1つの目的の中で2つの役割

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家の中で誰が1番名前を呼ばれるかと言えば間違いなく妻です。子供たちは当然のこと、ひとつ屋根の下で一緒に暮らしている僕の両親も、何かあれば「あゆみちゃ〜ん」と妻を頼り、何でも話をしています。こうなると、家のことならば僕の知らないことでも妻は何でも把握してくれていますので、中澤家の大黒柱は妻だと思っています。

甘えてばかりはいられませんが、僕が家のことを何も出来ていないので妻の仕事は毎日山盛りです。それでも日々元気いっぱいに過ごしている様子を見ていると妻の動きには無駄がないように感じます。

家の中をただ歩くことはせず、高く積まれた洗濯ものをアゴで押さえながら移動したと思えば、帰り荷でフライパンの上に食器と食材を乗せて帰ってきます。

僕も見かねて手伝おうかと声をかけますが、

「仕事してていいよ。

あたしのことは気にしないで。」

と移動することに全集中しています。

夜もお風呂上がりは顔のパックをしながら、中澤建設SNS投稿をしてくれたり、趣味ではじめた英会話レッスンをしています。

最近驚いたのは、お昼休みに暖かい薪ストーブの前で、英会話レッスンをしながらストレッチをしている姿でした。仮に僕だったら全てに集中できないように思えますが、そこが大黒柱になれるかなれないかの違いなのかもしれません。

限りある時間の中で生活している訳ですから、1分1秒を大切にしている妻を見習って、1つの目的の中で2つの役割を持てるように自分に出来ることを見つけたいと思いました。

昨日は高崎市下佐野町で上棟式が執り行われました。家の中には奥様が飲食店をやられるスペースもありますので店舗併用住宅になります。

中澤建設では、毎年1物件ほどの割合で店舗工事のご依頼もいただいております。こちらのお客様と出会うことができたのも、数年前に設計施工させていただいたOB様に繋げていただいたからです。

店舗併用住宅の新築工事を設計施工させていただくことは中澤建設にとって初めての経験です。建築地が市街化調整区域でしたので、一般住宅に比べて許可をもらえるまでの道のりは長く、BELS申請、長期優良住宅認定と想定以上に時間が必要になってしまいました。

新しい暮らし、新店舗のことを考えると待ち遠しく感じていらしたと思います。そんな中で連絡をとらせていただいた時も、僕の気持ちを配慮してくださりお客様から工事の進捗を触れられたことはありません。

とある休日に、お客様ご夫婦と僕と妻のグループLINEに

「中澤さん

もっと体力つけてほしいと主人が言ってます笑」

とメッセージがはいりました。

ご主人がやっているRPGのパーティに僕が入っているのです。仲間として選んでいただけたことも当然嬉しかったのですが、何よりお客様の暮らしの中に自分がいるということに言葉では表現出来ない喜びを感じます。このメッセージを妻と一緒に見させていただき、「良かったね」と2人で笑顔になり幸せな時間を過ごしました。

昨日の上棟式では、奥様とお母様が中澤建設の社員とお祝いに来られていた方々に温かい豚汁と手作りあん饅、野菜饅をその場で振舞ってくださいました。

以前お客様から

「この家は災害時に避難所になりますか?」

とご質問されたことがあります。中澤建設の家づくりは、許容応力度計算による耐震等級3になっており、高気密高断熱の為、無暖房でも室内温度が13℃を下回らないようになっています。これは、災害時でも家がどこよりも安全な場所である為にです。

お客様の命を守ることを第一に考えて、中澤建設の基本仕様にしておりますが、お客様の考えは自分達の命だけではありませんでした。この地域でお困りの方がいたら何かチカラになれるのではという思いなのです。

昨日、振る舞っていただいたお料理は上棟式という特別な日だからという理由でもありますが、お客様のもう一つの目的は炊き出しの練習だということです。ですので、事前にいただいた上棟式のご案内にも、ゴミを出さないように食器の持参をお願いされていました。

今後も炊き出しの練習として、工事期間中にもこのようなかたちで家づくりに携わる方々にご飯を提供されたいとお話を伺っております。

僕は、家づくりに携わる人と、お客様との交流は望んでいるので、この様な機会をつくってくださることはとても有難いことです。それだけでなく、人を想い、地域を想う行動はとても素晴らしい取り組みだと感じています。

当然のことですが、家づくりはお客様が暮らす家を形にすることが目的です。お客様の考えは、その家づくりにも、その後の暮らしにも別の役割を持たせるということです。僕にはない考えではありましたが、お客様の思い描くことが中澤建設の安全で安心な家づくりであれば実現は可能です。

中澤建設にできることはいつも通りの家づくりをすることですが、とても素晴らしいことを教えていただきましたので、お客様と一緒に人を幸せにする家づくりに全力で向き合いたいと思っています。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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おむすび

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家の長男がお世話になっているサッカーチームでは、身体づくりの目的で練習後30分以内におむすびを食べるように勧められています。そのおむすびは、具も海苔も必要ない真っ白な塩むすびをどんな形でもいいから、自分の手でつくるように言われています。

なので練習がある日は学校から帰ってくると出発前に必ず自分でおむすびをつくっています。目的は練習後の30分以内にお米の栄養を体の中に入れることだとは思いますが、自らつくることで栄養以上のモノが身体の中に得られるように思えます。

サッカーだけを教えてもらうのではなく、こうして自立に繋がるような素晴らしいご指導をしてもらえることを親としてとても有難く感じています。

先日のことですが、休日練習が終わった帰りの車の中でいつものように長男がおむすびを食べようとしていました。この日は、朝も早くて時間に余裕もなかった為、ばーちゃんにつくってもらったそうです。

おむすびを一口食べた長男が、

「ばーちゃんがつくってくれたおむすびは、なんでこんなに美味いんだろ?お米と塩だけなのに俺がいつもつくっているのとは全然違うんだよ。」

と言っていました。

率直な気持ちがとっさに出た長男の言葉に、「良い気付きだなぁ」と心の底から感じました。お米と塩というシンプルな材料なのに味が違う理由は、何十年と家族を支え続けてきた人の経験と想いだと思っています。長男が不思議に思うのは当然で、その味は簡単に出せるものではないことを感じます。

先日は、日頃よりお世話になっている工務店さんや建材流通店さんと定期的に行っております「利根ヨットスクール」の新年会が開催されました。

この日は、茨城県から2名、宮城県から1名の建材流通店さんがゲストとして参加してくださいました。いつものメンバーに加えて今回ゲストがいることには理由があります。木材の流通店をやられているお仲間が昨年末に社長に就任されたので、そのお祝いをさせていただく会でもあったのです。

会の中で1人1人が今年の抱負を発表したのですが、大トリが社長に就任されたお仲間でした。その内容と言葉から社の代表になるということの重みが感じられました。会社の代表となる以上は様々な決断を強いられるものです。どんなことがあっても止まる訳にはいかず、未来に向けて進み続けなければなりません。命をかけた方が涙を浮かべて語った言葉には正真正銘の魂が込められていました。

皆さんとディスカッションする中で先輩工務店さんがおっしゃっていたのが

“自分が何者なのか?”

