止まらずに動くこと

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

最近、お会いする方から

「やっちゃん、お父さんによ〜く似てきたね」

と言われることが増えてきたように感じます。以前も、いや昔からよく言われてはいましたが、

『よ〜く』という言葉からも伝わってくるように、お伝えくださる方の心からの思いを感じます。

顔が似ているのに加えて、夏場の日焼けで2人とも黒光りをしており、薄暗くなれば歯しか見えません。ますます見分けるのが難しいですね💦

先日も、父親が昔からお世話になっているお客様のお宅で2人で作業をすることがありました。その様子を見ていたお客様からも、

「どっちがお父さんで、どっちが息子さんかわからないわね笑」とお伝えいただきましたので、いよいよ何か見分ける方法を考えなくてはいけません。

父親も今年81歳になりましたので、現場仕事や高所作業などは控えながら、木材の加工や作業場周りの草刈りや片付けなど会社の為に働いてくれています。

雑用のように思われるかも知れませんが、父親がやっている作業も誰かがやらなくてはいけない大切な仕事ですし、本人が率先してやってくれているので本当に助かっています。

たまには母親と2人で旅行でも行ってくればいいと思いますがそれが出来ない父親です。何十年とフル稼働で働いてきたタイプなので、ゆっくり毎日を過ごすなんて出来ないのだと思います。

先日参加させていただきました、自立循環型住宅研究会の関東ゼミで、講師の森こうすけさんがエアコンもフル稼働での運転をすることが望ましいとおっしゃっており、父親が動き続けていることも良いことなんだと感じた場面がありました。

今回の関東ゼミも空気線図と計算式を交互に、にらめっこしながら過ごす時間になりました。自分が設計させていただくお客様の家には、何畳用のエアコンが何台必要なのか、今まで何度となく考えてきたことです。関東ゼミでは、そのエアコンを選定する為の根拠を学んでいる訳ですが、僕にとっては果てしなく奥の深い内容です。

エアコンを選定するのに大切なのは家の大きさではなくて、家の中にある空気です。その空気の温度は何℃で、湿度は何%で、実際に何gの水分が含まれているのかをまず知る事が必要です。じゃあ、その空気は一体どのくらいの値だと快適だと感じられるのか?を理解しなくてはいけません。

それから、換気方法は熱交換できるのかできないのかで、温度と湿度の環境は大きく変わることも計算をするとよくわかります。換気を24時間することで家の中にいつでも新鮮な空気を入れることができます。その時に室内で快適と感じる空気をそのまま外に排出してしまうのはもったいないので、新鮮な外気と混ぜ合わせればいいのです。そんなことができるのが、熱交換換気システムであり、どれだけお客様の生活に大きな効果を生んでいるのかを知れることができます。

当然のことながら、窓の計画もしっかりと反映されます。冬の日射は太陽の恵ですので、ありがたいことに無料の暖房です。しかし、夏場に関しては家の中には取り入れたくはありません。日差しは遮断して、明るさはほしいのですから都合の良いことを言ってしまいますが、太陽に感謝する気持ちを持ちながら窓の計画をしないといけません。

そして、根拠を持たせる為に行う計算式で、何より効果が大きいのが外皮性能です。それも数値だけではなく、きちんと施工されている高気密高断熱でなければ意味がありません。せっかくこのように様々なことを教えていただき、学べる環境にいれるのですから、計算通りピッタリなんて難しいかもしれませんがより計算結果に近い環境にしなくてはいけません。その為に断熱気密の現場施工が数値通りでなくてはいけないのです。

実際には、熱源になるような家電製品も家族の人数が多いことや、家の中で子供が走り回ることも、夏場の計算式では負荷になってしまいます。でも、それが悪いことなんて一切ありません。

大切なのは、全てを理解した上でエアコンの計画をすることです。目に見えない空気の世界は、まだまだ学ぶことが山ほどあるように感じます。父親やエアコンのように、僕自身も止まらずにフル稼働で進んでいきたいと思います。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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みんなの笑顔

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家のヘアカット事情ですが、長男と次男はプロにおまかせしておりますが、三男はバーバー中澤でカットを承っております。長男と次男もご用命があれば大歓迎なのですが、過去に苦い思い出があるようでバーバー中澤には来てくれません。

まだ長男が年長の頃に妻が長男のヘアカットをしたのですが、前髪を揃えたオカッパに仕上げたことで長男が泣きわめき、トラウマとなってしまいました。その一部始終を見ていた次男もその様子が記憶に残り、妻のヘアカットがNGになってしまいました。

そこに来て少し歳が離れた三男は、バーバー中澤に対して何の疑いもありません。毎回微妙に違う仕上りでも喜んでくれますし、何よりおまかせなので僕ものびのびと仕事ができます。

先日もいつものように得意なヘアースタイルにしようと思っていると、

「ボーズでお願いします」

と注文が入りました。思わず、

「本気で言ってるの?」

と返すと、

「ボーズがいいんだよ。憧れのボーズが。」

と三男は本気です。

6歳児がなぜボーズに憧れるかと言いますと、今ハマっている戦隊モノで好きなヒーローがボーズだという理由です。そりゃボーズはカッコイイので良いと思いますが、まさか子供から注文がはいるとは思いませんでした。

三男に一切のためらいなどありませんでしたので、正面から一思いにいかせていたたきました。子供とは言え、「行ってくれ」みたいな様子から男らしさを感じます。その姿に応えるべく程よく素敵に仕上げさせてもらったのですが、その頭をカガミで見た三男が

「これボーズじゃないでしょ笑」

とどう見てもボーズに対してまさかの反応です。

次の日、身軽になった三男はいつもに増して戦闘モードです。夏休みにじいちゃんにつくってもらった木の剣で、僕と戦っている最中に

「今日こそボーズにしてね」

と言っています。

これ以上のボーズと言ったらあれしかありません。バリカンに装着されているカバーを外して、僕ができる最短で思いっきりいかせていただきました。仕上がった髪型を見た三男もとても嬉しそうです。

自分の想いを全身で表現する飾らない姿に、呆れていた長男もいつもケンカばかりしている次男も僕達夫婦も大笑いです。でもこれが、家族を楽しませてくれる三男の人柄であり魅力なのだと思います。

先日は僕の住む倉渕町で、毎年恒例の夏の風物詩「くらぶちの夏祭り」が行われました。僕も所属しております商工会青年部と地元有志で結成されたやままつり実行委員会の両団体で参加させていただきました。

