節約術

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

家づくりの完成間近になりますと1日に様々な業者さんが現場に入ってくれます。様々な業者さんが仕事をするということは、多種多様な資材が使われ、その資材のゴミはかなりの量になります。しかしこれは仕方のないことなので、少しでもゴミを減らせるように取り組みをしています。

壁の中に充填する羊毛断熱材ですが、現場に搬入される時には、半透明なビニール袋に梱包されています。この袋は羊毛断熱材が圧縮されて梱包されていましたので、とても強固な素材なので簡単に破れたりしません。袋をカッターで切ってしまえば、その瞬間にビニールのゴミになってしまいますが、袋はそのままに中身の羊毛断熱材だけを抜き取ることで、ひとつの袋が出来ます。

市販で売っている透明なゴミ袋よりもしっかりしていますので、そのまま現場のゴミ袋として活用することができます。

「ゴミ袋1枚くらい」と思われるかもしれませんがそれが違うんです。

伊勢崎市の新築工事では羊毛断熱材を63束使用しましたので、63枚のゴミ袋を用意出来たことになります。ゴミ袋の金額にしてみたら大金ではありませんが、その分のゴミを減らせたことも考えると大きな節約になることを感じます。羊毛断熱材もセーターやカーペットに使用できない羊毛のゴミから作られた断熱材です。断熱材もエコロジーで、それが梱包されていた袋も再利用できたら、こんなに素晴らしいことは無いように感じます。

先日、お客様のご自宅にお打ち合わせに伺いました。お邪魔する時はいつでも早々に、

「お疲れ様です。とりあえず一杯飲んで一息ついてください」とコーヒーやジュースなど、季節に合った飲み物をだしてくださいます。お伺いしたこの日も

「中澤さん、今日はこれを飲んでみて😊」と

奥様が出してくださったものをみて、いつでも飛び出そうな目玉ですが、本当に飛び出るほど驚きました。

思わず「これはなんですか?」とお聞きしましたところ、テレビや写真で見た事のあるココナッツだと教えていただきました。顔だけで言えばココナッツと相性は抜群に合いますが、手にするのは生まれて初めてです。

本物のココナッツを目の前にし少し緊張気味に、

「これが有名なココナッツジュースですか」と知ったようなことを言いますと、

「みんな勘違いしてるけど、これはジュースじゃなくて、ココナッツ水なんですよ笑。フィリピンの水は美味しくないから、みんなこれを水替わりに飲んでいるんですよ。」と奥様が教えてくれます。

初めて飲むココナッツ水は、程良く甘さがあり、とてもさっぱりとした口あたりで美味しいです。味わいながら、お打ち合わせをしていますとココナッツ水をあっと言う間に飲み干してしまいました。すると水のないココナッツの実を奥様が割ってくれました。

その中には白い身があってそれをスプーンで取ってくださり、

「食べてみて😊」と言っていただきました。一口に食べてみますと、

「うーん、美味しいとも何とも言えない味ですね」と思わず言ってしまいました。

お施主様のご主人も、

「美味しいもんじゃないから、無理して食べなくていいですよ」と言ってくださいましたが、お話をお聞きするとココナッツ水と胚乳という身はものすごく栄養価が高いとのことです。奥様も

「この水飲んで、身を食べてたら病気なんか絶対しないんですよ。」とおっしゃっておりせっかくの経験なので、味わいながらしっかり完食させていただきました。 

お客様に詳しくお聞きしますと、このココナッツは水として飲めて、胚乳も食べられるし、搾ればココナッツミルクや肌に付けるボディーオイルも取れるそうです。身を取った殻は植木鉢になり、殻の周りについた外果皮、中果皮は壁土に混ぜて家の壁に塗ることで、断熱効果があるそうです。

ヤシの葉は家の屋根に使い、幹は家の躯体に使える、ということはゴミが出ない無駄のない優れた植物だという事です。おそらく全くゴミが出ないわけではないと思いますが、足の先から頭のてっぺんまで、これだけ様々な活用方法がある木は僕が知る限り他にはありません。

今日は、けやきウォーク前橋で行わる「SDGsデイズ」に Forward to 1985 energy life 群馬支部としてイベントに出展してきました。

会場で行ったのは、住宅の省エネルギーに関係する射的ゲームです。このゲームでは、無理せず、かしこく家庭で出来る省エネルギーを知っていただきながら楽しむことが出来ます。小さなお子様でも簡単に出来ますが、内容はとても奥が深く大人でも真剣に考えないとクリア出来ません。

会場では、

「これも省エネになるんだぁ」

「これよりもこっちのほうが効果あるんだね」

「これは、お家に帰ってすぐに出来るね」

と参加された皆様の様々なお声をきくことができましました。 

生活環境によって出来ること、出来ないことはもちろん違うと思います。ヤシの木も日本の風土には合っていませんし、日本にある木で同じようなことをすることはできません。しかし、知るということはとても大事なことだと思います。知っていることによって意識は必ず変わるのもです。

仕事や活動を通して、自分に出来ることを一度整理して、家づくりのプロとして省エネの手法をお伝えしていきたいと思います。