女神様

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先週は、みなかみ町で

建て方を行いました。

頼りになる、

仲間の大工さんにも手伝いに来て

いただき、天気も味方になってくれて、怪我なく無事に建て方を終えることができました。

上棟式の当日に、

お客様よりお話がありました。

「実は今日、父の命日なんです。

 上棟式と重なってしまって、

 少し考えましたが、

 きっと、父も喜んでると思います😌」と、

お客様にとって大切なことを教えて頂きました。

式の前に、お墓参りに行かれていた様子で、戻ってきたお客様のお母さんが

四葉のクローバー🍀をたくさん持っていました。


「こんなにとれることないんだけどねぇ、お父さんからのプレゼントかもね」って嬉しそうにおっしゃっていました。そして、嫁に

「あげる、幸せのお裾分け」って

四葉のクローバーを渡してくれました😌

上棟式を終えた後、

お茶をいただきながら、

お客様と中澤建設の出会いの話題になりました。

それは、今から2年前

お施主様の奥様からいただいた

電話でした。

中澤建設は、自宅兼会社になっていますので、登録の電話番号に電話すると

自宅に電話がかかります。

当時は、ホームページもありませんでしたので、お問い合わせの手段は

固定電話のみでした。

弊社の家づくりにご興味を持っていただいた奥様よりいただきましたお電話、

受けたのは、僕の母でした。

会社の電話とはいえ、お問い合わせはほとんど無く、来るのは母の友達からの電話かセールスの電話です。

そして、詐欺の電話にも警戒している母親の電話対応

は、塩対応のさらに上を行く、七味対応です。

奥様からのお問い合わせにも、

「はい?

 どなたですか?

 何の御用件ですか?」と

泣く子も黙るような対応です💦

その時、ちょうど近くに嫁がいて、

何かおかしいと思い、電話を代わり

無事にお話をすることができました。

母親も悪気があった訳ではないんです。こうやって、今まで家と会社を守ってきてくれた、影の立役者ですので

責めることは出来ません💦

このことを笑って話してくださる奥様の心の広さ、優しさとご理解に

感謝しかありません😌

お茶をいただき、帰る際に

こんなプレゼント🎁を

いただきました。

言葉にらならない気持ちです😊

きっかけは、

お客様よりいただいた一本の電話、

母が家に居てくれたこと、

母から嫁に電話を代われたこと、

すべてのバトンが渡せたから、

お客様とこの日を迎えられ、

家づくりをご一緒できているのだと思います。

こんな素敵な運命を繋げてくれた、

女神様たちに心から感謝しております。

丸太

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

ここ一週間、

僕は、ある4本の木と向き合っていました。

現在、着工しているお客様の家、

その家の吹き抜け部分で使う、

松丸太です。

1Fのリビングから吹き抜けを見上げると見える、化粧の松丸太です。

交差する丸太の曲線美は、

僕の大好きな家づくりのひとつです。

まずは、丸太を見て、

どうに使うかよーく考えます。

木の根本をどの方角にもっていくかなど、決まり事はもちろんありますが、

基本的には、使う人の自由ですので、

ここは、センスが問われますね。

使う場所が決まったら、

地元の製材屋さんに持っていき、

太さのバランスを考えて、

挽き直してもらいます。



この人は、僕に

木のこと、

木の使い方、

自然乾燥の素晴らしさ

教えてくれた木材の師匠です。

僕の知る中で、誰よりも木と向き合っている人で、

めっちゃかっこいいんです!

挽き直しが終わると

いよいよ、

墨付けのはじまりです。



見方によれば、丸太に落書きをしているようなものですね。

丸太に墨()をつけて、

その通りに加工するのですが、

丸太はそれが難しいんです💦

集中していると、

嫁から

「ピンするとき呼んで!

