リアクション

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家は、

ひとつ屋根の下で

三世代が過ごしている

拡大家族です。

ひとりひとりが気を使いながらも、

明るく、

仲良く暮らしていると思います。

ある日、

母親に用事があったので、

探していますと、

「お母さん居ないよ。

お髪行ったよ🦱」と

嫁に言われました。

同居して、10年経ちますが、

今となっては、嫁と母親は

その日の予定や出来事などを

お互いに伝え合っています。

それでいて、干渉し過ぎないので、

とても良い関係性で

いるのだと思います。

どこに行ったかわからない?

よりも、

家族の誰かが、

居場所を把握していれば、

安心しますので、とても有り難いですね。

家にいる時間の少ない僕だけ、

知らないことなども、

よくあったりするくらいです😅

夕方に家に戻りますと、

「お母さん、帰って来たよ。

アレ、早く言ったほうがいいよ笑

お父さんは、さっき言ってたよ!」

と、嫁から言われました。

嫁の言うアレとは、

僕の家では、昔から、

母親が美容室に行った後に、

「きれいになってきたんだね。」

と一言、伝える風習があります。

小さな頃から、

父親が言っているのを見てきて、

いつからか、僕も言うようになりました。

嫁が

少し面白がっているようにも

感じますが、

「アレを言うことは、

絶対に良いことだよ!

お母さん、嬉しいよ!」

と、毎回、僕の背中を押します。

わざとらしく聞こえないかなと

思いますが、

母親はニンマリ笑顔で喜ぶので、

今も必ず、伝え続けています。

田舎のお母さんタイプなので、

秋になりますと、

十五夜や十三夜に

おまんじゅうを作ったり、

収穫したこんにゃく芋を使って、

手作りこんにゃくを

作ったりします。

もちろん美味しいので、

食べた時に、

「うまい、うまい。」

と父も僕も普通の反応をすると

嫁が首を傾げます。

少ししてから、

外で作業してますと、

家の中から、

「何これ〜、

めっちゃ美味しい!!

えっ!!

