目線

こんばんわ!
中澤やすゆきです!

収穫の秋の一大イベントでもあり、
お米づくりの最終工程、
脱穀(だっこく)と
籾摺り(もみすり)を行いました。

みんなで手分けして行います!

子ども達が大活躍だったので、嫁はカメラマンでした!

僕の住んでる倉渕では、
刈り取った稲を

はんで を使って
乾燥させる風景が
秋の風物詩となっています。

倉渕名物はんでぇ米です!

みんなで手分けをして、
自分の役割を全うする子供たち。
とっても頼もしいですね。

真剣にお手伝いをしています!

ふと、機械から出てくるお米を

ジッと見ていたので、

どうしたのかなと思い

聞いてみますと、
「今、僕が触ってるお米は
 家族の、誰がいつ食べるのかね。
 印を付けたら食べるとき気付くかね」
と返事が返ってきました。

面白いことを考えるんだなぁと思いました。
印をつけて、みんなで気にしていれば
わかるかもしれませんね(^。^)

このお米を誰が食べるのかなぁ〜♫


子供の目線に合わせてみると
なかなか気付けないことが見えてくるんですね。

先日、天井の改修工事に伺いました。
とってもお元気で、
仲の良いご夫婦のお宅でした。

ステキな後ろ姿です✨

朝伺いますと、

「遠いところから、

 わざわざ来ていただき

 本当に助かります。」
ご丁寧にそんな風に言っていただけると

嬉しいですね。

工事は、雨漏りした天井の改修です。
気になったのは、
竿縁(さおぶち)でした。
近くでよく見ると、

かどに花柄の紙が貼ってありました。
お客様に聞いてみますと、
「私たちの要望ではなくて、
 家を建ててくれた大工さんが、
 工夫してつくってくれたんですよ。
 いいでしょ〜」

と、とても嬉しそうにおっしゃっていました。

矢印の部分に花柄の紙が貼ってありました

職人さんのこだわりがカタチになること、

それをいつまでも喜んでいただける

お客様がいること。

ものづくりだからこそ出来ること

だと感じます。

そんなこだわりの竿縁は、

もちろん残すことにしました。

休憩時間にお茶を出していただき、
スポーツが大好きだったことや
お孫さんとのキャッチボールのお話、
子供の頃体験した戦争のお話など
お客様の色々なお話を聞かせて頂きました。
お話の途中にこんなことをおっしゃっていました。
「皆さん、お若くて身も軽くて
 本当に羨ましい限りですよ!
 わたしにも、皆さんのような
 時代があったんですよ笑
 でも、今は駄目ですね〜
 年寄りは嫌になっちゃいますよ。」
 と。

とんでもありません。

人生の半分も生きていない、

人生経験がまだまだな僕たちに、

朝からずっと敬語で

ご丁寧に接していただき、

同じ目線で、お話をしてくださいました。

何歳になっても、

どんな人に対しても、

敬う気持ちを大切にしたいと思いました。

お客様とご一緒した休憩時間に

こんな風な人になりたいなと思える

素敵なヒトトキを過ごしました。