良いクセ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家では最近、

狩野英考さんのクセ凄な歌を聞く事が流行っています。誰もが聞いたことのある有名な歌をアレンジして歌うのですが、狩野さんのクセを存分に表現して面白く歌っています。

原曲を知らない子供は、狩野さんのマネをして狩野さんの歌だと思ってクセ全開で熱唱しています。

狩野さんに限らず、人は誰でもいろんなクセをもっていると思います。

子どもから、

「パパ、テストで100点とったんだよー」

と教えてもらう時に

「ウソ!」と反応します。

そうすると、近くにいる妻に、

「ウソじゃないよ、本当だよ」

と言われることがあります。

これは僕のクセなんです。別に嘘だと疑っている訳ではなく、驚いた時に出てくる言葉なんです。妻から注意をされている僕を見た子どもが

「全然悪い気しないよ!俺も言うことあるよ」とフォローしてくれるのですが、本人に悪気はなくても、受け取る人の気持ちを考えれば、

「すごいじゃん」とか「やったね」など、

「ウソ」に変わる良い表現はたくさんあります。なのでこれは直せるクセとして使わないように気をつけています。

 

その他にも、隙間に手を入れてしまうことや、

寝ている時に肘の辺りを指でさすってしまうことなど、誰にでもクセはあると思います。

僕は木と毎日向き合っていますが、

人と同じように木も生き物ですので、曲がったり、反ったりと木の特徴であるクセがあります。伐採して製材した時は真っ直ぐな状態ですが、乾燥をしている過程で右に左に曲がっていきます。

中には、乾燥や経年変化をしても、真っ直ぐなものもありますが、それは稀なことです。

曲がりや反りの動きが少ない木は、作業がし易いので、とても使い勝手のよいものです。

ですが、木の動きを見て、木のクセを活かして使うことも大工の楽しさだと僕は思います。

上からの荷重に耐える為には、曲がっている方が良いことだってあります。

先日、珪藻土クロスや左官下地、襖紙や障子の施工をお願いしている内装屋さんが

「世の中には、選びきれない程の材料があるんですよ。クセがあって使いづらいけれど、お客様のことを考えるとこれがいいと思って使っているんですよ」とおっしゃっていました。

みんな、クセと向き合い奮闘していることが嬉しく感じます。それも、より良いものをつくりたいという思いからですので、尚嬉しいですね。

 

直さなければいけないこともありますが、

クセは、理解することが何より大事なことだと思います。

狩野英考さんのように

得意な芸でクセを活かすこと、

それをとても楽しんでいることは

素晴らしいことだと思いました。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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“さん”と”ちゃん”

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

突然ですが、

僕は妻のことを呼び捨てで呼んだことがありません。「あゆみちゃん」と呼んでいます。

誰かに説明などする時でも、妻や嫁、あゆみちゃんと呼んでいます。妻のことも呼び捨てで呼ばないくらいですので、女性に対してはちゃん付けで呼ぶようにしています。

 

これにはきちんとした理由があります。

小学1年生の頃ですが、僕と同じで2人の姉がいる幼なじみがいました。その彼が、お姉ちゃんを呼び捨てで呼んでいました。

その様子が妙に大人げで、かっこよく思えた僕は真似して自分の姉を、

「ねぇ、さゆり!」と呼んでみました。

 

そうしましたら、

「はぁ?なんでやっちゃんにさゆりなんて呼ばれなくちゃいけないの?5こ下のくせに。生意気。何様のつもり…..」

と虎の尻尾を踏んでしまいました。

そのあとも、母やもう1人の姉からも酷く怒られたという過去があります。

幼い僕は、とてもよい社会勉強になりましたので、それからというものちゃん付けを意識しています。

とは言え、自分の妻くらいと思う方もいらっしゃるかと思いますが、これがなかなか呼ぶことが出来ないんです。その様に育ってきたということもありますが、それだけではありません。

 

子供が出来てからですが、

ちょっと用があって、

「ねぇ、ママ」と呼びますと

「・・・」(反応ありません。)

「ママ!」

「・・・」(また反応なしです。)

「あゆみちゃん」

「なぁに😊

 

というホラー映画にも引けを取らないやり取りが行われたこともありました。

 