を相手に伝えられるかということでした。

この質問は、数年前に僕が聞かれた、

“なぜ建築をしているの?”

という問いかけに通ずるものがあり、非常に考えさせられる内容でした。

“自分が何者なのか?”

答える内容には信念がなくてはいけないことを感じます。信念がなければ本当に伝えたい相手に、自分の存在意義を伝えられないからです。

自分1人ではこのような事を考えられる訳がありませんし、気付きを得られることもありません。だからこそ、僕にはお仲間の皆さんと過ごすこのような時間が大切でなりません。

建築従事者の皆さんと言葉を交わし、想いを伝え合うことで、人として、建築人として生きていく為に大事なことを学べるこの場所を大切にしたいと思っています。

この日は、帰りが遅くなってしまうことを心配してくださった先輩工務店さんからお声がけいただき、お客様が宿泊体験される展示場で宿泊させていただきました。

到着したのが、0時を過ぎていたにも関わらず奥様が身体に優しいフルーツを用意してくださいました。そして、他の方よりも早く出発する僕に朝食までご用意してくださいました。心地よい空間の中で、暖かい布団で眠れる幸せは、この場所に来た人にしか感じることができないものだと思いました。

朝起きて、大切にされているダイニングテーブルでご用意していただいた朝食を口にした時に、先輩工務店さんの家づくりが本当に大きな存在であり、自分の目指すべき目標であることを確信しました。

田村さんご夫婦、心がこもった、心の温まる時間をありがとうございました。

高崎市下佐野町の現場では、建て方が無事に終わりました。中澤建設の社員だけでなく、昨年まで中澤建設で修行をしていた松島くん、そして松島君と同じ時期に出会えた丸山工務店の丸山さんにも、今回初めてお手伝いに来ていただきました。

もう1人は今は独立されていますが、中澤建設で25年ほど働いてくださっていた小池建設の小池さんにも力をかしていただきました。

中澤建設が手刻みにこだわっている理由は、材料である木材の1本1本に向き合うことができるからです。できる限り倉渕町で自然乾燥した木材を利用し、木材の移動も倉庫から作業場への最短距離にすることで、使用する化石燃料を最小限に抑えることができます。

そして何より、目で見て、肌で感じ、自分達の手で加工することで、適材適所に木が生きる使い方をできますし、限りある資源である木を無駄のないように使用できるのです。この全てが大自然の恵みである木材と向き合うことになります。

建て方が終わった瞬間は本当にホッとひと安心しますし、倉渕から来た木材が組み上がった様子は感慨深いものがあります。大切に育てた娘が嫁に行くような気持ちなのかもしれません。

来週末には上棟式が控えており、家づくりはこれからです。お客様と工事に携わる1人1人の想いを大切に中澤建設の家づくりをしたいと思っています。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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学校の先生

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

仕事の内容や周辺の環境にもよりますが、BGMとしてラジオを聴きながら作業をしています。状況によっては耳にも頭にも全く入ってきませんが、集中して行っている業務の中でも、ラジオのお陰でリラックスできるように感じます。

先日も作業場で加工を行なっている時に、ラジオを聴いていました。この日は休日だったのでホリデースペシャルの特番をやっており”教育”がテーマになっていました。

集中したり、リラックスしたりの繰り返しだったので情報が飛び飛びになってしまいますが、日本の教育は世界的にもめずらしく、ひとつの社会になっているという話題になっていました。

クラスや教室があって1人1人が役割を持つことで責任感を持て、行事があることでチーム力や企画性も養えるそうです。学校の中を生徒が自分達の手で掃除しているから街を綺麗に保てるような意識になること、給食に関しても栄養バランスがしっかりと考えられている食育に繋がっているようです。

多数の生徒がいる学校だけでなく、僕の住む倉渕町のように子どもが少数だったり、フリースクールもありますので、取り組みやカタチ、考え方は様々だとは思いますが、視点を変えると見え方が大きく変わることを感じました。

そしてどんな学校でも、子ども達にとって先生は無くてはならないものです。勉強だけでなく、あいさつや人との接し方、大人になる為の基本になることを教えてもらえることは、僕のような何も教えられない親の立場として本当に有難い存在です。

昔から好きなテレビドラマでも学園ものはよく見ていました。オールジャンルいけるタイプなので恋愛ものも見ていましたが、大好きなのは先生と生徒のヒューマンドラマです。子どもたちの悩みに、本気で熱くぶつかっていく先生の感じが、僕はたまらなく大好きでした。

僕にとってそんな憧れの存在である先生になれるお話をいただけたのが昨年末のことです。中澤家の次男がお世話になっている倉渕小学校では、学年PTAという行事が全学年で1年に1度行われます。これは子ども達と保護者が一緒になって取り組む行事で、僕が子どもの頃にもありました。

今年6年で小学校生活が最後になる次男の学年では、働くことを楽しく実体験できる時間にして、子ども達に思い出を残してあげたいという想いを学年委員長さんからお伺いしました。保護者の中に蕎麦職人さんがいらっしゃるということで蕎麦打ち体験と、僕が家づくりをしている大工であることから木を使った時計づくりを教えてほしいとお話をいただきました。

これほど嬉しいお話をお断りする理由はありませんのでお受けすることにしました。とは言えです。とは言え、中澤建設は家づくりのプロではありますが、時計づくりのプロではありません。学校からいただいた情報ですと15人の生徒さんが時計づくりを選んでくれたようなので、超臨時新任の中澤先生には荷が重いように感じます。

時計づくりの経験は過去に2回ほどあります。中澤建設のヒトトキロゴを実際に形にした

“ヒトトキ時計”

と大切なお仲間の皆さんとお仲間のお祝いにつくった”時の方舟”

の2つです。時計づくりを思い出す為に写真を探しながら当時の記憶を辿っていくと、過去の経験は必ず生きてくる時がくることを改めて気付くことになりました。

生徒さんとつくる時計の板は、中澤建設の倉庫で自然乾燥した倉渕産の木材を使うことにしました。木材を製材する時に出る端材で、何に使うといった目的はないのですが、倉庫に立てかけて乾燥していたものです。

厚みも大きさも今回の時計づくりにマッチしていますので、この日の為に出番を待っていたようにおもえます。日中はお客様の家づくりがありますので、父親に協力してもらいながら時計づくり作業は、夜の業務時間外に行いました。時計づくりはプロではない上に、材料も端材で、準備も業務時間外であれば、僕の方も遠慮なく材料をご提供できるということです。

