被写体

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

カメラを向けられて「はい、チーズ」と言われれば、僕は自然にピースサインが出てしまいます。いつ、だれに教えてもらったことなのかは分かりませんが、余程落ち込んでいなければどんな状況でもピースサインをすると思います。

これはきっと僕だけに言えることではないと思います。「はい、チーズ」とカメラのレンズが向けば、個性を活かした様々なポーズで被写体になると思います。

そして大事になってくるのが写り方です。ずっと残るものなので、写真写りが少しでも良くなるように、瞬きの瞬間になることを避け少しくらい目が乾いてもしっかりとまぶたを開かなければいけません。

僕の母親世代の集合写真を見ると皆さん軒並み斜め45°、顎はしっかりと引いて、笑顔というよりは真顔で被写体になられています。

僕がまだ若かった頃に、なぜこのようにポーズをするのかと母に聞いたことがあるのですが、なにも応えてもらえなかったことを覚えています。

今になって自分がなんて野暮なことを聞いてしまったのかと思います。美しい姿を写真に残したいという気持ちは、いつの時代でも変わらないことを感じます。

先日も倉渕の山道を車で移動していると、まさに今見頃を迎えた紅葉の景色が目に入りました。思わず車を停めて、写真を撮ったのですが本物の素晴らしさを写真におさめることが本当に難しいことを感じました。

もちろん写真だって綺麗な景色が撮れているのですが、リアルでしか感じられないその場の空気、360°の臨場感に勝るものは無いように感じます。

先日、お仲間工務店さんが新築されたご自宅を見学させていただきました。太陽と上手に暮らすことを大切にされている工務店さんの家は、外観からもその様子か伝わってきます。「道草の家」と名付けられたように、玄関ドアを開けた瞬間についついフラッと寄っていきたくなるよう空間はお仲間工務店さんしかつくり出せない特別な場所だと感じることができました。

見学させていただくにあたり、もう一つ大きな目的がありました。それは、一緒に見学
に伺ったお仲間工務店さんと建材流通業者さんとご新築のお祝いの品をお届けしようということでした。

お相手に必要なモノを聞いてお渡しするのもひとつの方法ですが、それではサプライズプレゼントになりませんので、何をお渡しすることがよいのかをみんなで話し合いました。

「何をプレゼントしたら喜んでもらえるのか?」と悩みましたが、相手の喜んでいる様子を想像することは、お客様の家づくりをしている時と同じものだと感じます。そして、想いを込めた手づくりがわたし達らしいとなり、製作がスタートしました。

材料の準備が完了し組み立てる時は、お渡しする工務店さん以外の5人で集まり、夜な夜な作業を行いました。一点もので他に変えがない緊張感の中、組み立ての最終段階で僕の目の前に素晴らし過ぎる景色が映りましたので、作業中でしたが思わず写真をとってしまいました。

これは緊張からの表情ではありません。家づくりと一緒で、大切な人に想いを込めたものづくりをしている時の表情です。皆さんとお話をする中で、ということが家づくりに最も重要なキーワードであるという会話になりました。もちろん僕もそう思います。は大切で、僕にとっても家づくりでも生きる上でも最重要事項であると思います。

しかし、”笑”が重要であるということの大前提に、ものづくりに対してどんな時でも真剣に向き合えているかが大切なんです。プレゼントを手づくりに決めたこと、製作する現場での皆さんが取り組む姿勢からそのことを教えていただきました。