1人の人に対して呼び方は様々あるかと思いますし、表現方法によって受け手の感情も大きく変わるものだと思います。

そしてとても大切な事だと感じます。

僕も仕事をしている時、現場などでも呼び方はとても気になります。現場で、「大工さん」とか「塗装屋さん」と呼んでいる人が居ましたら、名前を覚えてもらうようにお願いしています。

職種で呼ぶことは、決して間違いではありませんが、きちんとした名前があるのですからやっぱり名前で呼んだ方がいいです。

家づくりは、あらゆる作業の積み重ねですが、その作業を行っているのは機械では無く人です。

職人さん・協力業者さん・建材屋さん・メーカーさんと多くの人が携わることで出来上がるんです。

ひとつの家をつくる仲間同士なんですから心を通わすことが大切なんです。

名前を覚えてもらって、呼び合うことで生まれるコミュニケーションは技術には変えられない大きな意味があると思います。

 

中澤建設の家づくりは携わる人みんなが、

同じ立場、同じ気持ち、同じ目線でいることを大切にしています。だからこそ、意見の交換を行うことができますし、それによってより良い家づくりを考えることが出来るんです。

その為に呼び方がとっても大事なことなんです😊

 

芸術

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

春が近づいてきますと中澤家では

「お母さ〜ん、出ました〜」という、

隣の家にも聞こえるんじゃないかというような妻の声が響きます。

中澤家随一の昆虫女子の妻ですが、好きな昆虫はカタツムリやナメクジの様な湿った系のものです。いも虫系やカメ虫は苦手なようで、写真を見ることも嫌がります。


自然に囲まれた中で生活していますので、家の中に虫が入ってくることはよくある事です。

カメ虫を妻が発見しますと、

母親の出番です。母は蛾以外の虫でしたらなんでも対応可能です。僕も昆虫は得意な方ではありませんが、僕や父が家に居ても母親を呼ぶところは、

同居生活を上手にこなすテクニックかと思いますので流石です。

僕は大工ですし木が好きということもあり木に触れない日はありません。

自然乾燥をしている倉庫から、

「この板をカウンターに使おう」と思いいざ削ってみますと、虫が食べた跡が出てくることがあります。

家づくりに使用する木は基本的に秋〜冬に伐採します。寒い時期になりますと、木が水を吸い上げませんので、樹液も少なく、木が乾燥しているからです。

それとよく言われていますのが、温かい時期に伐採した木には虫が入るということです。木は水を吸い上げ、新しい年輪と新しい皮膚をつくります。そんな柔らかくて美味しいところに虫が入ります。