お母さん、こんなに美味しいの

一生食べていられますよ!!」

と三軒先の家まで聞こえるんじゃないかと思うくらいの声で、

嫁の食レポが聞こえてきました。

さすがですね笑

少し大袈裟ですが、

決してお世辞じゃないですし、

これだけ言われたら、

つくり手は嬉しいものです。

僕自身、つくる立場ばかりかと

思っていましたが、

こうして考えてみますと、

色々なことに、反応して、

リアクションすることが

あることに気がつきます。

つくってくれた人の気持ちを考えたり、

教えてくれた人の気持ちを考えて、

素直な気持ちで応えること、

大切なことですね😊



階段

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

今、工事をしております、

みなかみ町の現場では、

大工工事も大詰めに

なってきました。

僕は、

現場と作業場を行き来しながら

階段の製作をしています。





以前、ブログでも書いたのですが、

1階と2階の架け橋となる階段、

これが繋がる瞬間がたまらなく、

気持ちが良くて、

階段づくりは、好きな仕事のひとつなんです。

階段づくりは、

木を削ることから始まり、

作業場で下ごしらえをしてから、

現場で組み立てます。

作業工程が多い上に、僕は

仕事が早い方ではありませんので、

時間がかかってしまいます💦

より多くの経験を積むことが大事かと思いますので、

「丁寧に、そして前回よりも早く」

って、自分に言い聞かせて仕事をしています。

外では、左官屋さんが、 

外壁仕上げの工事をしています。

作業してくれるのは、

大切な仲間であります、

松井左官工業さんです。

こちらの左官工事も、

作業工程がありますので、

すぐに仕上げ塗りという訳には

いきません。

最初は、建物や現場が汚れないように養生をしてから、





ダブル断熱の外断熱である

EPSボードを留めているビスの穴埋めです。




松井左官さんは、

親父さんと2人の息子さん兄弟の

3人で作業されているのですが、

この日は、親父さんの代わりに

若い方がいらっしゃいました。

お聞きしますと、

お兄さんの息子さんです。




おじいちゃんの代わりに

お手伝いに来られたそうです。

お父さんにやり方を教えてもらいながら、作業をしています。

お父さんや叔父さんが、

手際良く、

簡単そうに穴埋めをしている横で、

丁寧に何回も撫でながら、

時間をかけて、

1つの穴を埋める息子さん。




微笑ましくもあり、

感慨深くもありました。

初めての仕事をする時、

見様見真似でやってみて、

何回もやり直して、

時間がかかって、

誰にだってこういう時期が

あるんですよね。

最初から、

上手くできないですし、

効率なんかとても考えられない。

だけど、

それを温かく、時には厳しく、

見守ってくれる人がいるんです。





その人だって、こういう時期を、

しっかりと歩んで、

乗り越えて来たから、

今、こうしてお客様に必要とされて

仕事をしているんです。


僕は、しばらくの間、

じっと見ていて感じました。

これこそが、

『人材育成と技術の継承』

なんです。

中澤建設の協力業者さんは、

30代〜40代の方々が多いです。

業界でいえば、

若いチームだと思いますが、

『人材育成と技術の継承』を

することに、

まだ早いなんてことはありません。

家づくりを続けていく為に、

お客様の大切な家を守り続けていくために、

みんなで、取り組む大切な

共通の目的だと思います。

とは、言いましても、

中澤建設も男女問わずに、

若い大工希望者を募集しておりますが、なかなか見つからないのが、

現状です💦

松井左官さんの息子さんが、

作業されている姿は、

本当に嬉しかったです😊

期待しすぎも、

よくないと思いますし、

左官屋さんを続けていくのか

まだ、わかりませんが、

みんなが見守っています。

焦らずに、一歩一歩、

階段を登っていってほしいです。

好き勝手

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

日常で交わす会話の中で、