板を加工しながら、本番の授業での作業時間の割り振りやどんな風に時計づくりを進行するのかシミュレーションしてみました。「このタイミングでボケをいれて笑いを取ろう」とか、「ここは保護者の方にも手伝ってもらおう」など、初めての試みに心が踊ります。

そして時計づくりの本番では、まず講師としての紹介をしていただきました。予定していた自己紹介のボケが失笑ではありましたが、準備も間に合い無事にスタートすることができました。

同じ6年生の保護者の方に手伝っていただけることがわかり一安心するなかで、今日つくる時計のサンプルはないですかとお話がありました。生徒さんも保護者の方も初めて行う時計づくりにサンプルがあった方がわかりやすいとは思っていましたが、ここには僕の想いもあってサンプルはあえてつくりませんでした。

用意された板があって、時計の針もみんな同じもので、完成されたものを僕がつくってしまったら、サンプルをモデルにつくってしまい、15人がつくる15個の時計が似たような仕上がりになってしまうと思ったからです。

頭が柔らかくて、想像力豊かな子ども達には、たくさん考えて欲しかったですし、どんな時計が出来ようとも想いのままをカタチにして欲しかったのです。

そんな時計づくりの始まりは、板と出会うところからです。15枚の板はカタチも樹種も様々なので生徒さんに好みのものを選んでもらうのも1つの手段ではありますが、ここはドラマチックに運命的に出会ってもらいました。

時計本体の箱と紙に包まれた板にそれぞれ番号を書いておき、先に時計本体の箱をとってから板と出会ってもらうフィーリングカップル方式です。人と人が繋がる縁と同じように人と木が繋がることもご縁であることを感じて欲しかったのです。

そしてここから先の作業は、とにかくオリジナルです。インデックスと呼ばれる1〜12の時間を記す場所のデザインを考えてもらいます。本当は、外に出て枝や木の実、花などを見つけてきてもらいたかったのですが、時間の都合と季節が冬という事情がありましたので断念して僕の方で様子することにしました。

持って来たのは、もう少しで花が咲くつぼみをもった梅の枝や、校庭にある桜の木の枝、知り合いの皮職人さんからいただいた皮の端材や麻の紐です。

その材料を時計の針が動いている時に時間がわかるように取り付けてもらいます。この取付けもグルーガンでやればすぐに固定できますが、せっかく自然素材で時計づくりをしているので電気を使わずにボンドと筆を使った自然乾燥方法で行いました。

仕上がった時計を見て、皆さんの発想は僕の縮こまった脳みそではとても考えられないもので本当に豊かで驚きました。僕がサンプルをつくらなかった心配事は勘違いで、僕のサンプルがあったとしても、それを大きく上回るアイデアを倉渕小の皆さんは持っているのです。

ブログでは色々と想いを綴っており、そのことを実際に伝えながら時計づくりを進行したかったのですが、そんな余裕は一切ありませんでした。それどころか時間内に終わらせることばかりに集中してしまい、改めて教育のプロである学校の先生の凄さを感じることができました。

明日から、高崎市下佐野町で新築工事の建て方が始まります。僕の仕事はお客様の家づくりをすることです。僕が子ども達に伝えられることがあるとすれば、家づくりをしている姿そのものなのだと思います。そのことを先生の経験をさせていただけたことで、気付かせていただきました。

本当に貴重な時間をありがとうございました。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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夢中になれる

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家の三男は今、バスケットに熱中しています。きっかけは、家族で最近はまっているスラムダンクのアニメを見るようになってからです。スラムダンクと言えば多くの人が知っている名作ですが、その面白さは、世代を越えて現代の6歳児にも伝わるようです。

バスケット熱はアニメに留まらず、年末に

「シュート練習をしたいからバスケットゴールをつくってほしい」

と頼まれました。おもちゃのようなゴールなら木とはりがねを使えば出来ると思い製作してみたのはいいですが、リングとボードの取り付けが中々上手くいきません。

本物はどのようになっているのかと思い、スポーツ用品店で確認してみると子供用の小さなバスケットゴールが店頭に並んでいました。売っているバスケットゴールは非常によく出来ていて、ボールも同梱されているのですぐに使えて価格もリーズナブルです。

三男に

「パパがお手製でつくるからまかせて。」

と言った手前なんとしても自分の手で作りたかったのですが、子供が待ちぼうけすることになりますし、僕の強がりでバスケットをしたいという熱を冷ます訳にはいきませんでしたので意を決して購入することにしました。

帰宅してすぐに僕と妻が事務仕事をしている部屋の一角にバスケットゴールを取り付けると三男は大興奮です。庶民シュートやフェイダウェイシュート、リバウンドなどスラムダンクに影響された練習をひたすらに行っています。

おもちゃのゴールとは言え、毎日続けていると日に日に上達もしますし、時間を忘れて熱中している様子から素直に楽しんでいることが感じられます。こう言う姿を見られるのは嬉しいことですし、真剣な眼差しで夢中になれる感覚は生きていく上ですごく大切なことだと思います。

僕は先週、作業場にこもり、4本の丸太と向き合っておりました。丸太の加工は、何本も墨を出す必要があって、直角を出すにも水平と垂直の感覚が重要になってくるので大変難しい内容です。年末から丸太の準備は出来ていたのですが、何日間か集中して行わないと間違えやすいこともあって手が付けられずにいました。

僕の予定では、丸太加工をお正月休みにやろうと考えていましたが、想定外のインフルエンザになってしまいました。そこで、先週末の3連休に家庭の事を全て妻にお願いして、寝る時間以外は丸太と過ごす毎日を過ごしていました。

墨付けと刻みを行う丸太は赤松と栗の木です。木が持つ油分や艶、曲がり方や割れの味わい、節やコブなどそれぞれに特徴がありますが、共通していることは全ての木が育ったままの姿であることです。

成長段階でついたものか、伐採の時についたものかわかりませんが表面に傷がついていることもあります。構造上で大きな影響があれば使用しませんが、表面上の傷であれば、それもその木の特徴になりますので問題なく使用します。

木に割れが入っていて心配されるお声を聞くこともありますが、木の割れは木が生きている証拠です。割れている数も問題なく、人間で言えば笑いじわと同じようなものです。

丸太のありのままの姿は、大自然の中で思いのままに自分らしく成長した過程です。そんな丸太の力強く美しい様子が木の魅力であって僕が木を好きな理由です。そして丸太の魅力をお客様に感じていただくことも、中澤建設の家づくりとして大切にしていることなのです。

許容応力度計算の構造計算をお願いしている設計事務所さんとも話し合いを行い、丸太のことも配慮した方法で耐震等級3の計算をしていただいております。

丸太の加工を始めると、丸太に何本も墨を出して、ぐるぐると何回も回転しながら加工は少しずつ進んでいきます。そして丸太の加工で面白いところは、丸太同士が十字で重なり合う為、2本で1セットになるということです。もっと言えば丸太とその他の躯体と組み合わさる瞬間に完成するのです。