とは言え、冬に伐採した木に虫が絶対入らない訳ではありません。いずれにしても僕と一緒で虫も木が好きなんですね😊


伐採して製材した後に虫食いが発見されますと、虫食いが無くなるまで加工したり、パテで埋めたりすることがあります。

酷いときには、製品にならないこともあるんです。

僕も木を扱う時に、

あまりにも多くの虫食いの跡があったり、

強度に影響するような時は、

使えるところだけを短く切って使い、

残りは中澤家の燃料にします。

ですが、1箇所2箇所の虫食いの跡でしたらなるべく活かす方法を考えるようにしています。

数ある木材の中で、偶然この木を選んで

木を食べながら生活をしていたんだと思います。

その木を偶然にも僕が手に取り、家づくりに使おうとしています。

そう考えて見ると運命にも感じてきます。

虫食いの跡だってその木の特徴ですし、

虫が作り出した芸術です。

このまま虫食いだと言って使わないなんて

木がもったいないですよね。

木は地球の豊富な資源ですが、無限にある訳ではありません。

森林のことをきちんと考えれば、間伐を行うことも必要なことです。

木を活用することは、素晴らしいことですが、木が生き物であることを忘れてはいけません。

命あるものを大切に使うことも、

家づくりをしている僕にとっての

使う責任なんだと思っています。

プロの仕事

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

僕には、8つ上と5つ上に姉がいます。

この事をお話ししますと、

「可愛がってもらったんだね〜」ですとか

「大事にされたんだね〜」なんて言ってもらうことが多いのですが、僕の記憶を辿りますと、なかなか素直に

「そうですね😊」とは言えません。

お願いした覚えはないのですが、小学校高学年の頃は、僕の髪の毛を姉がカットしていました。

「やっちゃん、今流行っている髪型にしてあげるよ笑。オシャレにしてあげる!」と言われ、真面目な僕はそれを受け入れてカットしてもらっていました。

そんな環境で育ちましたので、中澤家もセルフカットをしています。

中澤家の子供達は、男の子3人の男子三兄弟。長男、次男は妻が前髪だけを切るスタイルでしたが、三男は僕の担当になりバーバー中澤のセルフカットをしています。


えびせんとDVD鑑賞が絶対条件になりますがおとなしくしてくれています。

僕は幼なじみの友人、原田君に髪の毛を切ってもらっています。鏡越しに彼の技術を学びましたので、バリカンではなくハサミ✂️でカットを行います。

技術を学びなんて言ってみましたが、言ってみても見よう見真似です💦


「いいね〜いいね〜」なんてやってますと

「やべっ!切り過ぎた。」となったり

耳の周辺をどう切ったらいいかという壁にぶつかります。仕上げの前髪になりますと

「もう少し、もう少し」と切ってるうちにおでこが丸出しになってしまいます。

原田君を見ていると手際良く行っている

作業も、こうしていざ自分でやってみるととても難しいことに気が付きます。

簡単には出来ないから、その道のプロがいますし、プロがやるから仕事になるんだなと改めて感じます。

店舗兼工房の工事に携わらせていただいたお客様がいらっしゃいます。皮製品を作られているクビキレザーさんです。

すぐ隣りにあるご自宅も中澤建設でつくらせていただきました。

毎月2日間をオープン日として店舗を開放されています。

ちょっとお願いしたいことがありお伺いしたのですが、その日がオープン初日の前日で準備をされていました。

お忙しいのに、

「お茶でも飲んでって😊」と快く相談にのっていただきました。


お店の雰囲気も置いてある皮製品も本当にかっこよくて、僕もクビキレザーさんのアイテムを使わせてもらっているファンの1人です。

お茶をいただきながら、

皮作りを始めたきっかけ、

どうしてこの皮を使うのか?

これからのビジョンなど、

色々なお話をお聞きしました。

ここに置かれている皮製品、

お財布もバッグも靴もランドセルも

すべてに材料へのこだわりがあって、

ストーリーがあって、想いが込められていて、ここにあるものは、

“つくった人の人生そのもの”を物語っています。

クビキレザーさんにしかつくることができないもので、

クビキレザーさんがつくるから意味も価値もあって、手に取る人を魅了するんだと思います。

この人に髪の毛を切ってもらいたい。

あの人のつくるご飯を食べたい。

この人に花束をつくってもらいたい。

あの人の挿れた珈琲を飲みたい。

「つくる」ということは、人の手と想いで出来上がるものです。そして技術と知識も同じくらい大切です。それが責任あるプロの仕事だと思うのです。


「この人に家をつくってもらいたい!」と

言ってもらえるように、家づくりに向き合い、勉強して、悩み、努力して日々歩いていきたいと思います。



昼メシ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

特別に調べた訳ではありませんが、

世の中の80%の家庭で、

こんな風景は見たことがあると思います。

誰が決めた訳ではないと思いますし、

冷蔵庫のメーカーが推奨している訳でもないと思うのですが、中澤家の冷蔵庫には子供達の学校給食の献立が貼ってあります。

給食は、学校生活の中でも毎日楽しみにしていたことのひとつです。

風邪をひいて休みの人がいる時に揚げパンとかヨーグルトとか余ったりして、前に出てジャンケンとかしてました。

美味しいのはもちろんの事、みんなで食べられることも給食の醍醐味ですよね。

僕が住んでいる高崎市倉渕町には、

商工会という団体があります。

僕は、その商工会の青年部で活動をしていて

地域のお祭りやイベントなどに参加し、お手伝いをさせていただいております。

そんな活動の中のひとつに、

地域と繋がることを目的としている

「絆運動」というものがあります。

毎年行っていて、今年は何をしようかと部員に相談しますと、

「子供たちが喜ぶことがいいよね。こんな世の中で一番我慢しているのは子供達。何か楽しんでもらえるような企画、子ども食堂はコロナで難しいから、子ども弁当なんて出来ないかな?」と意見がありました。