「飲み物を何か買ってくるけど、

何がいい?」と聞きますと、

「何でもいいよ。」なんて言う

やりとりって結構ありますよね。

そうすると、

「何でもいいが1番困るんだよ」

なんて反応がよくありますし、

気持ちも、すごくよくわかります。

僕も、

そう感じていたこともありますが、

最近では、全然困りません。

どちらかと言いますと、

嬉しいですね。

『何でもいいよ』ということは、

『まかせるよ』と言われていますので、僕の好きなものでいいということです。

「あの人は、炭酸だな〜

あの人は、微糖コーヒーだな〜

この謎の飲み物はあの人に渡すといい反応してくれそうだな」と

それだけで、

買い物を楽しめてしまいます。

少し前になるのですが、

中澤家に遊びに来てくれた嫁の友人より、

「やっすん、木でお料理プレートをつくって〜」

とご依頼がありました。

「どんなのがいいですか?」

とお聞きしますと、

「う〜ん、お料理をさぁ、のっけたいの笑  どんなんでもいいよ〜」と微笑ましいご要望です😊

それから、

しばらくしたある日の夜。

現場から帰って来て、

次の日の準備をしていた時に、

一枚の板が、目に入ってきました。





「そういえば、

これ、お料理プレートにいいな〜」

と思い、気が付いたら、

つくり始めていました。

ものづくりは、

サイズやカタチがとても大切なのですが、

そのことは、全然頭になくて、

夢中になってつくりました。


と言いましても、

僕がしたことは、少しの作業で、

一枚の板を3枚に切っただけなんです。

とにかく素材が素晴らしいので、

きれいなカタチにする必要もなくて

その素材が100%生きるカタチにしました。

捨てるとこなんてありません。

きれいに聞こえかもしれませんが、

こういう時って、つくりながら、

喜んで使われているところを

本当に想像しちゃうんですよ笑


だかこそ、モノづくりは楽しくて

時間を忘れてしまうんです。

出来上がった、お料理プレートですが、お渡ししたその日に使ってもらえました。




その翌日も、

「自然塗料のリボスを

塗装してから、

盛り付けしましたよ〜」と

写真を送ってもらえました。

こういうモノづくりが、

良いことなのか、

そうではないのか、

わかりません。

ですが、

僕はとても楽しかったです😊

自分が思いを込めて、

自信をもって、つくったモノを

喜んでもらえること、

大事にしてもらえること、

本当に幸せに感じます。

もったいない

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

僕は、

せんべい🍘には目がありません。

大概のせんべいは好きですし、

特にうす塩系、柿ピー系なんて、




永遠に食べていられます。

基本的に中澤家の家族は

みんなせんべいが好きですので、

パントリーには常に、

なんらかのストックがあるんです。

そのストックを食べ過ぎますと

子供達に文句を言われますので、

減りがバレないように

112小袋と決めて

食べています。

たまには、止まらなくなってしまうことがあるのですが、

そんな時に限って嫁から、

「やっちゃん、

おせんべい食べ過ぎでしょ。」

と突っ込まれます。

家族が、寝静まってから

食べていますので、

証拠がありませんから、

「俺じゃないよ、

全然食べてないよ‼️

と言いますと嫁より、

「いやいや、

ゴミ箱見ればわかるから。

ああにするのやっちゃんだけだから」と食べた空袋でバレてしまいます😅

僕は、せんべいでもお菓子でも

食べた小袋をしばる

クセがあるんです。




僕としたことが、証拠をしっかり残してしまいました💦

でも、これにはきちんとした理由がありまして、せんべいを食べた

痕跡をなくす為ではなくて、

手先の訓練✍️と

ゴミを小さくして、

ゴミの量を減らせるっていう

思いからなんです。

僕だけじゃないんですよ。

社員大工の原田さんも

小さくしています。



嫁に言わせると、

「食べる量を減らせばいいんじゃないの?」なんて、まるで正論を言われますが、そういうことじゃないんです。

僕が言いたいのは、

「俺だって、せんべいを漠然と食べているわけではないんだよ!