 絶対呼んでよね」って念を押されました。

この「ピン」とは、

丸太に直線の墨を出すことです。

嫁が好きなんて、

初めてしりましたが、

嫁はこの「ピン」がたまらなく好きとのことでした。


これは、まるで嫁の為のパフォーマンスですね笑

この丸太の加工は、一本終わらせて、

次の丸太をはじめることが、

出来ないんです。


丸太と丸太が交差する場所は、

お互いの曲がりをみて、

加工しなければなりません。

丸太の加工が終わると、

ひかり台という名の板をつくります。

僕がつくった丸太のカタチを、

板に写したものです。


その板を別の場所で、

丸太以外の墨付け・刻みをしている、社員大工の原田さんに渡します。

原田さんは、その板を見て、

僕がつくった丸太の情報を知ります。

文通みたいなものですね。

別々の場所で、作られたものが、

たった一枚の板だけで、

実際に現場で組み合わさるんです。

この言葉の要らない連携プレーが、

僕はたまらなく好きなんです😊

丸太を使わないで、

まっすぐな角材を使った方が、

作業効率がよいことはわかっています。

ですが、

自然の中で、自由に成長した丸太を

育ったままの姿で使うことで、

木が最大限の力を発揮できると思うんですよね。

まっすぐではなく、曲がっていて、

2つとして同じものがないところ、

本当に人と同じに感じます。

でもこれが、木が生きてるってこと

なんだと思います。

丸太のそんなところが、

面白くて、美しくて、

僕は大好きなんです😊

こんな風に木と向き合えることは、

大工の特権だと思います。

そして、僕が大工をやっている理由のひとつです。 


成長期

こんばんわ!
中澤やすゆきです!

わたくし事ながら、
先日の5月28日に誕生日を
迎えることができました。
たくさんのお祝いのメッセージや
お言葉をいただきました。
ありがとうございます😊

数日前ですが、
朝食を食べようと思い、
食卓に行くと、母親から
「身長が伸びたんじゃない!?」
と言われました。
少し心辺りがありました。
僕は毎朝目覚めた時に、
手と足を、もうこれ以上伸びませんっていうくらい伸ばすストレッチを1分間しています。
これは、誰から教わった訳でもなく、
独自に考えたストレッチです。
といいますか、ただ伸びるだけですね。
当初は、目覚めて伸びると気持ちいいので数秒やっていただけですが、
「これ、毎日1分やれば、身長が伸びるんじゃないか」と思い、
人知れずやっていました。
まさか、その効果がでたのかと思い
ましたが、ここは浮かれずに
「そんな訳ないじゃん」と
慣れないクール対応をして、
すぐ様、鏡で確認しましたが、
実際伸びた感じはありません😅

身長は変わりませんが、
ブログをはじめて、
自分の生活を見つめることが
出来るようになり、
考え方、物事の見え方が
ここ最近で大きく変わったことを
感じます。
大工として、作業をしていても
今まで、当たり前のようにしていた
作業のひとつひとつが
大事な仕事なんだと思い、
まだまだ学ぶことがたくさんあること、

そして楽しさと同じくらいの
難しさを感じます。
日々の生活の出会いの中には、

自分の知らない世界があり、
学ぶ事がたくさんあることを
知りました。
同じ生活のように思えても、
以前は感じなかったことや
見えなかったことに気付くことが
できるようになりました。
そう思えるようになったのも、
人と人との繋がりのおかげだと思います。
繋がりなくして、こんな心の変化は
考えられなかったと思います。
39歳になりました。
サンキューの歳ですね。
自分を成長させていただき、
これからもお世話になる方々に
感謝を込めた一年を

過ごしたいと思います。

嫁がボソっと言いました。
「別に洗濯すればよかったか〜」

母から告げられた、
僕の身長が伸びた説。
僕の愛用している
仕事着のお気に入りニットベストが
縮んだことから、身長が伸びたように見えてたんですね笑

いやいや、仮に身長が伸びていても、
これじゃ、胴だけが伸びたことになるじゃないですか笑

中澤やすゆき。
まだまだ伸び代があることに期待をして、人としても身長も
日々、成長していきたいと思います😊

一週間

こんばんわ!
中澤やすゆきです!