子供達を笑顔にするお弁当を届けるなんて

めちゃくちゃいい企画ですが、

僕たち青年部には飲食業の仲間がいません

仮に出来たとしても、倉渕の子供達全員の手元に届けることは難しい。

悩んでいたところ、ふと給食のことを思い出しました。

みんなが大好きで、

誰一人として取り残さない、

安全で安心して食べてもらえる、

これしかないと給食案に決定です。

すぐにみんなで献立を考え、

こういう事はタイトルが大事なので、

「絆運動〜みんなの笑顔   青年部わくわくランチ〜」に決まりました。

すぐに企画書をつくり、いざ小学校と中学校へ伺いました。

コロナ禍ということや、学校給食の決まり事などで断られることも覚悟していましたが、結果は、快く受け入れて頂けました♪

しかも、学校側のご厚意で

青年部の僕たちも、当日試食に招待していただけることに😊

コロナ対策で子供達と一緒には食べられませんでしたが、校長先生と一緒にいただきました。

青年部わくわく献立

中学校のホームページで紹介して下さいました

生徒の皆さんが食べているタイミングに、放送室でインタビューを受けるという企画がありました。

給食中も会話禁止と聞いていましたので、笑いのひとつでも取ろうと思い、

「商工会青年部 BIG BOSSの中澤です」と渾身の一発を。

ただ、ここは放送室です。

反応はわかりません。

ひとつ覚えているのは、静まり返る放送室で校長先生が優しく笑っていた事です笑

インタビューも終わり、

帰ろうとした時に、放送委員の男子生徒が、

BIG  BOSSめっちゃ最高です👍

と満面の笑みをもらいました。

無事に給食企画を終えた数日後に、

学校から素敵なプレゼントが届きました。

大きな模造紙にたくさん貼られた子供達からのメッセージです。

倉渕支所に展示していただいてます。


給食の時はお話出来ませんでしたが、いただいたメッセージにはいろんな感想が書かれていて、みんな給食が大好きなんだなって伝わってきてすごく嬉しかったです。


この企画は絆運動として行いましたが、絆って深い言葉だと思いますし、簡単に築けるものでもないと思います。

でも、少しだけ子供たちと心が繋がったように感じます。

これから大人になって、社会で活躍して未来を支えてくれるみんな。

「もしかしたら、中澤建設で僕と一緒に働いてくれるかもしれない」なんて想像してしまいますが、

「昔さぁ、面白いおじさん達来たよね〜」

なんて笑い話でもいいから頭の片隅に置いておいてくれたら嬉しいです。

そして、この愛するべき故郷を大切に思い守ってもらえることを願っています。

イロトリドリ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

最近、中澤家ではニンテンドーSwitchのお家カラオケがブームです。

採点機能や得点ランキングなども付いていますので、まるっきりカラオケボックスなんです。

最初は恥ずかしそうに歌っていた子供たちも少し歌えば慣れてきまして、楽しそうに歌っています。

嫁と会話しながら、なんの気無しに聞いていますと、

「あれ?これさっきも歌ってなかった?」

と長男が連続で同じ曲を入れていました。

それが一度や二度じゃなくて、何度も何度も繰り返し歌っています。

「またこれ〜笑」なんて嫁も僕も言いますが、そんなのお構い無しです。


ゆずのイロトリドリっていう曲なんですが、調べてみたら長男が産まれた頃の曲でした。

「よく知ってるな〜」なんて思いながら聞いていますと、僕達もその曲を覚えてきますし、長男も上達してきます。


「得点上がった!3位にあがった!」と採点もよくなり、自分でも上手く歌えるようになってとても嬉しそうです。

先日の事ですが、ブランディング道場にお誘いいただき、夫婦で参加してまいりました。

中澤建設もまさに今、ブランディングに挑んでいるところなのですが、ブランディング道場に参加されている皆様も同じ志を持つ同業者の方々です。


このブランディング道場を運営されておりますのは、僕達夫婦も中澤建設も日頃よりお世話になっております、吉田登志幸さん篠崎未歩子さん、北岡紀一さん、川那子隆さん、関口瑛仁さんです。