商工会青年部としては、会場のやぐらづくりなどお祭りの準備や片付けなどを手伝わせていただきました。このやぐらも僕が小さな頃にはあったものですが、ある時期からしばらくの間設置されていませんでした。倉渕の夏といったら伝統の盆踊りで、やぐらを皆で囲ってくらぶち音頭を踊るのが夏の風物詩です。商工会青年部のOBの先輩にお力添えをいただき、行政のご協力と連携によってこうして復活できたことはとても喜ばしいことだと思います。

お祭りの当日は、やままつり実行委員会として参加させていただきました。僕達の目的はただ1つで、

“参加してくれるこども達に最高の思い出をつくる”

ことです。今年は夏祭りのステージイベントとこども向けのスタンプラリーをやらせていただきました。

やままつり実行委員会は結成されて今年で10年になります。誰に頼まれた訳でもなく、「面白いことしたいよね」で始まった集まりです。このやままつり実行委員会の強みは”人”です。個性豊かを通り越して変人の集まりだとよく感じてしまいますが、各々が得意な分野で持ち前のセンスを発揮することが僕にとってはこの会の魅力だと思っています。

みんな仕事や家庭が忙しい時期なので、フルメンバーが揃うことは難しいですが、来られる人が来られない人の分もカバーする、仲間愛と倉渕愛の深いメンバーです。

最初は、当然のことながら知名度も活動経験もないただの謎の団体でした。地域活性を目的に倉渕町を盛り上げたいと言ってはいても、そう簡単に認めてはもらえません。ただ楽しいことがしたいのであれば遊んでいればよいと思いますが、僕達が目指す先は自分達が楽しみながら、人を楽しませることです。それには地域に根差すことが重要だと思い、皆んなで力を合わせてコツコツと地道に歩いてきました。

そんな僕達にお声掛けをいただき、今年は倉渕の夏祭りで70分間という大枠でステージをまかせていただきました。そこで僕達が行ったのが、ウォーターマンフェスティバルinくらぶちの夏祭りです。

内容は、

MiziU(水風船キャッチ)

高崎シティーハンター(人間水鉄砲射的)

WBC(ウォーター・バケツ・チャレンジ)

の3本立てです。会場にいる多くの方が写っている為写真は載せられなくて残念ではありますが、メンバーの1人がイメージをイラストにしたものがありますので、そちらで説明させていただきます。

MiziU(水風船キャッチ)
高崎シティーハンター(人間水鉄砲射的)
WBC(ウォーター・バケツ・チャレンジ)

気になる方は来年のくらぶちの夏祭りに参加してみてください。

参加されてずぶ濡れになった子供も大人も、それを観客として見ている方々も、企画した僕たちもみんなが笑顔になれるって素敵なことだなと感じます。

そして、「やってよかったんだな。」と思えることができます。もちろん楽しいことばかりではなく、準備の時間も必要なので大変なこともありますが、この笑顔を見れた喜びには変えられない気がします。

くらぶちの夏祭りでは、協力させていただく形となりましたが、僕達やままつり実行委員会が主催の

『やままつり2024』10月12日(土)11時~17時で開催されます。倉渕の大自然の中で音楽と食事とスポーツ、そして夕暮れにキャンドルを楽しむイベントです。全てがこの場所でしか感じられない内容で、小さなお子様でも参加できるような温かみのあるイベントになっています。

是非とも多くの方々にご参加していただきたいと思っております。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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青春のお裾分け

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤建設の事務所はネット環境やパソコンなどの最先端設備がいまだ整備されておりません。これはネット社会に怯えている訳でも、目まぐるしく発展している時代に疑問を感じている訳でもありません。

どのような仕組みにしたら働く皆さんにとって使いやすく、それでいて経済的なネット環境になるかを模索し足踏みをしてしまっているからです。1日でも早く整えたいとは思いながら、事務仕事は自宅にある事務スペースで行っています。

日中は現場が動いておりますので、職人としての大工業務や現場管理業務を行っています。その為事務仕事は早朝か夜にするように努力はしていますが、何事にも時間を要してしまい日中に事務仕事をすることもあります。

先日も朝からパソコンと睨めっこをしていますと、中学生らいし夏休みを満喫している長男が学校の課題でハンバーグをつくっていました。妻の指導のもと始まった訳ですが、

「何でも自分で出来ないとこれからの時代は生きていけない」という昭和気質の妻は手取り足取り教えるというよりは、要点だけを伝えて一切手を出しません。

妻のこういうところは偉いと感じますし、良い人と結婚したなと思いながらパソコンに向かいその様子を聞いていました。基本的には1人で調理をしている長男ですが、分からないことがあると、

「ママ~」

また少しすると

「ママ~」

と離れた場所にいる妻を呼んでいます。

ふとここで、中澤家の子供たちはいつまで僕たちをパパとママと呼ぶのだろうと思いました。いわゆる”パパママ論争”です。子供がまだ小さな頃は可愛く思えていましたが、中学生になると体格も変わり、声変わりもして”パパママ”には少し違和感を感じます。そして、夏の紫外線を吸収して黒光りしている僕に長男からパパと呼ばれたら、見知らぬ人は僕の国籍を間違えてしまうかもしれません。

そこですぐに家族会議を開き長男に、

「今日からお父さん、お母さんと呼んでみない?」

と伝えてみました。すると長男が、

「確かに。なんかその方が育ちが良さそうだもんね、お父さん笑」

と返します。

育ちが良いなどは実際に関係ないですが、お父さんと呼ばれることよりも、長男のノリの良さがなんだか素直に嬉しく感じます。盛り上がっている様子を聞きつけてきた次男もふざけて、三男もふざけて、妻も笑っていてやっぱり家族で笑っていられる面白さって大事だなぁとしみじみ感じます。

今はまだ一緒にいる時間が長いですが、成長に合わせてこういう時間も少なくなっていくかもしれません。でもその分、その面白さが友達だったり彼女だったりと過ごす時間になるのですから、それまでは中澤家らしい生活を楽しみたいと思います。

今月に入ってから、10年前に中澤建設で新築工事をさせていただきましたお客様の家の改修工事をしております。築10年なので、建物に不具合がある訳でもなく、メンテナンスの時期としてはまだ早いのですが、お客様の生活スタイルと何より少し前から増えた家族の為に行う改修工事になります。

朝工事にお伺いすると、夏休みでお留守番しているお子様と一緒にそのご家族が一緒にお出迎えしてくれるのです。しかし、ここで問題なのはそれがワンちゃんだということです。中澤はここまで公表せずにきてしまいましたが、ワンちゃんが少し、いやとても苦手なんです。