ゴミを減らす努力もしているんだよ」ってことです。

例えば、現場のことでいいますと、

羊毛断熱材が入っている袋です。

羊毛は、2重の袋に入っていますので、1個使うことで2枚の袋が作れます。




その内の1つは、とてもしっかりしているので、現場で出る可燃の産業廃棄物を入れる袋にしています。




もう1つは、

ダブル断熱の外側に使う

EPSボードの廃材を入れています。

このEPSボードもリサイクル出来ると聞きまして、今回初めて回収をお願いしました。


そもそも、羊毛断熱材がとてもエコロジーなんです。

羊さん🐑から取れる毛の中でも、

衣服の材料として使えない

ゴミになってしまう毛で、

羊毛断熱材は出来ているんです。

工事をしていますと、

羊毛断熱材の端材も出てしまいますが、その端材も

隙間を埋めることに使用できます。




と言うことは、

この羊毛断熱材からは、

ひとつもゴミが出ないんですね。

「これ、何かに使えそうだな〜」と

ついつい考えてしまう、

貧乏性の僕には

丁度いい逸品ですね。

飲食店をやられているお客様に、

少し気になったので、

フードロスのことを

お聞きしました。

そうしましたら、

「食料が、少しずつ残ったら別のメニューを作ればいいんですよ。

お通しにしてもいいし、

賄いにしてもいいし、

食料を捨てるなんてことは、

絶対にしませんよ」

と、清々しい表情で教えていただきました。

モノを大切にする人からは、

ゴミはでないんですね。

ゴミを減らすことを

意識することも大切なことです。

それだけでなく、

必要以上に持たないこと、

あるものを上手に使えることも

大切なことですね😊

トイレの神様

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

最近、歳をとったせいか、

もともと泣き虫ではありますが、

何かにつけて感動するようになりました。

先日もYouTubeを見ていたら、

めちゃくちゃ心を打たれるミュージックビデオを見て、

今の自分と重なり、

涙してしまいました。

でもきっと、僕だけに限らず、

歌を自分と重ねて合わせることは、

誰でもあることですよね。

先日も家族で車に乗っている時に

嫁から

「やっちゃん、

『トイレの神様』って

ちゃんと聞いたことある?」

と聞かれました。

そりゃあれほど有名になった

歌ですので、

聞いたことはありますが、

最初から最後までと言われると

聞いたことがありませんでした。

「今、流すからちょっと聞いてみて」ということでしたので、

家族5人で、

『トイレの神様』を

しっかりと聞いてみました。

曲を聴いていて感じました。

この曲は、

嫁自身の過去と重なる内容でした。

曲も終盤になり、

僕よりも3倍涙もろい嫁が

涙を流しはじめました。

その嫁を心配そうに

見ている子供達。

車内で流れる『トイレの神様』

なんとも言えない

空気感ではありましたが、

「あっ、こういう歌だったんだ」と

初めてきちんと聴く

『トイレの神様』は

なんとも感慨深い、いい歌でした。

そんなこともあってか、

嫁が

「現場のトイレ掃除に行くよ🧹

と言ってくれました。

「俺がやるからいいよ」

と言おうと思いましたが、

きれいにしようとは

心がけているものの、

他の業務を優先してしまい、

また明日やろう

後回しになっていたことでしたので

思い切ってお願いしました🙏

暑い中、汗だくになって掃除をしてくれました。



考えてみれば、現場のトイレは、

工事が始まる一番最初に、

現場に来て

工事が終わる一番最後に、仕事を終える、誰よりも一番長く現場にいて、家づくりをサポートしてくれているんですね。

そんなトイレが、嫁の協力もあって

とってもきれいになりました😊

そして、

トイレがひとつきれいになるだけで

こんなに変わるものかと思うくらい

気持ちがスッキリするものですね。

それからは、

きれいなトイレを維持する為に、

気持ち良い毎日を過ごす為に

嫁と僕で交代しながら、 

トイレ掃除をしています。

現場にお越しくださった際には、

是非ともお立ち寄りください😊



丁寧に

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先日、帰宅しますと、嫁と次男がもめていました。

話を聞いてみますと小学校の宿題のことでした。

次男は小学校から帰ってきたらランドセルを玄関に置き、

「ただいま、行ってきます!」

と言って友達と遊びに行く、

模範的な小学3年生です。




これは素晴らしいですね。

遊んで帰ってくると宿題をするのですが、

ここがもめている原因でした。

宿題を早く終わりにして、

ゲームしたりYouTubeをみたい次男は、字を書くことが雑になってしまいます。そこが気になる嫁が、

「丁寧に書けば上手に書けるんだから、丁寧に書いて欲しいな。」

と言っています。

次男の言い分は、

「丁寧に書いてると、時間がかかってゲーム出来ないんだよ〜」です。

間に入ってみたものの、

両者は全く譲らずです。

途中次男が、

「どうせ俺が字を丁寧に書けばいいんでしょ」

と投げやりな感じで言いました。

そう!そうなんです。

そうすれば丸くおさまり、

僕も夕飯を食べられるのですが、

やっぱり本人が納得しなければ、

押し付けになってしまいますし、

何より次男の気持ちを無視してしまいます。

でも、次男がこうなる気持ちはとてもよくわかります。


時間に追われてしまったり、気持ちに余裕が持てない時は、どうしても丁寧な行動が出来なくなってしまいます。

何日か前ですが、この日は作業場で加工の仕事をしていましたので、お昼はお弁当ではなく自宅に食べに帰りました。

すると、嫁と遊びに来てくれていた嫁の友達が一緒に料理を作って、これから食べはじめるところでした。