この日は事例発表ということで、中澤建設がブランディングを始めたきっかけから、今置かれている現状、会社のこと、家族のこと、自分のこと、ありのままの姿とカタチをお話させていただきました。

数日前から資料を作成していたのですが、

「昔は、こんなだったな〜」ですとか、

「すべての始まりは、5年前のセミナーで吉田さんのお話を聞けたことだなぁ」と過去を振り返り、

「あの人との出会い、この人との出会い」と思い出に浸ってしまい中々進みません。


ふと、なぜ自分が今この場にいられるのかと考えました。

こうして、会社や家族や自分のことにきちんと向き合うことが出来ているのはなぜなのか?

僕は出会いによって、人生や生き方が変わるものだと思います。

素晴らしい出会いによって、

自分がやりたいことをやっていいんだと背中を押してもらえました。

そのままでいいこと、ありのままでいいことを教えてもらいました。

だけど、やるからには絶対にブレてはいけない、

やるか、やらないかのどちらかしかないという厳しさを教えていただきました。

ひとつの出会いから繋がり、また素晴らしい出会いというご縁がある。

そのお陰で、僕は考え方や向き合い方が大きく変わったと思います。


自分がこうして前を向いていられるのは、

助けてくれる人がいて、

応援してくれる人がいて、

叱ってくれる人がいて、

寄り添ってくれる人がいて、

そんな皆さんに

支えてもらっているからなんだと

改めて思いました。


志をもって何かにのぞむことは、

簡単なことなんてひとつもなくて、

悩んで苦しんでの繰り返しです。

でも、近くで一緒に悩んでくれて、

一緒に泣いて笑って、寄り添ってくれる人がいるから、何度だって挑戦できるんだと思います。

そして、

その挑戦も人それぞれの十人十色。

その人の色があるから楽しいんだと、


そんな風に思える素敵な時間と素敵な場所素敵な方々と出会いがブランディング道場にはありました。

長男の十八番、ゆずのイロトリドリですが曲の途中に

「はじめて逆上がり出来た、鉄棒の上から見えた景色」って歌詞があります。

見える景色もきっと人それぞれ。

僕もその景色を見たくて挑戦しています😊

貴重な経験をさせていただきありがとうございました!