僕は、大工の修行を5年間、
親方の下でお世話になりました。
今思い出すと、

厳しい修行に逃げ出したいと思ったことは

何度もありましたが、

本当に貴重な経験させたもらったと感じています。
親方からは色々な事を教わりました。

親方
「やすなぁ、大工の世界じゃ
 七・五・三は、めでたい数学なんだ。
 それでなあ、理由もあるから、
 しっかり覚えてとけ」

と教えてもらったことがあります。
親方
「まずは三だ。
 天と地、そして、
 てめえ(自分)自身だ。」

(なんだかカッコいいなぁ)

親方
「次に五だ。
 東西南北とてめえ(自分)自身だ。」

(おおぉ)

親方
「そして七だ。
 七はなぁ、一週間だ!!!」

到底予想していなかった
オチに対して、

言葉の出ない僕。
余計なことを言えば、

とんでくるのはゲンコツ。
どうしていいかわからない僕に
親方が、
「なんか言いたそうだな笑。
 だけどなぁ、

 それくらい大事ってことなんだ」

と、話してくれました。

親方に教えてもらった

「一週間」

最近になって、 

過ぎていくのがとても早く感じます。
先日長男から
「ずっと帰り遅いよね。
 なんかさぁ、

 たまには早く帰ってきて欲しいな」

って言われちゃいました。

そういえばここのところ、
仕事ばかりやっていたように感じます。
時間と心に余裕がないことが
子供に伝わったんだと思います。
なので、仕事を定時で終わりにして、
家族で散歩にいきました。

ただの散歩でしたが、
学校であった話を聞いたり、
歌ったり、久しぶりに会った
近所のおばあちゃんと話したり、
最近感じていない気持ちに、
心がリフレッシュできるようでした。

家に帰ってからも、
ゲームしたり、

プラモデルを作ったり、

もっとも苦手な足の裏くすぐり我慢大会したり、
普段出来なかった時間の中には
普段見られないような
嫁と子供たちの笑顔がありました。

仕事をしっかりする為に、
しっかりと休息をとること、

とても大切に感じます。

「忙しくするのも自分、

 暇にするのも自分。」
こんなことを聞いたことがあります。

もう一週間が終わりと思わず、
いい一週間だったなぁって
時間を大切に思えるように過ごしたいと思います。

家づくりの思い

こんばんわ!
中澤やすゆきです!

朝、ご飯を食べていると母親が、
「今日はお友達来てるかな〜♪」
と、外を見ていました。
母親の言う「お友達」は、

夏の夜に、窓に張り付いているカエルだったり、

家の中に入ってきた昆虫だったり、
子供の友達だったり、
つまりは、

中澤家に来てくれた

生き物全般のことなんですね。

この日のお友達はと言いますと、
数日前より、中澤家のお隣りで
今は空き家のお宅に遊びに来ている
日本カモシカです。
来ない日もありますが、
どうやらこの日は来ていたようで、
「あゆみちゃん(嫁)、来てるよー!」
と、2人仲良く動物観察をしていました。

この光景は、微笑ましいを通り越して
なんだか笑えます😆

思い出すのは、今から12年前のことです。
大工の修行を終えて、

父の営む中澤建設に入ってから1年程経った頃、
幼稚園からの親友に
「家をつくりたい」と
はじめて家づくりの相談を受けました。

今も未熟者ですが、
当時も修行を終えただけの超未熟者です。
それまで大工として家づくりをしてきましたが、
友人夫婦と行った打ち合わせの日々は、
経験したことのないことばかりでした。
不慣れな打ち合わせに、
友人に迷惑をかけながら、
父親に教えてもらいながら、
何とか着工出来るようになりました。
工事がはじまり、
お客様と考えた図面の中に書かれた家が

ホンモノの家になることを

率直に

「すごいなぁ」

って感じました。

友人も楽しみ過ぎて、
「昨日の夜、誰もいない現場で、
 寝っ転がってきたよ」

なんて、連絡をくれたこともありました😊

工事も終わり、お引渡しの時です。
友人に玄関の鍵を渡して、
「お世話になりました。」

って言った瞬間に涙が出てきました。
そしたら、友人も泣いていました。

はじめての家づくりでした。
お客様の思いを知りました。
多くの人が工事に携わることを知りました。
お客様の命を守る住まいをつくること、

責任のある仕事だと知りました。
そして、つくらせていただいた家が
自分にとって

こんなにも大切なものになる

ということを知りました。
幼稚園からの付き合いと、

家づくりは別の話ですので
僕じゃなくて、他にも頼みたい工務店は

たくさんあったと思います。

それでも、僕に話してくれたこと、
本当に感謝しています。
初めての家づくりが彼と出来たから、
今、家づくりを好きでいられるんだと思います😊
この家があったから、
今も色々なことに挑戦出来ているんだと思います。

