こんばんわ!
中澤やすゆきです!
長年お世話になったうーたんが引退しました。
そんな話をしていると親戚の子供から、
「やっちゃん、うーたんて何歳なの?」と質問されました。これはテレビ業界のタブーになります。うーたんは20年間テレビで活躍していましたので、通常であれば20歳は超えています。しかし、それを言ってしまえばドラえもんだって、サザエさんだっておかしなことになってしまいます。
回答に困っていると今度は中澤家の子供から
「ところで世界で一番歳上の人って誰なの?」と聞かれました。僕の知っている限り世界で一番のセンパイは、デーモン木暮閣下だと思います。ここは自信がありますが、その次のセンパイというと答えられませんでした。いつもならGoogle先生に聞いてしまいますが、楽しそうなので子供と予想をしてみることにしました。最初は200歳とかふざけていましたが、恐らく120歳くらいの方はいるんじゃないかとこういう会話は話してみると意外に盛り上がります。
今日は身近な最高年齢である父親の誕生日です。そこで昨日は、数日前に誕生日を迎えた中澤家の次男との合同お誕生日会を行いました。嫁がケーキを注文したのですが、ケーキ屋さんが思わず笑ってしまったというメッセージと溶けてホラー感のあるロウソクによって何ともシュールなバースデーケーキになりましたが、80歳と10歳がこうして並んで誕生日を迎えられることは幸せなことだと思います。
先週から、この時期恒例の棚卸しと倉庫の整理を行っています。
木は伐採し、製材してもすぐに家づくりや家具として使える訳ではありません。倉庫の中で何年、何十年と自然乾燥する必要があります。なので、材木を在庫することは中澤建設の家づくりにおいて絶対に必要なことになります。
木を使うことは楽しいのですが、倉庫にある材木の1本1本、1枚1枚の材種寸法を管理することは簡単なことではありません。ましてや2人とも木が好きなので、
「この板いいな〜、これはあのお客様の家に使えるんじゃないか。こんなの最高だよね」と話がはずんでしまい、棚卸し作業がはかどりません。
先日在庫に追加されたこのエンジュの木は、昨年秋に伐採したものを譲っていただきました。それほど太くなく曲がっていますので、普通であれば薪か木質資源として活用され、だれの目にも止まらないようなものです。しかし“この木“が中澤建設にとっては宝物になるんです。
皮を剥いて、洗浄をする作業は父親がやってくれるのですが、地味な上に結構大変な仕事です。しかし、この作業をする事で乾燥のスピードも上がりますし、虫が入ることを防ぐことも出来ます。
木そのものにも、もちろん価値はありますが、木を活かす為のこういう時間に大切な価値があることを感じます。父親はよく、
「俺が生きてる内には倉庫の材木は使い切れないな」と笑って話をします。確かにそうだと思いますし、本人もそれを望んでいる訳ではないと思います。ただ、木の素晴らしさと木を使うことの楽しさを1人でも多くの人に伝えたいのだと思うんです。
目先の事を考えていたら木は扱えません。未来を見据えるから宝物になるということを感じます。
こんな文章になると父親の体調が悪いのかと勘違いされてしまいそうですが、とんでもありません。今日で80歳になりますが、4歳の孫と腹筋対決をするほど元気です。
大した親孝行も出来ていませんが、今まで大切に倉庫で保管していた木が家づくりで活躍するところを見てもらいながら、これから先も楽しんでもらいたいと思っています。
親父、ハッピーバースデー🎈
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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。
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