので参加させていただきました。松島匠建さんも中澤建設と同じく地元の木を活かし、自然乾燥木材を使った家づくりをされている工務店さんです。

 

展示場にお伺いしたことはありましたが自然乾燥をされている倉庫を見るのは、はじめてのことでした。僕の住む倉渕と同じような景色ですが、また一味も二味も違った魅力があり、惚れ惚れしてしまうほど素晴らしい場所です。松島匠建さんは自社で山をお持ちで、その山を守りながら育った木を使用した家づくりをされています。

 

今回の山林伐採見学会では、松島さんの山で育った木を間伐されている様子を拝見させていただきました。初めに山を管理する松島さんと実際に伐採をする秋山林業さんが山を守ることのお話をしてくださいました。

 

自社で持つ山の木を間伐して、自社の家づくりに使うことは素晴らしいことですが、その背景には大変な苦労があることを知りました。それでも山を守り、林業を通して地域貢献をするという強い想いからこの取り組みを継続されていることがお話から伝わってきました。

 

この日に伐採する木は、過去に熊が爪で皮を剥いた形跡があるとのことでした。この爪跡がある場所から腐れが入り、この木は製品にならないことがあるそうです。伐採をされている秋山林業さんは、

「確かに腐れが入ってしまい、製品としては良材とは言えないけれども、木は先人達が大切に育ててくれた尊いものだから、山で仕事をする私たちの思いとすれば、いい木も悪い木も全てを有効に使ってほしいです」とお話をしていただきました。

 

僕もそうですが、どうしても綺麗なものが良いものと判断してしまうことがあります。極端に欠点があったり、後々に支障が出るようではいけませんが、見た目だけの問題で判断することは見直す必要があるように感じます。傷があるものは、その場所以外を上手に使えばいいだけの話です。

 

今回、やままつりのステージに使用した木材も、理由があって商品にならなかった木材です。僕達の手元に来たきっかけは、

「何でもいいから低価格で材料を入手したい」という思いからでしたが、今回の山林伐採見学会で山で働く方々の想いを知ることができたことで、このステージに使用した木材は、大自然からいただいた大切な資源で出来ていると胸をはってお披露目したいと思います。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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小さくて大きなこと

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

昨日は、中澤家の三男がお世話になっているこども園の運動会でした。少し寒さは感じられましたが清々しい秋晴れのもと行われた運動会でした。こうして子供たちのかけっこやお遊戯を安心して楽しむことが出来るのも、先生方やPTAの役員の方々が準備をしてくださったお陰ですので、感謝の気持ちでいっぱいです。

兄2人も通わせていただきましたので、かれこれ10年目の運動会です。倉渕町では、子育て世代の人口が減っている為に園児の人数が今では50人に満たなくなっています。それでも、よちよち歩きの子供から、来年には小学1年生になる子供まで、あんなに小さな体でも走ったり踊ったりして、大きな声で精一杯頑張っているのですからとてもたくましく感じます。

先生方が色々なアイデアを出してくださり、観覧している会場のお客さんを巻き込んだ借り物競争や園児全員と保護者と先生がみんなで輪になって踊る最後のプログラムは圧巻でした。

子供の人数が少なくても会場にいる人みんなが参加できるような運動会は、くらぶちこども園だからできることなのだと思います。先生方とPTA役員さんが大変な思いをされてつくりあげてくれた、このオリジナルな運動会はとても魅力的なものだと感じました。

運動会の後は、先月稲刈りを終えて自然乾燥していた稲を脱穀する作業をしました。倉渕町でも燃料を使用した米の機械乾燥が増えてきましたが、中澤家は天日干しをする自然乾燥を継続しています。

刈り取った稲を逆さまにすることで、稲にある栄養素が稲穂に下がってきます。その間に天日と秋の風によって、数週間乾燥するというのが、天日干し米の醍醐味です。人手と労力を使い大変な作業ではありますが、父親と母親が米作りをしてくれますので、中澤家は天日干しの米づくりを続けていられます。

乾燥した稲をお米になる前の籾(もみ)と藁(わら)に分ける作業が脱穀ですが、学級閉鎖中でサッカーに行けない長男が今年は手伝ってくれました。久々の田んぼ仕事でしたが、小学6年になれば機械の動かし方もわかりますので、僕の代わりに脱穀作業をしてくれます。

その分僕は手が空きましたので、片付けをしようと別の田んぼに向かうと藁を妻がまとめていました。

妻がまとめたこの藁は、酪農家さんが取りにきて牧場で使います。そしてその藁と引き換えに田んぼの肥やしになる牛糞を貰うという流れになるのですが、この循環の仕組みは本当に素晴らしいことだと思います。天日干しの米作りは確かに大変な作業ですが、やっていることの全てに無駄がなく、米づくりによって助け合いができることが素晴らしいことだと感じます。

みんなが頑張っていますので、僕と三男は稲が掛けてあった”はんで”という器具を片付けることにしました。三男は5歳なのでその辺で遊んでいるだけかと思いましたがとんでもありません。

「俺がこれ運ぶから、パパはあれを運んでくれ!」とせっせと働いているんです。しかも途中で投げ出すこともなく、文句も言わずにやっている姿に思わず感心してしまいます。

周りで見守ってくれている人がいて、足元をしっかり見ることが出来ていれば、小さな体でも、重たいパイプを持てますし、高い場所にも登ることができます。小さいから出来ないなんてことはないと思うんです。

中澤建設も群馬県高崎市の端にある小さな小さな工務店です。この小さな工務店にも、大きな夢はあるものです。僕は男女共学に憧れていましたので普通高校に行きました。その為建築の勉強を始めたのは専門学校に行ってからです。