僕もまぜてもらい、一緒にランチをご馳走に😋🍛




会話の中で、

その友達が日々の生活で、

どんなことでも丁寧に向き合うようにしていると言っていました。

仕事で、お昼ご飯をゆっくり食べられなくて、移動中にバナナを食べる時でも、

「どこで育ったのかなあ」

と考えながら食べたり、

仕事で帰りが遅くなった時に、

子供が起きてきて、

「一緒にご飯つくろ〜」

といえば、夜中でも料理をしたりと、目の前のこと、

ひとつひとつを本当に丁寧に考えていることを知りました。

それは上手とかきれいとかそういうことではなくて、

モノやヒトに対する愛情そのものなんだと思います。

僕達夫婦にはとてもタイムリーな話でした。

そして、次男ときちんと向き合うことができました。

日課のリフティング練習。

その日の最高回数×1 +  30   次男がゲームをやっていい時間になり、

宿題も丁寧に字を書くし、

サッカーもがんばれそうと納得して嫁と仲直りしました😊


本当に素晴らしいことを学ぶことができました。

簡単そうで、とても難しいことだと思います。

どんな時でも、どんな事でも、丁寧にいられたら、また少し景色が変わるんだと思います。


ふと、嫁の書いたメモ書きが目に入りました。

いやいや、親子だな〜




嫁と丁寧に向き合ってみます笑

四葉のクローバー

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

今工事をしております、

みなかみ町の現場では、玄関の顔でもあります、上がり框の施工が完了しました。

この上がり框の施工ですが、僕は大工工事の花形だと思っています。

納めるのは、僕と一緒に仕事をしている社員大工の原田さん。

仕事に対してめちゃくちゃ頑固で、とにかく腕が良く、どんな木も自在に操る僕が尊敬する人の1人です。この日も原田さんが納めた上がり框を見て思わず、

「綺麗に納めるな〜」と言ってしまいました。それが聞こえると

「次はお前がやれよな笑」と照れながら言うんです。





物心ついた頃から知っていますし、子供の頃作業場で

原田さんが仕事しているとよく遊びにいったもんです😊

本当に父親のような存在です。

穏やかでとても優しい人なのですが

現場に入ると真剣な仕事モードになり、シャイな性格からお客様から難しい人に思われていなければいいなぁと思ってしまいます。そんな思いから、最近では工事が始まり、1番最初にお客様にお会いする時に名刺を渡して挨拶をしてもらうことにしました。中々慣れないことだとは思いますが、お客様との距離を縮めてもらう為に。

お客様の奥様とお子様は、帰宅時間になりますと、アパートにお帰りになる前に現場に遊びにに来てくれます😊

この日の夕方も、原田さんと僕が片付けを終えたところに、現場に来てくださいました。

「あ〜、しなびちゃったな〜笑」

と言いながら、原田さんが車から何かを持ってきました。

手に持つのは、

四葉のクローバー🍀です。

どうやら、奥様とお子様に渡そうと昼休みに見つけたようです。

「これじゃダメだ」と捨てようとしたので、

「いいんです。大丈夫。しなびていてもいいですよ。それは絶対に渡した方がいいです!」と説得してプレゼントしてもらいました。

お客様も、

「えっ!良いんですか笑

どこで見つけたんですか😊」と

とても喜んでくださいました。

そして、みんなで四葉のクローバー🍀探しです。


こういうのがいいですよね。

僕はこういうのが好きです。


“高価なニットをあげるより、下手でも手で編んだほうが美しい”僕の好きな歌がBGMで流れてきます😊

家づくりはお客様と工務店、特に打ち合わせをさせていただく、僕との間で行われていると思われます。

確かにお客様の気持ちを1番感じることが出来て、お客様と1番近い場所にはおりますが、実際につくっているのは様々な職人さんだったり、建材屋さん、メーカーさんと多くの人達です。

そして、お客様は携わる皆さんにとってのお客様なんです。そのことを言葉で上手に伝えることが出来ませんので、僕は中澤建設のホームページに職人さん紹介をつくりました。

どんな人が家づくりに携わっているかも大きな目的ですが、お客様と職人さんの距離が縮まるようにと願いを込めて。


以前、電気屋さんに

「仕事していて、どんな時が1番嬉しいですか?やっぱり、電気が通って、照明器具にあかりが灯った時ですか?」と聞いた事があります。

そしたら、

「いや、それよりも、灯ったあかりを嬉しそうに見ているお客様を見た時が1番嬉しいですね。中澤さんと一緒ですよ笑」とおっしゃていました。

みんな同じ気持ちなんです。この思いこそが、家づくりそのものなんです。

“それが大事”なんです!


だから、

僕は家づくりが好きですし、

一緒に仕事する皆さんが好きです。


これからもお客様と仲間といい家づくりを続けていきたいです。

宝探し

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

子供の頃、地域の育成会などで色々なイベントがありました。

僕の地元では、夏休みに一泊二日でキャンプをしたり、花火、肝試しなんかもやったことがありました。

そんな中で、お楽しみのひとつにあった「宝探し」、

僕は大好きでした。

どこかに隠してあるお菓子を探したり、暗号やヒントを解いて、宝物を見つけるなんてたまらなく楽しかったです😊

先日、自社の倉庫で、半日ほど探しものをしていました。みなかみ町の新築現場で使用する玄関の「上り框(あがりかまち)」です。お客様にお好みをお聞きして、僕と同じくらい木が好きな人と材料調達です😊


積んである材木の中から、お客様に合った逸品を探すのは、中々難しいのですが、目利きのベテランと一緒に探します。

ようやく見つかった、良さそうなものは、1番奥の下の方です。フォークリフトで手前から出していると時間がかかり過ぎますので、人力で上の材木をどかしていくことにします💦