彼も美容室「fam」を営んでいます。
familyのfam。
行くと、家に帰ったような
温かい気持ちになれるお店です。
もちろん、

僕もオリジナルカットをお願いしています。

父親がよく言うことがあります。
「家をつくらせてもらうことは、
 家族になることと同じことなんだよ」
その気持ちを大切に、
これからも家づくりを続けていきたいと思います。

センス

こんばんわ!
中澤やすゆきです!

僕が子供の頃、暇があると
「となりのトトロ」

のビデオをよく見ていました。
といいましても、
きちんとしたパッケージのものではなく、
姉が、60分用のVHSを3倍録画にして
金曜ロードショーを録画したものです。
本当によく見ていたので、
姉からは、
「やっちゃん、またトトロみてるの?

 この間も見てたじゃん笑
 よく飽きないね笑」

ってその度に言われていました。

何が楽しいかって言われると
説明するのが難しいのですが、
見終わった後に

幸せな気分になれるあの感じ、

大人になった今でも
同じ気持ちになりますね。

そんなことを思っていましたら、
中澤家の子供たちも
「魔女の宅急便」

を見ていました。
「またこれ〜」

って嫁が言うくらいよく見ているみたいです。

話の冒頭、

空を飛びながら魔女の修行に向かう主人公のキキが、

自分は手が塞がっているからと、
相棒のクロネコ🐈‍⬛のジジに
ラジオをかけてとお願いします。
ジジがラジオをかけると、
ユーミンが歌う主題歌が流れて
オープニングになります。
このなんとも言えない流れに、
思わず、
「センスあるな〜」

って言っちゃいました。
こんな細かい演出があるから、
見ている人は魅了されるんだと思います♪

僕と嫁同様に
高崎北高校1年1組で同じクラスだった友人で、
さらには、ご自宅も店舗もつくらせていただいた

お客様がいらっしゃいます。

彼の作る料理、そして盛り付けは
本当にセンスがあるな〜って、
感じます。

おいしい料理を提供するだけではなく、

盛り付けによって

お客様を感動させることが出来ること、
ホンモノだなと感じます。

持ち前のセンスはもちろんあると思いますが、

勉強して、挑戦して、
磨き上げたものがセンスと自信になり、

見る人・食べる人を楽しませるんですね!

万人受けしなくてもいいから、
僕もそんな家づくりを
目指していきたいと思います😊

春のお客様

こんばんわ!
中澤やすゆきです!

2週間くらい前からですが、
毎朝、中澤家にお客様がいらっしゃいます。
「ケチョン、ケチョン」

とあいさつをしてくれる、

その正体はキジですね。
「お母さん、キジです!」

と大興奮の嫁。

「いやいや、去年も来ていたから」

と思いながらも、空気を読み、

口にすることはしませんが、
冬に切った木の切株に立って鳴く姿を

家族みんなで見る👀朝は、
微笑ましいですね。

鳥のことで思い出すのは、
数年前のことです。
木材を自然乾燥するための置き場で
材木と材木の間に
セキレイが巣を作っていました。
その事に気が付かず、
材木を動かしてしまい、
親鳥が巣を見失ってしまいました。
「やっちまった」