だからこそ頭の中でのイメージが重要です。丸太と丸太が重なり合う様子をイメージしながら線と線、点と点が一致した瞬間は思わず声が出てしまうほど嬉しいものです。

作業場で丸太と向き合いながら仕事をしていると、栗の丸太を提供してくださった倉渕町の方が偶然いらっしゃいました。言ってみればこの栗丸太の育ての親ということになります。この丸太が自然乾燥を経て、いよいよお嫁に行くことをお伝えすると、

「こんな曲がっている栗は普通だったら細かく切って薪くらいにしかならないよ。でもさ、こうやって生かしもらえればものすごく価値がでるよな。この木を植えた人もこの木も喜んでいるよ。

まだまだ、いっぱいあるから今度また切っとくからね。」

とお伝えくださいました。

こんな嬉しいことはありません。曲がった栗の丸太を加工できることが僕にとっての喜びであり、その先にあるお客様の笑顔を見る為でもあります。

その仕事を木を育てた人にこうして喜んでもらえるのですから、丸太と向き合う時間にとても大きな意味があることを感じることができました。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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初笑い年賀状

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

新年あけましておめでとうございます。

令和7年初ブログになります。毎週日曜日に更新する僕のルーティンだと1週間前の投稿が初ブログになる予定だったのですが、インフルエンザA型ウィルスにボコボコにされ1週間前の今ごろは、うなされておりました。

頭痛がひどい頭の中では、頑張ってブログを書くべきだという小さな中澤とブログは休んで寝た方がいいという小さな中澤の闘いも行われていました。

命の恩人に勧められて初めた『中澤ブログ生活』ですが、4年半ほど続けてまいりました。当初は絶対に続けられないと思っておりましたが、ブログを書くことが日常の振り返りとなり、いつしか書かずには1週間を終えることができないようになっていました。

自分でも驚きますが、コロナに感染した時も、妻とケンカした日曜日も、何をやっても上手くいかない時も、初めてブログを書いた2020年5月から今の今まで1度も休むことがなかったのです。

なので、頭の中で小さな中澤同士が闘っていたことは、僕の中ではとても重要な一戦でした。両者譲らずで勝敗はつかず、半目でうなされている僕を見たレフリーの妻が、

「そんなんでブログ書ける訳ないでしょ。寝な。」

とジャッジをしてくれたことでお休みすることになりました。

少し悔しい気持ちはありましたが、これも良い思い出にして新しい気持ちの新年初ブログにしたいと思います。

まずは毎年恒例になりました、中澤家初笑い年賀状の発表です。僕は自分の年賀状で見てくれた人が初笑いしてくれることを望んでいます。これは、中学生時代から行なっており、当時は隣りに住む幼馴染の下山君とやっていました。

成人になってからは、出来ていない期間がありましたが、妻も年賀状で初笑いを望むタイプだったこともあり今では家族一丸となって初笑い年賀状をつくっています。

ブログで発表するのは昨年の年賀状です。今年の年賀状をその年のブログで発表してしまうと年賀状の意味が無くなってしまうという僕のこだわりからです。「毎年初笑い年賀状を見たい!」って方がいらっしゃいましたら是非とも教えてください。元旦に中澤家の初笑いをお届けさせていただきます。

前触れが長くなりましたが、昨年の年賀状はこちらです。

自分のボケを自分で説明させていただきますが、スポーツ観戦の1年だったので、中澤家のオリジナル実況放送席をつくってみました。お年頃の長男次男から

「やってもいいけど、顔だけは出したくない」

と話がありましたので、名探偵コナンと名探偵コナンの黒ずくめの男、そしてOh my godな瞬間のサッカー解説松木さんをお願いしました。

妻は、おもてなしが過ぎる滝川クリステルさん、

あやしい霊媒師のようなのがモドリッチに似せた僕です。この時、僕達夫婦の仮装を見た瞬間に長男が、

「何なの、この家族〜笑泣」

と頭を抱えていた姿は今でも忘れません。確かに年頃の長男にしてみたら訳の分からない家族に見えるかもしれません。しかし残念なことに長男の反応が喜びと感じてしまうのが僕たち夫婦です。

初笑い年賀状は、人を笑わせることも大切な目的ですが、こうして家族で楽しい時間を過ごして、笑い合っていられることが醍醐味だと思っています。世の中は年賀状離れになっておりますが、中澤家は変わらずに楽しんでいきたいと思っています。

そしてもう一つの新年の初笑いイベントである、友人家族とのお正月旅行にも行ってまいりました。例年ですと、大まかな予定だけ考えておいて行き当たりばったりの旅行にしていたのですが、今回はきちんと予算を決めて、行き場所はもちろんのこと、タイムスケジュールやお土産を買う場所、ご飯を食べる場所なども友人と夜な夜な会議を行い決めていきました。

旅のしおりとまではいきませんが、予定表もつくり事前に妻と子供達に旅の内容を伝えることもできました。中澤ツーリストがお届けする今年の家族旅行は〜忍者&戦国&温泉満喫シーパラダイス〜です。

タイトルだけで、みんなのテンションは爆上がりです。

1月2日の早朝に倉渕を出発して、9時半には子供たちは全員、忍者の修行を開始します。

無事に忍者の免許を得たあとは、名物吉田うどんを夜はスナックをしているお店でいただきました。どこのお店も混雑している中で、タイミングよく10人が入れたのは奇跡です。なぜなら、僕達がお店を出たときは、果てしない長蛇の列ができていたのです。

みんなで「よかったね」とうどんと喜びを噛みしめた後は、信玄餅工場見学です。お正月のお祭りイベントが行われていて大盛りあがりです。詰め放題をやっていて、みんなで大量に信玄餅をゲットし、その日の夢に出るくらいお腹も心も信玄餅でいっぱいになりました。

その後武田神社に初詣に行ったら、僕と三男の大きな目が飛び出るくらいの行列に一時断念して、武田神社からホテルが車で10分だったので、翌朝にリベンジすることにしました。

ホテルに到着して夕食の相談です。ホテルの夕食は無しプランだったので、地元の美味しいご飯をみんなで食べようと思っていました。スマホで何かいい店はないかなと探していると、

「くら寿司もあるんだね」

と誰かが言っています。いやいやいや、ないないない。山梨県まできて、群馬でも食べられるくら寿司を選択するなんて考えられません。無いとは思いましたがそれでもと思いみんなに聞いてみることにしました。

「地元の美味しいご飯を食べたい人〜」

、、、2人(僕と友人)。

「くら寿司がいい人〜」

はーい!!