別に噛まれたことがある訳ではないのですが、母親も苦手なので小さな頃から親しまずに大人になりました。その為どのように接していいかわからなくて、ワンちゃんにはかなりビビってしまいます。

通常ワンちゃんは、そんな僕のところには近づいてきてくれないのですが、こちらのワンちゃんは挨拶にきてくれます。相当ぎこちない撫で方かもしれませんが、すごく可愛いくて最近になってようやくコミュニケーションをとれるようになってきました。

この工事は玄関にあるシューズインクロークの使い方を少し変更させていただき、土間になっている場所に床をつくり、リビングのスペースを少し広げます。新築してから10年経過をしますと、高気密高断熱のような断熱性能も当時と比べると当然のように変化をしています。部分的にはなってしまいますが、既存に対して付加断熱を行い、中澤建設の基本仕様と同等になるように施工をします。

床板も自社の倉庫で自然乾燥をした栗板のオリジナルフローリングを使用します。既製品と違い板が同じ長さで揃っている訳でもなく、板の反り具合によっては施工に時間を要してしまうこともありますが、張り合わせた時の味わいは格別で自分にとってはこれ以上がないような仕上がりになります。

「やっぱり栗のフローリングは最高だなぁ」

と酔いしれていると、外から会話している声が聞こえます。中学生か高校生かわかりませんでしたが、

男の子が

「じゃあね。またね。」

女の子が

「うん。」

と言いながらもまだ別れずに会話は続いているようで、またしばらく経ってから同じ声で、

「じゃあね。またね。」

そして、

「うん。」

とこのやりとりがしばらく続いていました。

何でしょうこの言葉に表せない感じ。

これぞ青春、これぞ夏休みって感じですよね。

おじさんは仕事をしながら、若者に青春をお裾分けしてもらった感覚です。いつかは中澤家の息子達もこんな時期を迎えるのかなぁなんて思いながら、栗の床板と向き合う中澤やすゆき42歳

別に羨ましい訳ではないんです。パパからお父さんへ、お父さんからオヤジと呼ばれようとも、若者に負けないくらいの青春40代を、暑く熱い夏を突き進む所存でございます。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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自分の弱いところ

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

過去のブログでも何度か書かせていただきましたが、僕はトマト🍅が相当好きです。どのくらい好きかと言いますと、現場終わりの帰り道に、帰ってから冷蔵庫に冷やしてあるトマトを食べることを想像して、ヨダレがでてしまう程です。

食べ方にもこだわりがあり、丸かじりに勝る食べ方はないと思っています。冷蔵庫で冷えたトマトを頬張れば一日の疲れなど何処かへいってしまい、もうひと働きするぐらいの体力は回復します。

丸かじり派の僕と違い母親は6等分カット派です。カットすることを否定はしませんが、僕以外の家族が食事を終えた時点で、6カット以上のトマトがお皿にあると

「いやいや、切りすぎでしょ~」

と思ってしまいます。カットしなければ丸かじりで食べられるのにと思いながらもカットしたトマトを食べる訳ですが、丸かじりを楽しみにしている僕としては少し残念ではあります。

母親には、

「今度からは、食べる分だけカットして俺の分は切らなくていいからね」

と伝えました。母親は、

「たくさん採れたから残ったら肥料にするからいいんだよ」

と言いますが、そういう問題ではありません。お皿に残ったトマトを食べ残しにしたくはありません。けど、トマトは丸かじりで食べたい、僕のこんな小さなこだわりを母親だから伝えられることができます。しかし、自分のこだわりを言えないことの方が多いことを感じます。

とある団体の集まりでの一コマなのですが、自分で吸ったタバコの吸い殻を持って、

「ゴミどこに捨てていいですか?」

と言っている方がいました。そのあとに続けて、

「いいやこの中で」

と飲み終わった空のペットボトルの中に吸い殻を入れて、またペットボトルを元に戻したのです。

自分には信じられない光景でした。例えどんなゴミでも自分が出したゴミであれば、自分で持ち帰ればいいと思います。その時に邪魔であればカバンでもどこでも一時的に置いておけばいいのです。ペットボトルに入れたら、それを片づける人がペットボトルを洗う時に大変な思いをするだけです。と言いながら僕はそのことを注意することはできませんでした。

自分が良くないと思っていることを伝えられない、これが僕の弱さだと思います。ならば、こうなる前にこちら側でゴミ箱や灰皿を用意して置けばよかったと思ってしまいますが、それはその場凌ぎで直接的な解決にはなりません。未だにどうすれば良かったのかと考えてしまうと同時に自分の未熟さを痛感しています。

内容は少し違いますが、先日参加させていただきましたセミナーで、同じく一緒に参加されていた若手の方の行動で少し気になることがありました。しかし、この件に関しては僕が気になっているだけで、必ずしも僕の考え方が正しいとは限りません。しかし、自分の思いをその方に伝えるべきなのか?

場合によっては恥をかかせることにもなってしまう?

自分は偉そうに言える立場なのか?

伝えたことで嫌われたくはない。

など、自分の中で葛藤しているうちに時間が過ぎてしまい伝えることができませんでした。

「自分は何がしたいのか?」

情けなさに呆れてしまいました。自分が悩んだことの答えなど簡単で、自分が言える立場なのか、など関係なくて、思ったのであれば伝えるべきだったのです。その場で恥をかかせると心配するなら終わったあとに伝えれば良いことです。お相手は素晴らしい好青年です。注意されたくらいで相手を嫌うような方ではありません。

それを教えて下さったのが、同じ会場にいらした大先輩工務店の社長様です。そしてその方は、僕が言えなかったことをしっかりと若手の方にお伝えしたとのことでした。

僕に出来ないことを、当然のように実行されている先輩工務店さん、いつもは近くで様々な時間をご一緒させていただいておりますが、人として、工務店の代表者として大きな差を感じます。

しかし、こうしてその姿を僕達に見せて下さっているのですから、その姿からしっかりと学ぶことが礼儀だと思っています。追いかける背中は、まだまだ遥か遠くにありますが、自分の生き方を確固たるものにして進んでいきたいと思います。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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わたし達も安心で地域の方々も安心なこと

こんばんわ!  

中澤やすゆきです!

