こんばんわ!
中澤やすゆきです!
中澤家の子供たちは男子三兄弟です。僕は歳の離れた姉が2人の末っ子長男なので、昔から男兄弟には心底憧れました。しかし、実際に男兄弟の生活を目の当たりにすると憧れとは程遠く、呆れるくらいの小さな小競り合いが絶えません。
先日も宿題をしている次男にちょっかいをした三男が散々に怒られていました。仮に宝物を壊したとか、ゲームのデータを消したのでしたら怒られても仕方ありませんが、三男にしてみたらちょっとしたコミュニケーションのつもりだと思います。しかし、次男にしてみたら勉強の邪魔をされている訳ですから怒る気持ちもわかります。
これも家族という小さな社会で生活をするということなので、ヒートアップすれば止めますが、子供の成長には大切なことなのだと思いながら妻も僕も半分呆れながら様子を見ています。
そんな風に兄達を見て成長している三男なので最近では、ひらがなやカタカナが結構読めるようになってきました。今日も新聞のチラシを読みながら、
「ばあばりい」
「しえねる」
「るいびとん、ばあきん、いちじゅうせんまんじゅう、、、うわっ、たかっ」
と、寄りによって何ちゅうチラシを読んでるんだと妻と笑ってしまいましたが、僕達のことなど気にも触れずにひたすらチラシを読んでいます。
その他にも、テーブルの上を見ると事務仕事に欠かせないテプラで謎の暗号が打たれています。お馴染みのこどもが好きそうな言葉を使って適当に入力してあるだけだと思います。
紙の無駄使いは良くないことで、その事はきちんと伝えなくてはいけませんが、これは三男の成長で、文字や数字が読めるようになり興味を持ったことに夢中になれていることなので、僕は素晴らしいことだと思っています。その感情は大人になった時にも必ず生きてくると思うからです。
僕は数年前に自分の家づくりを見つめ直す機会がありました。それは、窓メーカーであるYKKさんが主催で行われたセミナーに参加したことがきっかけです。そのセミナーで講師をされていたのが、僕のそして中澤建設の恩人である吉田登志幸さんです。
吉田さんは、真っ暗闇をあっちに行ったりこっちに行ったりがただがむしゃらに走っている僕に1本の道を照らしてくださった方です。その道は、とても細い道ではありますが、中澤建設の特徴を最大限に活かした中澤建設らしい家づくりの道です。今思えば、他にもたくさんの道がありましたが、中澤建設を未来に残す道は吉田さんが照らしてくださった道しか無かったことを感じます。
その道を進むことが出来たお陰で、中澤建設の家づくりが高気密高断熱の高性能な住宅に変わることができました。そしてその性能を基本仕様にすることで、中澤建設でつくらせていただく新築住宅の全棟が高性能な住宅になります。高気密高断熱の家は住む人を健康で幸せにすることがわかってくると、新築に限らずに改修工事でも高性能な家を意識するようになります。
そんな時に中澤建設から車で3分のところにお住まいのお客様から相談をいただきました。その建物は、中澤建設が43年前に新築をさせていただいた建物です。お客様から、
「おじいちゃんが大切にしてきた家を新築と同じくらい快適に出来るのであれば残したい」
とお聞きして挑戦したのが、基礎と躯体だけを残して行った高性能住宅のスケルトンリノベーションです。
工事が終わった後に、吉田さんからご指導をいただきお客様の家の夏と冬の温度・湿度のデータをとり、そのデータをまとめて東京で行われている自立循環型住宅研究会という高性能な家づくりの勉強会で発表をする機会をいただきました。
その発表を今度は、forward to 1985 energy life が開催している1985アワードという全国の舞台で発表させていただくことになりました。その場所で、会場に来られていた新聞社の方とお会いできたことで、中澤建設の家づくりを新聞の記事にしていただきました。
それも一度ではなく2回に分けて載せていただきました。一回目は先月に新規事業について、
2回目は今月、スケルトンリノベーションについてと中澤建設が大切にしている”ヒトトキ”について載せていただきました。
記事を載せていただくにあたり、記者の方はわざわざ、倉渕までお越しくださり中澤建設が大切にしている家づくりのお話を聞いてくださいました。その時にボイスレコーダーで話の内容を録音することは大歓迎でしたが、写真の撮影はお断りさせていただきました。
何を俳優みたいなこと言ってるのと思われてしまいますが、そんな大層な理由ではありません。目も鼻も口も特徴的な僕の顔が新聞に出ても、有名サッカー選手やら偉大な教祖様やら、なんでんかんでんの社長やら、おいしいくらい皆様にイジられるだけですし、何より中澤建設の家づくりをしているのは、僕1人ではないからなのです。
中澤建設の社員はもちろんですが、修行中の松島くん、協力業者の皆さんの仕事と想いでつくられているのが、中澤建設の家づくりです。中澤家の三男が夢中になっているのと同じように、お客様の幸せを願い真剣に夢中に仕事している皆さんの顔を是非とも載せてほしいと思いました。
そんな無理なお願いを叶えてくださり、中澤建設の家づくりを素敵な記事にしてくださった新建新聞社の森さんには感謝しております。
そして、こうして記事にしてもらえたのも中澤建設が家づくりをさせていただいているお客様がいらっしゃるからこそだと感じております。お客様の幸せを願う家づくりも、お客様がわたしたちの仕事を理解してくださり、つくり手の幸せを想ってもらっているからだと思います。
このような機会をいただけたことで、今、中澤建設の家づくりが出来ていることは関わりのある全ての方々のお陰だと改めて感じることができました。
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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。
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