こんばんわ!
中澤やすゆきです!
昨日は、半日ほど業務を休ませていただき消防団活動を行いました。消防団と聞くと色々なイメージをお持ちの方がいらっしゃると思います。今年で入団して15年になりますが、僕も入る前は、お酒をたくさん呑んで、騒いでいるイメージが強かったことを覚えています。
以前友人の家づくりをさせていただいた時に、友人の奥様より、
「やっちゃん消防団やってるんだ。へ~~^_^」と何か意味深な笑みを浮かべられたことがあります。
イメージとはその人が様々な情報から思い浮かべる想像だと思います。実際にどうかなんてことは、その場所に行ってみないとわからないことです。消防団はボランティアとはいえ、色々な職業の方々が様々な意識で活動していることなので、多種多様な見え方になるのかもしれません。
翌日、つまり本日、くらぶちでは”高崎HANABIコンクール”という若手花火師の全国大会が行われました。空気が乾燥したこの時期に花火を行うことは、火災のリスクを考えると大変危険です。今年で5回目の開催ですが、数年前の花火大会では小規模な野火火災が発生したこともありました。
大会当日には、消防署の方々と消防団の方々も待機はしますが、火災が起こらないことが望ましいです。その対策として、前日に近隣で火が燃え移りそうな場所に水撒きを行なうのが昨日の消防団活動です。
僕の分団は、防災ヘリが撒く水の補充を行いました。大きなヘリコプターの登場に興奮してじっくり見たいところですがそうはいきません。群馬県に一台の防災救助ヘリになりますので、いつどこで必要とされ出動になるかわかりません。緊張感のある中で、出来る限り最速でヘリに水を送ります。
ヘリによる水撒きは2回ほど行われました。その後は、会場で既に水撒き放水をしている他の分団のお手伝いをさせていただきました。火が燃え移る恐れのある竹林に放水するのですが、水が通るホースはとても重く、場所を少し移動する時もみんなで力を合わせないと動きません。
足元を選ぶことはできませんので、みんな泥だらけになり、風向き次第では水も返ってくる為濡れますので、冬季には非常に過酷な作業です。
ちなみに僕が写真を撮れているのはサボっている訳ではありません。僕は、水を送る機械を操作する役割があります。なので、操作に集中しながら皆さんの勇姿を記録することができたということです。
無事に水撒きを完了して、消防車両を置いておく詰所に戻ったのは夕方です。汚れたホースは、綺麗に洗い天日干しで乾かしてから消防車両に積み込みます。これは、次に使う時の為の準備です。
次に使う時というのは、起こってはいけない火災かもしれません。今回行った水撒きは、花火大会で火災が発生しない為に行いましたが、実際に火災が発生してしまった時の訓練にもなります。そしてその訓練は、地域に住む方々に少しでも安心してもらえる為に行っていることでもあるんじゃないかと思うんです。
これが、今僕が仲間の皆さんと行っている消防団活動です。消防団の皆さんは、お酒を呑まれる方もたくさんいます。もちろん僕もその1人です。昔はわかりませんが、今はお酒を呑まない人だっていますし、仕事最優先で無理なく地域を守る活動をしています。
消防団の活動に良くも悪くも様々なイメージがあるのも、この活動が見えない世界、知らない世界だからなのだと思います。そしてこれは家づくりも同じことが言えるのかもしれません。
今、高崎市で屋根の改修工事を行なっています。地域の保育所やたくさんの方々に美味しいお米を配達されているお米屋さんの店舗です。屋根改修ということもあり、雨漏りして機械が動かなくなってしまったら、こども達にお米をお届け出来なくなってしまいますので、天気と作業スピードがとても重要になります。
作業に必要な足場の設置も隣地との境界が狭い為にお隣の敷地をお借りして、道路の一部に使用許可をとらないと掛けられない状況です。小学生や中学生の通学路にもなっており、歩行者や車の通行を考えると1日でも早い工事の完了が望ましいことです。
最善の工事を安全に行う為に、足場にメッシュシートを張ることで、この中でどんな人がどんな仕事をしているのかは見ることができません。それは安全管理をしている建設現場では当然のことですが、ならば別の方法でその中身を伝えればよいと思います。
そこでSNSを通じたブログや現場日誌を発信することが大切になってくるのだと思います。妻が何年も前から発信してくれている”嫁あゆみ”の投稿のお陰で先日嬉しい再会を果たす事ができました。
今から1年10ヶ月前に、倉渕中学校の生徒さん2人が、職場体験に来てくれました。その内の1人は、生まれも育ちも倉渕町の生徒さん。もう1人は、山村留学でくらぶち英語村で生活している生徒さんでした。基本的には、英語村の生徒さんは毎年入れ替わりますので、1年だけ倉渕で生活をします。
中澤建設に来てくれた太郎君も昨年度まで倉渕中学校に在籍し、職場体験の課外授業があったから中澤建設に来てくれて出会うことができました。
英語村にくる子供たちは、全国から集まってきます。そんな中で太郎君が高崎の出身だということは知っていました。でも高崎市のどの町に住んでいるのかは知らなかったのですが、先日嫁が屋根改修の現場をインスタで投稿したところ、
「僕の家から見えます」
とメッセージをくれたのです。そしてその翌日、学校終わりになんと現場に遊びに来てくれたんです。誘わないと来てくれないかと思っていましたが、来てくれるのですから嬉しいです。
松島君は初めて会いましたが、親父も原田さんも会った瞬間に顔を見るなり笑顔が溢れます。卒業間近の太郎君は、受験のことや部活のこと、学校のことなど色々なことを楽しそうに僕たちに話してくれました。ひとまわりもふたまわりも成長しているけど、あの頃と変わらない真っ直ぐで素直な太郎君のままです。
職場体験は2日間の課外授業でしたが、それだけでは終わらずに、こんな風に繋がれることはとても喜ばしいことです。太郎君とはSNSで繋がることが出来ましたし、再会させてくれた妻の投稿に感謝しかありません。
SNSは、人と人を繋げる、見えないものを見えるものに変えてしまう魔法のように感じます。
こんなに素晴らしい出来事が起こるのですから、これからも中澤建設のありのままの姿を妻と協力して発信していきたいと思います。
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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。
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