最近、妻が子供と一緒にドラゴンボールを見返しています。たくさんある魅力的な場面の中で、この時に見ていたのがセルゲームのところです。僕自身もドラゴンボール史上でセル戦が1番好きで、漫画やアニメを見ながら心を熱くしたことを覚えています。

敵ではありますが、実はセルのことも結構好きです。その理由は僕のモノマネレパートリーの中でも上位のクオリティだと感じているからです。小学生の頃に人知れずセルの声真似を修行して、自信がついたときには、友達の前で披露して笑いをとれるまでになっていました。これが僕にとっていい思い出になり、いつしかセルを好きになっていました。

そんなセル戦を見た妻が、

「悟空って素敵だよね」

と言いました。何を今更とは思いましたが、妻と2人でそのまま悟空について話を続けました。

悟空は小さなころから、心が優しくて、正義感も強く悪い奴は絶対に許しませんでした。それでいてとても強いのですから男の僕にとってもカッコイイ存在でした。

ここで話題になったのは、妻であるチチのことです。チチは基本的にいつも悟空に対して怒っているように感じます。セル戦の時には、

「セルなんてどうでもいい。地球の未来も知ったことではない。心配なのは悟飯ちゃんの未来」と言うようなことを言っています。

確かに悟空は地球のヒーローではありますが、チチにしてみたら、自由奔放な旦那かもしれません。敵が現れればどんな状況だろうとすぐに行ってしまいますし、一時期アルバイトをしていましたが仕事をしている様子はありません。二言目には、

「強え奴見るとワクワクする」

とチチが怒るのは無理もないのかもしれません。

妻に

「自分の旦那が悟空だったらどう?」

と聞いてみますと、

「ちょっと嫌かもしれないけど、友達思いだし、自分の好きな戦いで地球を救ってくれるんだから素敵だと思う。」

と僕が悟空と同じことをしたらチチ以上に起こると予想されますが、冷静な応えが返ってきました。

悟空は誰に頼まれた訳でもなく、自分がやらなければと思い戦い続けてくれました。その背景には地球を守る為、そして大切な家族を守るという使命があったと思います。結果的に自分が求めている、強い相手とも戦えたからいつでも良い顔で、見ている僕たちもカッコいいと思える存在だったのだと思います。

昨日は、これから新築工事が始まります高崎市下佐野町で地鎮祭が執り行われました。お施主様のご家族も参加してくださり、皆さんの笑顔が印象的でした。

これから建築がはじまりますこちらの土地は、奥様のお父様が所有されていた土地です。市街化調整区域なので、土地の開発行為を行わないと住宅をつくることが出来ない土地です。こうした開発行為だけでも費用や時間がかかりお施主様にとって大変なことなのですが、こちらのお客様の建物は店舗併用住宅になりす。

僕にとって、調整区域での店舗併用住宅の新築は初めての経験です。行政に開発許可を出してもらうにあたり、クリアしなければいけない壁がたくさんあることを知りました。

その中の大きな壁の1つが消火栓の設置です。建物の半径120m以内に防火水槽もしくは消火栓がなければいけないのです。そこで、開発許可を申請していただいている測量事務所さんに調べていただいたところ、該当するものがありませんでした。

ならばどうすればよいのかと言いますと、目の前の道路に消火栓を設置しなければいけないのです。それも工事の全てをお客様の負担で設置しなければいけません。

この内容がどうしても腑に落ちない為

「他に方法はないのか?」

「個人が家をつくるのに、そこまで行う必要があるのか?」

と行政に問い合わせはさせていただきましたが、これが決められたルールなのですから、測量事務所さんや僕が何を言ってもしかたありません。

お客様には、開発行為が必要な理由は事前にお話はさせていただいておりましたし、それにともない必要な工事があることはお伝えさせていただきました。しかし、この消火栓については僕の調べが出来ておらず、後からのお話になってしまいました。

お客様に進捗状況を含めて、消火栓の設置について説明をさせていただくと、

「それは大変なことですね。でも、工事を進めなくてはいけないので、わたしたちにはどんなことができますか?」

とお話をいただきました。続けて、

「もちろん、そこまでやらなくては行けないの?とは思いますが、お店をやる以上必要ならはやるしかないですよ。今まで無かった消火栓がこの場所に設置されれば、私たちも安心ですし地域の方々も安心して生活できますね。」

とおっしゃってくださいました。

お客様が消火栓を設置することは店舗をつくる以上絶対に必要なことでした。ですから、消火栓が設置されたら、例え個人負担だとしてもその消火栓は地域で使用できるものになります。結果が同じだとしても、そのような想いをもてる心がとても素敵なことだと感じます。

僕はまだまだ、お客様のような思いやりの心がもてていない状況ではありますが、言葉や行動で誰かの為になれるようになりたいと思っています。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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自分が選んだもの

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中澤家の子供たちが着用している衣服は、僕達夫婦が購入したものがほとんどなく、ご好意でいただいたもので成り立っております。これは本当に有難いことで、体操服や制服、カバンにスポーツバックなど様々いただいておりますますので、自分達で購入したのは下着のパンツと靴下くらいじゃないでしょうか。

しかも皆さんが大切にご使用になられていたので、とても綺麗な状態のものばかりです。中澤家の長男と次男が年子なので、長男のあとに次男とこれまた上手く回せている状況です。

先日の朝、小学校に登校前の次男が体操服に着替えていました。ズボンの膝はかろうじて糸と糸が紡いであり、膝が「こんにちわ」をする寸前です。タグのところをみると、3人くらいの名前が消してあり次男の名前が書いてあります。

もう4オーナー目となれば、そうなるのもおかしくはありません。この体操服は十分活躍したと思いましたので、

「もうこのズボンは限界が近いから、違うの履けば?」

と次男に伝えると、

「このズボン、なんだか履き心地がよくて俺好きなんだよな~」と言い出しました。体操服の規格は決まっているでしょうから、このズボンだけ履き心地が良い訳はないと思いますが、「この服着やすくてよく着ちゃう」と思うことはあります。

私服も同様で、いただいた品々にお世話になり今までやってこれました。これまた、センスのある方々からいただいたものばかりで、僕たちにはとても選べない素敵な服ばかりです。そんな環境で育ってきた長男から先日、

「オーバーオールがほしい」と話がありました。今まではいただきものですが、家にある服を着ていた長男も中学1年になり、そういう意識が芽生えてきたのです。

僕も長男と同じ中1の頃から服装に興味を持ち出しました。正確に言うと8つと5つ離れた姉達から、

「やっちゃんは顔だとモテないと思うから、せめてオシャレじゃないと彼女できないよ」と言われ、姉が買ってきてくれたファッション雑誌を手渡され、訳も分からず読むことで興味をもつことができました。これは今で言えば、シスハラになると思いますが、テレビのリモコン権も持てない僕に入ってくる情報源は全て姉からでしたので言う通りにしました。