と思い、材木を元の場所に戻しましたが、
結局見失ったまま、
親が巣に戻ることはありませんでした。

知らずにしてしまったことですし、
仕事で動かさないわけにはいきませんでしたが、

中々心の痛む出来事でした。
それから数年たった今年、
セキレイがまた巣をつくりにやってきました。
今度は、僕に邪魔されないように
安全な場所です。

ちょっと用事があって、
置き場にいくもんなら、
警戒するのなんの💦

思わず、
「何にもしないよ〜」
と言っちゃうくらいです笑

春先に父が、
巣箱をつくって
庭にある木にいくつか設置していました。
そうしたら昨日、
巣箱に入る鳥を母親が確認したそうです😊
安全な場所と思って巣をつくり、

子育てをしてくれたら
嬉しいですね。

ご縁があり、このところ

たくさんの新しい出会いがありました。

考えてみますと、
嫁との繋がりで、
お会いできた方々ばかりです。

去年は昆虫女子で
今年は野鳥観察女子の彼女に
感謝感謝です😊

約束

こんばんわ!
中澤やすゆきです!

先日、家に帰ると子供たちが
プラモデルを作っていました。
三男の子守をじぃとばぁにお願いしたところ、

おもちゃ屋さんで買ってもらい、

兄たちが代わりに作っていたところでした。

「自分も子供の頃買ってもらって
 つくったな〜」

って懐かしく感じます。
ですが、もともと器用なタイプでは
ありませんでしたので、
プラモデルを組み立てて、
きれいに色を塗って、
箱の表に描いてあるように完成させるのは、

得意ではありませんでした。
それよりも、レゴとかブロックで
存在しないような車をつくったり、
秘密基地をつくったりするほうが、
得意でしたし、
何より楽しかったなぁ😊と思います。

決められた部品を

説明書通りに組み立てる事よりも、

「自分だけにしか出来ないようなもの」

をつくることが好きなことは、

大人になった今も変わらないなぁと
思います。

今手掛けております、

築40年のリノベーションですが、

建物を骨組みだけ残して施工する為、

通称スケルトン工事と呼ばれています。

様々なことで壁にぶつかり、
悩んでは挑戦の日々を過ごしています。
社員大工の原田さんと何度も何度も相談しては

解決案を発見して嬉しくて
2人でテンション上がってみたり、
不安が重なって爆発しそうになり、
県外からお仲間のスーパー大工さんに
助けに来てもらって事もありました。
なぜそこまで?

と思われるかもしれません。
でも、僕はお客様と
「この家を生まれ変わらせる」
と約束をしました。
新築と同じ基本仕様を
リノベーションだからとか
難しいという理由で諦める訳にはいきませんでした。

数年前、
自分のしている仕事はこれで良いのかと、

悩んでいたことがありました。
その時、セミナーの講師をしていて、

今でも様々な事でとてもお世話になっている方に
「ありのままで、

 自然体で良いですよ」

と言っていただき、
立ち止まりそうな僕の背中を
押してもらいました。
基本仕様はその方との約束です。

手先も器用ではありませんが、
生き方も不器用だなと自分でも思います。
でも、これが自分で
これが僕の家づくりで
これが僕の生き方なんです😊
そして、
お客様に

協力業者さんに

仲間に友人に家族に助けてもらって、

支えてもらって、

不器用ながらも生きていられることを
本当に嬉しく思います。

リノベーション現場で
中間の気密測定を行いました。

家の中に外気との隙間がどれだけあるかの確認です。
気密工事は、今回の改修工事の中でも

指折りの難工事でした。
気密測定はその答え合わせです。
結果は、0.5㎠/㎡。
なんとか目標を達成できました。

決して自分1人で

この数値を出す事が出来た訳ではありません。

お仲間の皆さんに助けてもらい、
色々な方にアドバイスをいただき
出すことができた測定値です。
完成に向けてまだまだ油断はできません。

でも、涙が出る程嬉しかったです‼️

90点と100点

こんばんわ!
中澤やすゆきです!