まったくもー、みんな、お寿司が好きなんだから。山梨の夜にみんなで食べたくら寿司の味は格別なものでした。

夕食後は、部屋に集まってお菓子とジュースで新年会です。年末にドンキホーテで購入しておいた、笑ってはいけないトランプも大活躍です。夜遅くにみんなで笑って、お菓子を食べまくる時間は、最高の贅沢でした。

早朝は、5時に起きて妻と長男と朝風呂に入ってから6時には、みんなで武田神社⛩に初詣です。幻想的な参道を見ることが出来て、やっぱり早起きはするもんだなぁと新年早々に感じることになりました。

2日目は、子供たちが楽しみにしていた八景島シーパラダイスです。遊園地で遊べて、まるで海の中で泳いでいると思うくらい魚を見れて、その名の通りパラダイスのような場所でした。そして、感動したのはイルカのショーです。人と動物、会話は出来ないはずなのに、意思の疎通をどうのように行っているのかと本当に驚きの舞台でした。信頼関係とは、目には見えない、ましてや言葉でも伝えることの出来ない、心で通じ合うものだと2日間の旅の終わりに教えていただきました。

神奈川県から倉渕の自宅に帰ってきた時は夜の10時を過ぎていました。到着の少し前から疲れがでたのか少し怠くなり、そのままインフルエンザの隔離生活に入ることになりました。でも、新年から友人家族とたくさん笑って、思いっきり動いて、本当に充実した旅行に行ってくることができました。

隔離生活中のことですが部屋のドア越しから長男が

「旅行計画してくれてありがとう。

すごく楽しかったよ。また行きたいね。」

と伝えてくれました。

意識はもうろうとしてましたが、嬉しい言葉でした。初笑い年賀状も家族旅行も節目の大切な行事での笑いの1コマですが、家族の笑顔を守っていけるような毎日を過ごしていきたいと思っています。

最後になりましたが、今年も1年中澤ブログ生活をよろしくお願いいたします。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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自作のおもちゃ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

年の瀬になり中澤家も新しい年を迎える準備が始まり、次男と三男はモミの木に装飾したイルミネーションを片付けてくれました。

子供達にとって中澤家のイルミネーションは、クリスマスと言うイベントに浮かれている理由もありますが、サンクロースがきんちんと来てくれる為の目印にもなっています。

三男はどうしても欲しいおもちゃがあるのですが、両親にお願いしても買ってもらえませんので、サンタさんに手紙を書いてお願いをしていました。

6歳の子供にしては上手に書けていると思われるかもしれませんが、この文字は書道8段の妻が三男に代わって書いたものです。しかも、6歳の書体に合わせている訳ではなく通常仕様です。

達筆とはこのことだと思いながら手紙を読んでみると、三男の想いが書き込まれています。三男は、このおもちゃが欲しくて欲しくてたまりませんでした。段ボールとペットボトルのキャップを使って自分で作っていたくらいです。

自作のおもちゃは、説明しなければこれが何なのかわかりませんし、実際に本物と同じように遊ぶことはできません。でもこのおもちゃは、絶対に欲しいという想いがないと作れませんし、その想いがあるからこそ素敵に見えるのだと思います。

強い想いというものは、きちんと相手に伝わりますので、三男の気持ちもサンタさんに届いたようで、クリスマスには欲しかったおもちゃを貰えて朝から大喜びしていました。

12月の初めに倉渕町でお引き渡しをさせていただきました。こちらのお客様は、農業をされる為に20年前、倉渕に移住をしてきてくださいましたご夫婦で、僕がご主人と出会ったのは地元消防団です。

僕より5つ年上なのですが、いつも優しく笑っていて、目線を合わせて接してくださる先輩でした。数年前に新築を検討されている時に土地探しを一緒にさせていただいていたのですが、なかなか良い土地が見つからずにいました。

それから少ししてご主人が体調を崩されて、消防団も辞めざるを得ない状況になりました。同じ地域に住んでいるので車ですれ違うことはありましたが、少しずつ顔を合わせる機会も減っていきました。

「最近見かけないなぁ」

と思っていたところ、ご主人から久々にご連絡をいただきました。内容は倉渕町で中古の平屋を買ったからリフォームをお願いしたいということでした。

突然のお話に驚きましたが、お伺いすると奥様が対応してくださいました。連絡を下さったのはご主人だったので不思議に思っていると、奥の部屋で呼吸器を付けているご主人がいらっしゃいました。

少し苦しそうでしたが、以前と変わらずに素敵な笑顔で迎えてくださり、奥様と3人でお打ち合わせをさせていただきました。立地と梅雨時期がかさなり当時住んでいた場所がご主人の体調を大きく左右することはよくわかりました。

ご主人は自分で色々なものをつくるのが大好きな方です。木工道具もたくさん持っていて、洗面台やトイレの手洗いカウンターになる板は、途中まで作ってありました。

「後は中澤くん頼むよ。もう道具も使えないから何か使えるものあったらあげるからね」

とおっしゃっていたので、

「何を言ってるんですか。僕は大工工事しかしないですから、早く良くなって家具は自分で作ってくださいね」

とお伝えしました。

状況を考えれば1日でも早く引っ越しをした方が良いと思い、他のお客様の工事予定もありましたが、事情を説明させていただき、社内で情報も共有して、こちらのお客様の工事を急遽させていただくことにしました。

どうにか、お風呂とトイレを直してエアコンを付け生活出来る環境に工事を進めようとしていた時に、ご主人の容態が変わり入院されることになりました。

奥様から2週間くらいが山だと聞かされた時は、頭の中が真っ白になりましたが、早く帰ってきてもらえるように工事を進めることだけを考えていました。すると奥様から、

「山を越えて少しずつ回復してるんですよ。本当にすごく頑張っているんですよ。」

と嬉しい報告をいただいたのですが、それから一月後にご主人は亡くなられてしまいました。

僕がもっと早く判断して工事を進めていたら、引っ越しが出来て状況は変わっていたのではないかと自分の判断と行動を悔やんだのが本音です。細かなことを考えずに進んでいたらお客様は新居で健康的に過ごせたのかもしれません。

奥様はいつでも、どんな時でも僕達に笑顔で接してくださいました。入院中もご主人に

「中澤建設さんが工事を進めてくれているから、早く元気になって素敵なおうちで暮らそうね」

と伝え続けてくれたそうです。2週間の命が1か月半に伸びたのも家づくりが励みになったとお伝えくださいました。

奥様ご自身が、受け入れたくない現実を元気に乗り越えられたのも、中澤建設との家づくりがあったからだということもお伝えいただきました。

工事の途中で、ご主人とのお別れがあり、奥様の心情を考えた時に工事を進めるか止めるべきかの判断を悩みました。中澤建設ができること、中澤やすゆきができることは何かと考えた時に思い浮かんだことは、家づくりしかありませんでした。

お2人が念願だった新居をつくることが中澤建設に唯一できることなのです。本当はご自身でつくろうと思っていた洗面台もトイレの手洗いも奥様に記憶を辿っていただきながらつくらせていただきました。