結果的にはそのおかげもあって、服に興味を持つことができ、センスなどはありませんが衣服に関して意識をするようにはなりました。雑誌を読むまではいいのですがあくまで写真や文章であって、本物を見られるお店が近くにはありません。そこで、年に数回友達とバスに乗って高崎駅周辺に買い物に行くのが楽しみでした。

お金もありませんので、新品など買えず古着屋さんに行って、自分で買える範囲の安価なTシャツを

「こっちがいいかな、やっぱりあっちにしよう」

と何回も何往復もしながらすごく悩んだのを覚えています。

この悩んだり考えたりする事で実際に手にした時に喜びになりますし、手にしたものを大切に着ましたし、愛着もありました。

先日は中澤建設のホームページからお問い合わせをいただきましたお客様が倉渕にお越し下さいました。お話をお伺いしますと、今住んでいる家を解体して新築をすることと、フルリノベーションすることでお悩みとのことでした。

妻と一緒にお客様のお話をお聞きしていると住まわれている地域と今住んでいる家、ご家族との時間をとても大切にされていることが伝わってきます。家づくりへの想いもお聞かせいただきながら、楽しく会話をしているとお客様より、

「ホームページで拝見した通り、ブログで書かれていた通り、思っていた通りのお2人ですね。」

と言っていただきました。

このお言葉が誉めていただいた訳ではないのかもしれませんが、思わず妻と2人で

「ありがとうございます」

と感激してしまいました。SNSの投稿もブログの内容もありのままの感情と私生活を書いてはいますが、読んでくださる方にどのように伝わっているかは自分達にはわからないことです。だから、”思っていた通り”というお言葉は僕達にとって嬉しい褒め言葉なんです。

お客様からのお話を聞いたあとに、中澤建設の家づくりの想いや木を大切にしていること、お客様の命を守る安全で安心な家づくりに必要な高気密・高断熱・高耐久のことを手づくりの資料をもとに説明させていただきました。

滑舌も悪いため聞き取りづらい僕の説明にも、頷きながらご夫婦で真剣に耳を傾けてくださることがとても嬉しく僕1人で夢中になって喋り続けてしまいました。ふと我に返えると隣りに座る妻の呆れて笑っている表情が目に入り自分の暴走に気がつきます。

もしかしたら、お客様にとったら僕の話よりも資料を手渡されて、読まれた方がわかりやすいのかもしれません。でも、お話させていただいたことは、

なぜ木を大切にしているのか、

なぜ自然乾燥木材を使う必要があるのか、

なぜ羊毛断熱材が良いのか、

など、中澤建設が基本仕様としている家づくりの話です。これは、数年前に恩人の方からアドバイスをいただきながら、悩んで考えて、また悩んで真剣に決めたものです。そこには大切にしている想いがあり、この想いだけは言葉にしないとお伝えできないと思っています。

お客様に呆れられたと感じてはおりましたが、中澤建設の現在の施工状況を考えた、着工時期やご予算の話をさせていただいたところ、

「次回もお願いします」

と嬉しいお言葉をいただきました。

次回は想いをカタチにさせていただきました、OB様のお宅を見学していただきます。このお客様とお客様に繋がっていただくことも素敵な瞬間で、中澤建設が大切にしているヒトトキになっております。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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ここだから出来ること

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

倉渕町にある小学校は1つなので、中澤家のように奥地の子供も銀座通りに住んでいる子供も町内各方面から集まってきます。登校手段も様々で、学校の近隣に住んでいれば歩きの子もいますが、場所によってバスやタクシーを用意していただき登校しています。

以前は歩くことも大事だと思っていましたが、最近は毎週のように熊の目撃情報が報告されていますので、バスやタクシーは安全に登校できる手段として有難く感じています。

僕が自宅から作業場に向かう道中から、中澤家の子供が待っているバス停が見えます。直線距離で100mくらいなので、時間があえば

「行ってきまーす」「行ってらっしゃーい」

と手を振り言葉を交わせるくらいです。

なので時には、

「ばーちゃんに言い忘れたんだけど、4時頃迎えに来てくださいって言ってもらえるー?」

と大声で子供から頼まれることがあります。そこそこ大事な内容で、もし僕がここを通らなかったらどうするつもりだったのかと思いますし、聞かれて困る内容ではありませんが個人情報ではあります。

でもこれが僕の愛する町の様子です。他に騒音なども特になく、聞こえてくるのは鳥の鳴き声くらいなので声がよく通ります。近所の方々もこの様子を温かく見守ってくださる、こんなことが出来るのも倉渕の魅力、倉渕だからこそ出来ることだと感じます。

僕のことになりますが、「中澤ブログ生活」も2020年5月16日(日)に開始、毎週日曜日に更新して5年目になり、今回で219回目の投稿になります。これも読んでくださる皆様と支えてくださる方々のお陰様だと心底感じております。

最初の頃と言いますか、少し前までは事前にブログをつくっておいて、日曜日に見直しをして投稿していたのですが、最近では少し変わって日曜日に書くようになりました。その方が言葉を作り過ぎなくなりますし、1週間の終わりでもあり始まりでもある日曜日に気持ちを整理できると感じるからです。

場所もどこでもいい訳ではなくて、倉渕じゃないと頭が働かないことに気付きました。子供の送迎の待ち時間に考えようと思ってもどうも捗らなくて、家に帰ってくると子供が騒がしくても集中できるんです。不思議には感じますが、やっぱり倉渕という場所が自分にとって心が落ち着く場所なのだと思います。

今作業場では、中澤建設の建具部門で大きな役割を持つ事業の計画と準備を建具職人のともさんと一緒に行っています。その内容は、木製開戸(ドア)や木製引戸と言った”建具”とその建具を取付ける”木枠”をセットにして中澤建設の作業場で製作するということです。

中澤建設の例で言うと、今までは僕達大工が木枠を取り付けて、その木枠の寸法に合わせてともさんが建具をつくってくれていました。これは建築業界では当然のことなのですが、ともさんと話をする中で建具屋さんにとって想像以上の大変さがあることを知りました。

建具部門

それは、納まり、床養生、寸法、金物選びなどです。建具屋さんは工事の後半になってから正確な情報がわかるようになります。工期が迫る中の限られた時間の割に決める事や行う作業が多過ぎるんです。

その他にも、建具の採寸に現場に行った際に

「ここをこうしてくれれば」

など思うことがあるようです。その内容も僕達大工が少し気をつければ良いことで、そんなことの積み重ねが建具屋さんにとっての大変さになっていました。

だったら、木枠と建具を同じ場所で、同じ人が製作するのがいいと思ったんです。そして寸法を規格化すれば、採寸に行く必要がないので時間も燃料もかかりません。取り付ける際に現場を汚すこともありません。寸法も決まっていれば材料にロスが出ないように計画できます。