建築の勉強をする中で、建築の面白さを知り「いつかこんなことが出来たらいいな」と夢のまた夢のようなものを思い描きました。

それから大工の修行を終えて中澤建設に入社し今に至ります。

学生の頃に夢に描いていたことが、とある出会いにより3年前に「どうしてもやりたいこと」になりました。中澤建設の恩人、大切なお仲間工務店さん、妻、父親にその事を話ました。大袈裟ではなく、小さな工務店には本当に大きなプロジェクトなんです。

寝ても覚めても、運転している時もその事ばかりを考えますし、どのように転がったとしても良いイメージしか浮かびません。そんな夢物語ですが、お話させていただいた皆さんが僕の話に真剣に耳を傾けてくださり、

「絶対出来るからやろう」と言っていただけたことに心が熱くなったことは今でも忘れません。そして、皆さんに見守っていただき、協力してもらえるからこそ実現できることだと思います。

まだまだクリアしなければいけない課題が残っていますので、実行に至るまでには少し時間が必要です。それでも絶対に実現するために全身全霊全速力で挑んで行こうと思います。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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時間の使い方が苦手

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

 

とても不思議な感覚ですが、年齢を増す毎に時間の流れが速く感じます。何も考えずに毎日を過ごしていた10代の頃もその時はその時で時間に対して感じることはあったと思いますが、今感じる時間の流れる速さには驚きます。

 

1週間を過ごしていて毎週木曜日になると

「やべっ!もう木曜か〜」と毎度感じてしまいます。週末に何かヤバイことがある訳ではありませんが、思っていたより早く訪れた週末への驚きから、ついつい「やべっ!」と感じてしまいます。

 

この週末ですが、妻、長男、次男が流行病に感染したことにより、出かけることもなく三男と家でゆっくり過ごすことになりました。夏はプールに顔をつけられませんでしたが、今はお風呂で潜り続けてみたり、

薪ストーブの囲いの上をスタスタと歩いてみたり、

あれほど補助輪を取ることを反対していたのに、自転車にスイスイ乗れるようになっていたりと僅かな期間で出来ることが多くなっていることに驚きました。この週末は、外出できませんでしたので、子供とゆっくり休日を過ごせましたが、なかなかこんな時間をとることが出来ないのが現実です。

まだまだ時間の使い方が上手くありませんが、これでも昔よりはよくなったと思います。能力がないのに出来もしない予定を詰め込んで、結局終わらないのでその後の予定に影響してしまうことはよくありました。そうすることでお約束した方に迷惑をかけてしまいますのでこれはあってはならないことです。能力がないことは今でも変わりませんが今はひとつひとつの予定に対して余裕を持つようにしました。

 

年齢を重ねますと地域の活動も増えてきます。現場作業とは別に家づくりに大切な勉強や企業理念に繋がる活動であれば参加させていただくように意識しています。こうなってきますと、日常でやることが増えてきますので、時間の使い方が苦手な僕の頭の中はアップアップになってしまいます。

 

ここで大事なことは、会社がやるべきことの選択と人を頼ること、人のチカラを借りることなんだと思います。自分1人では当然やりきれませんし、ひとつの小さな工務店には出来る業務は限られています。仮にやったとしても全てに100%の気持ちをいれられないのでしたら、家づくりを通してお客様を幸せに出来るはずがありません。

 

やると判断したことに対しては、どんなことでも魂を込めてやらなくてはいけません。そこで頼るべきは人のチカラだと思うんです。

自分に出来ることも、自分が与えられた時間にも限りがあるものです。自分自身が何事にも甘えずにやってみて、どうしても出来ない時には人に助けてもらうことが必要になります。

 

先日、修行中の松島くんに翌日に工事後のクリーニングが控えている現場の養生剥しをお願いしました。午前中までは業者さんが作業をしていますので、午後からの作業になります。

 

ちょうどこの日が、僕にとっても大切なお仲間ですが、松島君にとって心のより所とも言える唯一無二の工務店さんが数日後に完成見学会を迎える日でした。松島くんが

「是非とも会いに行きたい」と言っていましたので、休憩時間を割いて行くように伝えました。今の時代には少し厳しい言い方かも知れませんがこれは大切なことなんです。

 

結果的にお仲間工務店さんの現場から、作業する現場に戻る際に渋滞にはまり、現場に着いたのは17時くらいです。業務を早く終えて10日後に控えた試験の勉強もしなくてはいけません。現場の作業を早く進めたいところですが、業者さんも遅くまで作業をしているので、養生をはがすことが出来ない箇所があります。

 

松島君が帰宅した時は20時を過ぎていました。まだ現場作業を残してきたとのことでしたが、翌日の朝には清掃業者さんが入りますので、それまでに養生を剥がさなければいけません。その為、業者さんが作業する前の朝早くに行って残り作業をしてもらうことになりました。

 

もちろん松島君が悪いわけではありません。自分に出来ることを精一杯やったと思います。でもこれが、これから生きて行くべき現場なんです。自分の思った通りに現場が進むとは限りません。言葉にしなければ誰も助けてはくれません。松島君のお父さんも、共に学ばせていただいているお仲間工務店のみなさんも同じ思いを、もっともっと大変な体験をされています。

 

では、どうすればいいのか?

 

自分が効率良く動くしかありません。それでも出来なければ、言葉にして助けてもらうしかありません。協力業者さんに相談して作業に協力してもらうことも方法のひとつです。簡単に出来ることではありませんが、その為に経験を積む必要があると思います。

 

僕自身、まだまだその辺が上手く出来ないのですが、人に厳しく自分に甘いタイプの人間ですので、松島君に厳しく言いながら、自分に向けての活力にしたいと思っています。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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