7年というトキ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

最近になり、しばらくお休みしていた体幹トレーニングを再開しました。

お正月休みの暴飲暴食により体重が少し増えたからです。

通常生活になれば戻ると思ったのですが、

一向に改善出来ませんでしたし、運動不足でもありましたので、再開に踏み切りました。

そもそも、僕が痩せようと思ったのは今から7年前のこと。

その時はダイエットなんて考えてもいませんでした。

休日に家族で出かけた時に嫁が子供と僕の写真を撮った時のことです。

写真を見た嫁が、

「やっちゃん、たれパンダみたいでかわいいね」と笑っています。

「そんなにかわいい顔してる?」

と聞きますと、

「顔じゃないよ!おっぱいとお腹!笑」

どういう事かと思い見せてもらうと、なるほど!たれパンダです🐼

中澤やすゆき、当時32歳。これはショックでした。

そして、この瞬間から始まりましたダイエット生活。

急激に減らすとリバウンドする事は知っていましたので、その時良いと聞いていた体感トレーニングをひたすら行いました。

このダイエットは、なかなか結果がでないのですが、時間をかけて少しずつ減らす事が出来ました。

先日、ウッドデッキの修繕にお伺いしました。築7年の建物を購入されたお客様からのご依頼です。

とても素敵な建物で、中2階にリビングがあり、そのリビングからウッドデッキに出入りできるつくりになっています。

その為、ウッドデッキが地上から高い位置にあります。床が腐っていましたので、非常に危険な状態でした。

7年という月日は、木をこのような姿に変えてしまいます。

ウッドデッキはその名の通り木でつくります。

木は雨や風にあたることで変化をする、この変化は仕方のないことです。

僕たち人間だって、いつまでも若い時のように走れませんし、シワだって増えてきます。

木も生き物ですので、日々のメンテナンスが絶対に必要なことです。

それでも、なるべく長持ちをする木材を使う必要があります。

木ならば何でもいい訳じゃないんです。

経年で起こる変化をお客様にきちんと説明する必要があります。

これは、僕たちのつくる責任なんです。

今回のウッドデッキは、高所ということもありセランガンバツとウリンという東南アジアが産地の2種類の木を使うことにしました。

セランガンバツとウリンは非常に耐久性があります。

デメリットもありますが、耐久性を優先し

この2種の木材を使用しました。

細かい説明をさせていただいた時に、

「う〜ん、木にもいろいろあるんですね。

でも、わたしにはよくわからないからおまかせします😊中澤さんのいいようにして下さい!」とのお言葉をいただきました。 

とても嬉しく、身が引き締まる思いです。 

でも、それでいいんだと思います。

僕たちがきちんとした知識を持っていれば

お客様に安心していただけます。

それがプロの仕事なんです。

完璧や絶対なんて約束は出来ませんが、

未来を見据え、責任を持って

日々の仕事に望みたいと思います。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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二人三脚

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先日、地元消防団の活動で火防回りをしました。

火防回りとは、地域にお住まいの方の家に一軒一軒伺い、火の元注意のお願いをしたり、皆さんがお変わりなく過されているか危ない場所はないかなどの確認を行う消防団の活動のひとつです。

住み慣れた地域とはいえ、知らない場所もたくさんあります。

僕は13軒のお宅にお伺いしたのですが、初めてお会いする方々ばかりでした。

しかし、ほとんどの方から

「中澤さんだね!お父さんにお世話になったんだよ😊息子さんも頑張ってるね!」

と言ってもらえました。

帽子をかぶり、マスクをしていますので、本人を確認出来るのは、薄暗い中に見えるホリの深い目元だけです。

それだけで、中澤の息子だと気付いていただけるなんて驚きます。

こんな風に気さくに話しかけていただけることは嬉しいですね。

父親が若い頃からお世話になってきたように僕も地域の方々と繋がりをもつことができます。

僕の住む倉渕町は、高齢化が進んでいますが、地域の皆さんとお話しているとそんなことは忘れてしまいます。

皆さん元気いっぱいで、

「若いんだから、頑張ってね😊」なんてお尻を叩かれますと僕が励まされます。

地域に根差すということは、そこで生活することはもちろんですが、地域の方々と持ちつ持たれつの関係を築くことで生まれるのだと思います。

毎週日曜日に更新しており、皆様に読んでいただいております『中澤ブログ生活』ですが、普段より様々なことでお世話になっております、吉田登志幸さんに勧めていただきはじめました。

吉田さんは毎回必ずブログを読んでくださり

「ブログいいですね〜」

「こんな内容のブログも書いてみるといいですよ」

「今回のブログの内容は、もっと深掘りしましょう」

と、

読んでいただけるだけでも本当に有難い事です🙏🙇‍♂️が

それだけではなく、始めた時からずっと、僕と同じ目線で見直しをして、いつでも僕に必要なアドバイスをして下さいます。

そのお陰で自分の書いたブログを見直すことが出来て、僕は更なる成長が出来ます。

先日も僕と嫁のような夫婦工務店を支えてくれるサポートteamの篠崎未歩子さん、北岡紀一さんがお越しくださいました。

同世代の夫婦工務店の小林和樹さんご夫婦もお越しくださりディスカッションの時間をつくっていただきました。

前回のミーティングから半年経ったのですが、小林さんご夫婦の家づくりへの想い、お二人のおもいやりの気持ちに圧倒されました。

普段は嫁と2人で話し合いの時間をつくっていますが、その中では気付けないことがたくさんあることを知りました。

僕達夫婦、二人三脚をするために同じ方向は向いているのに足並みが揃っていませんでした。

二人三脚といえば、

「初めの一歩は右?左どっちから?」と

“共有”することが何より大切です。

「相手はこう思っているだろう」

という”思い込み”がとても危険です。

お互いの気持ちや考えをお互いが理解していないと、そもそもスタート出来ません。

なんとかスタートしても、掛け声を出さなければ途中で転んでしまいます。

だったら1人で走ればいいじゃないの?