建具部門

このようにイメージはとてもし易いのですが、実際に目の前に出てくると問題点が山のようにあることを痛感しております。建具をつくる立場と木枠をつくる立場でお互いの考えを伝え合う、先週はともさんと何時間も打ち合わせをしました。もっと言えば、この半年間で何十時間と話をしてきました。

実際に加工したことで、わかったこともたくさんありました。その度に手をとめて軌道修正をして進み、また止まっては進むの繰り返しです。ほとんど足踏みのように見えますが、ほんの僅か少しずつ前に進めているのだと思います。

規格になれば、ベニヤなどの新建材を一切使わず、全てが倉渕で自然乾燥された木材でつくられていて、養生や削りなどで現場に発生するゴミを最小限に抑えられる製品になります。これも倉渕だから出来ることであって、中澤建設がやるべきことだと思っています。

まだまだ、この挑戦も山の麓でこれからたくさんの壁にぶつかると思います。協力してくださる皆さんに助けていただきながら、アドバイスをいただきながら、より良いものになるように一歩一歩を進んでいきたいと思います。

建具部門

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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裏話

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

ちょうど1週間前に松島君が修行を終えて、大間々町に帰って行った訳ですが、お別れの当日に僕と妻の中では大問題が発生していました。

1年半の間、ひとつ屋根の下で父親、母親、妻と3人の子供に松島君と僕で8人暮らしをしていました。月9の枠は取れないまでも、ゴールデンタイムに「大家族スペシャル!中澤さんちが大変だ!」みたいな特番は撮れるくらいのドラマは日々あったように感じます。

このような番組ですと、最終回がとても楽しみですし、ノンフィクションなので僕と妻もどんな最後になるのか全く想像出来ませんでした。少し前から決めていたのは最後は家族みんなで夕食を食べて松島君とお別れしようということです。そしてこの流れだと、おそらくハンカチは手放せないことも予想していました。

しかし、そんな最終日の直前に問題が勃発しました。それは、妻の前歯が無くなるとか、長男が突然いなくなるとか、よくあるパターンではありません。最終日の数日前から父親と母親が険悪な雰囲気になってしまったのです。正確にいうと母親が父親に対してとても怒っています。

こういうことが時々あるのですが、母親の父親に対する積年の恨みは非常に根が深く、父親が僕に、

「あの時のことを今でも言うんだぜ。たまったもんじゃねぇよ」

とボヤくこともあります。でもこれは母親からしてみたら、とても酷いことをされたと感じているのですから仕方ありません。

こればかりは男女の問題ですので、答えなど無いと思いますが、困ったのはこの空気感で松島君と最後の夕食なんて想像もしたくないということです。終わり良ければ全て良しなんて望んでいませんが、最後は気持ち良く送り出してあげたかったのです。

どうにかならないかと考えている中で妻から

「美味しいから、ばーちゃんにうどんを作ってもらおうよ」

と提案がありました。なんかよくわからないけど、寿司とか肉とかちょっと豪華にと思っていましたが、最後にみんで母親自慢の手打ちうどんを食べるのは、中澤家らしくて名案です。

とは言え、これで母親の父親に対する機嫌がよくなる保証はありません。神にもすがる想いならぬ、うどんにもすがる想いで、妻からも僕からも母親にお願いをしました。

「最後に私のうどんじゃなくてもいいでしょ」と照れながらも嬉しそうな様子を見て、まずはいい感じです。

松島くんの修行生活が終わりに近づくにつれて

「あと1週間なんだね」

「洗面所から歯ブラシがなくなっていたね」

と1番寂しそうなのが母親だったかもしれません。毎日妻と一緒にご飯を作ってくれて、休みなく洗濯もしてくれていたので、ほとんど孫のように思えていたのかもしれません。

そんな母親に得意なうどんを作ってもらうなんて、妻もさすがの演出です。これで、母親の気持ちは少し紛れるかもしれませんが、父親への苛立ちは変わらないと思います。そんなことを思いながら迎えた最後の夕食ですが、両親もそれほど険悪ではなく、想像していたような雰囲気ではありません。

なんなら少し仲良くなっているようにも感じます。

妻からも

「じーちゃんとばーちゃん仲直りしてない?

何があったのかね?」と聞かれたのですが、その答えを僕は目撃しておりました。みんなが出掛けて家にいない間に、2人でうどんをつくっていたのです。うどんを作り終えた道具を2人で片付けているところを、帰宅した僕は見てしまったのです。

その事実を妻に伝えると、

「やっぱり、共同作業って大事なんだねぇ」

としみじみ言っていました。本当にそう思います。例えケンカをしていても同じ目的で行う共同作業は最高のコミュニケーションだと思います。そして、共同作業が出来るような環境を提案したのは妻です。ここまでの思惑はなかったと思いますが、結果的には全てが良いカタチになったのですが、これしか無い最高のサポートだったと思います。

昨日は、所属しております

住まいるLab.」群馬支部のBBQが開催されましたので、三男と一緒に参加させていただきました。

「住まいるLab.」は、福島、茨城、栃木、群馬の工務店、設計事務所、建材店をメンバーとした家づくりにおける情報交換の場所になっており中澤建設も所属しております。

通常は高気密、高断熱、高耐久に関わる施工方法や建材などを座学で学んだり、メンバーの工務店さんが施工された建物を見学させていただく活動をしているのですが、昨日は番外編としてメンバーでBBQマイスターの生形さんにプロのBBQ料理をご馳走になりました。

匂いだけでご飯が何杯も食べられそうで、実際の味と言ったらもう言葉にできません。僕の知っているBBQでは絶対に出てこないジャークチキンが登場し、BGMはレゲエミュージックといった生形さんの粋な演出により会場はまるでジャマイカです。

最高な中南米雰囲気の中ではありますが、聞こえてくる会話も見ている資料もやはり家づくりの内容です。例えBBQの時でも、どんな時でも家づくりを大切に考えている皆さんだから会話は家づくりのことばかり、とても素敵だと思います。そして、それだからこその住まいるLab.だと思います。

僕は子供と一緒にお伺いさせていただきましたが、子供が退屈しないようにと、水鉄砲を用意してくださいました。お陰様で的になる僕達はずぶ濡れにはなりましたが、子供たちはとても楽しそうで、誰でも参加できるという住まいるLab.のコンセプトは、こう言う細かな心づかいにあるのだと感じました。

