こんばんわ!
中澤やすゆきです!
年末の大掃除🧹など、片付けの気持ちがONになりますと、モノの見え方も変わってきます。
僕が大切に保管していたものなのですが、いよいよ出番が来ましたので一旦家の廊下に置いておきますと、
「何これ?薪?」と嫁が言っています。
冬になりますと、中澤家の薪の消費が早いなんてものではありません。
給湯器がありませんので、お湯を沸かすにも薪。暖房も薪ストーブですので、部屋を温めるのも薪。嫁にとって目に映る木は全て薪になるようです。
「なんでも薪にしないでよ!
まあさ、見てなって」と僕がドヤ顔で言いますと、
「こんなところに置いておかないでよ」と呆れ顔です。
嫁の気持ちも分かります。
年末の大掃除をしていて、廊下にこれがありましたら、「なにこれ?」と思います。
この木だって、なかなかあるものではないんです。
端と端が同じ太さで、
そこそこまっすぐなものでも、
1メートルくらいの長さを見つけることも大変です。
ちなみにこれは、どんどん焼きでお馴染みの繭玉の木こと、
“やまぼうし“です。
この枝は、以前お客様のお店のパーテーションをした時の余りをとって置いたものです。
僕は素材そのものを活かすことが好きです。この自然な曲線も加工してつくることが出来ないから面白いんです。
なので、素材が活かされて、つくり手の思いの込められたこの場所に手を入れる事に少し抵抗がありました。
嫁と結婚をして、子供が生まれることをきっかけに同居生活が始まりました。
その時も空間はそのままに、洗濯室をつくり、キッチンを少しアレンジしました。その時に僕が知恵をしぼってつくったものです。
以前より嫁が、
「子供の顔が見えるところで、料理がしたい」
「子供がお手伝いしやすいキッチンがいい」
「素敵な食器を置く棚がほしい」
とずーっと言っていました。
先月、嫁の誕生日にケーキをつくった時に嫁の気持ちがよくわかりました。
この空間は、嫁の〜したいがどこにもないんですね。
お客様は、家族の幸せを思って家をつくるのだと思います。家をつくる僕が家族の幸せを考えることも大事なことです。
この空間は、そのままでも素晴らしい。
なので、最大限素材を活かして、これから自分達の思いを込めた新しい場所にリノベーションしたいと思います。
予定をさせていただいている工事もありますので、仕事の合間合間に行います。
その手初めとして、年末に2人の事務スペースに手を入れました。
「やっちゃんの脱ぎっぱなしの服が気になる」とのことでしたので、
こんな感じに。
階段を降りて最初に広がる景色もリニューアルです。
興味深々の嫁と三男も手伝ってくれましたが、傷だらけ💦
名誉の負傷ということで😊
僕達の思いを込めた場所にしますので、どうぞ楽しみにしていてください!!