朝起きて、
「おはよう」と言う
家族とのあいさつにも
色々なタイプがありますよね。
「今日の嫁は、上機嫌だな〜」

ですとか、
なんだか低いトーンの時なんかは、
僕も子供も、自然と嫁の機嫌をとるように、
「これ持っていくね」

なんて、いつもしないような片付けをしたり、
「ママ、ありがとうね」

なんて、意味不明なお礼を言ってることもあります。

毎日のあいさつでも、
ほんのわずかな違いで、
「あれ?」

って感じます。

先日、美容室をやられているお客様より

ご依頼をいただき、
建具屋さんと2人で、
エントランスドア🚪の修理に伺いました。

木製断熱ドアなのですが、
年数も経ちますし、
美容室のエントランスドアですので、
毎日たくさんの方がお使いになられます。

その為、閉まりが悪くなってしまいました。

お客様は、つくり直しも考えておられましたが、

建具屋さんが直せると判断しましたので、

修理をさせていただくことになりました。

屋外に面している為、

削り過ぎると隙間風が入って来てしまいますので
わずかな調整を要します。
取り外す→切る・削る→取り付け
の作業を何度も繰り返します。

ようやくスムーズに閉まるようになり、
「直ったな。いい感じ!」

と思い、お客様に確認して頂こうとしたのですが、
建具屋さんが、
「なんか違うな」

と何度もドアを開け閉めしています。
そして、一度片付けた道具を出して、
再び作業をはじめました。

しばらくして、
「よくなりました。」

と建具屋さんからの一言。
開け閉めしてみると、 

思わず笑顔になってしまうくらい
スムーズに閉まるようになりました。

先程の状態でも、
直ったことになると思います。
でも、もしかしたら90点の仕事

だったのかもしれません。
毎日毎日、

しっかり建具と向き合っているからこそ、
わずかな違和感に気付くことが
出来るんだと思います。

直し終わった今の状態なら
お客様に胸を張って、
「直りました。」

と言えるプロの仕事って、
こういうことなんだと思います。

これでよし!と思う前に、
もう一度確かめること。
少なくとも、

自分の中では100点と思えるような仕事をすることを

心がけていきたいです😊

恩師

こんばんわ!
中澤やすゆきです!

僕の住んでる倉渕でも

段々と桜が散りはじめていますが、

ちょっとだけ標高の高い中澤家の桜は満開です🌸

小学生の子供が、始業式の朝に
なんだかソワソワしていました。

どうしたのか聞いてみますと、
「担任の先生が誰になるか気になって

 緊張してるんだよ〜」と。

その気持ち、とってもわかりますね!
自分も小学生の時は同じことを思ったものです。
「あの恐い先生が担任じゃありませんように〜🙏」

と、神頼みしたこともありました。

僕の小学生時代は、同級生が14人でした。

2年生の時に1人転校してしまいましたので、

それからは13人。
少ない人数でしたが、みんなと先生で
過ごした日々を思い出します。

とある自然派な担任の先生。
「先生は、冬もタオルケット一枚で寝てるんだぞ。

 鍛えれば寒さに強くなる」
と、冬でもストーブを使わず、

体育も裸足で縄跳びをしていた中学年。

「社会科は、中学校でも同じことをやるから」

と、社会の時間に先生の好きな国語をやり、

やけに国語の授業が多かった高学年。

一カ月間、体育と休み時間を返上して
勉強をした、
「猛勉強の1か月」

という生活。
その分、1週間授業をしないで、

みんなで体育をしたり、遊んだりの
「猛遊の1週間」

なんてこともありました。

一見、破天荒に感じますが、
当時はとても楽しかったことを覚えています。
今でも同級生に会うと、
本当に良い笑い話になります。

今の自分の在り方は、
先生から教えてもらったことに

大きな影響を受けていることは間違いありません😊

子供にとって先生との出会いは、
とても意味のあることだと感じます。

先日お客様とお話をしていたら、
偶然知っている方のお名前をお聞きしました。
「あれ?」

と思い伺ってみると、
やはり繋がりのある方でした。
驚いた僕に
「心地良い出会いは、

 いいご縁で繋がるものなんですよ。
 今、こうやってお話していることも
 そういう事だと思いますよ😊」

と、素敵な事を教えていただきました。

実は少し前までは、

新しい場所に行ったり、

新しい出会いが僕は少し苦手でした。

それでは自分の世界が広がらないと感じましたので、

今では出会った人と

しっかり向き合うように心がけています。
そのせいなのか、不思議なことに

最近お会いする人が、

僕の大切な人と繋がりがあることが多いように

感じます。

お客様に教えていただいた、
「心地良い出会い」
大切にしていきたいです🌸