四字熟語

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先日、帰宅すると次男が国語辞書を開いて短冊になにやら書いていました。僕の中では、短冊に何か書く時といったら七夕を思い浮かべますが、それにしては時期がまだ早いので次男に聞いてみると、

来週の日曜日に近所の諏訪神社で行われるお祭りのお飾りになる短冊を書いているということでした。

「ママに四字熟語を書いてって言われたんだ」と鮮やかな色合いの短冊に難しい漢字を並べています。

妻から

「あたしもめっちゃ書いたから、やっちゃんも書いてね」と僕にも要請がありましたので、ペンを握りながら何て書こうかと考えていると、妻が書いた短冊が目に入りました。

「いやいや、四字熟語じゃなくていいんかい」と思わずツッコんでしまいましたが、中澤家のみんなも様々な漢字を書いていました。

お祭りのお飾りに文字を書くということがどんな習わしかわかりませんが、七夕の短冊に願い事を書くように、心の中で思っていることを書き、気持ちを整理しているのかもしれません。

先日の金曜日は、工務店、建材流通業のお仲間の皆さんと定期的に開催される集まりに参加させていただきました。この会は”利根ヨットスクール”という名のもとに集まった6人で意見交換をする場所になっています。

今回は高崎開催ということで、僕が幹事をやらせていただきました。ミシュラン審査員並の味覚をお持ちの皆さんをご案内するにあたり、おすすめしたいお料理屋さんはいくつかありましたが、やはり僕の大親友が作る料理を食べていただきたいと思いアルカロカさんをご案内させていただきました。

いつ来ても変わらない美味しく美しい料理と素晴らしいサービスは、業種は違いますが学ぶことばかりだと感じます。

写真を見て気になる方もいらっしゃるかと思いますが、かしこまった奴が1人います。これは、お笑いの賞レース帰りの芸人ではなく、次期選挙の活動をしている人でもありません。僕です。

実はこの日が、地元商工会青年部の総会と懇親会が行われる日でした。利根ヨットスクールの日程は1月に決まっていましたので、先に決定していた方を優先する必要があります。商工会青年部の行事も大切ですので、事情をお話させていただき総会だけ出席し利根ヨットスクールに参加させていただくことにしました。

着替えることも考えましたが、違和感だらけのスーツ姿とは言え、僕にとってはありのままの姿になりますのでそのままの姿でお伺いさせていただきましたのでこのような格好になっています。

この日は、若き2人のお仲間が近況報告をしてくださいました。この会では、建築施工などの技術的なお話はしませんし、断熱・気密・耐震などの住宅性能の話も一切交わされません。

人として生きることで大切な想いを語り合う場所だと僕は感じています。その想いは、毎日の行動に繋がり、家族を幸せにすることに繋がり、お客様の幸せを想う家づくりに繋がることになります。

それが僕にはとても大切な学びになりますので、この会に参加させていただけることに心から感謝しています。

丸山工務店の丸山さんと中澤建設で修行中の松島君が前回の開催からまだ2ヶ月程しか経過していない中で様々な心境と行動の変化を発表してくれました。普通に考えれば2ヶ月の間に気持ちと行動を変えることなんて簡単に出来ないことですが、お2人は大きな変化をしていました。

それぞれ仕事内容も環境も違いますので、変化に大小はありますが大切なのは変化をすることはもちろんですが、変わる必要があることに気が付けることだと思います。そのことを教えてくださるのが、お仲間の先輩工務店さんである田村工業の田村さんです。いつどんな時も変わらずに熱い想いを伝えてくださいます。

松島君は中澤建設で修行中ということもあり、田村さんのお言葉を借りながら、僕も厳しい言葉を伝えさせていただきました。松島君には苦い言葉で悔しい思いをしたと思います。

誰にでも言えることだと思いますが、皆んな若い頃には散々怒られた日々を送ってきました。僕の時代も言葉の前にゲンコツが飛んできましたし、道具が飛んできた人だってたくさんいると思います。

厳しい言葉が嬉しい人なんていませんし、誰だって

悔しくて、悔しくて堪らない思いをしてきました。それが嫌だから、必死になって一生懸命に仕事をして、仕事を覚える努力をして、自分を変える努力をしたのだと思います。

ここで思うのは、そんなことを言っている僕自身が今どれだけ変化し成長というカタチで変わることができているのかということです。若いお2人の状況を聞いているだけではダメで、お2人のとてつもない勢いに負けないように、お世話になっている方々にアドバイスをいただきながら進んでいかなくてはいけません。

利根ヨットスクールは厳しいだけではありません。厳しさに負けないくらいの楽しさとお仲間のことを想う喜びのある場所なんです。その中の厳しさが、今は辛く感じてしまうかもしれませんが、10年後か20年後に、

「あの時があって良かった」

と思える日が必ずきます。その時に、この場所とこの時間を大切だったと感じられるように、僕自身も毎日を一生懸命に過ごしたいと思います。