お客様との物語

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

 

僕は昔から、テレビドラマが大好きでした。小学生の頃は学校から帰って来る時間の、確か16時半くらいからドラマの再放送をやっていました。なぜか印象に残っているのが、「教師びんびん物語」です。内容こそあまり覚えていませんが、

としちゃんの名曲抱きしめてTONIGHT”は、今でもフルコーラス歌えるくらいよく見ていました👍

 

ドラマをよく見た理由ですが、2人いる姉の影響も大きいと思います。どの家庭にも必ず勃発すると思いますが、中澤家でもリモコン争奪戦がありました。8つと5つ離れた姉には逆らえませんでしたので、リモコンの権利は僕にはありませんでした。年頃の姉達がトレンディードラマを見て盛り上がっているのを横目に、僕も一緒になって見ていました。当時僕はモノマネを得意としていましたので、中学生の頃には前日の夜に見たドラマの再現を友人と毎日のようにやっていました。

 

ドラマというだけあって、1話から始まるストーリーに平坦な毎日はなく、必ず問題だったり、壁が出てきます。そんな壁を乗り越えていく人間模様がたまらなく面白いのですが、大切なのはどうやって乗り越えていくのか、という事だと思います。最終回のハッピーエンドは期待もしますし楽しみなのですが、ハッピーエンドになる為の物語があるからドラマって面白いんだと思います。

 

僕は家づくりにおいて絶対に守らなくてはいけない基本仕様を決めています。

いくつかの項目がありますが、基本仕様以外の新築住宅をつくることができません。この基本仕様はお客様の安全で安心な家づくりを守る為、そして中澤建設の家づくりを守り続けていく為の大切な憲法です。6月に着工予定のお客様なのですが、中澤建設のホームページとその中に掲載されている基本仕様をご覧になられ、お問合せくださいました。

お客様より、

「素晴らしい基本仕様ですね。」とお聞きした時は本当に嬉しかったです。

 

ですが、お客様と家づくりをする上でひとつだけクリア出来ないものがありました。

断熱木製玄関ドアです。見た目もさることながら、断熱性能も気密性能もこれ以上ないくらい素晴らしいものです。しかし、生活環境による理由で使用することが出来ませんでした。使用することが困難な状況で、お客様の生活の負担になってしまってはいけません。とはいえ、中澤建設の基本仕様です。自分が決めた家づくりの憲法ですので、ずっとずっと気になっており、断熱木製玄関ドアをどうにか使えないものかと色々と考えました。考え悩んだ末に、これならいけるんじゃないかとひとつの方法が思い浮かびました。

 

 

 

 

 

 

そして失礼は承知の上で、木製玄関ドアを使いたいことをお客様に相談させていただきました。

するとお客様より、

「難しい事だと諦めていましたが、出来ることなら基本仕様の玄関ドアにしてほしいです。」とお話を伺いました。同じ気持ちでいてもらえたことがとても嬉しかったです。

クリアしなくていけない課題もまだ残っていますが、ハッピーエンドに向けて動きだした家づくりがたまらなく嬉しかったです。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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