「ご主人はこういうの好きなはずだよな〜」

と思いながら、想いのままに工事を進めさせていただきました。その度に奥様も喜んでくださっていたことが僕にとっても大きな喜びでした。  

4年前に先輩工務店の方々と一緒に食事をした時に、

「中澤さんはなんで建築をやっているの?」

と聞かれたことがありました。その時に僕は即答できず、少し考えてから

「家づくりが好きだから」

と答えたことがあります。

別にその回答が悪いとは思いませんが、僕はとても恥ずかしい思いでした。なぜならば、本質の無い、中身の無い回答だと自分でわかっていたからです。その日から、「なぜ建築をしているのか」という質問が1日たりとも僕の頭から離れたことはありませんでした。

来る日も来る日も考えて、何度考えてもわからずに、答えが出なかったのですが、お客様との家づくりを振り返ることで気付くことができたのです。

気付かせていだいた自分にとっての建築への想いをしっかりと胸にしまい、これからも自分にとって大切なヒトトキを過ごしていきたいと思っています。

最後になりしたが今年も1年、中澤ブログ生活にお付き合いくださりありがとうございました。

これからも毎週日曜日の投稿を続けていきたいと思いますので、是非ともよろしくお願いいたします!

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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倉渕の未来会議

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

ひと月くらい前に、中澤家の長男がお世話になっている倉渕中学校から1本の電話をいただきました。

普段は真面目風にしている長男が何か学校で問題を起こしたのではないかと、震える手で通話ボタンを押すと電話の向こうからは教頭先生の声がしました。

倉渕中学校には、やるベンチャーウィークという職場体験に中学2年生が来てくれたり、10月に行ったやままつり2024では、吹奏楽部の生徒さんがステージに出てくれたりと、長男の学校生活以外にも大変お世話になっています。

その度に教頭先生がいつも対応してくださり、この日もいつもと変わらない明るい声がしましたので、何か楽しいお話だと予感できました。

教頭先生から、

「12月に倉渕中学校の生徒が、廃校になった小学校の活用方法や倉渕の水を商品化するなど、倉渕町の未来を考えたプレゼンテーションを行うので、ゲストティーチャーとして講評をしてもらえませんか?」

というお話がありました。

倉渕生まれ、倉渕育ち、今も倉渕町で暮らしている中澤やすゆき42歳、あまりの嬉しさに心が踊りました。倉渕町は、高崎市のオアシスと言ってもいいくらい自然が豊かな町です。そして、中澤建設、やままつり実行委員会、商工会青年部、消防団などの活動を通しても地域の方々の優しさに触れており、人の豊かさも大きな魅力だと思っています。

僕の大切で大好きな町を守っていくことは、僕達大人の課題だと思っていましたが、中学生も考えてくれているなんて心が踊らずにはいられません。自分が講評など出来る立場ではないことはわかっておりますので、僕の中では中学生と一緒に倉渕町の未来会議をするつもりで参加させていただきました。

皆さんが発表してくれるテーマは、

“倉渕の自然をいかした観光”

“倉渕の人と産業”

“倉渕のまちづくりと未来”

でした。中学生の皆さんは、劇と写真のスライドを交えたり、僕だって最近になってやっと使えるようになったパワーポイントを使いこなしてわかりやすく発表していました。

どうすれば倉渕町に移住する人が増えるのか?

どうすれば倉渕町を今よりも活性化できるのか?

倉渕町の魅力を発信する方法は何なのか?

と伝えてくれる内容の全てが地域が抱えている課題です。簡単に解決できることではないのですが、大切なのは、その地域で生活している1人1人が向き合うことなのかもしれません。

だからこそ、様々なアイデアを持ち、頭の中が柔軟な中学生がこのように倉渕町の未来を考えてくれているのです。この発表を聞いたゲストティーチャーは、プレゼン内容をどう改善すれば良いかを意見します。その意見を参考にしてブラッシュアップをし、長期間で実現に向けて進めていくことがこの取り組みのようです。

中学校側が用意してくれた僕達の役割は、発表に対して意見することかもしれませんが、中学生の考えを知った僕達大人の役割は違うことろにあるように感じます。聞いて終わりではいけないということです。

中学生1人1人が向き合ってくれている倉渕町の未来に大人1人1人だって向き合わなくてはいけないと思っています。今回知ることが出来た素晴らしい考えをどうしたら倉渕町の皆さんに届けられるかを少し考えてみたいと思います。

倉渕町の新築工事では、屋根の断熱気密工事で新たな試みに挑戦をしています。中澤建設が手刻みをしていることを強みとし、手刻みだからできる加工の工程を1つ増やしました。

建て方をしながらの施工になるので、3月に入社した建て方初体験のともさんにも、8月に入社した建て方に数回手伝いに行ったことはあるてっちゃんにも協力して貰わないといけません。

2人にとって慣れない環境でありながら、中澤建設にとって初めての試みではありましたが、断熱気密という家づくりにとても大事な工事に真剣に向き合ってくれました。

6月まで中澤建設で修行をしていた松島匠建さんの聖士さんも、前日の夜まで栃木県の小山市にいて、夜中に帰宅してから図面業務を終わらせて早朝の7時には倉渕町に手伝いにきてくれました。

1人1人が自分に出来る最良の仕事をしてくれたお陰様で無事に工事を進めることが出来、

「いや〜、丁寧な仕事。いい仕事ですね。」

とてっちゃんの笑顔が印象的でした。本当にその通りで試みに正解や間違いなどは無いと思いますが、納得できる仕事は出来たと思っています。

どんな仕事もどんな取り組みも1人1人が真剣に向き合うことが大事だと感じました。そうすることで、未来は必ず良いものになると信じています。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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伏線回収

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

最近はあまり見られていませんが、僕は根っからのテレビドラマ好きです。そんな僕に似たのか中澤家の次男もテレビドラマは好きで、今は「ライオンの隠れ家」を1週間の楽しみのひとつにしています。

次男につられて、僕も一緒に見るようになり、妻も長男も混ざって見ているので、家族で毎週金曜日を楽しみにしています。

みんなで見ていると、ドラマに感情移入しがちな妻のリアクションが非常に大きく、

「ねぇ、聞こえない。静かにして。」

と次男が呆れています。この気持ちはすごくわかって、僕もドラマの内容は一言一句しっかりと聞きたいタイプです。

ドラマの楽しみは、始まりから終わりまでのストーリーはもちろんですが、「あっ、そう言うことなんだ」と言う様々な伏線回収も面白さです。だからこそ、全ての内容を知っていたいですし、全ての内容がとても重要だと思っています。

伏線を張ることは、ドラマに限らず日常でも行うことがありますが、とても難しいものです。先日も、3人のグループLINEトークの中で予定を合わせており、なかなか決まらずにいる中で僕が、

