一週間

こんばんわ!
中澤やすゆきです!

僕は、大工の修行を5年間、
親方の下でお世話になりました。
今思い出すと、

厳しい修行に逃げ出したいと思ったことは

何度もありましたが、

本当に貴重な経験させたもらったと感じています。
親方からは色々な事を教わりました。

親方
「やすなぁ、大工の世界じゃ
 七・五・三は、めでたい数学なんだ。
 それでなあ、理由もあるから、
 しっかり覚えてとけ」

と教えてもらったことがあります。
親方
「まずは三だ。
 天と地、そして、
 てめえ(自分)自身だ。」

(なんだかカッコいいなぁ)

親方
「次に五だ。
 東西南北とてめえ(自分)自身だ。」

(おおぉ)

親方
「そして七だ。
 七はなぁ、一週間だ!!!」

到底予想していなかった
オチに対して、

言葉の出ない僕。
余計なことを言えば、

とんでくるのはゲンコツ。
どうしていいかわからない僕に
親方が、
「なんか言いたそうだな笑。
 だけどなぁ、

 それくらい大事ってことなんだ」

と、話してくれました。

親方に教えてもらった

「一週間」

最近になって、 

過ぎていくのがとても早く感じます。
先日長男から
「ずっと帰り遅いよね。
 なんかさぁ、

 たまには早く帰ってきて欲しいな」

って言われちゃいました。

そういえばここのところ、
仕事ばかりやっていたように感じます。
時間と心に余裕がないことが
子供に伝わったんだと思います。
なので、仕事を定時で終わりにして、
家族で散歩にいきました。

ただの散歩でしたが、
学校であった話を聞いたり、
歌ったり、久しぶりに会った
近所のおばあちゃんと話したり、
最近感じていない気持ちに、
心がリフレッシュできるようでした。

家に帰ってからも、
ゲームしたり、

プラモデルを作ったり、

もっとも苦手な足の裏くすぐり我慢大会したり、
普段出来なかった時間の中には
普段見られないような
嫁と子供たちの笑顔がありました。

仕事をしっかりする為に、
しっかりと休息をとること、

とても大切に感じます。

「忙しくするのも自分、

 暇にするのも自分。」
こんなことを聞いたことがあります。

もう一週間が終わりと思わず、
いい一週間だったなぁって
時間を大切に思えるように過ごしたいと思います。