いえいえ、そんなことないんです。 

2人で走ることに意味があるんです。

1人では出来ないことが出来るし、気付けないことに気付けるんです。

やりがいもありますし、喜びも2倍、とにかく楽しいんです😊

日々僕達は、お仕事のお話をくださるお客様はもちろんのこと、生活の中でこうしてたくさんの方々に支えられて夫婦工務店として仕事をしています。

それも様々なやり方と様々なカタチがあるんです。

支えていただいている皆さんにどういった恩返しが出来るかわかりません。

スピードは少し遅いかも知れませんが、「いいね」って言ってもらえるように走り続けたいと思います。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

ベストタッグ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

遠出した時の楽しみのひとつは、

やっぱり食べることですよね。

別に誰も何も言って無いのに、

「せっかくだからさっ😋」なんて言って、食べまくるのは、僕だけじゃないと思います。

高速道路のサービスエリアで食べるご飯もテンション上がりますよね。

少し前の話ですが、ショーケースのサンプルメニューを見ながら、

「かつ丼にしよ。いや、やっぱりカレー。いや、まてよ・・・よし、かつ丼にしよ。」と長男が悩んでいました。

その気持ち、すごーくわかります。

思わず長男と肩を組み、

「タオ(長男)、

実はカツカレーって言う夢のような食べ物があるんだよ。

贅沢過ぎてパパもしばらく食べてないんだけど、誕生日に食べに行こ。

それまでパパも仕事頑張るから、タオも色々と頑張って」

と男と男の約束をしました。

カツカレーは昔から大好きです。

これ以上の組み合わせを僕は知りません。

でも僕の中では、頻繁に食べないようにしています。

最高の組み合わせは、物事を達成できたときのご褒美にしています。

だからこそ、食べた時の美味しさも喜びも格別なものになります。

家の中で暑さや寒さを気にしないで快適に過ごせる家づくりをしています。

その為には、断熱・気密工事がとても重要になってきます。

断熱・気密はどちらか片方だけでは効果がありません。両方とも重要です。

真冬の服装で、ウールのセーターだけでは少し寒いです。Tシャツの上にコート1枚でも寒いです。ウールのセーターとコートを着るから暖かいんです。

中澤建設の家づくりも同じで、

羊毛断熱材と気密シートを組み合わせることによって、家の中で温かく快適に過ごすことが出来ます。

壁に入れた羊毛断熱材。

天井に入れた羊毛断熱材。

丸太を避けて気密シート施工。

シートを貼る前に体感していただきました。

現場でのヒトトキ✨

ちなみに、中澤建設で採用している気密シートは空気は入れずに水蒸気のみを通します。

それもガンガン入れる訳ではありません。

夏場の温度が上がった外壁から壁の中に伝わる熱とエアコンで冷やされた室内の壁との間で発生する逆転結露を防ぐ仕事をします。

逆転結露は冬場の室内に起こる結露と違い見えない壁の中で発生してしまいます。

中澤建設の使っている気密シートは、壁内で発生した水蒸気のみを室内側に調湿してくれる魔法のシートです。

結露する時に発生する水蒸気は断熱を濡らしてしまい性能を下げてしまうので、繊維系断熱材の天敵です。

羊毛断熱材も調湿性能がありますが極力発生させないことが肝心です。見えない壁の中でとても大切な仕事をしてくれているんです。

僕が家づくりをする上で、丸太梁や化粧梁や大黒柱も欠かせません。

木が本来持つ、ありのままの姿をお客様に感じていただきながら、木と共に過ごしてもらいたいからです。

丸太や化粧梁は、経年変化で必ず割れてきます。この割れは、乾燥している証拠です。木は乾燥しながら強度も出てきますので、この割れは良いことなんです。

しかしながら、この割れから空気が漏れることも事実です。

気密工事の事だけを考えたら、丸太や化粧梁は使わない方がいいです。

でも、僕は絶対に使いたいんです。

ならば、答えはただひとつ。丸太や化粧梁を使用した状態で気密工事をすれば良いんです😊

断熱材をしっかりと充填して、気密シートと気密テープ、様々な部材を使い隙間を埋めていきます。

この気密工事をきちんと施工出来ているかの答え合わせとして、

中澤建設では気密測定を2回行っています。

1回目は、断熱・気密工事終了時に行います。

気密測定は、日本住環境さんにお世話になっております。

人が行う手作業ですので、

「これでよし」ということはありません。この時点でしたら、漏気箇所の確認ができます。

2回目は、お引き渡し直前に行います。実際にお客様が生活される家の気密の数値を確認することができます。

測定中に丸太梁や化粧梁から風を感じますので、隙間があることは間違いありません。実際の測定値は、

相当隙間面積C値は、0.17㎠/㎡

わかりやすく言いますと、家全体の隙間が、

6cmx6cmくらいですね!

