言葉

こんばんわ!
中澤やすゆきです!

忘れられない言葉ってありますよね。
大工の修行時代ですが、
親方に週5日くらい

夕食に誘ってもらう時期がありました。
ほぼ、毎日のことでしたので、
ローテーションもしっかり組まれていて、

お寿司屋さん→小料理屋さん→

ラーメン屋さん→焼き鳥屋さんと

お酒の好きな親方でしたので、
仕事の後は、
「行くぞ!」の一言で、
夜の街にお供させていただいていました。

ある夜、お寿司屋さんでのことです。
いつもように気持ちよく酔っ払っている親方と

僕(やす)にマスターが

ナスの漬物を出してくれました。
当時、僕はナスの漬物が苦手で
食べられませんでした💦
そのことを知っていた親方は、
笑いを堪えながら、
「マスターねぇ、

 やすはナスの漬物が大好きなんだよ笑 

 なっ、なす」と。
僕のことをナスと呼んでしまい、
何とも言えない空気感です。
それを察した親方が
「やすなぁ、

 間違げぇと気違げぇは
 紙一重なんだぞ!」と。

「そうですね」なんて言ったら、
怒られそうでしたので、
「はい」と一言。

忘れられない言葉になりました。

15.6年前の親方とやす 

先日もこんなことがありました。
日頃より様々なことでお世話になっていて、

勉強会などでは、
実体験やたくさんの経験を
お話ししてくださる、
先輩夫婦工務店の社長様。

その社長様が
とある投稿の中で、
同業者のお仲間の皆さんに
お伝えしてくださった言葉に
とても心を打たれました。

インテリアを学びたいと 

漠然と思っていた学生時代から、
建築に携わるようになって、
今年で20年になります。
学べば、学ぶほど、
やれば、やるほど、
家づくりを、好きになり、
楽しさも難しさも感じますが
ご縁があって巡り逢えたお客様に
喜んでいただけるように
日々、家づくりと向き合っています。

しかし、この言葉は、
今まで考えることが出来ず、
伝えて貰わなければ、
気付くことの出来ない言葉でした。

「建築を、通じて何がしたいのか。」

頭から離れず、まだ答えも見つかっておりません。
けれど、今の自分に絶対必要であることは

間違いありません。
その答えを見つけるために、
毎晩、ペンを握り、
過去を振り返りながら、
自分にとっての建築を
ひたすら考えています。
大好きな家づくりを 

これからもずっと続けていくために。
忘れられない言葉になりました。