「ラストチャンスでこの日はどうですか?」

とコメントしたところ見事に予定が合いました。

そこで僕が、

「じゃあ、会場はカラオケボックスで決定ですね」

とコメントしようと思ったのですが、僕の伏線が伝わるか心配になり、

「足並みの揃い方がサムシングエルスですね」

とコメントをしてしまったのです。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、僕達世代では知らない人がいない3人組バンド、サムシングエルスのラストチャンスをトーク内に入れさせていただきました。

サムシングエルスだと2人のどちらかに回収してもらえれば理想的な伏線回収だったのですが、自分で回収してしまった上に1人の方から、

「自分で早めに伏線回収してましたね」

とつっこまれてしまうのですから情けない話です。

ドラマ好きということもあり、物事に対してなんでもストーリーをつけたくなってしまう性格なのですが、家づくりという仕事も伏線回収が集まりのように感じます。

中澤建設のSNS投稿は、妻と僕が行っています。その日その時その瞬間の写真を撮り、メッセージを付けたり、ブログとして投稿しています。

僕はブログを書くことしかできておりませんが、妻は毎週毎週、ある決まり事に添って投稿してくれています。バラバラに見てしまうと何気ない投稿に思えますが、妻の決まり事は伏線回収してみると本当にお見事だと感動し驚きます。

妻と僕のSNS投稿ですが、色々な木が登場したり、職人さんが仕事している様子だったり、時には家族が出て来たりと日常をありのままに出しています。1つの投稿を見ると何気ないものですが、この何気ない日常が家づくりにはとても重要で、全てが家づくりに欠かせないものだと思っています。

中澤建設は、自社で自然乾燥した木材を倉庫から加工場へ持っていき、墨付けと手刻みを行っています。墨付けと手刻みを自社で行うことにより、木材の状態を確認できることで適材適所に使うことができます。

中澤建設の新築では、許容応力度計算による耐震等級3にすることが基本仕様になっています。構造計算は、外部の設計事務所様にお願いしていますが、その基になる桁や梁の木構造は僕が決めています。

木構造は家の間取りであるプランニングと直接的に大きく関係しており、お客様の暮らしやすさと建物に無理がないようにすることがとても重要になります。

自然乾燥した木材の綺麗な木肌を見せることも中澤建設の家づくりには欠かせないものです。その為にも全ての木材と向き合うことができる墨付け手刻みはとても大切な仕事になってくるのです。

そしてもう1つ、墨付け手刻みでしか行えないことが、お客様にご自身の家を加工している様子を見学に来ていただけることだと思っています。倉渕町は高崎市の奥地ではありますが、木々に囲まれた静けさの中で、木材の1本1本を職人が丁寧に加工しています。建築地に行く前に、その木を見て触れていただくことは、僕たちも嬉しいことですし、木も喜んでいることに違いありません。

先日上棟させていただきましたお客様にも見学にお越しいただきました。お客様より、

「この木はどこに使われるのですか?」

とご質問がありましたので、どこで使われるかお伝えするのではなく、印をしていただくことにしました。初めての試みでしたが、アニメのワンピースで海賊王がしていたことに似ていて面白く感じます。

上棟式を執り行った日にお客様と一緒に印を確認することができました。中澤建設の工場でお客様に見ていただいた木材が無事に現場に届き、お客様の家をしっかりと支えています。

お客様がこの木材に書き留めたメッセージは来年行う予定の構造見学会まで残しておきたいと思っています。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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考えて、工夫して、考えて

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

僕の住む倉渕町は、ネオン街もなく街灯も必要最小限に抑えられておりますので、星空がとても綺麗です。先日も帰宅した時の空があまりにも綺麗だったので写真におさめようと試みましたが、僕のカメラテクニックでは黒い背景に白い点が散りばめられたようなものしか撮影できません。

何とか良い写真を残したくて苦戦していた瞬間に流れ星が視界に飛び込んできました。こんなシャッターチャンスはなかなかありませんが、あの突然訪れる一瞬に反応できず、「あっ、流れ星だ」とただの鑑賞になってしまいました。

星空に限らず、景色なども自分が見て素敵だなと感じるものを、見たものと同じように綺麗に撮影することはとても難しく感じます。だからこそ、本物を見ることに価値があるのかもしれませんが、それでも思わず写真を撮りたくなることはあります。

その感覚は人それぞれ違うと思いますが、僕は何かに向き合って考えている人の姿を見ると写真を撮りたくなるんです。

先日、中澤家の三男がブロックを使って何やら立体的なものを作っていました。こういう時に、大好きな戦いごっこをこちらから申し出ても、

「あとでね」

と相手をしてくれません。ご飯を食べる前も食べた後もお風呂に入る前も、入ってから寝る直前まで真剣にブロックを組立ててる様子はまさに熱中少年です。

そんな三男から、

「今日は一緒に、何でもピカピカにする装置を作ろう」

と誘いがありました。使うのは、ブロックと毛糸と割り箸です。この3点セットで、昨晩は妻と一緒にラーメンを作っていたそうです。プラモデルのように用意された部品を組み上げて1つのものを完成させることも楽しいことです。でも僕は、三男がしているような家にある物を使ったものづくりの方が好きなんです。

 

そんなものづくりは、考えて、工夫して、考えてを繰り返すことに本当の楽しさがあると思っているからです。

今、中澤建設には、父親、原田さん、ともさん、てっちゃん、僕と5人の職人がいます。みんな言葉にはしませんが、作られたものを組み立てるのではなく自分の手で自分にしか出来ないものをつくることにやりがいをもって仕事をしているように感じます。

その自分にしか出来ないことを実現することは、簡単なことではありません。お客様に喜んでもらえるように、まず自分が納得したものをつくらなくてはいけないからです。

その為に何時間も何日も考えますし、何度も挑戦してやり直して、、を繰り返します。真剣に悩んでいる訳ですから笑顔はありませんが、そんな時のみんなは本当にいい顔をしています。

中澤建設にはカーテン事業部もあります。妻が担当してくれており、カーテン生地は自然素材である綿と麻のみのご用意です。中澤建設で生地を用意して実際につくってくださるのは、かつて洋裁の仕事をされていた近所の女性なので、地域の方の手で作られる”MADE  IN  CLOVECHI”ブランドです。

そんなカーテン事業部に先日父親のお客様よりレースカーテンのご依頼がありました。お客様は父親の同級生なので81歳になられる方です。

サンプルを見ていただき、生地が決まったまではよかったのですが、実際にお見積りをさせていただくと既製品のレースの何倍もの価格になってしまいました。

「量販店で購入してきて、新しいものを付けさせてもらった方が価格も抑えられていいのではないか」

と父親に相談すると、父も納得しお客様にその旨をお話しさせていただきました。

するとお客様より、

「あの生地がいいのよ。金額じゃなくて、手づくりのものを提案してもらえて嬉しかった」

とお話があったそうです。正直驚きましたし、僕も妻もすごく嬉しかったのですが、何より父親がとても嬉しそうに話していたことが印象的でした。

僕は自分の判断が間違っていたと心の底から反省をしました。この便利な時代にレースカーテンを量販店で買わずに、父親を頼ってくださった本当の意味に気付くべきでした。お客様は、本物を大切にしている父親だったら、いい物を用意してくれると信じて下さったのだと思います。

