こんばんわ!
中澤やすゆきです!

毎日必ず触れるものってありますよね。
僕でいいますと、
歯ブラシやお箸と同じように
毎日、木に触れているなぁと感じます。
大工ですので

当たり前のことかもしれませんが、

そんな日常の中にある木には命がある。

という事を

改めて感じる出来事がありました。

はじまりは、昨年末にいただいた
一本の電話でした。
ご相談いただきましたのは、
前橋市の吉田栗園🌰さん。
栗畑に大きな木🌳があるのですが、
お隣の土地に家が建つことになり、
枝や葉が落ちて

迷惑をかけてしまうかもしれないので、

その前に木を伐採して欲しいというご依頼でした。

その木は、樹齢150年以上の
大きなケヤキの木でした。

広い畑に立っている木なのですが、
周りには家もあり、
簡単な伐採作業ではありません。

そこで、

木の幹や枝葉を

専門で収集運搬している先輩に相談してみました。

後日2人で現場へ行き、

状況を確認してもらいました。

少し難しい表情でしたが、

頼りになる先輩からの
「まかせろ!」の一言。

それから2ヶ月たった先日、
吉田栗園さんの畑で、
スペシャルチームによる伐採作業が行われました。

命の宿る木を切ることと
作業の安全祈願の為、
まずは、神主さんにお祓いをしていただきました。

そして作業がはじまります。
根本から切るのではなく、
一番高いところから木を切るのは
空師さん。

自由に空を駆け回るように見えます。

クレーン車で吊りながら少しずつ切り、

地上では降りてきた枝を小さく刻む作業。

そして、その枝を大きな箱を乗せたトラックに

積み込みます。

誰か1人でも欠けると成せない技の連携作業。

初めて知る伐採の世界に、
言葉では表せない気持ちになりました。

「ご先祖様が大切にしてきた木を
 ただ切って処分する気持ちになれないんですよ。」とお客様からご相談いただいた時にお聞きしました。

吉田栗園さんの息子さんは、
空風珈琲焙煎所さん。

2年前に中澤建設でつくらせていただいたお店です。
「息子のお店にあるケヤキの梁も
 きっと、どなたかが大切にしてい
 たものだと思うんです。
 なので、このケヤキも 
 いつかどこかで生きてほしいなと
 思うんです。

 なので、中澤さんにお願いしようと思いました。」 と教えて頂きました。

木が生きているって、こういうことなんだと思います。

10年先か20年先になるかわかりませんが、

お預かりしたこのケヤキの木が
新たに生きる日が来ます。
その時に、この木に込められた
吉田栗園さんの思いを届けることが
中澤建設の使命なのだと感じました。