こんばんわ!
中澤やすゆきです!

僕の職場は、
自宅から徒歩1分のところに
作業場と事務所があります。

ですが、そこにはパソコン環境はありませんので、
自宅にも事務スペースがあります。

かつては、僕の部屋だったのですが、
嫁が仕事を手伝ってくれることに
なった時に、
「この部屋は大好きだけど、 

 薄暗くて、新種の虫が出てきそうだから、

 雰囲気変えたいよね」
と言われ、
泣く泣くイメージチェンジをすることになりました。
そこには、僕が大工の修行中につくった

思い出のベッドがありました。

畳に寝そべるのが好きで、
それがベッドになったら気持ちいいな

という思いから、このベッドを考えました。

“畳ベッドのある寝室”
は、実際に今、お客様にご提案させていただく

オススメのプランです。
この原点とも言えるベッド。
これだけはどうか残したい、という
つくり手の考えでしたが、
「素敵だけど、

 この部屋には必要ないんじゃないの笑。
 ここ事務スペースだしね。
 そもそも、わたしはこのベッドに
 何回すねをぶつけたかわからないんだよ。」
と言うことで、
少し前に、泣く泣く愛情をもって
取り壊しをしました。

骨組みでもある木は、
思い出に浸りながら壊し、
中澤家の燃料として活用しました。
肝心の畳ですが、処分するしかありません。
僕が大工を始めてからでも、
畳の需要は少しずつ減って行くのを感じます。
日本特有の床材でもあり、
あの香りと寝心地の良さは、
代わりのないものだと感じます。
ベビーベッドにも使われていることを考えると、

赤ちゃんにとっても
気持ちのいいものなんですね。

「こうやって、畳は少しずつ減っていくのかなぁ」

と眺めながら、
ふと思いついたことがありました。
処分を考えていた畳ですが、
解体してみることにしました。

初めて、ばらしてみる畳ですが、
複雑に縫ってある為、
糸が中々取れません💦
このようにしてみると

改めて、

畳屋さんの技術と

しっかりとつくられている、

ということが、

よくわかりました。

解体した畳表をもって、
2人の職人さんに相談にいきました。
畳が生まれ変わる姿、
第二の人生を、
またお伝えしたいと思います。