僕の間違った考えで、お客様を不幸せにしてしまうところでした。木の素材をいかした家づくりだからこそ自然素材にこだわり、綿と麻という素材を手に取った時の優しい肌触りに惚れ込んで妻と生地を決めました。

その生地が、地域の人の手によって唯一無二の手づくりカーテンに変わることが素敵で、その素晴らしさをお客様に届けたいと思ってオリジナルカーテンをつくっているのですから、よそ見をせずにその想いを貫いていくと心に決めました。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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言葉以上のチカラ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

先日、家族でこたつに入っていると小6の次男から

「パパ、どっちが長く息を止めてられるか勝負しよ」

と申し出がありました。次男は勝てると思って勝負を挑んできたのだと思いますが、それは僕のことを大変低く見積っています。

僕は小学生時代に、8つと5つ離れた姉にテレビのリモコン権を奪われ、夜は退屈な日々を過ごしていました。そこで暇つぶしにやっていたことが息をとめる練習です。

日々のトレーニングを行った経験と最高新記録2分という実績がありましたので、次男に負ける気がしませんでした。

家族が見守る中で行われた勝負ですが、開始して30秒程経ったところで勝てないと察した次男が、くすぐり攻撃や変な顔で笑わせる作戦を使ってきました。結果は次男の作戦にはまってしまい引き分けで終わったものの歴史に残る名勝負になったと思います。

ほんの僅かな時間ですが家族でこたつを囲み、みんなの笑顔を見ながら過ごせることは心と身体にとてもよい効果があるように感じます。

ある研究者の方々が2枚の食パンを使って実験をしたそうです。どんな実験かといえば1枚の食パンにはマイナスな言葉をかけ続け、もう1枚の食パンには「ありがとう」と伝え続けたそうです。

すると片方の食パンにだけカビが生え始めたそうです。その食パンはマイナスな言葉をかけた食パンです。

マイナスな言葉がよく無かったのか、「ありがとう」の言葉によって食パンが長持ちしたのかまではわかりませんでしたが、「ありがとう」の言葉からは、その言葉以上のチカラがあることは間違いないのだと思います。

先週のことになりますが、(株)トヨタトーヨー住器さんが開催してくださいました、『”命”の基本仕様とブランディング=完全版=』に参加させていただきました。お話ししてくださったのは、日頃よりお世話になっております(有)オストコーポレーション北関東の吉田登志幸さんです。

僕は今から7年前にYKKさんにお誘いいただきセミナーに参加しました。当時、色々なセミナーのお誘いはあるものの、実際に参加はできていない状況でした。しかし、YKKさんの担当者の方は

「良い話が聞けるから、是非とも参加して下さい」

とわざわざチラシを持ってきてくれたのです。

その強い想いに惹かれて参加させていただいたのが、吉田さんの『”命”の基本仕様とブランディング=初級編=』のセミナーです。そのお話を聞いて、自分は変わらないといけないと思いましたし、中澤建設の家づくりも変わらないといけないと感じました。

それは今までの家づくりを否定する意味ではなく、このままでは中澤建設と関わってくださる協力業者の皆さんの仕事を未来に残せず、皆さんを幸せに出来ないと思ったからです。そして自分達が幸せでなくては家づくりを通してお客様を幸せに出来ないと感じました。

吉田さんが伝えてくださる内容の全てが心の底に沁みるお話でした。その時から吉田さんに色々なご意見をいただきながら、支えてもらうことになりました。お陰様で、今、中澤建設は自社の強みを生かしながら正しい家づくりを学び続けていられるのです。

セミナーには、中澤建設のトモ&テツの2人と一緒に参加させていただきました。ともさんとてっちゃんが中澤建設に入ってくれたのも、自分が変われたことで出会うことが出来たからだと思います。中澤建設の社員である2人には、これから一緒に進んで行く仲間として、吉田さんのお話をどうしても聞いてもらいたかったのです。

2人ともセミナーの序盤で、

「深い内容ですね」

「すごくいい話だね」

と嬉しそうにしていた様子が印象的でした。セミナーを聞いた後に個別では話をしましたが、3人で意見交換などは行ないませんでした。なぜなら吉田さんのお話を聞いてもらうことが目的だったからです。

吉田さんのお話を自分の中に落とし込み、自分がどう感じて、その後にどう生きていくのかと考えてもらいたいと思っています。僕自身がそうだったように、そうすることで、自分自身の幸せ、家族の幸せ、世間の幸せを見つめ直せると思っています。

そして先日は、吉田さんが主催をしてくださった長野県千曲市にある山崎屋木工製作所様の工場見学ツアーに参加してきました。工場で製作されているのは、中澤建設の基本仕様となっている玄関ドアのCURATIONER(キュレイショナー)です。

2011年の震災以後に山崎社長は、木が出来る可能性、余計なCO2を使わずに地域を活用する方法を社員さんと一緒に考え、木製サッシの製作を始めたそうです。気密性と生産性を考慮して高性能な加工機械を使っておられましたが、細かな仕事など機械にできないことは職人さんが丁寧に作業されているところが印象的でした。

社員さんが働いている様子を見させていただいていると山崎社長の想いが働いている皆さんにも伝わっていることを感じましたし、木製サッシそのものにもしっかりと伝わっているように思えます。そんな素晴らしいモノを大切なお客様の玄関に使わせていただけることはとても喜ばしいことです。

倉渕町の新築では、基礎工事が完了しましたので基礎内の清掃と敷地周りの養生シートを敷く作業を行いました。

現場の隣で野菜の出荷作業をされているお客様が手を止めて様子を見に来てくださいました。その時に、

「製法も場所も全く同じに作っていても生産者が違うと何故か味も変わってくるんですよね。不思議なことですよね」

とお話をしてくださいました。

もう何度も作られた野菜をいただいておりますが、白菜をいただいた時にあまりにも新鮮で美味しそうだったので、その場で生白菜を食べさせていただいたことがありました。

みずみずしく驚くほど甘くて、美味しい白菜でした。いつも笑顔で優しい口調でお話してくださるお客様がつくられている野菜ですから、その想いが野菜に伝わったのだと思います。

これは僕達人間でも同じだと思っています。

僕も、ともさんとてっちゃんも、貴重なお話をインプット出来たのですから、心を1つにその想いを家づくりにのせたいと思っています。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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