そして、出てきたこの一枚。


多くの人が、

「こんな木をどうするの?ゴミでしょ?」と思うかもしれませんが、

僕達2人は、

「こりゃ、かなりいいな〜」と思わず笑いました。

かなりの重さですので、この場で切断します。



そして、これをいつもの製材屋さんに持っていき、

挽き直し(乾燥して曲がった木を平らにしてもらうこと)をしてもらいます。

製材屋さんに持っていく前ですと、埃を被っていて

よくわかりませんが、挽き直してもらうと木目がよくわかるようになります。

この挽き直して帰ってくる材木を見ることはめちゃくちゃ楽しみなんです。

そして、帰ってきた姿がこれです。



いや〜、美しいですね笑

横を見ると👀僕と同じ顔の人も同じように笑っています。

どんな風に成長すれば、こんな木目とこんな木肌になるのか、本当に不思議です。

この材木も切って、すぐに使えるわけではありません。

この倉庫の中で、1020年と時間をかけて、ゆっくり自然乾燥してきたものです。

立木を切った人がいて、その木を使わないかと父に話をいただき、

いつ、どんなお客様のお家で使うかもわからない、倉庫の中でただただ置いてあったもの、それがこの目の前にある材木なんです。

植樹した時から、今日この日まで、誰一人として、この木を粗末にした人がいないんです。皆さんがこの木を「宝物」だと思っていたんだと思います。倉渕で育ったこの木は、これから、

少し離れたみなかみ町で生きていくんです。

こんな風に木を見ていますと、木が生きているってこと、木に宿る命を感じます。だからこそ、木は面白いですし、大好きです😊

この木が玄関に納まったところを、お客様がご覧になられる時が本当に楽しみです。

そして、これから先何十年とお客様の大切な宝物になることは、僕の喜びです。

夫婦

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

ブログを通して、僕の日常を書かせていただいているのですが、

「嫁」には、ドラマでいうところのヒロイン並に登場してもらっています。ブログだからですとか、少し面白くする為とかではなく、

あくまで、ありのままの日常を書いています。

今朝も僕が靴下を探していまして、

嫁がちょうど洗濯カゴを持っていましたので、

「靴下入ってる?」と聞きますと、

「あるよ。はい。でも、やっちゃん言っておくけど、これ冬用だよ」と言われました。

出ました、これです。

僕だって、夏にしては厚手の靴下だなと疑問を感じながら毎日履いていました。それにそもそも、この靴下は春先に嫁が買ってきてくれたものです。

それを伝えますと、

「そうゆうことは覚えてるんだね笑」と一言。

こんなやり取りの毎日を過ごしている嫁と結婚して11年が経ちます。

当時は今みたいに一緒に仕事をするなんて、2人とも1mmも思っていませんでしたが、僕達の結婚式をプロデュースしてくれたウェディングプランナーさんに当時嫁が、僕のつくる家具の魅力を熱弁してくれたそうです。嫁はそのことをすっかり忘れておりましたが、

11年の時を超えて、その話を覚えていてくれたプランナーさんが、家具のご相談に僕達に会いに来てくれました。久しぶりの再会に僕も嬉しかったですが、嫁がすごく嬉しそうで、2人の様子を見ていると、あの頃に戻ったようでした。

本当にあの頃は、嫁が中澤建設の仕事をしてくれるなんて思っていませんでしたので、今のように夫婦工務店であることは驚きです。ましてや、中澤家はひとつ屋根の下での日常です。この中で夫婦で仕事をすることは、家庭のことも仕事のことも全てを共有することの大切さを感じます。

今日はどこでどんな仕事をするのか?

昨日は誰とどこのお店でお酒をのんだのか?