そして、会場にいらした女性の方々には準備から洗い物など様々なことでお世話になりました。工務店さんによって活躍される立場はそれぞれかと思いますが、細かなところに気付き、すぐに行動にうつせる、これは本当にすごいことだと感じます。

やはり、女性の方々の存在と支え、そして活躍なくして会社も家庭も社会も成り立たないことを深く感じることができました。

中澤建設も夫婦工務店です。自分が想うように仕事が出来ているのは妻の存在があってこそです。ならば、それをしっかりと理解した上で、自分に出来ることを考え行動し、言葉のひとつひとつも気をつけなくてはいけないと改めて感じました。

BBQも終盤になり、空模様があやしくなってきました。片付けをする頃には、一緒に参加したお子様と中澤家の三男は2人だけで遊べるくらい仲良くなっていました。三男は慣れない場所に最初は車から降りてこられずにいました。だけど、水鉄砲で遊んでずぶ濡れになったり、公園で一緒に亀を見て大盛り上がりしたことで、仲良く遊べるようになったのです。

同じ目的をもった人と、同じ時間を過ごせることが「住まいるLab.」の大きな魅力のひとつだと感じています。その想いは僕たちのような大人だけでなく、小さな子供たちにも伝わったように感じます。

亀のいる沼

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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夢の続き

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

中学生や高校生つまり青春時代の頃、寝ている時に夢を見ていて、あともう少しのいいところで目が覚めてしまったことは誰もが経験したことだと思います。こんな時、夢の続きが見たくて直ぐに目を閉じても中々眠れず、仮に眠れたとしても夢の続きは見れないものです。

こうなると目覚めてからもすぐに起き上がらずに、天井を見上げながら

「またこんな夢みたいな~」

と余韻に浸る、お恥ずかしながら僕はこんな思春期を過ごしていました。

寝ている時に見る夢の内容は本当に不思議なものだと感じます。自分では考えてもいないような夢を突然みたり、怖い夢をみたり、僕が青春時代に見た年頃男子には嬉しい夢を見たりします。見た後の心情もそれぞれで、

怖い夢ならば、

「夢でよかった」と安心しますし、

不思議な夢だと、

「何でこんな夢を見たんだろ?」と考えてしまいますし、

楽しい夢ならば、

「覚めないでほしい」と感じます。

今日は令和6年6月30日、松島くんの住み込み修行生活が終了する日です。今振り返ってみると松島君がいた1年半が僕には夢のような時間に思えます。

松島君は、令和5年の1月5日に中澤家に引越してきました。

松島君が中澤建設の修行を始めたきっかけは、大学を卒業して実家のお父さんが経営される松島匠建

に就職し1年半が過ぎた頃に、

「もっと他の工務店の仕事を見てみたい」

と思ったことからです。そんな想いを日頃よりお世話になっている建材流通業の方に相談し、候補としてあげていただいたのが中澤建設ということです。

お話をいただいた時は2~3週間ほど働きながら勉強させて欲しいということでしたが、僕はお断りさせていただきました。理由は松島くんがしている事が学生の勉強ではなく”仕事”だからです。2~3週間で覚えられるほど簡単なことではありませんし、やったとしても意味がない時間になってしまうと感じました。

お断りをした代わりに僕から、実家を離れて3年間の修行に来ることを提案させていただきました。この提案を予想もしてなかったと思いますし、とても悩まれたと思います。僕だって自分で言っておきながら自分の言葉に驚きました。

今まで若者育成を出来たこともないのに、会社にも妻にも相談をせず、よくそんな大それた事を言えたと思います。僕も親方のもと5年間の修行をさせていただきました。その経験があったからこそ、松島君に修行が必要だと感じたのです。

話し合いを重ね、松島君の修行が大工になる為ではないということでしたので、まずは最低1年ということで修行がスタートしました。そして1年が経過する昨年末に

「あと半年間お願いしたいです」

とお話があり、半年延長したことで本日を迎えることになったということです。

1年半、松島家の大切な跡取りをご両親からお預かりして、同じ屋根の下で寝て、同じご飯を食べて、一緒に生活をしてきました。そこには中澤家のリアルな日常があり、住み込み生活は大変なことだったと思います。おしどり夫婦の僕と妻だって険悪な雰囲気になることだってあります。試験勉強をしていても遊んで欲しい子供はおかまいなしです。家族が多い分だけ気を使い、肩身の狭い想いをしたと思いますが、文句も言わず逃げ出さずによく過ごし抜いたと思います。

仕事に関しては失礼を承知で素直に感じていることを書きます。ハッキリ言って仕事はまだまだです。それは当たり前のことなんです。大学を卒業して、松島匠建さんに1年半、中澤建設に1年半、まだ3年しか経過していないんです。僕なんて、修行を始めて3年目なんて、修行先の会社にとってなんの役にも立たない、ただのお荷物でした。

僕と一緒にしてほしくないと思いますが、3年目なんて誰だって仕事ができる訳がありません。若くして一級建築士に合格したことは本当にすごいことですが、まだまだこれから学ぶことが必要な27歳の若者なんです。

「修行に行ったのに、、、一級建築士なのに、、、こんなことも知らないの?」

と思われることがあるかもしれませんが、それは僕の責任です。業務の予定などが変更したことで、僕が想像していたよりも現場経験をさせてあげられませんでした。本当はもっともっと現場を見せてあげたかった。

だから松島君に関わりのある皆さんにお願いです。

今の松島君には知らなければいけないことがまだまだたくさんあります。なので、

「こんなことも知らない」と思わずに小さな事でも教えてあげてほしいと思います。

ここからは、松島君にメッセージです。

修行は大変だったと思うけど、本当に大変なのはこれからだと思います。さとちゃんはいつか自分がかっこいい存在になりたいと思っているけど、そのかっこいい存在は、お客様の幸せとお客様の命と松島匠建の未来を背負っていく存在でなければいけません。今のさとちゃんには、それほど重たいものを背負うことはできません。

じぁあどうすれば良いかと言えば、自分の意思で先輩工務店さんやお父さんから建築を学び続けるしかありません。綺麗さなんていらないから

現場の誰よりも汗をかいて、恥ずかしいことなんてないから恥をしのんでわからないことは聞けばいいんです。ズボンが擦り切れるくらい地面に膝をついていると新しい発見があります。這いつくばって埃だらけにならないと見えない世界が現場にはいくらでもあります。そんな松島君の姿を見てかっこいいと思ってくれる人が松島君の仲間になる人達だと思います。