中澤建設の基本仕様は、0.5㎠/㎡以下ですので、十分に納得できる数値になりました。といいますか、まさか0.2を切る日が来ると思わなかったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。

どうしてもやりたいことがあって

それを譲れないのであれば、それをやった上で、目標を達成すれば良いんですね。

この目標達成は、商材を提供して下さった建材屋さんや技術を授けて下さったお仲間の皆さん、丁寧に現場作業をして下さった職人の皆さん、たくさんの方々にご協力いただいたおかげです。

丸太梁・化粧梁を使って、断熱・気密工事も結果を出せた瞬間は、

喜びも格別なものでした😊

おもいやり

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家には、ニンテンドーのスイッチが一台あります。

子供にしてみたら、家での過ごし方ランキングの中でゲームをする事は

一位、二位を争うことは間違いありません。その気持ちもわかりますし楽しいことは時間を忘れてしまいます。


決して悪いことではありませんが、宿題をしたり、家族と会話したり、ばあちゃんとみかん食べながらテレビを見ることも家で過ごす大切な時間ですので、家族会議をしてルールを決めることにしました。親が決めても意味がありませんので、子供達に考えてもらいました。




ルールを決めたものの、兄弟でどっちが先にやるなど、

ゲームを取り合うモメ事は毎日のように行われます。

先日の夕方に子供の髪を切ってもらいに行きました。

帰りが遅くなったので長男、次男、僕の3人で夕食を食べることに。

子供たちは同じものを注文して待っていますと、

先ず1人分が来ました。

「先にいいよ!」と長男、

「いいよいいよ、俺は後で」

と次男。

2人が譲りあっていました。

それを見たお店の女将さんが、

2人は優しいんだね〜

僕が先僕が先じゃないんだね。

こういうやりとりは嬉しくなるね😊」とおっしゃってくれました。

女将さんに言ってもらわなければ、僕は聞き流していたと思います。

普段、子供達に対して気になることばかりを注意してしまいます。

肝心な良さに気付いてあげられない自分に反省しました。

仕事と勉強会でお世話になっております、お仲間の薗田仁志さんに先日お越しいただきました。


現場での様子を直接見たことはありませんが、SNSの投稿を拝見しますと、現場の雰囲気とその場にいる人の気持ちをとても大切にされていることが伝わってきます。

勉強会などでご一緒させて頂き、背中にも目があるんじゃないかと思うくらいの目配りと気配りが半端じゃないんです!

お会いする度に勉強させていただいているお仲間から、テーブル製作のご依頼がありました。


板割れをとめる「蝶千切り」

ケヤキのテーブル



そのテーブルを取りに来ていただいたのですが、久しぶりにお会いしましたので、時間を忘れて語らいのヒトトキになりました。


色々なお話をさせていただく中で、薗田さんが接しているお相手へ対するおもいやり“の気持ちを強く感じました。おもいやる気持ちを常にお持ちなので僕には見えないものや、気付けないことが、薗田さんには分かるのだと思いました。

お相手がどうしたいのか?

何を思っているのか?

自分は何が出来るのか?

それを常に考えていらっしゃることを感じました。


これは私生活ではもちろんのこと、

お客様と家づくりをさせていただく上でとても大切なことです。


ご用意させていただいたテーブルをお渡しした後に、

「これは布石ですよ😊」と一言。

聞いた瞬間に胸が熱くなりました。

薗田さんと僕にしか分からないことかもしれませんが、

「応援してるから、必ず夢を叶えろよ!」という薗田さんの心の声が聞こえました。

僕の心の中が見えてるんじゃないかと思うくらい驚き、嬉しかったです😊

目には見えないものが気持ちです。

相手を思う気持ち、おもいやりの大切さを学ばせていただきました。