相手がある話は、僕の心に留めておきますが、自分のことや仕事のことは、ほとんど全て話しています。

そして、これからの家づくりを、

お客様が喜びや幸せを感じていただける家づくりを、考え日々共有しています。

そんな生活していますと、

喜びも2人分ですが、悩み事ももちろん2人分です。こんな僕達をサポートしていただく勉強会を先日、

開催していただきました。

サポートしてくださるのは、日頃より仕事でお世話になっております、篠崎未歩子さんと北岡紀一さん。

一緒に悩みを共有させていただくのは、隣町で同じく夫婦工務店をされております小林さんご夫婦です。

小林さんが住まいての健康を考えてつくられたモデルハウス

『KOBAYASHI』は衝撃的でした。

こだわりの無垢の素材を活かし、目にやさしい光の空間は、まさに健康住宅そのものでした。

そんな心地よい中で

私生活や仕事の楽しみや悩みを共有させていただきました。お互いに環境や生活は違いますが、考えていること、悩みはとても似ていることを感じます。それだけに解決に向けて色々と相談出来る環境は本当にありがたいです。

サポートしてくださるお二人は、これからの建築業界を支えてくれる志しの高い方々です。

僕達の夫婦工務店経営が少しでも楽になってくれたらと、応援して下さいます。本当に感謝です😊

偶然にも、僕と嫁と同じ年齢のお二人。同級生です。見てきたドラマも聞いてきた音楽も流行も同じ世代です。

まずは、夫婦工務店の土台をしっかりつくって、サポートしてくださるお二人や、お世話になっている方々に恩返し出来るようになり、

今までのお客様、これから出会うお客様に家づくりを通して、喜びと幸せをご提案できるようになれたらいいなと思います。

探しもの

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

夏の始まりのことです。

嫁が

「やっちゃん、あったあった!

 見つかったよー」と喜んでいました。

何が見つかったかと言いますと、

僕が大切にしていたショートパンツ🩳です。

ちょうど一年前に、嫁が断捨離したと思っていた疑惑の品です。

2020年10月4日投稿「愛着」より

https://hitoto-ki.com/2020/10/04/%e6%84%9b%e7%9d%80/

「ほらね、やっぱり捨ててないでしょ」と、前々から感じていたのですが、どうやら嫁は探しものを見つける事を特技としているように思います。

先日も

お客様がお見えになるということで

お土産に「みょうが」をもっていってもらおうということになり

庭のみょうが畑で収穫することにしました。

みょうがの収穫ははじめてでしたが

「収穫しておくから、何か違うことしてていいよ」と言いましたところ

「フッ笑、やれるもんならやってみなよ😎」と不適な笑みを浮かべていましたので、

ここは冷静に収穫へ。

恐らく、根本付近にあると思ったのですが、中々見つからず奮闘していますと、背後に嫁の気配。

「やっちゃん、何個取れた〜?」

と半笑いでのコメントです。

ひとつも収穫できない僕を見かねた嫁は、茂みに入って行きました。

そして数分、どうだと言わんばかりにこれです。

みょうが探しも、かなりの自信と腕前です。

物をしまうことだったり、

片付けたものに対しての探す時間は

ロスタイムになってしまいますので

収納の仕方などが、とても重要になりますが、

同じ探すことでもその時間が

とても貴重なものになることを感じます。

現場の休憩時間に、みんなでお茶を飲みながら🍵話していますと、

屋根工事に来ていた板金屋さんが

こんなことを言ってました。

「自分たちの仕事は、ほとんどの職人が、雨漏りがしなければそれでよいと思っているんです。

でも、それじゃいけないと思うんです。

雨漏りしないなんて、あたりまえだし、自分はとにかく結露が心配なんです。」とおっしゃっていました。

板金屋さんは、今まで屋根修理に行った先で、雨漏りではなく結露で傷んだ躯体をたくさん見てきたそうです。

「自分の仕事をした家は、

お客様が一生、安心して住めるようにしたいんです。中澤さんも結露を心配しているから、今度一緒に勉強しませんか!?」と言っていただきました。

現場でこんなことを言われたのは、

初めてですし、びっくりしましたがこんな気持ちの仲間と仕事、勉強出来るなんて、すごく嬉しかったです😊

そして、頼もしかった‼️

きっと、正解のない答えをみんな探しているんだと思います。その中に学びがあって、悩みがあって成長があるのだと思います。

探しものは、人それぞれで、

色々なカタチがあるんですね。

僕の探していたショートパンツ🩳ですが、1年前にあれだけ探して見つからず、

どこにあったのか、嫁に聞いてみましたら、

「避難時用に用意して置いた、

こどもの防災リュックの中に入っていたよ」と。

防災リュックに僕の分も入れておいてくれたんですね。助かりますし、

確かにお気に入りだけど、これじゃなくて他に無かったのかな〜😅