そして、今は何でも挑戦するしかないと思います。失敗を想像したり、上手くいくか考えていると自然と壁が低くなって失敗しない道を選んでしまう。これでは真の挑戦にはならないと思います。とにかくやってみて、失敗したとしてもその先に大きな成長が待っています。だから失敗なんて考えないで、挑戦してほしいと思います。

それから学びと成長の影には必ず協力してくれている人がいることを忘れないでほしいです。1人でできることなんて何1つもないのだから、自分1人でできたと思わずにどんな時も感謝の気持ちを忘れないことが大切です。

これが修行の最後に伝えたかったことです。今日という日が近づくにつれて、来週からさとちゃんいないんだなと寂しかったのが本音です。そして、さとちゃんのことが心配で仕方ないのも本音です。

でも昨日話をしていて、今のさとちゃんなら大丈夫だと確信をしました。修行した日々はさとちゃんの身体に染み込んでいるはずだから、振り返えらずに真っ直ぐ進んでほしいと思っています。

最後にさとちゃん、中澤家に来てくれて、中澤建設を選んでくれて本当にありがとう。

それぞれの熱量

こんばんわ!

中澤やすゆきです!

僕は地元倉渕商工会青年部に属しています。地元の先輩にお誘いいただき入部をしてから今年で12年、地域のお祭りに参加したり、群馬県の青年部の方々と交流したりと様々な活動をしてきました。その中でこれからも大切にしていきたいと思っているのが”絆感謝運動”です。

この活動は、青年部として地域貢献出来ることを考えて行動し、地域と青年部そして青年部員同士の絆を深めるものだと僕は解釈しています。僕が青年部に入った年は河川敷の草刈りを行い、昨年は地元こども園の屋根掃除や出入り口のスロープの修繕などを行いました。

コロナ禍で学校イベントが行えない時期は、倉渕の子どもたちの笑顔を少しでも増やせるようにと普段の給食に牛肉をご用意させていただいた”青年部ワクワクランチ”も絆感謝運動です。

これは倉渕だけで行っている訳ではありません。6月10日が「商工会の日」になっており、この日の前後3週間を目安に全国の商工会青年部員さんが様々な活動を行っています。そして今年の絆感謝運動も先日行うことができました。

今年は、倉渕町で人気の遊び場であるせせらぎ公園

https://www.city.takasaki.gunma.jp/page/22515.html

近くの河川敷の草刈りと吊り橋のコケ取りです。何を行うかを会議で決めている際に、僕のような年上がいることもあり、普段は遠慮して意見を出せない若手部員から、

「吊り橋にコケが結構あって、子供が足を滑らせて危ないと思うんです。」

と意見がでました。

あまり目に付く場所でもないので、「よく知っているなぁ」と思い話を聞くと、土木工事をする際に現地確認で近くを通り気になったとのことでした。その状況を目撃したのがもし僕だったら、

「コケがあるんだ」と見るだけかもしれません。それどころか目に入っても何も感じないかもしれません。だけど、若手部員さんはそのことに気付き子供にとって危ないと感じたのです。

青年部は様々な業種の様々なタイプのメンバーがいます。そうなれば感性もイロトリドリなので意見を出し合えば自分1人では思いつかないようなアイデアが生まれます。これが商工会青年部の良さであり、繋がりを持つ意義なのだと感じます。

この意見には全員一致で大賛成となり先日作業を行いました。集合時間は午後3時、1年で1番昼間が長い季節の為夕方までしっかり仕事ができます。そして部員は30~45歳で今まさに働き盛りの若手です。働く場所が倉渕町内の部員ばかりではありませんので、みんな仕事を切り上げて集まりました。

この場所に来ないで仕事をすれば、お金は稼げますし仕事も進みます。でもみんなが選んだのはお金にもならない、仕事にもならない時間です。

「なぜそんなことをするのか?」

一緒にやる仲間の為、そして地域の為だからです。

青年部と言えばお酒もたくさん呑みます。やっとの思いで帰宅して、着替えることも出来ずに朝まで寝ている時の前日は大概青年部の集まりがあった時です。でも、そんなお酒が楽しみなだけの集まりなら僕は青年部を続けていられませんし、妻も背中を押してくれないと思います。

1人ではなくみんなで力を合わせ、仲間と一緒に地域を想った活動をできるから続けていられるのだと思いますし、これこそが絆感謝運動であり商工会青年部の在り方だと僕は思っています。

先日は自立循環型住宅研究会関東ゼミ、2024年の第1回「空調の基礎を極める講座(基礎編)」に参加させていただきました。こちらの勉強会は中澤建設が高気密高断熱の家づくりをする上でとても大切な学びになりますので、お誘いいただいてから必ず参加をさせていただいております。

今回も講師の森こうすけさんに空気の中の水蒸気の量である”湿度”と空気が持つエネルギーの量である”比エンタルピー”について教えていただきました。

空気線図にある線と数字、様々な単位と向き合いながらの講義に身構えてしまいそうですが、森さんは自分のようなタイプにもわかるように例を使いながらわかりやすく丁寧に教えてくださいます。その為、少しずつではありますが前回よりも空気の世界が理解出来てきた感覚があります。

考えてみれば、森さんが丁寧に教えてくださることで、自分にとってお客様に対して空気の説明をする時に、きちんとした理由をお伝えする為の学びにもなることを感じます。

学んだ熱量が冷めないうちにと、翌日の仕事終わりの夜に中澤建設で修行中の松島君と講義の中で残した課題と復習を行いました。すると講義の中では疑問に感じなかったことや新たな疑問が生まれてきます。

「これはどうですか?」

「これはこのことを言っているのでは?」

と意見を交わす中で松島君が1つの仮説をたてました。その仮説は面白く、確かにそうかもしれないけど1つの数字だけ根拠がないことに気付きます。

「よし、森さんに聞いてみよう」

ということで、今松島君が森さんに質問をさせていただいております。

先月で42歳になった訳ですが、この歳になって学ぶことに面白さを感じております。これも、学ぶことができる環境をつくっていただいているお陰様だからですし、楽しめるように教えてもらえているからですので本当に有難く感じております。

夜の復習が終わり、片付けている時に

「今、めっちゃ面白いです」

と言っていた松島くんの表情は僕が見たことのない顔つきでした。修行生活も残すところあと1週間になったところで、松島君のエネルギー量が少しずつ上がり始めております。

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中澤建設は群馬県高崎市で高気密高断熱、許容応力度計算による耐震等級3を基本に、新築、リフォーム、リノベーション、店舗等をトータルで設計施工しています。山に囲まれた倉渕町で自然乾燥木材を使った地球環境に優しい安心安全な家づくりをしている創業50年の大工工務店です。

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